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グリーンカーテンの効果と作り方。涼しくて目にも優しい!

Date:2017.07.12

今年も暑い夏がやってきます。年々高くなっていく最高気温。天気予報でも連日「熱中症に注意」と呼びかけ、油断すると暑さが命を脅かす、そんな時代になりました。

ついついクーラーをフル稼働させてしまいがちですが、電気代もかかるし、環境にも優しくありません。使い過ぎると体にも良くないしできれば控えたいもの。

そこで!植物の力を取り入れた自然のクーラー・グリーンカーテンをおすすめしたいと思います。グリーンカーテンは窓を蔓状の植物で覆って暑さを遮るというもの。

と書くとなんだか用意するの大変そう…と思われるかも知れませんが、意外と早く出来てワンシーズンで撤去することも可能なんです。

グリーンカーテンおすすめの理由と作り方をご紹介します。あなたも地球に優しい自然のクーラー、始めてみませんか?

グリーンカーテンってどんなもの?どうして涼しくなるの?

グリーンカーテンは、窓際にネットを張りそこに蔓状の植物を這わせてカーテンのように窓を覆うというものです。グリーンカーテンにより部屋が涼しくなるのは、「遮蔽作用」と「蒸散作用」によるもの。

窓一面に伸びた植物の葉が日光を遮る事で室内の気温上昇を抑制(遮蔽作用)。そして、植物の葉から水分が発散する事により周囲の気温を下げる効果があります(蒸散作用)。

植物の間を通り抜け、水分を含んだ風が部屋に吹き込む事で部屋の中も涼しくしてくれるのです。

グリーンカーテンを併用する事によってエアコンの稼働を減らせば省エネにもなりますし、CO2排出の抑制にも繋がります。

コンクリートの壁が日中熱を蓄え夜間にそれを放出する「ヒートアイランド現象」による気温上昇を緩和する効果もあり、グリーンカーテンを推奨している自治体もあります。グリーンカーテンは地球にも優しい取り組みなのです。

また、光に透けた葉の色は視覚的にも涼しさを感じさせますし、花が咲いたり、実が成ったりという楽しみもありますよ。

初めてでも出来る!グリーンカーテンの作り方

それでは、実際にグリーンカーテンを作る方法を見ていきましょう。グリーンカーテンに使用する蔓性の植物は比較的育てやすいものが多いので、ガーデニング初心者の方でも大丈夫ですよ。

夏に間に合わせるには?植えるタイミング

夏に窓を覆う位のグリーンカーテンを完成させるには、いつまでに植えればいいのでしょう?

グリーンカーテンに使用する蔓性植物は割と早く成長します。種から植える場合は5月頃、苗から育てるのであれば6月半ば頃が目安です。

何を植えればいい?グリーンカーテンに適した植物

グリーンカーテンを作るにはどんな植物が適しているのでしょう?ここでは初心者でも育てやすく成長も早い、グリーンカーテンに適した植物をご紹介します。

ゴーヤ
苦瓜、ツルレイシとも呼ばれる植物。ウリ科ツルレイシ属の一年草です。
果実はビタミンCを多く含み、独特の苦みが特徴。食欲を増進し夏バテを防止する効果もあります。
生育が良く乾燥に強いため、グリーンカーテンには適しています。
ヘチマ
熱帯原産のウリ科の一年草です。夏の終わりから初秋に黄色い花を咲かせます。葉が大きいのが特徴です。
果実は若いものは食べることができ、熟れたものは天然のタワシとして利用できます。
西洋アサガオ
アサガオなら育てたことある!という方も多いと思います。小学校の理科の学習で育てたりしますよね。
ソライロアサガオとも呼ばれる西洋アサガオは、美しい水色の花を咲かせます。開花時期は意外と長く、11月頃まで花を楽しむ事が出来ます。
ユウガオ
インド・北アフリカ原産のウリ科の一年草。夕暮れから夜明けにかけて良い香りのする白い花を咲かせます。
1本の苗から3~4個の実を収穫でき、漬物やかんぴょうにして食べる事ができます。

グリーンカーテンに必要なものを揃えよう!

どの植物を育てるか決まったら、必要なものを買いに行きましょう!ホームセンターや園芸店などで買い揃える事が出来ますよ。

種もしくは苗
苗の方が栽培期間が短く、育てる手間もかかりませんが種よりも高価で種類が少ない為、欲しい苗が見つからない場合もあります。
一方、種は種類が豊富で欲しいものが見つけやすいのですが、種からの栽培は苗よりも多少手間がかかります。
プランター
グリーンカーテン作りには沢山の土が必要です。たっぷり土が入るものを選びましょう。
容量が大きく、深さのあるものが適しています。
鉢底石
プランターに土だけ入れると水はけが悪く、植物の根が腐ってしまいます。
不要な水分は流れ出るよう、プランターの底に鉢底石を入れます。
用土
土は数種類を配合し、植物の栽培に適した酸性度に調整する必要があります。
あらかじめ酸性度が調整された、園芸用の「培養土」は配合の必要がなくおすすめです。
グリーンカーテン用の培養土がありますが野菜用のものでもOK。
肥料
はじめに植物を植える際に土に混ぜる「元肥」と植物が育ち花や実が付いたら与える「追肥」があります。必要な肥料は植物により異なります。
ネット・支柱
植物の蔓を這わせる為にネットを使用します。編み目の大きさが10cm程度の園芸用ネットを選びましょう。グリーンカーテン専用のものも販売されています。
ネットのたるみを防ぐため、支柱を使用します。

その他、スコップ、水やり用のジョーロ、必要に応じてネットと支柱を固定する為のひもや針金・結束バンド等を用意しましょう。

いよいよカーテン作り!植物を植えてネットを張ろう

用意が出来たら、植物を植え、ネットを張ってカーテンを作っていきましょう。

植物の種類により詳しい栽培方法は異なりますが、此処では基本的な植え方・育て方を説明します。

植物を植える
まず、プランターの底に鉢底石を入れます。量はプランターの深さの1/3程度。その上にプランターの縁から2cm下辺りまで用土を入れます。
種から育てる場合は種の袋に書かれている説明書きに従って種まきを行います。
苗を植える場合は土に苗が入る程度の穴を作ります。ポットから苗を取り出し、土に植え付けます。苗を植えたらたっぷりと水を与えましょう。
ネットを設置する
ネットはたるまないようにしっかりと張りましょう。物干ざおやベランダのフェンス等を利用すると手軽にネットを張れるうえ、しっかりと固定出来ます。必要に応じて支柱を使用します。
地面から約70°の角度でネットを設置し、そのすぐ内側にプランターを置きます。
どうしてもネットの下部を固定する場所が無い場合は、プランターの下にネットを巻き込んで、プランターの重さでネットを固定するという方法もあります。
水やりとネットへの誘引
植えたばかりの頃は水をやり過ぎると根が腐ってしまいますので、土の表面が乾いたら水をやる程度にします。本葉が出て来たら毎日1回水を与えましょう。
成長し水分の蒸散が活発になると、植物は沢山の水を必要とします。くれぐれも水やりを忘れないよう気をつけて下さい。
真夏の暑い時期は様子を見て、葉がしおれて元気がないようであれば朝晩2回水を与えるといいでしょう。
旅行などで数日家を空ける場合も自動灌水器を使うなどして水を絶やさないように。
蔓が伸びてきたらネットに絡ませるように誘導してやると、あとは自然に上へと伸びていきます。
追肥と摘芯
初めに土に混ぜた元肥の養分は、植物が成長するに従って足りなくなってきます。
この為液肥や錠剤、顆粒タイプの肥料で追肥をします。必要な肥料の種類や追肥のタイミングは植物により異なります。
また、沢山蔓を伸ばし葉を増やす為に、伸びてきた蔓を途中で切る「摘芯(てきしん)」を行いますが、これもタイミングは植物により異なり、また必要が無い場合もあります。
それぞれの植物の育て方をよく確認し、適切な追肥・摘芯を行いましょう。
病気・害虫対策
グリーンカーテンに使用する植物は比較的病気や害虫に強いですが、うどんこ病、べと病などのカビが原因の病気を避ける為、日当り、風通しを良くしましょう。
また、アブラムシ・ハダニ・アオムシ等にも注意。病気・害虫には必要に応じて薬剤を散布します。

以上の点に注意して育てる事で、約1~2ヶ月で立派なグリーンカーテンが出来上がります。

夏が終わったらグリーンカーテンを片付けよう

夏が過ぎ、花の時期・収穫の時期も終わったら役目を終えたグリーンカーテンを撤去しましょう。

ネット一面に繁った植物の蔓を取り除くのはなかなか大変です。まず株の根本から茎を切断し、そのまま数日放っておくとネットに伸びた蔓は枯れ、茶色くなって乾いてきます。

乾涸びた状態になると簡単にネットから取り除く事ができます。綺麗に植物を取り除いたネットは支柱は翌年また使用できます。

土は他の植物を植えて楽しむ事が出来ますが、グリーンカーテンに使用するウリ科の植物は、同じ土で翌年も栽培すると病気にかかりやすくなったり発育不良を起こしやすくなります。(これを連作障害と言います)

翌年またグリーンカーテンを作る時には土を入れ替えることをおすすめします。

グリーンカーテンを育てる時の注意点

メリットが沢山あるグリーンカーテンですが、育てるにあたり気をつけなければならない事が幾つかあります。

強風・台風に注意
強風が吹いても飛ばされないよう、ネットはしっかりと固定しておきましょう。特に台風が来る前は念入りにチェックを。
ブランターがひっくり返ったりしないよう、ブロックなどで固定すると良いでしょう。
ベランダで育てる時は
ベランダでグリーンカーテンを育てる場合は、水やりの際下の階や地上に水が落ちないよう注意が必要です。
特にマンションなど集合住宅の場合は、階下の人の迷惑にならないように。
また、避難経路を塞いだり、避難用設備の使用の邪魔にならないよう設置する時は気をつけて。
枯れ葉はこまめに片付けて
枯れ落ちた葉っぱが周囲に散乱していると、ご近所さんの迷惑になります。
また、枯れ葉や蔓がベランダの排水溝や樋を詰まらせてしまう事もありますので、こまめに掃除をするように心がけましょう。
室外機の周りは避けよう
エアコンの室外機の側はグリーンカーテンの設置には適していません。
室外機から出る熱風が植物の発育を阻害したり、火災の原因になる可能性もあり危険です。
室外機の側は避けて設置するようにしましょう。

上手に育てて夏を涼しく乗り切ろう!

いかがでしたか?グリーンカーテンに使用する植物は育てやすいものが多いですので、ガーデニング初心者さんでも気軽に始められると思います。

とは言え、始める時は育て方をよく確認し、また、ご近所さんの迷惑になる事がないよう最低限の気配りは忘れないようにしましょう。

そして自然のクーラーで快適に夏をお過ごし下さいね。

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