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風邪を引いたときの肌荒れ対策。予防するためにすべきこと

Date:2018.04.11

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風邪を引いたときの肌荒れ対策。予防するためにすべきこと|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/hadaresukyu-7809/

風邪を引くと、体調の悪さにあわせて肌の調子まで悪くなってしまうことがありますよね。

メイクもノリが悪くなるし、肌がかゆくなったりヒリヒリしたり、すぐにでも改善したい!と思うでしょう。

風邪を引いた時の肌荒れをすぐに改善し、また、肌荒れを起こさないための予防対策についてお話しします。


風邪を引くとなぜ肌荒れが起こるの?その3つの原因

風邪を引いた時に肌荒れが起こりやすくなる原因としては、主に3つ考えられます。

  • 免疫力の低下
  • 身体の栄養不足
  • スキンケアがきちんとできない

風邪を引いているということは免疫力が低下しているので、それに伴って肌のバリア機能も低下してしまうんです。

普段は乾燥肌ではない人も肌がカサカサ、ぼろぼろになってしまうことがありますね。

また、熱が出ていたりすると、だるくてご飯を食べる気にもならないですし、場合によってはお風呂にも入れなくてどうしても不衛生になりがちです。

これらが原因となって肌荒れしてしまうのです。

風邪を引いたときはとにかく優しいスキンケアを心がける

風邪で肌荒れしているときは、普段より肌が敏感で弱くなっています。だからこそ、優しく丁寧なスキンケアをしていくことがとても大切です。

クレンジング、洗顔は必ずすること

風邪を引いているときはとにかく休むことが大事なので、まずは寝る。しかし、寝る前に顔だけは洗ってください。

メイクをしているときはもちろん、していなくても肌には様々な汚れがついています。

それを落とさずに寝ることは、肌にゴミをつけたままでいることになるので、ただでさえ弱っている肌をさらに傷めてしまいます。

ですから、

  • メイクは落とす
  • 洗顔はする

これだけは辛くてもきちんとやって欲しいです。

肌が弱っているので、決してゴシゴシこすらないということも心がけてください。

風邪でも仕事には行かないといけないですよね。そんな時は、少しでもクレンジングや洗顔の負担を減らすために、メイクは軽めにしておきましょう。

ミネラルファンデーションなど石けんだけで落とせるものがおススメです。

敏感肌用の優しいスキンケア

肌が弱っているときは、化粧品は敏感肌の人でも使える優しいものにしてみてください。

洗浄力が優しく、美容成分も少なめの、肌に刺激が少ないものを使います。

そして、化粧品をつけるときはコットンではなくて、手で優しく。こすらずにつけましょう。

ハンドプレスで丁寧に馴染ませるようにして塗っていきます。とにかく肌を優しく扱うことが大事です。

パックやピーリングはしない

肌が敏感になっている時はスペシャルケアは少しお休みをしましょう。顔を剃るなどの肌に刺激を与えるケアもやめておきます。

  • ピーリング
  • スクラブ洗顔
  • パック

などは、いつもは問題なくても風邪のときはお休みした方がいいですね。

保湿をして肌のバリア機能を高める

風邪のときは普段よりも肌が乾燥してしまっています。

乾燥対策が重要になってきますが、たくさんの美容成分が入ったものを使うと、それがかえって肌には負担になります。

化粧水を丁寧に重ねづけし、その後は乳液かクリームで蓋をする。このシンプルなスキンケアで十分ですが、大事なのはタイミング。

洗顔してから時間をおいてしまうと肌がどんどん乾燥してしまいます。

洗顔後はまだ肌が湿っているうちに、2〜3分以内に化粧水を塗り、それが蒸発しないようにすぐにクリームなどで蓋をします。

スキンケアを早くするだけでも保湿効果が高まりますので、顔を洗ったら間髪おかずにすぐに保湿してください。

枕にはタオルを敷こう

ちょっとした工夫で肌の摩擦を減らし、肌を元の状態に戻していくことが出来ます。

枕には柔らかい、肌触りのいいタオルを敷いてみてください。普通の枕カバーよりも肌への当たりが柔らかいので、寝ている間も肌を傷めません。

身体の内側からもケア!肌荒れを改善する食べ物&飲み物

肌の改善には身体の内側からケアする方法も欠かせません。

風邪を引いているときは早く治すためにも十分栄養を摂ることが大切ですが、身体が回復するために必要な栄養素は風邪の治療でどんどん使われてしまいます。

お肌に回る栄養が少なくなってしまうので、いつもに増して肌にいい栄養素を摂る必要があるんです。

水分をしっかり摂る

身体が水分不足になっていることも肌の乾燥を助長させてしまいます。ですから、いつもよりも意識して水分を摂るようにしてください。

水は一度に飲むのではなく、こまめに飲む方が効果的です。

コーヒーなどカフェインの入ったものや冷たいものではなく、常温以上のノンカフェインの飲み物がいいですね。

おススメは白湯です。

身体の中から温まりますし、デトックス効果もあって、老廃物を早めに排出してくれます。

ビタミンCで免疫力アップ

ビタミンCは本当に女性に欠かせない栄養素ですね。免疫力を回復させるためにも必要ですし、お肌のためにも必要です。

ビタミンCはコラーゲン生成に関わるビタミンですが、風邪を引いていると身体の回復のために使われてしまうので、お肌まで回ってきません。

ですから、いつもに増して摂る必要があるのです。

果物などから摂りたいですが、食欲がない時はサプリメントでも十分です。

ビタミンCをたっぷり摂ると風邪の治りも早くなりますから、積極的に摂ってくださいね。

ハーブティーで肌荒れを改善

ハーブティーにもお肌に働きかけるものがあります。それが、カレンデュラのハーブティーです。

マリーゴールドの花のお茶ですが、観賞用のものと区別するために、ハーブティーではカレンデュラと呼ばれています。

オレンジ色の花びらをお湯で煮出して飲みますが、この色が肌にいい秘密。カロテノイドやフラボノイドがたっぷり含まれていて、お肌の修復を早めてくれるんです。

ちなみにこのカレンデュラの花びらをオイルに漬け込んだ浸出油は、肌荒れ用のスキンケアクリームなどのよく使われています。

植物の力を借りて、身体の内側からもスキンケアをしていきましょう。

日常生活の中で肌荒れを防ぐために出来ること

スキンケアや食べ物以外にも、肌荒れを防ぐ方法があります。日常生活の中でちょっと気をつけてみてください。

睡眠をしっかり取ること

お肌の回復を早くするためには、質の良い睡眠が欠かせません。もちろん風邪の回復にもたっぷり寝ることは大事ですよね。

風邪を引いていること自体がストレスですし、体調が悪い時には自律神経のバランスも乱れています。

それが肌荒れを助長させてしまうので、しっかり眠って疲れを取り、肌の回復も早めましょう。

風邪で寝込んでいると寝すぎて眠れないということもあるかもしれないですが、それでも横になって身体は休めて下さい。

決して夜更かしはしないように、その日のうちには寝るようにしてくださいね。

部屋を乾燥させないこと

空気が乾燥していると肌も乾燥しやすくなってしまいます。

加湿器を使うなどして、部屋の湿度は50%前後に保つようにしてみてください。

加湿器がなければ、

  • 湯船にお湯を入れたままにして浴室のドアを開けておく
  • 洗濯物を部屋干しにする
  • コップにお湯を入れてテーブルに置いておく

など、湿度を高める工夫をしてみてください。

仕事中は制限があると思いますが、紙が水を吸い上げるような、デスクに置いておけるタイプの加湿器などを利用してみましょう。

マスクは肌触りのいいものを選ぶ

冬から春にかけては花粉症や感染症予防のために特にマスクは欠かせないですね。しかしこのマスクが、肌荒れの原因になってしまう可能性があります。

風邪の時は1日中マスクをしていることが多いと思いますが、できるだけ肌触りのいい、肌にやさしい素材で出来たマスクを選んでください。

不織布タイプのマスクは手で触ってもザラザラしていると思うのですが、これは肌にはあまり良くありません。

最近では使い捨てではない、肌にやさしいガーゼで出来ているものもあります。こういったマスクも利用してみるといいでしょう。

風邪薬は用法、用量を守ること

風邪薬の飲み方は必ずしも食後ではありません。漢方などは空腹時に飲む「食間」というのもあります。

飲むタイミングを間違えると、薬が効かないばかりか、胃腸が荒れるなど副作用が出る可能性がありますね。

また、風邪薬は水かぬるま湯で飲むのが基本。

ジュースやコーヒーで飲むなど、他の飲み物で飲んでしまうと、その飲み物に含まれる成分と反応して副作用が起きる場合もあります。

それがかゆみなどの肌トラブルを起こす可能性があるので、薬は用法用量を守って正しく飲むことが大事です。

風邪かなと思ったら早めの対処が大事!

風邪は本格的に引いてしまうと色々面倒です。ですから、「もしかして風邪かな?」と感じ取ることが大事ですね。

少し疲れているかな、何となく不調を感じるという時は、お肌にも変化が出ていることが多いものです。

なぜか今日は化粧のノリが悪いな、そういえば睡眠不足で疲れているかな、などの身体や肌の変化をいち早く感じ取ること。

そうすれば、風邪もひどくならないし、肌荒れも最小限で済みます。

肌は内臓の鏡であり、体調がはっきり出る「臓器」です。体調不良で肌荒れを感じたら、早めに対処しましょう。早めにケアしてあげれば、回復も早くなります。

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風邪を引いたときの肌荒れ対策。予防するためにすべきこと|【女性の美学】
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ライター:奈南有花

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