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母の日の由来とは?国ごとに違う由来やカーネーションを贈る意味

Date:2017.04.21

もうすぐ「母の日」がやって来ますね!どんな人にでも関わる機会がある母の日ですが、もともとはどういった由来で母の日が行われるようになったのかは知っていますか?

母の日の由来とされている出来事は様々ありますが、どれも知っておくことで母の日の大切さや自分の母親への感謝の気持ちがぐっと深まります。

この記事では、母の日の由来についてご紹介します。母の日への理解が深まることで、プレゼント選びのヒントにもなりますよ!


母の日の由来は全国で違う。母の日を広めた国ごとのエピソード

母の日の由来は世界各国によって様々あります。まずは母の日の由来となる出来事を国別に見ていきましょう。

イギリス…年に一度子どもが母親と会える日

イギリスで母の日が広まったのは17世紀頃のことで、春分を基点にして復活祭(イースター)の日が計算されていました。

復活祭の40日前の日曜日には「Mothering Sunday」と呼ばれる日が制定されていて、奉公に出ていた子どもが一年に一度だけ家に帰って母親と過ごしたり、教会で母親と面会をするイベントが行われていました。

イギリスでは、この「Mothering Sunday」をきっかけに母の日が広まっていきました。

アメリカ…娘からの亡くなった母への思い

アメリカでの母の日の由来となるストーリーは知名度が高く、日本はもちろん全国にも「母の日の由来」として語り継がれています。

アメリカで母の日のきっかけとなったのは、とある母と娘の絆でした。

南北戦争の最中だったアメリカでは、「Mother’s Work Days(母が仕事をする日)」と言って負傷した兵の衛生状態を改善するべく活動していたアン・ジャービスという女性がいました。

そのアンが亡くなった後、彼女の娘であるアンナが母親への敬愛と追悼の意を示すために、アンが教師をやっていた教会で白いカーネーションを贈りました。白いカーネーションは教会の記念会に参加した人たちに一輪ずつ配られました。

アンナの母を思う気持ちに感動や共感を覚えた人たちによって、母親への思いを忘れずに持ち続ける大切さを広めるためにつくられたのが「母の日」です。

それから母の日はアメリカでも大統領から記念日に制定され、5月の第2日曜日のイベントとして広まりました。

オーストラリア…”忘れられた母”への贈り物

オーストラリアでの母の日は、春ではなく秋に行われていました。また、贈るのはカーネーションではなく、菊の花やその他のプレゼントです。日本とは全然違った母の日ですね。

オーストラリアの母の日の由来となったのは、ジャネット・ヘイデンという女性がきっかけになっています。

ジャネットはニューイントンの老人ホームを訪れたとき、子どもたちから忘れられて孤独に過ごしている母親たちに出会います。

そんな”忘れられた母”たちを元気づけようとして、ジャネットは地元の人たちと協力して贈り物をしました。その中に当時(秋頃)に開花していた菊の花も混ざっていたことから、オーストラリアでは母の日に菊の花を贈る習慣が生まれました。

また、菊の花は「chrysanthemum(クリサンセマム)」という名前です。語尾の部分がちょうど母親の意味を表す「mum(マム)」という言葉になっていることも、母の日に菊を贈る由来になっているようです。

日本…アメリカの母の日が伝わってきた

日本での母の日は1913年頃に始まりました。その頃にはアメリカから広まった「母の日」がキリスト教会などでも行われていて、当時の青山学院教授のアレキサンダー女史の紹介から日本でも徐々に母の日が広まっていったのです。

そして大日本連合婦人会が結成された1931年に、皇后陛下の誕生日である3月6日を「母の日」としました。しかしこの3月の母の日は普及せず、アメリカに倣って5月の第2日曜日に母の日を行うのが一般化していきました。

その後はお菓子メーカーの森永製菓などを筆頭に、「母の日」のアピールが広まっていきます。

カーネーションの花を贈るのも、アメリカが由来です。

カーネーションを贈る理由と花弁の色による花言葉の違い

「母の日」が始まったばかりの頃は国や由来によって贈るものは様々でしたが、現在では多くの国で「赤いカーネーション」に統一されていますよね。

ここでは、どうして母の日には赤いカーネーションを贈るのか。また、カーネーションの意味などについてご紹介していきます。

アンナの母親が好きな花だった

母の日を多くの国に知らしめたきっかけは、やはりアメリカのアンナの行動です。アンナが母の日として教会に白いカーネーションを贈ったのは、彼女の母親がカーネーションを好きだったことが理由になっています。

しかし、アンナがカーネーションを贈った相手は”すでに亡くなった母親”でした。当然ながら、健全な母親を持つ子どもと亡くなった母親を持つ子どもとの間に差ができることは大きな問題になります。

このことから、「健全な母親には赤いカーネーションを、亡くなった母親には白いカーネーションを贈る」という差別化が定着していきました。

もちろん「赤でなければならない」という決まりはなく、現に最近ではピンクやオレンジのカーネーションを贈ることもあります。ただし白のカーネーションだけは故人に対して贈るものなので、健全な母親に贈るのはやめましょう。

花言葉は花弁の色によって違う

カーネーションが母の日に贈る花として定着しているのは、もちろんアンナの行動だけが理由ではありません。

カーネーションの花言葉自体が「女性の愛、感動、純粋な愛情」というもので、母の日に母親への感謝の気持ちを伝えるのにぴったりなのです。

また、カーネーションは花弁の色によって花言葉が若干変わってきます。自分の気持ちや母親への感謝に合わせて、毎年違う色のカーネーションを贈っても良いですね。

カーネーションの色による花言葉は次の通りです。

花言葉
母の愛、真実の愛、愛情
ピンク 温かい心、女性の愛、感謝、上品・気品
誇り、気品
オレンジ 純粋な愛情、清らかな慕情
永遠の幸福
亡き母を偲ぶ、尊敬

母親が健全であっても亡くなっていても、絶対に避けたいのが「軽蔑、失望」という花言葉を持つ黄色のカーネーションです。

母の日にカーネーションの花を贈ろうと思っている人は、ただ赤いカーネーションだけではなく、様々な色を混ぜてみると綺麗なプレゼントに仕上がりますね。

母の日の由来は商業戦略ではない!感謝を伝えることが大切

どの国でも母の日の由来となるエピソードには、「母親への感謝を忘れない・母親の存在を毎年しっかり思い出す」という強いメッセージが込められていますよね。

つまり、母の日は決して商業的な目的で行われるものではないということです。

母の日の本当の由来を知らない人の中には「花屋や菓子屋の商業戦略には乗らない!」といって母の日に何もしない人もいますが、母の日はもともと商業戦略のために制定されたものではないことを知っておいてください。

全国に「母の日」を広めた大きなきっかけのアンナ・ジャービスは、母の日が広まることに対しては喜んでいました。しかしそのうち花屋が母の日にカーネーションの値上げをするなど、母の日が社会的に商業利用され始めたことに対して怒りを抱きました。

実際にアンナは母の日の行事を取り下げるよう裁判を起こしましたが、結局敗訴してしまいます。彼女は自分の手で母の日を商業化させてしまったことを悔やんでいました。

最初は純粋な母親への感謝の気持ちから始まった母の日がいつの間にか商業的に利用されていくのは、確かに悔しいし不本意なことですよね。

今でこそ母の日の行事として「カーネーションを贈る」という行為は広まっていますが、これはあくまでもアンナが彼女の母親に対して行ったものです。

実際にはオーストラリアでは菊の花(日本では縁起が悪い)を贈る風習もありましたし、別にカーネーションではなくても”母親への感謝”を伝えられるものであれば母の日は花以外を贈っても問題ありません。

大切なのは気持ちであることを忘れないでください。

大人だからこそ母親への感謝を忘れずに毎年気持ちを伝えよう

大人になればなるほど、ほとんどのことが自分一人でできるようになるため母親への感謝の気持ちを忘れがちです。

しかしどんなに立派な大人であっても、必ず誰もが母親から生まれ、育てられています。

母の日の由来には様々な国の様々な出来事が起因していますが、どれにも共通して「感謝を忘れない」という目的がありました。

今年の母の日のプレゼント選びをするとき、ちょっとで良いので”お母さん”への素直な気持ちについて考えてみてください。

いくつになっても母親への感謝を胸に持ち続けて、一年に一度の母の日でその気持ちを受け取って貰いましょう。

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