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ヘアカラーアレルギーに注意!突然発症、使うたびに重症化も

Date:2016.01.23

shutterstock_171330008髪の色を変えたり、白髪を隠したり。ヘアカラーを使用したことがある女性は多いのではないでしょうか。

髪を染めるのに美容院で染めてもらう人もいれば、市販のヘアカラーを用いて自宅で染める人もいますが、どちらの場合も皮膚アレルギー試験(パッチテスト)は必要です。

「以前テストしたときに問題がなかったから」
「もう長い間、染料でかぶれたことがないから」
そんな風に思って、パッチテストをせずに染めている人も多いのではないでしょうか?

その考え方は危険です!ヘアカラーによるかぶれなどのアレルギー反応は、突然現れることがあります。パッチテストは「毎回」必要なのです。

「今まで大丈夫」でも大丈夫じゃない!ある日突然のかぶれ!

毎年、消費者庁には毛染めによる皮膚障害報告が数多く寄せられています。誰でも起きる可能性があるヘアカラーによる皮膚のトラブル。

昨日まで平気でも今日はダメかも!?
軽いかゆみだからとスルーしている人も、実は毛染めのアレルギーかも!?

今現在、普通に髪を染めている人も、他人事ではない話なのです。

沁みたり、かゆみを感じたことなし!でも油断は禁物

今まで何度もヘアカラーを使用したことがあり、沁みたり、かゆみを感じたことなど一度もないとしても安心はできません。花粉症などと一緒で、今までアレルギー反応を起こしたことがなくても、ある日突然発症するからです。

そして、一度でもアレルギー反応が出てしまうと、以降ずっとアレルギーは続くと言われています。使うたびに症状がひどくなる恐れもあるため、アレルギー反応が出た人はすぐにヘアカラーの使用をやめなければなりません。

「ちょっとかゆいだけ」と使い続けるのは危険!

「かぶれる」というほどではない軽いかゆみのみの症状でも、それが染めのたびに起きているならアレルギー反応の可能性があります。

ちょっとかゆいだけだからと使い続けていると、突然重いアレルギー症状が現れることもあります。

重篤な症状に発展する危険性もあるため、一度でもかぶれた人は以後「絶対に」ヘアカラーを使用しないようにと、日本ヘアカラー工業会は注意を呼び掛けています。

ヘアカラーはなぜ危険?アレルギーの原因とその症状

ヘアカラーリング製品はたくさんありますが、アレルギーによる皮膚疾患などで問題となっているものは、その中でもヘアカラー、ヘアダイ、白髪染め、おしゃれ染めなどの「酸化染毛剤」です。

  • 一回の使用でしっかり染まる
  • シャンプーしても色落ちしない
  • 色持ちが約2カ月持続

と、染毛力に優れているため、もっとも広く使用されているカラーリング剤です。

アレルギーの主な原因はジアミン系酸化染料

市販のヘアカラーにも、美容院でのカラーリングにも広く使用されているこの酸化染毛剤には、PPDA(パラフェニレンジアミン)などのジアミン系の薬剤が含まれています。

かぶれなどの皮膚疾患の主な原因は、このジアミンに対するアレルギー反応によるものなのです。

重篤な症状を引き起こすことも!ヘアカラーのアレルギー症状

アレルギーの症状としては、ヘアカラー後、

  • 頭皮がかゆい
  • 頭皮が腫れたり、ブツブツができる
  • 髪の生え際や額に湿疹ができる
  • 頭皮や顔、耳、首すじなどが赤くなる
  • まぶたや顔が腫れる

など、現れることがあります。

遅延型アレルギーの場合、カラーリングの直後には症状は現れず、時間を置いてから(48時間後あたりがピーク)症状がひどくなるため、ヘアカラーのアレルギーと気づかないことも多いようです。

気づかずにヘアカラーの使用を続ければ、顔がパンパンに腫れたり、頭皮から液がにじみ出てひどいかゆみに襲われたり、全身性の蕁麻疹が出たりと、重いアレルギー症状に発展する危険性があります。

ごくまれにですが、呼吸困難や血圧低下による意識障害などの大変危険な症状が現れることもあります。

ヘアカラーアレルギーの疑いがある人は皮膚科へ!

今現在、軽度のアレルギー症状であったとしても、放っておくと徐々に症状はひどくなっていきますし、突然重篤な症状に見舞われる危険もあります。かぶれや腫れが見られた場合はすぐに皮膚科での受診を。

副腎皮質ステロイド剤の外用、抗アレルギー剤の内服治療等、症状に合わせたお薬を出してもらえば、症状は次第におさまります。

皮膚科ではジアミンのパッチテストをしてもらえない?

ヘアカラーアレルギーは怖い!と聞いて、とりあえず自分にジアミン系アレルギーがあるかどうか、皮膚科で念のため調べてもらおうと考える人もいるかもしれません。

でも、実は、ジアミンのパッチテストを行う行為自体の問題点、

  • パッチテストを行うことにより、アレルギーを獲得してしまうリスクがあること
  • 腕の内側のテストでは反応がなくても、頭皮には反応が出てしまう場合があること
  • 度重なる染毛によるアレルギー獲得がほとんどであり、一度のパッチテストではあまり意味がないこと

などにより、医療機関ではジアミンのパッチテストは行わないようになってきているらしいです。

アレルギーのある人がパッチテストを行うと重症化の恐れもあるそうです。美容業界ではヘアカラー後に重篤な症状が現れないようと、都度のパッチテストを勧めているわけですが、医療機関の話を聞くと頻繁なパッチテストも心配になりますね。

元々アレルギー体質の人は、

  • 初めてヘアカラーを使用するとき
  • 前回、かゆみや赤みなど気になる症状が出たとき

など、必要最低限のパッチテストにした方がよいかもしれません。

ジアミン系アレルギーで白髪の人はどうすればいい?

パッチテストでアレルギー反応が出た場合、もしくは、実際に髪を染めてかぶれてしまった場合、ヘアカラーの今後の使用は控えなければなりません。

おしゃれ染めの人は染めなければよい話ですが、白髪染めの人は大変です!白髪のままでは外出できない!という人だっているでしょう。

では、ジアミン系酸化染料にアレルギーがある人が白髪を染めるには、どうすればよいのでしょうか。

ジアミン不使用の白髪染めヘアカラーを使用する!

ジアミン系の酸化染毛剤が使用できない人は、ジアミン不使用植物性染料配合の非酸化染毛剤を使ってみるという方法があります。酸化染毛剤ほどは色持ちしないものの、1カ月程度色持ちするものもあり、かぶれも少ないと言われています。

注意点としては、

  • 脱色の働きがないので、黒髪の部分の色を明るく染めることができない
  • ジアミン以外にアレルギーがある人など、かぶれる場合もある

近年一般の毛染め剤でかぶれる人が増えていることもあり、いろいろなメーカーから非酸化染毛剤(オハグロ式白髪染め)のヘアカラーが販売されています。
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「マロン マインドカラー」
http://www.marron-mind.jp/
「ナチュリエ ヘアカラー N」
http://www.acseine.co.jp/shop/pages/qa_2_8.aspx

など。

アクセーヌの「ナチュリエ ヘアカラー N」は皮膚科からの紹介を中心に販売している商品のため、オンラインや店頭での購入はできないようですが、電話で問い合わせた上で購入することは可能なようです。ただ、色は黒1色のみです。

ヘアカラートリートメントなど「染毛料」を使用する!

おしゃれ染め、白髪染めなどの染め剤は「染毛剤」(医薬部外品)ですが、ヘアカラートリートメントやヘアマニキュアなどは「染毛料」(化粧品)です。

髪の中から染める染毛剤とは異なり、髪の表面に着色する染毛料は染毛剤に比べて染毛力が弱く、シャンプーのたびに退色しますが、トリートメントタイプは継続使用することで自然な染め上がりになる上、髪も美しくなると好評です。

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「ルプルプ白髪用ヘアカラートリートメント」
www.626214.com/

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「利尻ヘアカラートリートメント」
http://www.sastty.com/

上記の2つが人気ですが、「美容室や他社の染料でのカラーリングやパーマを行った場合に、髪が緑色になる」というトラブルが多発しているようです。

上記トリートメント単独での使用の場合は問題ないようですが、パーマや他の染め液を使う場合は、2~3週間あけるなど注意が必要なようです。

「ケアテクト トリートメントリタッチ」という商品は、髪や頭皮にもやさしく、緑に変色もしにくいようです。
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「ケアテクト トリートメントリタッチ」
http://www.napla.co.jp/spec/caretect-treatment-retouch/

「ヘナは安全!」という思い込みは危険!

「ヘナ」は天然の染料だから髪にも頭皮にもよく、アレルギーも起こらないと思っている人もいるのではないでしょうか。

確かにヘナは天然の染料でそれ自体に問題はないのですが、ヘナのカラーリング剤にはアレルギーの原因となるPPDAなどの合成染料が含まれていることが多いのです。

ヘナだけで染めた場合、オレンジや褐色に染まるため、白髪を黒や茶に染めあげるために合成染料を加えているのです。黒く染まる、濃く染まるヘナカラーは、まず合成染料が入っていると思って間違いないでしょう。

ヘナ100%なら問題ありませんが、白髪が多い人がヘナだけで染めると髪が赤くなってしまうため、白髪染めとしての使用は難しいでしょう。

気になるかゆみがある人は、自己判断せず皮膚科へ

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ヘアカラーによるかぶれの多くはジアミン系の薬剤によるアレルギー反応によるものです。ただ、中には、薬剤の刺激そのものが原因の「刺激性接触皮膚炎」の人もいます。

この場合、アルカリの刺激や過酸化水素の反応時の刺激など、アレルギー反応には関係なくかゆみや痛みを感じることがあります。

髪の洗い過ぎ、洗浄力の高いシャンプーなどが原因で、頭皮のバリア機能が低下している人が多いのも、このような皮膚炎の増えている原因と考えられています。

ヘアカラーをするたびに、かゆみや気になる症状がある場合、それが刺激性のものなのかアレルギー性のものなのか、はたまた両方持ち合わせているのか、素人判断ではわからないこともあります。

また、女性の場合は生理中など肌が敏感なときにカラーリングすると、かぶれが起きやすいですし、頭皮の乾燥、肌荒れ具合によっても、状況は変わってきます。

とにかく、気になる症状が出たなら、一度皮膚科受診を。頭皮の状態や使用したカラーリング剤、気になる症状について詳しく説明した上で、指示を仰ぎましょう。

一番よいのは、症状が出ていなくても、予防として酸化染毛剤を使わないようにすること。アレルギー反応が出なくても、ジアミン系薬剤は体によくないという話もあります。髪にも頭皮にも体にもやさしいカラーリングを心がけたいですね。

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