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初詣のマナーは大丈夫?神社仏閣の選び方や正しい参拝の作法

Date:2016.12.26

shutterstock_505900501新年の初詣の予定はもう立ちましたか?

初詣は、これまで過ごした一年間に対する感謝の意を示したり、これから過ごす一年間の無事や平穏をお願いするための大切な行事です。

日本人なら誰もが習慣化している初詣だからこそ、「とりあえず行っておけば良いか」ぐらいの気持ちで神社やお寺を参拝していませんか?

実は初詣にもきちんとマナーがあって、もし間違った作法で参拝をしてしまうと神様や仏様に対して罰当たりになってしまいます。

一年を左右するかもしれない大切な行事ですから、失礼のないようなお参りを心がけたいものですよね。この記事では、素敵な一年を過ごすために知っておきたい初詣のマナーについてご紹介します。


初詣は過ごした一年への感謝と迎える新年の無事を祈願する行事

そもそも「初詣」が何なのかは知っていますか?

日本では昔「年籠り(としごもり)」と言われる行事があって、一家の当主である「家長」と呼ばれる人が大晦日の夜から元旦の朝にかけ地元の神社に籠って新年の無事を祈願していました。

大晦日の夜から籠るのは、過ごした一年への感謝の意味もあります。それが現代の初詣の由来になっています。

現代では当主などは関係なくみんなが初詣に行きますし、神社に限らずお寺など自由な神社仏閣に行っていますよね。形態は随分変わりましたが、そこに込められた意味はずっと変わらないままです。

今も昔も、初詣は過ごした一年への感謝と新年を無事で平穏に過ごすことが出来るように祈願するための行事です

また、大晦日の夜に神社やお寺に行ってそこで新年を迎えることは「二年参り」と言います。二年参りは過ごした一年に対する感謝と新年に対する祈願の両方を同時に行えるので、よりご利益があるとも言われています。

どこに行けばご利益がある?初詣に参拝する神社仏閣の選び方

初詣に行く神社やお寺はもう決めていますか?初詣の神社仏閣を選ぶのにも、実はマナーやルールが存在しているのです。

基本は地元の神社仏閣に参拝する

初詣で祈願する新年の無事や平穏は、自分の住んでいる地元の神様にお願いするのがマナーです。ですから、初詣に参拝する神社仏閣は地元にある場所にしましょう

神社やお寺には、それぞれ神様や仏様がお祀りされていますよね?もともと神社仏閣は、その土地に住んでいる人達がみんなで共通の神様や仏様をお祀りする場所です。

だからこそ、神様や仏様が祈願を聞いてそれを叶えてくれるのはその土地に住んでいる人が優先されます。

もし気合を入れて遠方の神社仏閣をお参りしても、その土地に住んでいなければあまりご利益は頂けません。

新年をより良い一年にしたいなら、優先してご利益を頂ける地元の神社仏閣を選びましょう。

喪中の初詣は神社ではなくお寺ならOK

もし親族にご不孝があった場合、年賀状が出せなくなりますよね?もちろん年賀状だけではありません。喪中は様々な行事に気を使うことになります。初詣も喪中によって制限される行事の一つです。

「喪中は初詣に行っても大丈夫なの?」と気になる人は多いですよね。結論から言うと、喪中の初詣はお寺なら行っても大丈夫です。

神社とお寺の違いは、神様をお祀りしているか仏様をお祀りしているかです。神社では「死=穢れ」という考えがありますが、お寺にはそれがありません。

よく「亡くなった人が仏様になる」という言葉がありますが、これもお寺が死を穢れとしないことに関係しています。

喪中や四十九日の期間であったとしても、お寺であれば初詣にお参りしてもマナー違反にはなりません。「喪中だから」と言って初詣を諦める必要はありませんよ!

都合がつかず三が日に行けない場合は?初詣に行くタイミング

社会人の人なら特にですが、初詣に行く日ってなかなか元旦に合わせられませんよね?1月1日でも関係なくお仕事が入っていたり、朝から遠方の親戚に顔を出しに行かなくてはならなかったり…。

でも「初詣」と聞くと、せめてお正月の三が日までにはお参りを済ませなくてはならないような気もします。

また、女性であれば生理中の参拝も気になるところですよね?

初詣のタイミングに関するマナーは次の通りです。

初詣に行くのは松の内の期間内

初詣に行くのは、もちろん元旦に行けるのならそれに越したことはありません。ですが、基本的には「松の内」と呼ばれる1月7日までの期間内に参拝するのがマナーです。

「松の内」というのは、門松や鏡餅などのお正月飾りを飾っておく期間のことです。ただし、この松の内の期間は地域の風習によって異なる場合もあります。

一般的な松の内は1月7日までですが、地域によっては1月15日や20日までといった意見もあります。

初詣は地元の神様や仏様に祈願する行事ですから、参拝に行く期間も地元の風習に従いましょう。

生理中の女性も参拝してOK

女性には避けられない生理ですが、これは昔「穢れ」として扱われていました。

当然ですが生理中の女性は身体から血を流します。この「血を流す」という状態そのものが穢れとして扱われていて、女性に限らず怪我をした男性も参拝に行くのを禁じられていました。

ですが、これはあくまでも昔の話。現代では、生理中であっても関係なく初詣に参拝してOKです!むしろ生理は女性の身体を保つ上でとっても大切な現象です。堂々と参拝しましょう。

ただし、人によっては親戚や他の人と参拝をするときに生理中の女性が参拝することを悪く言われることもあるかと思います。

こればかりは価値観の問題ですから、そういった人と一緒に参拝をする予定があれば事前に半紙にくるんだ塩を持っておきましょう。

生理を穢れとするのなら、それをお浄めするという意味で塩を携帯しておけば大丈夫です。

神様や仏様に対して失礼にならないための境内でのマナー

では、実際に神社やお寺に着いたらどのようにして参拝すれば良いのでしょうか?正しい参拝のマナーをご紹介します。

鳥居・山門の前で一礼する

人の家にお邪魔するとき、玄関で「お邪魔します」と言ってから中に入りますよね?それは神社仏閣でも一緒です。

神社仏閣にはそれぞれ、神社だと鳥居・お寺だと山門と呼ばれる入口があります。これから新年の無事をお願いしに行くわけですから、失礼があってはいけません。境内に入る前に入口で軽く一礼しましょう。

また、このとき一緒に衣服を整えると更に良いです。特に女性は振袖などかしこまった服を着る機会も多いかと思いますが、着物は着崩れしやすいですよね。

乱れた服装で神様や仏様の前に立つのはマナー違反になりますから、入口の前でしっかり確認しておきましょう。

参道は真ん中を通らず端を通る

鳥居や山門を抜けると参道に出ます。参道の真ん中は「正中」と言って、神様が通るとされています。そこを参拝者が歩くのは失礼になりますから、必ず右か左に寄って道の端っこを通るようにしましょう

真ん中さえ通らなければ左右のどちらを通ってもマナー違反にはなりませんが、「行きに右を、帰りに左を通って帰ると縁起が良い」という意見もあります。

手水舎で手と口を清める

神社でもお寺でも共通してあるのが「手水舎」と呼ばれる場所です。お賽銭箱の前で祈願をする前に、まずは手水舎で手と口を清めましょう。

手水舎での手と口の清め方

  1. 片手でひしゃくに水を汲み取り、もう片方の手に水をかけて清めます
  2. ひしゃくをもう片方の手に持ち替え、1とは逆の手を清めます
  3. ひしゃくに取った水を手のひらに受け、その水で口をすすぎます。
    ※ひしゃくに直接口をつけないように注意!
  4. 口をすすいだ方の手をもう一度水で清め、最後にひしゃくも清めます。ひしゃくを縦に立てて柄に水が伝うようにして清めましょう
  5. 清めたひしゃくを元の場所に戻します

手水舎には多くの人が訪れますから、口をすすいだ水を勢いよく吐き捨てたりしないなど、周囲の人の迷惑にならないような振る舞いを心がけましょう。ハンカチは必ず忘れずに!

お賽銭は今年のお願い賃ではなく昨年のお礼

お賽銭にはいくら投げますか?中には「金額が多ければ多いほどご利益がある」と認識している人もいますが、実際には金額は関係ありません。

そもそもお賽銭は、頂いた福に対する感謝やお礼とされています。ですから、初詣のときに投げるお賽銭は昨年に受けた福やご利益のお礼という意味が込められています。

お賽銭に投げる額は人それぞれです。自分が神様や仏様にお礼をしたいと思う分だけ納めましょう。

お賽銭では、「ご縁がありますように」という意味でよく五円玉が投げられています。五円玉は一枚だけではなく、何枚も投げることで次のような意味があります。

  • 15円(じゅうごえん)…「十分ご縁がありますように」
  • 25円(にじゅうごえん)…「二重にご縁がありますように」
  • 45円(しじゅうごえん)…「始終ご縁がありますように」

また、五円玉のような穴の開いた硬貨は「見通しが良い」という意味でもお賽銭によく選ばれています。

神社とお寺では参拝方法が違う

実際に参拝するのはお賽銭箱の前です。ただ、神社とお寺ではこの参拝のときのマナーが違ってきます。参拝の手順で有名な「二礼二拍手一礼」は神社でのみ通用する作法です

神社での参拝とお寺での参拝は、それぞれ次のような手順で行いましょう。

神社での参拝の作法
神社では「二礼二拍手一礼」の手順で参拝をします。

  1. 二礼:腰を90度の角度で深く2回お辞儀をします
  2. 二拍手:胸の前で2回手を叩きます(右手を左手より少し下にずらして手を叩く)
  3. 一礼:最後に1回90度の深いお辞儀をしましょう
お寺での参拝の作法
お寺での拍手はNG行為です!そのため、お寺での参拝は次の手順で行いましょう。

  1. 置いてある鰐口や鈴・鐘などを鳴らす
  2. 一礼してから音を立てず静かに胸の前で手を合わせる(合掌)
  3. 祈願や決意を仏様に伝えたら、一礼して参拝を終える

また、参拝のとき神様や仏様に伝える祈願は新年の決意やお願い事だけではなく、昨年のお礼も忘れずに伝えましょう。初詣はあくまでも「昨年のお礼と新年の祈願」をする行事です。

おみくじを引く時のマナー

おみくじを引くのにももちろんマナーがあります。おみくじは必ず参拝の後に引きましょう。また、おみくじを引くのは一度だけです

初詣で引くおみくじの意味は「今の自分へのメッセージ」です。神様や仏様に顔も見せていない状態で「メッセージをください」というのはなかなか失礼ですよね…。ですから参拝前に引くのはNGです。

また、せっかく貰ったメッセージを「縁起が悪いからナシにしよう」と言ってもう一度引き直すなんてもっての外です!

一度貰ったものを捨て去るなんて、相手が神様や仏様でなくてもマナー違反です。どんな結果が出てもおみくじを引くのは一度だけにしましょう。

おみくじには「大吉」や「凶」など様々な結果がありますが、そこには縁起の良し悪しの基準はありません。実際、おみくじの結果を縁起の良い順に並べると「吉より中吉の方が良い」と言う意見やその逆を言う意見など、神社や寺院によって様々です。

おみくじで注目するべきなのは書いてあるメッセージです。一人一人に違った新年の指標になるお言葉が書かれてあるので、吉凶よりもそこに注目して引いたおみくじを見てみましょう。

引いたおみくじは境内に指定された場所に結び付けましょう。指定外の場所に結び付けるのは境内の景観を壊したり、木々や建物を傷める原因になるので絶対にやめましょう。

また、引いたおみくじは戒めや教訓にするために持ち帰るという意見もあります。境内に結び付けても持ち帰っても、どちらを選んでもマナー違反にはなりませんから好きな方を選びましょう。

帰るときにも一礼する

参拝を終えて神社やお寺を後にするときは、来たときと同じように参道の端を通って鳥居・山門を出ましょう。

このとき、鳥居・山門を出てから振り返り、中に向かって一礼してから神社やお寺を後にしましょう

意外に見られてる初詣のマナー。参拝に行く前にしっかり確認しておこう

初詣では神様や仏様だけではなく、一緒に参拝する家族や友人、恋人にも振る舞いを見られているものです。

日本ならではの伝統行事をサラッとこなしてしまえれば、あなたを見る周囲の視線も変わりますよ。大和撫子も夢じゃありません!

しっかりとマナーを身に着けて、素敵な初詣にしてください。

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