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夏は隠れ貧血が増える季節…夏バテと油断せず貧血対策を!

Date:2017.08.10

貧血に悩む女性は男性よりも多いのですが、問題は自覚していない人も多いということ。

症状にも個人差があるので、自分が貧血だとは思っておらず、気づかぬうちに症状が悪化してしまうこともあります。

特に夏は汗もたくさんかくので貧血が起きやすい季節です。夏に注意したい貧血の症状から予防方法までを詳しくご紹介します。


夏の貧血は汗をかくことが大きな原因

夏は汗をたくさんかきますよね。体温調節をするための汗は、その成分のほとんどが水分ですが、塩分や鉄分などのミネラルも含まれているんです。

ですから、汗をかくほどにミネラルが失われ、夏は特に貧血症状が出やすくなるんですね。この時の貧血は「鉄欠乏性貧血」「潜在性鉄欠乏症」だと考えられます。

最近疲れやすくて…夏バテかと思ったら貧血だった、ということもあるので、女性は特に注意が必要です。

夏は2種類の貧血に注意!

春の健康診断でヘモグロビン値は正常だったし、貧血は心配ないわ、と安心していたら大間違い。確かに、通常の「鉄欠乏性貧血」はヘモグロビンの値をみて判断します。

しかし、「隠れ貧血」と言われる潜在性鉄欠乏症は体内の貯蔵鉄が不足することで起きる貧血。血液検査でフェリチンの値を調べないと分からないので、通常の健康診断では分かりません。

フェリチンとは体内に鉄を貯蔵するためのタンパク質で、これが少なくなっていると鉄分が貯蔵できていないということになります。

私たちの身体は血中の鉄分が足りなくなると、体内に蓄えられていた鉄分から補うことで貧血を防いでいます。

だから、ヘモグロビンの値が問題なくても、蓄えている鉄分が減っている=隠れ貧血になっ低ることもあるのです。

夏は汗と一緒に鉄分が流れ出し、隠れ貧血が増える季節なので、特に注意が必要なのです。

立ちくらみだけじゃない、こんな症状に気をつけて

貧血というと、ふらふらするとか立ちくらみがするという症状が多いですが、それだけではありません。

うっかり見過ごさないように、こんな症状に気をつけてくださいね。

あなたは大丈夫?貧血チェック!

単なる夏バテならちょっと休んだら治る可能性もありますが、貧血は気をつけて欲しいです。休んだだけでは治りません。

まずは貧血かどうかをチェックしてみてください。

  • ダイエットで食事制限をしている
  • めまいがする
  • 動悸、息切れがする
  • だるくて疲れやすい
  • 顔色が悪い
  • まぶたの裏側が白い
  • 頭痛がひどい
  • 氷をたくさん食べたくなる
  • 爪が変形している

さて、当てはまるものはあるでしょうか。数が多いほど貧血の可能性が高いです。

貧血のせいで体臭が強くなる

夏は汗をたくさんかくので多少の体臭は仕方がない、と思っている人もいるかもしれませんが、その体臭も実は貧血が原因かもしれません。

鉄分が不足しているということは身体の酸素も不足しています。

この時に身体の中では乳酸やアンモニアがたくさん作られ、それが汗とともに体外に出てくるので、体臭が強くなる傾向があります。

単なる汗臭さかと思っていたら貧血だった、ということもあるということです。

貧血チェックにたくさん当てはまる項目があった人で、体臭が気になるという場合は、一度血液検査を受けてみた方がいいかもしれませんよ。

やたらと氷を食べたくなる

チェック項目にもありましたが、「氷を食べたくなる」というのは貧血の症状の一つなのです。これは「氷食症」と呼ばれていて、氷以外にも、

  • 髪の毛

などを食べたくなる場合もあります。

暑いと確かに冷たいものを食べたくはなりますが、エアコンが効いた部屋にいればそれほど欲しないはず。

冷えた部屋でも冷たいものが止まらないという場合には氷食症の可能性があります。

これは鉄不足によって自律神経のバランスが乱れ、体温調節が出来なくなっているために、とにかく身体を冷やしたくて冷たいものに手が伸びてしまうのです。

顔やまぶたの裏が白い

だるさや疲労は夏バテでも起こりますが、顔が青白くなることはありません。

これは典型的な貧血の症状ですから、いつもより顔色が悪い、数日経っても治らないという時には貧血を疑いましょう。

酸素不足による肌荒れやくすみ

鉄分が不足すると身体の隅々まで酸素を運べなくなります。酸素不足になると血行が悪くなるので肌の血色も悪くなって、何だかくすんだような、青白い肌色になってしまいます。

酸素や栄養素が足りないので、乾燥もしやすくなります。暑いから汗はかくけれど、肌はカサカサで血色が悪いという最悪のコンディション。

まさか貧血で肌がくすんだり乾燥したりするとは思っていないので、夏の紫外線のダメージやエアコンのせいかと思われがち。

保湿が足りていないだけならスキンケアで何とかなります。スキンケアをちゃんとしているのに肌のコンディションが悪い時は、貧血が原因かもしれません。

脚がむずむずかゆい

夏は汗や日焼けでかゆみを感じることも多いと思います。汗をかくから身体のあちこちがかゆくなるのは仕方ないなあと思っていると、そのかゆみ、汗のせいではないかもしれないですよ。

身体の表面だけがかゆい場合と、足の甲や足の裏、ふくらはぎなど脚がかゆくなる場合があります。後者は「むずむず脚症候群」とも呼ばれます。

いくら保湿をしてもかゆみが収まらない、寝ている間も身体がかゆいという場合は貧血が隠れている可能性があります。

なぜ鉄分が不足すると身体がかゆくなるのか、そのメカニズムはまだはっきり分かってはいないのですが、実際に貧血の方にこのような症状が多く出ているのです。

爪の変色や変形

健康な爪はキレイなピンク色をしていて適度なつやもあるものです。ところが貧血になると酸素が足りなくなるので、爪が白っぽく見えるようになります。

ネイルをずっとしていると色の変化に気づかないかもしれないので、たまにはオフして爪の色を確かめてください。

また、「スプーンネイル」といって、爪が反り返ったり真ん中がへこんだりすることがあります。急に爪が変形してきたと買われやすくなった、という時は貧血を疑った方がいいかもしれません。

夏の貧血はここに注意!

貧血といっても色々な症状があることがお分かり頂けたと思います。女性は特に夏場は貧血に注意して欲しいので、こんなことにも気をつけてください。

生理中は特に気をつける

普段は生理による不調をあまり感じない人でも、夏だけは注意です。

生理中は鉄分が多く排出されてしまっている、という意識を持って、汗をかいたら水分だけでなくミネラルも補給し、食事にも気をつけて欲しいと思います。

希発月経や元々月経周期が短めの人は特に注意が必要です。

スポーツをしている人は特に注意!

スポーツをしている人はしていない人と比べて筋肉量が多いですね。それだけ筋肉が必要とする酸素量も多くなりますが、鉄分が不足すると同時に酸素不足になってしまいます。

酸素を体にとり込むには鉄分が必要ですし、鉄分は筋肉の収縮にも関わっているので、汗をかいて鉄分が不足すると身体を思うように動かせなくなったり、疲れやすくなったりします。

スポーツをしている人は大量の汗をかきますから、それだけ失われる鉄分も多いということ。夏は特に筋肉に見合った鉄分を維持することが大事になってきます。

ダイエットもほどほどに

今年はお気に入りの水着でビーチに行きたい!と夏になってから急いでダイエットを始める人も多いと思います。

春先は「ダイエットは明日から~」と言っていた人も、気温が上がるに従って「これはヤバい」と思いだし、夏直前から短期間で急激に痩せようとする女性は多いですよね。

無理な食事制限などで鉄分が不足しているところに大量の汗をかけばさらに鉄分が失われます。

ダイエットは翌年の目標にして、極端な食事制限などしないように気をつけてください。

夏の貧血を予防する対策

最近は連日猛暑日になることも多く、暑いだけでも体力を奪われます。そこに加えて鉄分不足にならないよう、日常生活の中でも貧血予防対策をしていきましょう。

朝食は抜かないこと!

夏はもう食欲なんてわかない、朝からご飯なんて食べられないという人も多いと思います。夏バテしてると朝からもりもり食べるなんて無理ですよね。

でも何も食べずに動くことはとても危険。エネルギーも足りないし身体が栄養不足でしっかり動けません。通勤途中に貧血で倒れるなんてこともあり得ますから、朝食抜きはNGです。

固形物が食べられないなら野菜ジュースでも牛乳でもいいでしょう。鉄分補給をするならプルーンジュースや鉄分入りのゼリー飲料などもいいですね。

いずれにしても、胃が空のまま出掛けるのは避けましょう。

水分補給はタンニンが入った飲み物を避けること

暑いと汗を大量にかくので、夏は水分補給が欠かせませんが、貧血の人は飲むものに注意が必要です。

  • 紅茶
  • 緑茶

など、タンニンが入った飲み物は鉄分の吸収を妨げてしまうので、食事中には一緒に飲まないように気をつけてください。

少なくとも、食後1時間以上おいて飲むようにしてくださいね。

そんな心配がないのが、夏の代表的な飲み物、麦茶です。タンニンもカフェインも入っていませんから、貧血の人でも安心して飲むことが出来ます。

水分だけでなくミネラルを補給すること

汗と一緒にミネラルが失われるのが夏の貧血の原因ですから、水分補給をする時は意識してミネラルも補給するようにしてください。

サプリメントなどを利用しながら水分補給するといいかもしれないですね。

食事で鉄分を意識して摂ること

食事から摂れる鉄分にはへム鉄と非へム鉄がありますが、たくさん摂りたいのは吸収率の良いへム鉄です。

  • レバー
  • 赤身の肉
  • 魚介類
  • 大豆製品

など、鉄分補給が出来る食材を選んで食べるようにしてください。タンパク質を摂れる食材であれば、たいてい鉄分も同時に補給できます。

野菜の鉄分は非へム鉄といって、吸収率があまり良くありません。野菜から摂る場合はたんぱく質やビタミンCと一緒に摂ることで吸収率をアップさせられます。

他の似たような症状との違い

貧血というと、立ちくらみとかふらふらするといった症状を感じやすい人が多いと思いますが、他にもそのような状態になる症状があります。

  • 更年期障害
  • 自律神経失調症(起立性調節障害)
  • 脳貧血

など、貧血と似ている症状で、区別がつきにくいですね。

例えば貧血は鉄分不足ですが、脳貧血は血圧低下や酸素不足。鉄分とは関係ありません。

ふらふらの原因によっては対処法も変わってくるので、素人判断はせずに病院を受診して確かめることをおすすめします。

女性はみんな、「貧血は病気」だという意識を持って!

夏バテは「疲労」ですが、貧血は「病気」です。ゆっくり寝れば治る、というものではありません。

進行すれば食事からの鉄分では足りず、病院で鉄剤を処方してもらわなくてはいけないかもしれません。

貧血になると体力的にも辛いだけでなく、美容の面でも大きな影響があります。疲れを見せない健康的な美しさを目指すなら、鉄分補給をして体内美容を心がけましょう。

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