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顔以外にも使える!全身ケアが可能なシアバターの効果と使い方

Date:2016.06.28

shutterstock_226549279数年前から注目を集め、いろんな雑誌などでも取り上げられていることが増えたシアバター。

以前は、決まったショップや百貨店といったところにある有名なショップじゃないと購入できなかったのですが、最近ではドラッグストアなどでも取り扱う店舗が増えてきました。

そのため、1つはシアバター配合のスキンケア商品などを持っているという女性も増えているようです。

シアバターが、美容などにとても使い勝手のいいアイテムだというのは分かりますが、どういった使い方があり、どういう効果が期待できるのでしょうか。


シアバターは貴重な木の実の種子から採れる植物性油脂

そもそも、シアバターとはどういうものなのでしょうか。

シアバターとは、シアの木(アカテツ科シアバターノキ)の種子から採れる植物性油脂のことを言います。

シアの木は、どこにでも生育するものではなく、ガーナ、ナイジェリア、マリ、ブルキナファソといった約16ヶ国のアフリカ諸国にしかありません。

シアの木の樹齢は200~300年と長く、最初の実を付けるまでに15~20年かかると言われています。

シアの実はアボカドのような実で、果肉は食用として使われ、シアの実の中に含まれる種子からシアバターを採取します。

シアは、アフリカ諸国では昔から万能薬とされており、シアバターだけでなく、果肉もよく食べられています。

シアの実が採れるアフリカ諸国では、シアの木は「神秘の木」とされていて、女性しか触れない風習があります。

そのため、シアの実の収穫やシアの実から果肉や種子を採取する作業は全て女性が行っています。

シアバターは固形の状態で、まさにシアの実からできるバターです。融点は体温と同程度の約36度のため、手のひらなどで軽く温めるとオイル状に変化します。

スキンケア商品として注目されているシアバターには美容成分がたっぷり含まれている!

シアバターは、肌に良いとされていますが、いったいどういった美容成分が含まれているのでしょうか。

シアバターに含まれる成分について調べてみました。

ステアリン酸

ステアリン酸は飽和脂肪酸の1つで、植物性脂肪で最も多く含まれる飽和脂肪酸になります。

ステアリン酸には保湿効果があり、摂取量が少なくなると肌にしわができやすくなると言われており、そのため石鹸や化粧品といった肌に付けるものに多く使用されます。

その他、抗菌効果もあるため肌を清潔に保つ働きもあります。

オレイン酸

オレイン酸は、酸化しにくい飽和脂肪酸とされていて、人間の肌に含まれる成分の1つでもあります。

オレイン酸もステアリン酸同様、保湿力が高く、肌のしわ予防効果もあります。また、抗酸化作用が高いため、老化防止も期待できます。

リノール酸

リノール酸は、メラニン色素を排出する効果があるとされています。そのため、シミ予防や美白効果が期待できます。

また、ビタミンCやEを相互作用し、さらに肌状態を良くする効果もあります。

リノール酸には

  • 抗炎症作用
  • 殺菌作用

もあるので肌の炎症を抑えてくれる効果も期待できます。

飽和脂肪酸以外にもこんな成分が!

上記のような飽和脂肪酸以外にも、シアバターには下記の成分が含まれています。

成分名 効果
トリテンペンアルコール 保湿性に優れており、肌を柔らかくしてくれる
アラントイン 自然治癒力を促進し、肌荒れの改善が期待できる
カロチノイド 皮膚や粘膜の再生を助けてくれる
トコフェロール 天然のビタミンEで、肌の老化防止や美肌効果

保湿だけではなく、皮膚の再生や老化防止などが含まれているため、スキンケア商品として注目を集めていいます。

肌状態で選ぼう!シアバターには精製・未精製の2種類がある

シアバターには精製されたものと未精製のものの2種類があります。自分の肌状態などに合わせて選ぶと使い勝手も良くなります。

精製されたシアバターの特徴

精製されたシアバターは、製造過程で不純物を取り除いたものを言います。ドラッグストアなどで販売されているシアバターは、ほとんどが精製されたものです。

色は真っ白で、不純物を取り除いているため肌への刺激がなく香りも抑えられています。ただし、精製する過程で成分の一部も取り除かれています。

  • 肌が敏感な人、弱い人
  • 匂いが気になる人
  • シアバター初心者

こういった人は、まずは精製されたシアバターから試しに使っていることをお勧めします。

未精製シアバターの特徴

薬品などで精製されていないものが、未精製シアバターです。精製をしていないため色はベージュやクリーム色をしています。

匂いも精製されたシアバターに比べるとかなり強く、独特な匂いがするものもあります。

未精製のものは、オーガニックコスメなどを取り扱うショップなどで販売されていることが多く、ドラッグストアなどではほとんど見かけません。

未精製シアバターは精製されたものより美容成分は多く含まれていますが、その分不純物も含まれているため、全ての人が使えるというものではありません。
  • 肌が刺激に強い人
  • 独特の匂いが気にならない人
  • シアバターを使ったケア方法や取り扱い方に慣れている人

こういった人は、未精製シアバターを使っても大丈夫と言われています。

シアバターは固形状。使う時は手で温めるのが基本!

シアバターの使い方は様々ですが、どの使い方をする時も必ず行う基本というものがあります。それが、手のひらで温めるということです。

シアバターは固形で販売されています。それを指でとりササっと付けるのでは、シアバターの伸びも悪く、肌全体につけるには多くの量を使わなくてはいけません。それに固いままだと肌を傷めてしまう可能性もあります。

使用用途によってシアバターの量も変わってきますが、基本的には1円玉ぐらいの大きさ(0.5g程度)の量を使い、足りなければプラスするという方法が1番簡単です。

シアバターを手のひらに取り、少し手のひらで温めるとトロトロになっていきます。溶けたシアバターは伸びも良く、付けすぎの予防にもなります。

シアバターの使い方(フェイスケア編)

シアバターを使っている人のほとんどが、フェイスケアに使用しています。ただクリーム代わりに塗るだけではなく、様々な使い方があります。

基本的な使い方「保湿ケア」

シアバターといえば、高い保湿力です。そのため、日頃のスキンケアの最後に使用する人が多いようです。

  1. 化粧水や乳液でスキンケアをする
  2. シアバターを手で温め、乾燥の気になる目元や口元に塗る
  3. 顔全体に塗り、水分の蒸発を防ぐ
  4. 手に残ったシアバターを首に塗る

シアバターには美容成分も含まれていますが、やはり油分が多いため化粧水の水分蒸発を阻止してくれる効果が強いので、スキンケアの最後に塗るようにしましょう。

また、首など化粧水が塗りにくい部分はシアバターを塗っておくと乾燥予防にもなるので、忘れないように付けるようにしましょう。

肌トラブル時のスキンケアの代用

肌トラブル起こしている時、日頃のスキンケアをすると肌がヒリヒリしたり、炎症を起こすことがあります。

しかし、肌トラブルがあるからと、何もケアをしないと肌がガサガサに乾燥することもあります。

こういう時は、日頃のスキンケアを中止して、シアバターをスキンケアの代用品として使います。

シアバターには「抗炎症作用」があり、にきびや吹き出物を治す効果があると言われています。そのため、肌トラブルを起こした時でも使うことができます。

カサカサの唇ケアに使って、潤いリップに!

唇のケアとして、薬用リップを塗っている人も多いと思います。それでも唇がカサカサするとスクラブを使う人もいます。

唇がカサカサしている時に、唇専用のスクラブなどを使って無理にマッサージをすると唇が腫れてしまうことがあります。

そういう時は、角質を無理に取るのではなく、まず唇に潤いを与えてあげることが大事です。

保湿力、肌を柔らかくしてくれる効果のあるシアバターを使えば、簡単に潤いリップにすることができます。

  1. クレンジング、洗顔をして唇を綺麗な状態にする
  2. 唇にシアバターをたっぷりと塗り、ラップを貼り付け5~10分放置

これをするだけで、唇が柔らかくなり潤いが出てきます。

入浴時などにすると熱と湯気でさらに効果がアップします。

室内の日焼け予防にも効果的

外出する時などは、しっかりと紫外線を予防するために日焼け止めを塗りますが、室内の紫外線対策で日焼け止めを塗る人はあまりいません。

シアバターには、ケイ皮酸のエステル成分が含まれていて、これが紫外線(UV-B)を吸収する働きをしてくれます。

実は室内にでも紫外線を浴びていて、その程度の紫外線予防ならばシアバターでケアすることができます。

外出先のちょっとしたメイク直しにも使える

外出先で、マスカラやアイラインがにじんだ時、シアバターを綿棒などに少しつけて、気になる部分に付ければ部分的メイクオフが簡単にできます。

シアバターの使い方(ボディケア編)

シアバターは顔だけではなく、ボディケアにも使うことができます。

乾燥部分だけではなく体全体につけて、なめらか肌に

シアバターのような油分を含んだものは、乾燥しやすい部分に使うことが多いです。

  • かかと(足裏)

こういった部分につけると、肌の乾燥を予防してくれるだけではなく、肌がゴワゴワしなくなります。

また、シアバターには肌を柔らかくしてくれる効果があるので、お風呂上がりに体全体に薄く塗ってあげれば、肌が柔らかくなりなめらか肌になっていきます。

この時に注意したいのが、付けすぎないことです。基本的な使い方でも記載していますが、少量ずつ温めて使うのがポイントです。

妊婦さんにできる妊娠線の予防

妊娠すると、急激にお腹が大きくなるため皮膚の伸びが追い付かず、お腹に線のようなものが出てきます。これが妊娠線です。

妊娠線は、皮膚組織が断裂して生じる症状で、1度できたら消えないとも言われています。

妊娠線はお腹だけではなく、母乳を作る胸にも出てきますし、人によっては太腿や二の腕にも出てきます。

妊娠線は、特に肌が乾燥すると出やすいため、常に潤いのある柔らかな肌にしておけば症状を抑えたり、軽減することもできます。

お風呂上がりの体が温かい時に、妊娠の出やすい部分にシアバターを塗り、肌を乾燥させないようにしましょう。

お腹の赤ちゃんが気になる人は、香料の入っていない精製されたシアバターだと不純物も添加物も入っていないので安心して使えます。

ハンドクリーム代わりに使って乾燥予防

保湿力のあるシアバターは、ハンドクリームの代わりでも使えます。薄く手全体につけておけば、乾燥知らずの手になります。

家事で水仕事が多い場合、どうしても日中はつけることができないという人もいると思います。

そういう人は、寝る前に少し多めのシアバターを手全体に付け、綿の手袋をして寝ると朝起きた時にはしっとりとした手になっています。

綿の手袋は安いもので問題ありません。

爪に塗ってネイルケアにも

ハンドケアの延長で、爪や爪周りなどにつければ、簡単なネイルケアをすることもできます。

ささくれ防止や、爪にツヤを与えるために使うアイテムに「ネイルオイル」というものがあります。

ネイルオイルは意外に値段が高く、ネイルにしか使えませんが、シアバターだと他にも使うことが出来るので効率的です。

シアバターを爪や爪周りにつけ、軽くマッサージをしたり爪に塗り込んであげれば、ツヤのある綺麗な爪になります。

シアバターの使い方(ヘアケア編)

シアバターはオイルなので、あまり頭皮や髪のケアには向いていない印象ですが、実はヘアケアに使っている人も多くいます。

シャンプー前に使ってスカルプケア

頭皮ケアのために、スカルプシャンプーなどを使ってケアしている人も多いと思います。

しかし、中にはスカルプシャンプーを使うと頭皮が乾燥してしまうという人もいるようです。シアバターを使ったスカルプケアは、頭皮を乾燥させずにできます。

  1. 手で温めたシアバターを頭皮全体にまんべんなく馴染ませる
  2. 指の腹を使い、優しくもみ込むようにマッサージをする
  3. お湯でしっかりとシアバターを洗い落とす
  4. 普段通り、シャンプーやトリートメントをする

ケアは、たったこれだけです。

シアバターを使って頭皮をマッサージすると、頭皮の汚れも落ちやすくなりますし、頭皮の乾燥ケアにもなります。

また、オイルで頭皮をマッサージすることで血行も良くなるため、美髪にも繋がります。

髪の乾燥が酷い人は、ヘアパックとして使う

髪の乾燥が酷く、常に髪がパサパサしているという人はヘアパックとして使うのも効果的です。

  1. 普通にシャンプーをする
  2. 軽く水分を取り、乾燥の気になる部分にシアバターを塗る
  3. 数分放置し、洗い流す
  4. トリートメントをする

本来は、トリートメントだけでも効果があるのですが、その前にシアバターで油分を補ってあげることで、髪の乾燥が緩和されます。

このケアは毎日する必要してもいいですが、週に1~2回行うだけでも効果が期待できます。

洗い流さないトリートメント代わりに使ってツヤ髪に

シャンプー後、髪を乾かす前に「洗い流さないトリートメント」をつけることがあります。

これは、髪の乾燥予防だけではなく、ドライヤーの熱から髪を守ってくれる効果もあります。

シアバターもこれと同じ効果が期待できるので、髪を乾かす前に薄く付けておけば髪の傷みも解消されます。

また、日中のパサつく髪にも薄くシアバターを付けて上げれば、まとまりの良い髪に仕上げることができます。

傷や皮膚炎にもシアバターは効果的

シアバターには炎症を抑えたり、殺菌効果があります。

そのため、

  • 軽度の傷
  • 皮膚炎

の症状緩和にも効果があるとされています。

ただし、深い傷や患部が酷い炎症を起こしている場合は、油分をつけることで悪化することもあるので、注意しましょう。

手での温め直しは面倒!?シアバターを手軽に使いやすくする方法

シアバターは固形で、使うたびに手のひらで温めなくてはいけないため、面倒という声もあります。

特に、忙しい時などは温めるのが面倒で、つい固いまま肌に塗ってしまうことがありますが、これは肌に摩擦を起こす可能性があるので好ましくありません。

そこで、作っておくと便利なものがあります。それがシアバタークリームです。

  • シアバター 50g
  • ホホバオイル 50g
  • 耐熱容器 2つ

用意するものは、上記の3種類のみです。今回は50gで記載していますが、シアバターとホホバオイルを1:1で混ぜ合わせれば、量は変更できます。作り方もとても簡単です。

  1. シアバターを耐熱容器に入れ、湯せんで溶かしておく
  2. ホホバオイルを耐熱容器に入れ、ひと肌程度に温めておく
  3. 溶けたシアバターとホホバオイルを混ぜて、クリーム状にする
  4. 氷水などで2~3分程度冷やし、再度全体を混ぜる
  5. 冷蔵庫で1時間程度冷やす

これで、シアバタークリームの完成です。

最近、シアバタークリームではなく、シアバターホイップというものもあり、販売もされています。

これは3.の混ぜる工程の時に泡だて器でホイップ状になるまで混ぜれば、シアバターホイップになります。

シアバターホイップの場合は、混ぜる工程で空気を含み冷えていくので、途中で冷蔵庫や氷水で冷やす必要はありません。

シアバターは美容成分豊富な油分!使いこなして全身潤いのある肌に

シアバターは、油だと躊躇している人も多いようですが、単なる油ではなく美容成分も含んだ素晴らしい油分です。

1つ持っておけば顔だけではなく、全身使うこともできます。

いろんな保湿アイテムを使っても、満足のいく効果が得られないという人はもしかすると油分が足りていない可能性もあります。

そういう時は、美容成分を含んだシアバターを使ってみましょう。もしかすると、すぐに潤い効果を感じることができるかもしれません。

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