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二日酔いに効果的な食べ物とは?翌朝は和食がおすすめ!

Date:2019.05.24

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二日酔いに効果的な食べ物とは?翌朝は和食がおすすめ!|女性の美学
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お酒の席は楽しいですが、飲みすぎて二日酔いになるのは辛いですよね。二日酔いは頭痛や吐き気を感じたり、胃がムカムカしたりして、中には生活に支障をきたす人もいるでしょう。

二日酔いは薬を飲んで防ぐ人もいるかと思います。しかし、食べ物でも二日酔いを防ぐことができます。

そこでこの記事では二日酔いを防ぐ食べ物や、二日酔いした次の日におすすめの食べ物をご紹介します。二日酔いによく悩むという人は、食べるように意識してみてくださいね。


二日酔いを生じる主な原因。アルコールの分解が追いつかない

そもそも、二日酔いはなぜ起きるのでしょうか?

二日酔いにおすすめの食べ物をご紹介する前に、まずは二日酔いを招く原因についてお伝えします。

有害な物質であるアセトアルデヒドが、二日酔いを引き起こす

ご存知の通り、お酒にはアルコールが含まれています。アルコールは肝臓で代謝され、二酸化炭素と水に分解されます。分解後の一部は、汗や尿などとして体の外へ排出されます。

しかし、摂取したアルコールの量が多くなると、分解が追いつかず、アセトアルデヒドという物質が発生します。アセトアルデヒドは有害な物質で、以下のように体に悪影響を及ぼします。

  • 頭痛
  • 嘔吐
  • 動悸
  • 発汗
  • 顔面紅潮

アセトアルデヒドの量が多くなれば、二日酔いの症状が強まります。

肝臓の機能が低下した状態では代謝がスムーズに進まず、アセトアルデヒドが残りやすくなってしまいます。

また、アルコールの代謝には、アセトアルデヒド脱水素酵素という酵素が関係しています。アセトアルデヒドを分解する、重要な酵素です。

しかし、日本人はこの酵素の働きが弱く、お酒に弱い体質の人が多いとされています。つまり、アルコールをうまく分解できず、二日酔いになりやすい日本人が多いとも言い換えられます。

アルコールの利尿作用で水分が排出され、二日酔いを生じる

お酒を飲むと、トイレが近くなりませんか?それはアルコールに利尿作用があるのが理由です。利尿作用によって体内から水分が出ていくと、脱水状態を招きやすくなります。

アルコールが肝臓で代謝される際、水が必要になります。体内から水分が減って脱水状態になると、アルコールの代謝機能が悪くなってしまいます。

お酒を飲んでアルコールを大量に摂取すると、脱水を引き起こし、二日酔いになる可能性が高まります。お酒を飲む際は水分補給が非常に大切です。

アルコールが胃の粘膜を傷つけ、二日酔いを招く場合がある

アルコールは胃の粘膜を傷つけ、

  • 胃痛
  • 胃もたれ
  • 吐き気

などの二日酔いの症状を引き起こす場合があります。

お酒を大量に飲むと胃の粘膜を荒らし、胃に不調をきたします。特に、アルコール濃度の高いウォッカやウイスキーなどを飲み続けると、胃のトラブルを招きやすいので注意が必要です。

二日酔いの予防に効果的な食べ物。お酒を飲む時や後に食べても◎

何も食べずにお酒を飲むと、アルコールが胃の粘膜にダメージを与えてしまいます。空腹のままお酒を飲めば、1杯だけでも血中アルコール濃度が急上昇し、二日酔いになりやすい状態です。

お酒を飲む前、そしてお酒を飲んでいる時に胃の中に食べ物が入っていれば、アルコールの吸収を遅らせることができます。

二日酔いの予防におすすめの食べ物をご紹介するので、お酒を飲む前・飲んでいる時の食べ物選びの参考にしてみてくださいね。

クエン酸が豊富な梅干しは、二日酔い予防の代表的な食べ物

梅干しは二日酔いの予防に効果的とされている、代表的な食べ物です。

梅干しにはクエン酸が豊富に含まれ、唾液や胃酸の分泌を促してくれます。また、肝臓の働きを活発化させ、アルコールの分解をサポートします。

お酒を飲む前に梅干しを食べて、二日酔いを防ぎましょう。

バナナはカリウムが豊富!カリウムの補給、むくみ予防にぴったり

お酒を飲んでアルコールを摂取すると、利尿作用により水分が排出されやすくなります。水分と一緒に、カリウムも排出されることが知られています。

カリウムが不足すれば二日酔いになりやすいため、食べ物で補給しておきましょう。おすすめの食べ物はバナナです。

バナナはカリウムが豊富で、飲酒前に食べると二日酔い予防に効果的です。むくみ予防にもおすすめなので、お酒を飲むとむくみやすい人もぜひ食べておきたいですね。

バナナ1本が目安ですが、バナナジュースでも効果は期待できます。お酒を飲んだ翌日に食べるのもおすすめですよ。

アロエヨーグルトはアルコールの分解をサポート!

アロエには、肝臓の働きをサポートする成分が多く含まれています。アロエヨーグルトを食べるとアルコールの分解を助け、二日酔いを防ぐのに効果的です。

アロエが苦手な人は、ヨーグルトにハチミツを加えたものがおすすめです。ハチミツにもアルコールの分解を助けてくれる成分が含まれ、二日酔い対策に効果が期待できます。

また、二日酔いになってしまった時にも、アロエヨーグルトやハチミツ入りヨーグルトはおすすめです。アルコールの分解をサポートしてくれますし、さっぱりとしていて食べやすいのも嬉しいポイントといえます。

アミノ酸やミネラルが含まれるアスパラガスは、二日酔いを軽減

アスパラガスにはアミノ酸やミネラルが含まれており、二日酔いを軽減する効果があると報告されています。

二日酔いを防ぐには、飲む前、または飲んでいる時にアスパラガスを食べましょう。お店にアスパラガスを使った料理があれば、ぜひ注文してみてくださいね。

自宅でお酒を飲む時には

  • アスパラガスのベーコン巻き
  • アスパラガスのソテー
  • アスパラガスを使ったサラダ

など、アスパラガスを使った料理を作ってみましょう。

アスパラガスは他にも利尿作用や、毒素から肝細胞を守る効果もあることが分かっています。

ごまに含まれているセサミンは、アルコール分解を高めてくれる

ごまに含まれているセサミンには、アルコールの分解に効果的な成分があります。

セサミンは二日酔いを招くアセトアルデヒドの分解を、遺伝子レベルで高めるという研究結果が報告されています。

なお、ごまは硬い皮に覆われているため、そのままだと栄養成分を上手く摂れません。

  • すり鉢でする
  • 包丁で叩く

などして食べると、栄養を摂取しやすくなります。

アセトアルデヒドが体に残ると二日酔いの原因となるため、お酒を飲む前後にごまを意識して食べておくと安心です。

柿に含まれるタンニンはアルコール濃度を下げ、二日酔いの予防に

柿にはタンニンが含まれ、アルコールの吸収を抑える効果が期待できます。体内のアルコール濃度を下げ、二日酔いや悪酔いの予防におすすめです。

さらに、柿に含まれる酵素やカロチン、ビタミンCにより、肝臓の働きをアップさせる効果もあるとされます。

飲む前はもちろん、食後のデザートとして柿を食べるのもおすすめです。柿は秋から冬にかけて目にすることが多いので、寒い時期にお酒を飲む際はぜひ食べておきましょう。

油でアルコールの吸収を遅らせる。オリーブオイルが◎

油はアルコールの吸収を遅らせるといわれています。二日酔いを防ぐ油として、オリーブオイルがおすすめです。

オリーブオイルで有名なイタリアなど、ヨーロッパではお酒を飲む前にオリーブオイルを飲む習慣があるようです。

オリーブオイルを大さじ1杯ほど飲むと、二日酔いの予防に効果的とされています。

  • カルパッチョ
  • ラタトゥイユ
  • アヒージョ

などのオリーブオイルを使った食べ物を選ぶと、二日酔いを防いでくれます。オリーブオイルを使ったドレッシングを選ぶのもおすすめです。

脂肪が多いバターやサワークリーム、ナッツもおすすめ

脂肪を多く含む食べ物も、二日酔いにうってつけです。脂肪は他の食べ物よりも吸収に時間がかかり、アルコールの吸収を防ぐ効果が期待できます。

ロシアでは二日酔いの予防法として、バターやサワークリームを食べることが知られています。

サワークリームを加えたサラダやパスタ、レーズンバターなどの食べ物がおすすめです。

バターやサワークリームに抵抗がある人は、脂肪分が多いナッツを選びましょう。

  • マカダミアナッツ
  • クルミ

はナッツの中でも脂肪が多く、アルコールの吸収を遅らせて二日酔い予防におすすめです。

二日酔いで体調が悪い時におすすめの食べ物。意識して摂ろう!

二日酔いに気を付けていても、つい飲みすぎてしまうことがありますよね。頭痛や胃のむかつきなど、辛い症状に悩まされた経験がある人もいるでしょう。

そんな、二日酔いで体調がすぐれない時におすすめの食べ物もご紹介します。二日酔いになった翌日、意識して食べるようにしましょう。

ご飯で血糖値を高める。おかゆは食べやすく、胃腸の負担が少ない

二日酔いは血糖値が低下することで起こる場合があります。ご飯は血糖値を高め、胃腸の働きをサポートする効果も期待できます。

おかゆにすると食べやすく、胃腸への負担が少ないので、二日酔いが辛くて食べ物がのどを通りにくい人におすすめです。

前述した梅干しを一緒に食べると、効果アップにつながります。梅干しに含まれるクエン酸はアルコールの分解を促す他に、疲労回復にも効果的です。

味噌汁で塩分やミネラルを補給!具材はしじみがおすすめ

二日酔いの朝、日本で定番なのが味噌汁です。飲酒によって失われた塩分や、ミネラルを摂取できます。温かいので、お腹に優しいのも嬉しいポイントです。

味噌汁の具材として特におすすめしたいのは、しじみです。オルニチンという成分が肝臓の機能を高め、二日酔いに効果的とされます。

「味噌汁を作るのは面倒…」という人は、インスタントの味噌汁をおすすめします。コンビニでも販売しているので、飲み会が決まったら買っておくと安心です。

卵はシステインが豊富で、アルコール吸収を抑えるのに効果的

卵にはシステインと呼ばれる成分が豊富に含まれています。二日酔いを招くアセトアルデヒドを分解し、アルコールの吸収を抑えるのに効果的です。

卵は半熟にすると吸収、消化がスムーズに進みやすくなるといわれています。

  • 卵焼き
  • ゆで卵
  • スクランブルエッグ

これらは比較的簡単に作れるので、おすすめです。二日酔いの朝には卵料理を加えましょう。

大根は消化酵素が豊富!大根おろしにすると消化や吸収の効果UP

二日酔いになると肝臓以外に、胃腸も弱くなっている場合があります。大根には消化酵素が豊富に含まれており、胃腸に優しい野菜です。

また、吐き気を抑え、二日酔いを早く解消する効果も期待できます。大根は二日酔いの後はもちろん、お酒を飲む際に大根サラダを食べるのも良いでしょう。

大根おろしにして食べると、消化や吸収の効果がアップするといわれています。

アルコールの分解に大切な、ビタミンB1とビタミンC

二日酔いにはビタミンも効果的です。アルコールの分解には、ビタミンB1とビタミンCが重要とされています。

アルコールを肝臓で分解する際、大量のビタミンB1が消費されます。ビタミンB1が不足すると体がだるく感じられるので、意識して補給しましょう。

ビタミンCは、血液中のアルコールの排除を促す働きがあるといわれています。また、ビタミンC不足だと、アセトアルデヒドの代謝が遅くなる可能性が高まります。

ビタミンB1とビタミンCが多く含まれているのは、以下の食べ物です。

  • ビタミンB1…豚肉、うなぎ、玄米
  • ビタミンC…果物、野菜

豚肉と野菜を炒めたり、デザートに果物を加えたりして、積極的に摂取しましょう。

アラニンとグルタミンも効果的。肉や魚を意識して食べよう

アルコールの代謝には、アラニンとグルタミンも重要な役割を担っています。アラニンとグルタミンはアルコールの分解を促すことが判明しています。

次の食べ物に豊富に含まれているので、二日酔いになったら意識して食べるようにしましょう。

  • アラニン…豚肉や鶏むね肉、かつお、いわし、さば
  • グルタミン…肉、魚、大豆、卵

グルタミンは熱に弱いので、卵かけご飯や刺身のように生で食べると効率的に摂取できます。

アラニンとグルタミンは、肝臓の再生を促す働きがあることも判明しています。肝臓の機能障害を改善する効果も期待されています。

▼食べ物以外の二日酔い解消法はコチラも参考にしてください!

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食べ物で二日酔いを防ごう!翌朝は和食がおすすめ

二日酔いになると体調が悪く、日常生活を送るのが辛くなる人もいるでしょう。二日酔いの予防に効果的な食べ物を摂ると、普段より症状が和らぐはずです。

もし二日酔いになったら、翌朝は和食をおすすめします。ご飯に味噌汁、卵料理などを食べると、早く二日酔いを解消してくれるでしょう。

インスタントの味噌汁やバナナ、アロエヨーグルトといった食べ物は、スーパーやコンビニで販売されています。飲み会の帰りにコンビニに寄って買うことができます。

今回ご紹介した食べ物を、二日酔い対策に役立ててみてくださいね。ただし、くれぐれも飲みすぎには注意しましょう。

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ライター:さより

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