• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

悪夢を見てしまう原因はストレス?寝ても寝た気がしない悪夢の対処法

Date:2016.11.21

shutterstock_295078289悪夢に悩まされた経験はありませんか?

怖かったり辛かったり、自分にとってストレスになってしまう嫌な夢を「悪夢」と呼びます。

せっかくぐっすり眠っていても、悪夢を見てしまうと身体の疲れがとれないので厄介です。

悪夢は癖になりやすく、一度見てしまうと次の日も同じような悪夢にうなされてしまうことも珍しくはありません。

人によっては一度目が覚めても、次に眠ったときに前回見た夢の続きを見てしまうことも。

一体悪夢の正体とは何なのでしょうか?この記事では、悪夢の原因と対策についてご紹介していきます。


悪夢は記憶に残りやすいので意識してしまう!人の眠りと悪夢の関係

そもそも夢とは何なのでしょうか?人は眠っているときに夢を見ますが、どんな支離滅裂な内容でも痛かったり悲しかったり、見ている間はまるでそれを現実のように感じてしまいます。

まずは夢を見るメカニズムと悪夢の関係性について簡単に知っておきましょう。

レム睡眠とノンレム睡眠について

まず、人の睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の二種類に分けられます。夢のことを知るためには、この2つは必ず押さえておきましょう。

  • レム睡眠…浅い眠り。身体が休んでいて脳が起きている状態。
  • ノンレム睡眠…深い眠り。身体も脳も休んでいる状態。
人はレム睡眠とノンレム睡眠を一定の間隔で繰り返しています。一度の睡眠のうち、大体90分毎の間隔でレム睡眠とノンレム睡眠が入れ替わっています。

意識だけがある、という状態がレム睡眠です。

よく「起きているのに身体が動かない」現象として金縛りが挙げられますが、この金縛りの状態はレム睡眠のときに起こります。

人が夢を見るときも、ほとんどがこのレム睡眠のときです。

夢は人の記憶の整理時間

夢を見ることの理由を唱えた人はたくさんいますが、中でも有力な説が「夢は人が記憶を整理しているときに見るもの」という説です。

一日動かした身体は、睡眠中に動かさずゆっくり休めながら明日も動かせるように備えます。

脳も同じように、一日の間に感じたこと(意識や記憶)を睡眠中に整理して翌日に備えます。

レム睡眠中に夢を見ることが多いのは、脳が活発に動いて頭の中を整理しているからです。

悪夢は起きた後も記憶に残りやすい

夢を見る日と見ない日ってありませんか?

「今日は夢を見なかったな」と思う日もあれば、その日のお昼頃になって急に「そういえば今日はこんな夢を見た」と思い出す日もありますよね。

実は、人は一度の睡眠の中で何度も夢を見ています。脳が休んでいるノンレム睡眠の時でさえ、回数は少なくなるものの人は夢を見ています。

ただ、それを覚えているかいないかという違いによって人は「夢を見たor見ていない」と判断しているのです。

起床後、自分で見たことを自覚している夢は眠りの浅いレム睡眠時に見た夢が多い傾向にあります。

眠りが浅かったり脳が起きていたりすることで、見た夢を強く意識していることが、人が見た夢を覚えている理由になります

いくつも見ている夢の中で、悪夢は特に人の記憶に残りやすいものです。例えば次の3つの夢を見たとします。

  1. パンをかじる夢
  2. 散歩をしている夢
  3. お化けに追いかけられる夢

この中で最も人の記憶に残りやすいのは3番目の夢です。何故なら、ストレスになるようなネガティブな記憶の方がより強く印象に残りやすいからです。

ですから、どんなに楽しい夢を見たとしても1つ嫌な夢を見てしまえば起きたときにもうその記憶しか残っておらず、人は「悪夢を見た」と感じてしまうのです。

悪夢はストレスやトラウマを反映している。悪夢を見る原因5つ

夢の内容には必ずその人の持っている記憶や意識が反映されます。中には、人が無意識に感じている深層心理のようなものもあります。

悪夢を見てしまう主な原因は次の通りです。

原因1.日常の精神的なストレス

「ストレス社会」とも言われる現代で、ストレスを感じずに生きている人はほぼいないでしょう。

よく挙げられるのが次のようなストレスです。

  • 人間関係(苦手な人がいたり、誰かとの喧嘩など)
  • 仕事のこと(責任を重く感じていたり、ミスや失敗など)
  • 生活のこと(自由な時間がなかったり、暮らしへの不満など)

どうでしょう、自覚はありませんか?

どんな些細なストレスでも、一度記憶として脳に残ってしまえばそれが悪夢として夢に出てくるリスクは一気に跳ね上がります。

持っている悩みが大きければ大きいほど、それはストレスとして人の記憶にも意識にも根強く残ってしまいます。ですから、もしも何か一つのことを一日中考えて悩んでいるようなことがあれば要注意です!

原因2.身体的なストレス

ストレスと言えば多くの人が気持ちの問題で考えることが多いですが、痛みやかゆみなどの身体的な不快感も立派なストレスの一つです。

女性がよく感じている身体的なストレスは次の通りです。

  • 病気がある
  • 怪我をしている
  • 季節や環境の所為で寒いor暑い
  • 生理中である

身体的なストレスは精神的なストレスと違って、あまり気持ちや意識に直結しないためなかなか自分では気がつきません。

例えば人から「手が冷たい」と言われてからようやく寒さを自覚したりすることはありませんか?

気持ちが置いてけぼりのまま、身体の方が無意識の中で大きなストレスを抱えていることはよくあるのです。そういった無自覚なストレスは、眠っているときの記憶の整理をする中でようやく見つけ出されます。

「特に嫌なことのない1日だった」と思っている日でも、寒い冬の日であればその寒さをストレスに感じた身体の記憶が反映されて悪夢を見てしまいます。

原因3.よく眠れていない・眠りが浅い

「悪夢を見てしまった」と感じている人は、具体的に言えば「悪夢を見た」のではなく「たくさん夢を見たけれど、中でも悪夢の印象が強くて記憶に根強く残っている」という状態に陥っています。

既述の通り、夢は眠りの浅いレム睡眠のときだけではなく眠りの深いノンレム睡眠のときにも見ています。そのうち記憶に残りにくいのは、脳も休んだ状態にあるノンレム睡眠のときです。

健康な状態であれば人は睡眠中にレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していますが、睡眠環境が整っていなかったり身体や神経が興奮したままの状態だと、眠りが浅くなってレム睡眠の時間が多くなってしまいます。

もし悪夢を見たのだとしても、ノンレム睡眠のときに見たのであれば記憶に残ることはないので、そもそも悪夢を見たという事実にすら気が付きません。

しかし、レム睡眠の時間が多いとその分だけ見た夢が記憶に残りやすくなり、もし1つでも悪夢を見てしまったらそれが記憶に残る可能性が一気に跳ね上がります。

原因4.悪夢を見たことを意識しすぎている

悪夢は一度見てしまうと癖になりがちです。何故なら、「悪夢を見た」という事実によって感じたストレスがまた新たな悪夢を誘発してしまうからです。

悪夢を見た後に再び悪夢を誘発してしまう人には、こんな特徴があります。

  • 「また悪夢を見るかも」と眠るのが怖くなっている(睡眠不足になっている)
  • 見た悪夢の内容が印象強くて起きた後も思い出している
  • 悪夢という存在そのものを強く意識してしまっている

眠ることを怖がっていれば眠りが浅くなって夢が記憶に残りやすくなりますし、悪夢のことを考えれば眠ったとき夢に悪夢を見てしまう確率はあがります。

確かに悪夢はストレスになりますし、出来るなら見たくはありませんよね。

悪夢のストレスが原因で、

  • うつ病
  • 自律神経失調症

になるケースも決して少なくはありません。

しかし、悪夢のことを意識してしまえばその分だけ悪夢を繰り返してしまいます。「夢は夢、現実は現実」と割り切ることも大切です。

原因5.過去に強いトラウマがある

よく悪夢の原因として挙げられるのが「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と呼ばれるものです。

PTSDとは、一言で言うならトラウマのことです。過去に経験した辛い出来事や苦しい記憶などが忘れられなくて、時間が経ってもふとした瞬間に思い出してしまいます。

夢は人が記憶を整理するために行うもの。つまり、過去に強いトラウマとなる記憶があれば、夢の中に出てきやすくなります。

悪夢を見た人の中にも、どんな悪夢を見たかと訊けば「過去の嫌なトラウマが夢に出てきた」という人は数多くいます。

未だに払拭できていない過去はありませんか?もしあれば、それが今もあなたに悪夢を見せて苦しませている原因かもしれません。

悪夢を見ないための対策はストレスフリーでぐっすり眠ること

悪夢を見ないためには、次のような対策を練るのが効果的です。

眠る前にリラックスした状態をつくる

リラックスした環境で眠ることで、神経の興奮を抑えてより深い眠りにつくことができます。眠りが深ければ夢が記憶に残りにくくなるため、万が一悪夢を見ても起きてからそれを意識せずに済みます。

リラックスした状態をつくる方法は、人それぞれで違います。本を読むことや音楽を聴くことでリラックスできる人もいれば、温かい飲み物を飲むことでリラックスできるという人もいます。

自分が一番リラックスできる方法を見つけておきましょう。

リラックスと対極側にあるのが興奮です。眠る前に神経や身体を興奮させるようなものは避けましょう。特に

  • スマホやテレビを見る
  • カフェインを摂取する
  • アルコールを摂取する

といったことは、最低でも睡眠30分前からはなるべく控えましょう。

快適な睡眠環境を整える

睡眠環境は、人の眠りを穏やかで質の良いものにするための重要なポイントです。

どんな環境で睡眠をとるかによって、知らない間に身体が感じているストレスはぐっと軽減させられます。

理想的な睡眠環境は次の通りです。

  • 室温は25℃~29℃
  • 湿度は50%前後
  • 寝間着は軽い素材のパジャマ
  • 眠る前のリラックスタイムを除いて、音楽や騒音を遮断する
  • 部屋の中の明かりを一切遮断する(電気類は全て消す)

加湿器やカーテンを使って、出来るだけ理想の睡眠環境を整えましょう。

もし夜でも賑やかで音の絶えない場所に住んでいるのなら、耳栓を使ってみるのもおすすめです。

嫌なことがあった日は眠る前に発散させる

大人になればなるほど、嫌なことを経験する日は増えていきます。お仕事で受けたクレームや、人とのいざこざなど…。

そういったストレスを発散させないまま抱えて眠ると、夢で悪夢となって現れがちです。

嫌なことがあった日は、なるべく眠る前までにストレスを発散させてから眠ることで悪夢を回避できます。

  • 人に愚痴を聞いてもらう
  • 日記にその日あった嫌なことを書く
  • 趣味や夢中になれることで発散する

その日のストレスはなるべくその日の内に片づけて、翌日に持ち込まないようにしましょう。

自由に操れる夢(明晰夢)を見る

明晰夢(めいせきむ)とは、夢の中で「これは夢だ」と自覚することによって夢の内容を思い通りに操ることが出来る夢です。

明晰夢を見ることで悪夢の怖いor嫌な内容を途中から自分の思い通りに変えることができます。

明晰夢を見た人の中には「夢の中で熊に襲われている途中で夢だと自覚し、どこからともなく取り出した猟銃で熊を倒した」と話している人もいます。

ただし、現在明晰夢を見られるはっきりとした条件は見つかっていません。ですから、明晰夢を見るために出来る努力と言えば

  • 睡眠をとる毎に夢日記をつける
  • 眠る前に「夢を見たらそれが夢だと気が付くようにする」と自分に強く念じる

ということくらいです。幽体離脱をする方法と同じくらい不確定な方法ではありますが、実際に明晰夢を見たことのある人が多くいるのも事実です。

ですから、「明晰夢を見なきゃ」と自分を追い込むのではなく「もし悪夢になっても明晰夢にすれば大丈夫」と気軽に考えておきましょう。

疲労と悪夢は隣り合わせ。しっかり休んで疲労と悪夢を取り去ろう

悪夢を見るという状態は、人の感じている疲労と密接に繋がりがあります。

  1. ストレスで身も心も疲れている
  2. 眠りが浅いため身体が休められていない
  3. 悪夢を見ることで身も心も疲れてしまう
  4. 悪夢によるストレスで再び悪夢を見る

このように、疲労と悪夢はお互いがお互いを呼び合いながら繰り返しています。疲れていれば悪夢を見るし、悪夢を見れば疲れてしまう…。悪夢と疲労は切っても切り離せません。

だからこそ、疲労さえ取ってしまえば悪夢とは無縁の生活が待っています。大人になればなるほど忙しくなりがちですが、どんなに忙しくても休む時間はしっかり取ってください!

この記事をシェアする

関連記事