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愛するペットの死は突然に…お別れ方法と悲しみの乗り越え方

Date:2017.10.04

ペットブームの昨今、犬や猫など動物たちを家族同様に思って暮らす人たちも増えています。でも動物の寿命は人間にくらべると短いもの。必ず、別れのときはやってきます。

ペットの死は突然にやってくることもあります。我が家の猫も少し前に急死しました。死の直前まで元気にご飯を食べていたのに、突然で一瞬の出来事でした。

猫の最後を看取るのは3度目のことですが、これほど急な別れは初めてのことで、何の心構えもお別れの準備もできていませんでした。動揺する中、慌ただしい中、十分に満足のいくお別れができませんでした。

そこで、ペットの死が訪れた際、飼い主がすべきこと、前もって考えておくべきことをまとめることにしました。

突然の別れに見舞われたとき、後悔することがないように。愛するペットにとって、残された家族にとって、最善のお別れの形を考えてあげてください。


いつかは訪れるペットの死…そのときあなたがすべきこと

命には限りがあるため、ペットとのお別れのときも必ずやってきます。病院や屋外で亡くなることもあるでしょうが、最も多いのは自宅で最後を迎えるケースだと思います。

自宅で最愛のペットの最後を看取ることができた場合、ゆっくり悲しみに浸ってばかりもいられません。速やかに行うべきこと、考えるべきことがあります。

速やかに遺体のお世話をする

死後、遺体は硬直を始めます。また、口や鼻、お尻などから、体液が出てくる場合があります。悲しみながらも、速やかに遺体のお世話をしてあげてください。

  • 堅く絞ったタオルなどで体をきれいに拭いてあげる(毛並みを整える)
  • まぶたを閉じてあげる
  • 安置用の箱の中に寝かせる

火葬するまでの間、ご自宅で安置するのに、ダンボール箱やバスケット、プラスチックケースなどを用意しましょう。

体液が染み出すかもしれないため、箱の底にはペットシーツや大きいビニール袋を敷き、その上にバスタオルなどを敷いて寝かせます。

体液には個体差があるのかもれませんが、我が家の猫は、大型の猫だったせいか、「体液が染み出る」というレベルではなく、大量に流れ出したので、床一面が大変な状態になりました。

人間の遺体同様、鼻や喉、耳などに脱脂綿を詰めることができるなら詰めた方がよいかもしれません。

まぶたもすぐに閉じてあげてください。目の下を押しながら優しくまぶたをなでるとよいそうです。そのコツを知らなかった私は、きれいにまぶたを閉じてあげられず、うっすら目を開けたままの葬儀となってしまいました。

夏場など腐敗が気になる場合は、腹部と頭部を中心に、保冷剤で冷やします。保冷効果のために遺体の上からタオルをかけて、外気に触れないようにします。直射日光の当たらない場所に置く、クーラーで部屋を冷やすなども必要です。

手足を伸ばしたままにすると、そのまま硬直してしまい、箱や棺に入れる際に苦労します。硬直が始まる前に、手足は胸の方に寄せて、自然な寝姿になるように整えてあげましょう。

葬儀の方法を考える・手配する

遺体を安置することができたら、次に考えなければならないのは、遺体をどうするのかということです。

  • ペット霊園などで火葬 → その後霊園や納骨堂へ・もしくは返骨
  • 霊園を持たないペット火葬業者で火葬 → 返骨
  • 自治体の火葬場で火葬
  • ペットを土葬(自宅の庭などに埋める)

昔は家で飼っていた猫が死ぬと、火葬せずに庭に穴を掘って埋めたりしましたが、最近では衛生上の問題もあり、自宅の庭に埋めるにしても火葬してから、というのが主流です。

自宅の庭であれば土葬でも法律上は問題ありませんが、悪臭問題や他の動物に掘り起こされる心配があるため、かなり深い穴(1m以上)を掘らなければなりません。

お金をかけたくないのであれば、自治体の火葬場などに持ち込めば3000円程度で火葬してくれるところもあります。

これは自治体によりけりで、自治体によっては有料ゴミとしてゴミと一緒に焼却されるケースもあるとのこと。きちんと調べる必要があります。

私の住む町の役所では、市営斎場で火葬してくれるとのことでしたが、その注意書きに、タオルや毛布などに包まないでダンボール箱に直に入れて、とあったので、なんだかかわいそうな気がしてやめました。

私のように猫だって犬だって大事に扱ってほしい、と思う人が増えたからか、ペット専門の火葬業者も増えています。予算の問題、気持ちの問題、双方ともに納得のいく業者を選んでください。

選択肢が増えた分、ペットが亡くなってからでは、ゆっくり検討する時間もなく、後々悔いの残る葬儀となる場合もあります。生前から、家の近くによい業者や霊園はないか、調べておくことをおすすめします。

業者への火葬依頼はお早めに。ペットの死後24時間置いて火葬する場合も、業者への連絡はなるべく早くしましょう。予約がいっぱいで、すぐには火葬できないこともあります。

最後の時間を過ごす

遺体安置から火葬・埋葬までの間は、ペットとともに過ごす最後の時間です。

  • お花、好きだったご飯、おやつ、お水などを供える
  • ローソクを灯したり、お線香をたく
  • 遺影を飾る

など。納得のいくやり方で最後のときを過ごしてください。一緒に火葬する思い出の品なども飾っておくと、火葬への準備にもなってよいかもしれません。

特に何を飾ることもなく、片時も離れずただそばにいる。もちろん、それでも構いません。

ペット火葬をする場合~その方法と火葬後の流れ

現在では、ペットは火葬するのが主流となっているため、火葬の方法や火葬後の流れについて紹介したいと思います。

ペット霊園や火葬業者に頼んで火葬する場合、火葬の方法やその後の対応にも、いくつか選択肢があります。お別れのときに慌てて決めずにすむように、前もって検討しておくことをおすすめします。

個別火葬か合同火葬か

ペットの火葬をペット霊園やペット火葬業者に依頼する場合

  • 個別火葬にする
  • 合同火葬にする

のどちらにするかを、まずは決めます。

個別火葬というのは、自分のペットだけを個別に火葬してもらいます。個別火葬の場合は火葬に立ち会うか、業者に一任するかを選択することができます。立ち会うと決めた場合はさらに、

  • お骨上げをするか・しないか
  • 返骨を希望するか・しないか

を選ぶことができます。

合同火葬というのは、ほかの動物たちも一緒に火葬するので、立ち合いも、お骨上げも、返骨もできません。

個別火葬を希望する場合、最近では火葬炉を積んだ火葬車で訪問火葬(自宅火葬)する業者も増えているようです。

個別火葬では、きれいな祭壇を組んでもらい、お経をあげてもらったり、お焼香をしたりという葬儀を行ってくれるところもあります。

その場合は、

  • 写真や手紙
  • 思い出の品
  • お供えの品

などを用意しておくとよいでしょう。

料金は業者によって、さまざまです。お骨上げに別料金を設定するなど、料金体系もそれぞれに違うので、事前によく調べる必要があります。

返骨してもらうか埋葬・納骨するか

合同火葬にした場合は、自分のペットの骨もほかの動物の骨も区別できませんので、そのまま供養塔や合同墓に合同埋葬されることになります。

個別火葬した場合は、

  • 返骨を希望し、骨壺に入れて自宅に持ち帰る
  • 個別墓地・もしくは合同墓に埋葬する
  • 納骨堂に納骨する

埋葬や納骨の場合も、いったんは自宅に連れ帰り、後日改めて埋葬・納骨した方が、家族もゆっくりとお別れできますし、ペットも大好きな自宅でのひとときを過ごせてよいでしょう。

返骨の場合、遺骨をパウダー状に粉骨加工してくれる業者もあります。粉骨加工すれば容積も5分の1となり場所もとりません。

返骨後の弔い方

骨壺に入れて自宅に持ち帰った場合、その後どうするかを考える必要があります。

しばらくの間はペットが好きだった場所に骨壺を置き、写真やお水、お供え物を添えて、お線香をたいたり、話しかけたりと、それぞれのやり方で供養してあげるとよいでしょう。

その後もずっと骨壺に入れたまま共に過ごす人、ペット用の仏壇や祭壇に祭る方もいますが、「土に返してあげないと」という思いがある場合は、

  • 自宅の庭に埋葬
  • 自然散骨
  • プランターなどの土に混ぜて埋葬

などの選択肢があります。

我が家は一軒家ですが、庭がほぼないに等しいのと、ずっと今の家に住み続けるか自信がないのとで、自宅に埋葬するのは諦め、霊園の合同墓に埋葬しましたが、その後、最近はプランターなどの土に混ぜてそばに置く人もいると知り、その手があったか!と少し後悔しました。

月命日などに霊園に行くのもよいのですが、霊園が遠いと、ふと会いたくなったときに会えないのは寂しいですね。いつもともに過ごせる供養方法があれば、それに越したことはありません。

山や海などに遺骨をまく、自然散骨をされる方も多いようです。この場合は粉砕加工するか、砂粒よりも小さくなるよう砕いてください。

他人の私有地や農耕地、養殖地などはダメですが、常識的な自然への散骨であれば、特別に許可をとる必要もないでしょう。

ただ、自治体によっては特別な条例を設けている場合もあるため、事前確認は必要です。

メモリアルアイテムでいつも一緒に

お骨上げをするときに希望すれば、骨の中から爪や歯などを分骨させてもらうこともできます。

我が家の場合は、分骨してもらったその骨をキーホルダータイプのメモリアルカプセルに入れて、手元供養しています。

ほかにも、

  • 遺骨の一部を細かく砕いてペンダントに収納するメモリアルジュエリー
  • 遺骨や遺灰からつくるダイヤモンド
  • 遺毛をクリスタルの中に入れてつくるアクセサリー

など、大切なペットをいつも身近に感じられるメモリアルグッズがたくさんあります。

お墓参りにはなかなか行けなくても、常に語りかけられるように、記念に何か残しておくのもおすすめですよ。

ペットロスにならないために…その予防法と対処法

ペットを家族の一員と考える人が増えたことで、ペットが亡くなったときにペットロスになる人も増えてきています。ペットロスをこじらせると、うつ病になったり、体のあちこちに不調が現れたりする人もいるので注意が必要です。

動物の寿命は人間よりずっと短いもの。死が訪れることは仕方がないことと覚悟した上で、限られた時間をともに幸せに過ごすことが大切です。

悔いのない付き合い方を

ペットの死に直面したときに、飼い主たちを一番苦しめるのは「どうして〇〇してあげなかったのだろう」という後悔の念です。

「どうしてもっと早く気づいてあげられなかったのだろう」
「どうしてもっとたくさん遊んであげなかったのだろう」
「どうしてあのとき、もっとやさしくしてあげなかったのだろう」

どうして、どうして、、という思いがぬぐえません。

でも、飼い主の後悔の念は成仏の妨げになります。過ぎたことを悔いてもペットたちのためにはなりません。

できることといえば、生きているうちに、後悔しないような付き合い方・接し方をする、それだけです。

死はいつ訪れるかわからないのです。いつ別れのときがきても悔いのないように、惜しみなく愛を注いであげてください。

ペットに依存しすぎない生活を

予防法として、もうひとつ大切なことは、ペットに依存しすぎないということです。依存というと、溺愛したり、四六時中一緒にいたり、離れていると寂しくて仕方がなかったりという溺愛ぶりを思い浮かべますが、そればかりではありません。

私と猫は一見ドライな関係でした。同じ家にいても離れた場所にいることも多く、溺愛しているわけでもなく、猫の最後を看取るのも3匹目だし、悲しいものの今度は上手にお別れできるだろうと。

でも、失くしてみて改めて、自分の人生が猫という生き物に依存していたのだと気づきました。

嫌なことがあったとき、イライラしたとき、ストレスがたまったとき、落ち込んだとき…黙ってモフモフさせてくれる猫の存在が、私の心の拠り所だったのです。

我が家の娘も私に叱られたときなど、いつも兄的存在である猫の元へ走っていたので、猫がいなくなってしばらくは、2人で途方にくれました。

溺愛だけが依存ではありません。私たち親子のような自覚のない依存もあります。モフモフの癒しパワーはすごいですが、寄りかかりすぎないように注意しましょう。

別離は避けられない…お別れはしっかりと

いざ、別れが訪れたとき、しっかりとお別れをすることも大切です。

  • 火葬前にお別れの時間をともに過ごす
  • 火葬に立ち会う
  • お葬式など、別れのセレモニーを行う
  • 返骨後、納得のいくまで自宅で供養する

など。お別れの仕方は人それぞれです。ご自身で納得のいくまで、お別れのときを過ごしてください。

私は猫が亡くなった夜は、寂しくないようにとずっとそばについていました。お葬式もあげてもらい、火葬にも立ち会いました。

お葬式をしたり、火葬に立ち会ったりして「最後のお別れ」という明確な形をとることは、心の整理の手助けになるかと思います。

すでにペットロス…喪失感をどうにもできずにいる人は

いるはずの場所にいない。聞こえるはずの声が聞こえない。毎日の生活に当たり前に存在したものをなくすと、心にぽっかり穴が開いたような気持ちになります。

あんまり大きな穴だから、そこからエネルギーが漏れ出てしまって、元気が出なかったり、無気力になったり。

時間が解決してくれるのを待つしかないのですが、ペットロスを下手にこじらせないように、少しでも早く立ち直るために、真正面から悲しみに向き合うことも大切です。

たとえば、

  • 生前撮りためた写真を整理し、アルバムをつくる
  • 亡きペットの絵を描く
  • 亡きペットへ宛てた手紙を書く

など。

ペットとともに暮らした日々を思い出しながら、今はもういないという事実や、失った悲しみとしっかり向き合う時間を持つようにしましょう。涙を流すことも大切です。思う存分泣きましょう。

しばしの別れ…ゆくゆくは同じお墓に入る

ペットを家族と考える人が増えたことで、人とペットが同じお墓に眠ることができる共葬墓地も増えてきているようです。共葬墓地を検討することで、心が落ち着く場合もあります。

「いずれ一緒のお墓に入ることができる」
「少しの間離れているだけ」

そう考えることで、少しは喪失感を和らげることができるかもしれません。

ただ、増えてきたとはいえ、共葬墓地は限られています。自分のお墓のことも含めて考えなければならないので、時間をかけて調べ、検討する必要があります。

いつか虹の橋で会えるように…納得のいくお別れを

ペットを愛する人たちの間で「虹の橋」という詩が有名なのを知っていますか?

この世を去ったペットたちは、天国の手前にある「虹の橋」で飼い主のことを待っていてくれるという詩です。

そこは水にも食べ物にも困らない緑の草原で、ペットたちは老いや病気からも回復した元気な姿で遊びまわっているそう。そして、そこに飼い主が現れる(死んでその場所へ行く)と一緒に虹の橋を渡り、天国へ行くのだと。

愛するペットに「虹の橋で待っていてね」と再会を約束できるように、この世でのお別れをどうぞ納得いくものにしてください。

我が家の場合、猛暑の中、遺体の腐敗を心配してすべてに駆け足作業だったため、少し悔いの残るお別れの仕方となってしまいました。

同じ思いをする方がひとりでも減りますように。少しでも、お役に立てたなら幸いです。

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