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実家依存症で離婚することも…実家依存症の特徴と改善方法

Date:2016.05.02

shutterstock_296713478あなたは実家依存症という言葉をきいたことはありますか?

アルコール依存症や、薬物依存症、ニコチン依存症、ネット依存、ギャンブル、買い物など、依存症と呼ばれる中毒症状はさまざまありますが、昨今、既婚した女性の実家依存症が目立っているようです。

実家依存症は成人した子供が親に相互的に依存することで、自分の家族や他者に悪影響を及ぼすもので、医学的に病気とは認定されていません。

この実家依存症は先述したとおり、既婚女性に多く見られる症状で、母親と娘の関係において使われることがほとんどです。

社会現象になりつつある実家依存症とは一体どんな症状で、どんな悪影響を及ぼすというのでしょうか?

今回は実家依存症の特徴や改善方法について探っていきたいと思います。

実家依存症とはどんな状態?実家依存症になってしまう要因は母親との関係性にあることが多い

そもそも実家依存症とはどんなものなのでしょうか?

  • 旦那や家庭をほったらかしにし実家に依存している状態
  • 実家のそばに住み、常に母親の助けを請う
  • 何かあればすぐに母親に助けを求める

このように母親に対して強い執着と頼りきりな状態が激しいというのが実家依存している症状なようです。

では、実家依存症に陥ってしまう主な原因はなんなのでしょうか?

  • 本人の自尊心が低い
  • 幼少期に自分を否定されたことがある
  • 親のご機嫌を伺って幼少期を過ごした
  • 親に過度な期待をされて育った

主にこのような「育てられ方」が原因で、実家依存症に陥ってしまいやすいようです。

幼少時代、親から厳しく躾けられ、

  • ○○だからあなたはダメな子
  • ○○だからあなたはいい子

といったような育てられ方をされた女性は、子供にとって全てであり、絶対的な存在である親に見捨てられたり、認めてもらえない恐怖を体験しています。

大人であれば、間違っていることや嫌なことに対して、はっきりと自分の意見を言うことができますが、子供は「親の言っていることが正しい」と認識してしまうため、自分が何か怒られたときや注意を受けた際、親の機嫌を伺うようになってしまうのです。

親の機嫌を伺ったり、期待に応えようとしたり、親の言うことが全て正しいといった認識を植え付けられてしまうと、次第に「親が欲求してくることが自分の欲求である」と錯覚してしまうようになります。

親を喜ばせたり、期待に応えることが自分の存在価値の基準となってしまい、自分の言動が全て親を介したものになっていきます。

  • テストで良い点を取る→学ぶ喜び<親が喜ぶから勉強をする
  • ピアノを上手に弾く→ピアノを楽しむ<親に認めてもらうために練習する
  • 部活を頑張る→部活を楽しむ<親が期待しているから部活をやる

など、自分自身が本来楽しんだりするために始めたことでも、親の期待や望みが強く子供にかかればかかるほど、子供は「自分のため」ではなく「親のため=自分のため」と考えるようになってしまうのです。

子供が自分の意見や気持ちを貫いて自由に育つか、親の意見に左右され言うことを聞く「いい子」に育つかは「親次第」。

親が子供を「人格のある1人の人間である」と尊重し、過度な干渉をしなければ子供は自分を貫き、自立し、自然と1人で歩いて行くようになります。

そうすることで精神的な成長につながり、自尊心を育てます。 

しかし、現代では子供に自由を与えず、危険なものは親が先回りして排除、親の希望や夢を子供に押し付ける、といった現象が多く見られ、子供の人格を尊重できない親が年々増えています。

私の学生時代の友人にも「一緒に遊ぶ」「近所に出かける」「何かを買う」という些細なことさえ「親に聞かないと分からない」と、自分の意見や希望より先に「親の意見」を優先させる子がいました。

私はどちらかと言えば放任主義で、自己責任でやりなさいと育てられたので、その友人の言動に当時、とても驚いたことを今でも覚えています。

このように、「親」によって自分の言動を縛られてしまう子供が、今社会現象となっている実家依存症を生み出していると言われています。

どんな人がなりやすい?実家依存症の人に共通している特徴

実際に、実家依存症になりやすい傾向の人はどんな人が多いのでしょうか?また、実家依存症の人の特徴はどんなものなのでしょう。

親でも特に母親は子供に対して何歳になっても心配する人が多いので、気付いたら実家依存症に陥っている可能性もあります。

また近親者や、友人にこのような傾向が見られる人がいる場合は注意深く見守りましょう。

母親と娘の関係が良好で傍から見てもとても仲が良い

親子関係が良いというのはとても良いこと、なのですが、実家依存症を発症する人の代表的な特徴がこれです。

昔は20代の子供がいる50代~60代の女性はオシャレな人は少なく、下手をすればおばあさんにも見える人が多かったですが、昨今ではオシャレで若々しい人が多いです。

実年齢よりはるかに若く見られるような女性も多く、友達親子という言葉が使われるほど、仲良しな親子関係を築いている人もたくさんいるのではないでしょうか?

女性同士なのはもちろん、子供は親の影響を最も受けるので、価値観が近かったり、雰囲気が似ている人が多いです。

娘が母親の服を選んだり、一緒に買物に行ってあれこれと勧めることも多いので、親も若々しい雰囲気になりやすいです。

比較的大人しい女性の親は歳相応に、流行に敏感でオシャレな女性の親は同じくオシャレで、年齢より若く見られる人が多い傾向が強いです。

母親より父親の方が優しい性格で家では女性の方が強い

女性同士であれば先述したとおり、価値観が似ますが、性質の違う男性である父親の場合はまた少し変わってきます。

実家に厳格で頑固で取っつきにくいとも取れるタイプの父親がいる場合、一度家を出ると戻りたくないと思うものですが、母親が厳しい代わりに父親が優しいタイプの家庭の場合、父親と娘も仲が良いため、実家の居心地は断然良くなります。

女性の方が強いような家庭では、娘が実家に帰ってくることや遊びに来ることに関しては寛大で、寧ろ喜んで甘やかしてくれます。

日常的なストレスが強く、常に欲求不満気味である

既婚女性の一番のストレスと言えば、旦那さんや家庭に対するものが多いです。その次に、仕事。

結婚生活にはさまざまな理想や夢を抱いている女性が多いので、現実を知ってそのギャップにストレスを感じる人も少なくありません。

  • やりたいことができない
  • 旦那や家庭、仕事で常にバタバタした生活を送っている
  • ゆっくり一息つく時間がない

というような状況だと当然、ストレスが溜まりますし発散できる場所も機会も少ないため欲求不満を抱えやすいです。

実家から居住地が近い場所にあり行き来しやすい

実家と現在の居住地が近いと、どうしても親を頼りがちになります。

居住地が遠いと本当に困ったことや大きな悩みがない限り心配をかけないために頼らない人が多いですが、近くにいれば、些細なことでもすぐに母親の助けを求めたり、ちょっと困ったときは親の力を借りようとするなど、「頼る度合い」が変わってきます。

居住地が遠く頼りにできないから子供を保育所に預ける、というところが、居住地が近くすぐ頼れるからと子供を親に預ける、という感覚になってきます。

趣味が乏しい、もしくは母親と共通の趣味が多い

趣味が少なく、自分の時間を楽しんだり友人との時間を満喫するようなことが少ない女性、または、多趣味でもその趣味が母親と共通しており、友人ではなく母親で事足りてしまう、という女性も多く見られます。

趣味がなければその分母親と一緒に過ごすことが趣味になってしまいやすいですし、母親と趣味が共通していればその趣味関連の友人を作る気が削がれてしまうのです。

もちろん、親と共通の趣味を持ち、仲良く出かけることが多いのは良いことですが、その頻度が多すぎる場合は問題です。

妊娠した際、里帰り出産をした後に発症することが多い

結婚後、子供が産まれるまでは親に不要な心配をかけまいと気を張っていますが、妊娠したことで里帰りをすると、実家の安心感から気が抜け、実家依存症になってしまう女性が多いようです。

女性にとって、出産は生死にも関わる大きな出来事です。初めての経験な上、喜びと同じだけ苦しく辛いことも多々あり、かかる負担も大きいです。

更に、女性だけが経験することであるため、男性には分かりにくい部分が多く、的はずれなことを言われたり、過度な心配や干渉をされたり、逆にもっと心配して欲しいのにその希望にそぐわない態度をされるなど精神的なストレスも多くなります。

そんな状態のときに実家に帰り、妊娠出産の経験者であり、分かり合える女性同士であり、自分を心配し見守ってくれる理解者である母親に頼りたくなるのは誰しも同じです。

マタニティーブルーになりやすい不安定な時期を実家で母親と過ごしたことをきっかけに、実家依存に陥る女性が多いのは頷けますね。

自分に自身が持てないタイプ、自尊心が薄い傾向にある

依存症と呼ばれるものの性質は、

  • アルコールやニコチンなどの物質に対する依存
  • 買い物やネットなどの行動に対する依存
  • 最後が人に対する依存である共依存

と、この3つのパターンに分かれています。

実家依存症はこの共依存で、友人や家族などの自分に理解を示してくれる人に依存し、相手もまた依存されることに依存してしまうという状態を生み出してしまいます。

自分に自信がなかったり、自尊心が低い人は誰かに依存したり必要とされることで自分の存在価値を見出してしまうタイプの人が多く、負の連鎖に陥ります。

自分に自信があるというタイプの人は少ないですが、自立心や一般的な自尊心を子供の頃にしっかり育てられなかった場合は、特に実家依存症になりやすいと言えます。

このように、精神的な距離も物理的な距離も近い存在である実家に吸い寄せられ、最終的には旦那や自分の家庭をないがしろにしていきます。

ひどい場合は、旦那や家庭を失ったとしても「自分には実家という帰れる場所がある」と安心してしまい、喧嘩をしてもすぐに逃げてしまったり、逆に妻に逃げられたら困ると考えている旦那さんに対して上から目線でモノを言う人も少なくありません。

それは男性からしてみると大変困った状況です。親と子の関係として一見素晴らしく見えても、実際は歪んだ絆となってしまっていることを自覚しなくてはなりません。

あなたももしかして…?実家依存症度チェックをしてみよう

実家依存症は今現在、病として認定されてはいませんが、離婚相談員が定めたものとして、以下のチェック項目に3つ以上当てはまる場合は、実家依存症として考えるようです。

あなたやあなたの身の回りの人が実家依存症になっていないかチェックしてみましょう。

<実家依存症度チェック>

  • 友人より母親と出かけることの方が多い
  • 実家に週2回以上電話をかけて話をする
  • 旦那がいないときは実家で過ごすことが多い
  • 実家に頻繁に通っている自覚はあるが娘だから当たり前という感覚である
  • 実家から経済的な援助をしてもらっている
  • 家事や育児などを親に手伝ってもらっている
  • 実家のパワーバランスが、父親より母親の方が強い
  • 旦那と親の意見が違った場合、親の意見を優先する
  • 何か相談事ができたときは旦那より先に親に相談する
  • なにかと理由をつけて親の意見に従ってしまう

この実家依存症は親子の依存関係が大きく影響しており、親の甘やかしが最大の要因と言われており、離婚の原因となることが大変多いと言われています。

女性が既婚者関係である場合、妻か旦那のどちらかが感情的な性格で身勝手、どちらかが理性的で冷静なパターンが多く、離婚相談所などに相談をしに来るのは理性的な方が圧倒的に多いです。

実家依存症の認知度はまだ低いので仕方がありませんが、このような傾向がある場合は、自分たちでまずはしっかり、自覚をすることが大切です。

上記の項目に3つ以上当てはまっている方や、その友人は実家依存症である可能性が極めて高いので、一度客観視したり、人に意見を伺うようにしましょう。

どうしたら解決できるの?実家依存症の治療方法、解決策とは

このような「育った環境」が大きく影響している実家依存症、解決は難しいように感じますが、治療方法はあるのでしょうか?

本人とパートナーがしっかりと自覚をする

本人とパートナー共に、実家依存症であるということをしっかり自覚することがまずはなによりも大事です。

そして、その実家依存症が離婚に繋がるケースが極めて多いということを理解してもらい、重大性を考えさせなければなりません。

ただ、パートナーが本人に指摘をしたとしても、不快感を示されたりまともに取り合ってもらえなかったり、またそれをきっかけに親が出てくることもあるかと思います。

パートナーが本人に自覚をさせるために取る手段として有効なものは…

  1. 本人の母親との関係が良好である場合は義母に悩みを伝える
  2. 本人の父親との関係が良好である場合は義父に悩みを伝える
  3. さり気なく友人などに実家依存症の話題を振ってもらう
  4. さり気なく実家依存症を取り扱った番組や動画などを見せる
  5. さり気なく実家依存症を取り扱った本や漫画を置いておく

少々手荒でも、本人にしっかりと危機感を抱かせることが大切です。一番の難関ですがここを超えなければなにも事態は進展しないので努力が必要です。

友人の男性が妻の実家依存症で悩んでいる際はぜひ、このような対処方法でまず自覚させることを勧めてみてください。

物理的に実家と居住地を離し行き来を難しくする

引っ越しが関わってくるのですぐにというわけにはいかないかと思いますが、物理的に親との距離を離すことも大切です。

実家と物理的な距離が離れることで精神的な距離も離れやすくなり、

実家に帰りにくくなる→頼りにくくなる→自力で頑張らなければいけない→自立する

という展開をのぞむことができます。

こうして頼る相手を実家の親から、近所のママ友や友人に変えていき、実家に帰るのもお盆やお正月など節目だけにするようにしましょう。

実施するのが難しい分、一番効果的な方法とも言えます。

ただ、環境が変わることによって本人が頼る場所をなくし、うつなどになることもありますので、頼れる場所から引き離した分、パートナーがしっかり支えることが大切です。

経済的な援助を禁止し、子供について話し合いをする

そもそも実家依存症である娘を持つ義母や義父自体が、「実家依存症の危険性」を認知していない、自覚していないことも多く、これが悪化の一途をたどる原因ともなっています。

義母、義父に娘が実家依存症になっており、それが夫婦の離婚につながる危険性が高いという事実を自覚させ、子供の経済的な自立や精神的な自立を促すために、ときには離れることも大切であるということを理解してもらいましょう。

娘が自立していないという状況がなぜいけないのか、という話になった場合…

  1. 自立させないと親が亡くなった後、1人で何もできなくなる
  2. 子供に幸せを与える→子供が自ら幸せを作れるようになることが大事
  3. 子供にお金を与える→子供が自分でお金を稼ぐ力を持つことが大事
  4. 子供に苦労を与えない→子供が自分で苦難を乗り越える力を持つことが大事

自分の娘が実家依存症になっているのを放置しているということが、すなわち、親が、自分たちが亡くなった後のことを全く考えていないということと同義であることを分からせましょう。

動物界で言うと、ライオンは自分の子供を崖から落とし、生還した子供のみを育てるという習性を持っています。自然界は厳しいため、この苦難を乗り越えられなければこの先行きていけない、ということからこういった行動を起こします。

可愛い子には旅をさせろ、ということわざもありますし、子供を守り育て、愛情を与え、幸せにする段階から、子供を自立させ自分で幸せを作れるようにする段階に変わったことを諭せると一番よいです。

実家以上に居心地の良い家庭を作るように努力し合う

実家依存症を解決するために最も大切なことは、実家に対して一番居心地がいいと感じている本人の意識を、自分の家庭が最も居心地がいいと変えさせることです。

夫婦間の関係を良好にし、共に協力し助け合い、支え合っていくことが何より重要です。

実家依存症という点を見つめすぎ、「実家依存症である相手が悪い・間違っている」という見方をして相手を否定してしまうと、夫婦関係は悪化してしまいます。

実家依存をやめさせ、自分の家庭を一番大切にして欲しい、というのが終着点であるならば、相手の間違いや今の状況を責めてしまってはいけません。

全く違う環境で育った人間同士が、同じ環境で新しい家庭を作ることは当然難しいことです。お互いに歩み寄ることを忘れず、相手の気持を汲み取ったり、察する努力も大切です。

どちらかが上から目線になってしまい、一方を「正す」という認識にならないように気をつけましょう。

実家依存症は本人とパートナーとその親の強力さえあれば解決できる

いかがでしたか?まだまだ社会的に認知度が低く、このような症状で悩んでいる夫婦は多いことと思います。また、知人に相談されているという人もいるかと思います。

新しく居心地のいい家庭環境を1から作ることは容易ではありませんし、元々居心地の良い実家を持っているなら尚のこと、そちらに気持ちが傾くのは当然です。

しかし、実家依存症から抜け出せない限り、自分が持つ家庭が居心地の良い場所に変わることはありません。

「自分自身が実家依存症である」
「自分の妻が実家依存症である」
「自分の友人が実家依存症である」
「自分の友人の妻が実家依存症である」

など、さまざまなケースから実家依存症を調べている人は、ぜひ、この記事を参考に解決策を模索してみてくださいね。

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