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髪のうねり、実は老化が原因!?うねり髪の対処法と予防法

Date:2017.06.16

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髪のうねり、実は老化が原因!?うねり髪の対処法と予防法|女性の美学
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昔はこんなじゃなかったんだけど…
朝出てくるときは、まっすぐにセットしてきたのに…

気付いたらうねっている、鏡の中の自分の髪。うねるだけならまだしも、毛先は広がったり、トップはペタッとつぶれたり。顔まわりの毛だけうねってハネて、もはや「茄子のヘタ」のよう…。

うねりのせいで、ツヤもなくなるしヘアセットもままならない!ツヤツヤストレートのあの人は、一体どんなヘアケアをしているのかしら?

気になる髪の悩み、うねりの原因と予防・対処法について調べてみました。

髪のうねりの原因は、頭皮と髪の毛両方にあり!

髪のうねりの原因は、親からの遺伝による先天性のものと、若いころは真っすぐだったけれど、年齢を重ねるごとに髪質が変化してくる後天性のものに分けられます。

とはいえ、日本人の9割は直毛で生まれてくると言われていますので、うねりに悩む大半の方は後天性のものと言えるでしょう。

頭皮の老化と毛穴のゆがみがうねりの原因

髪の毛一本一本が生えている頭皮。その頭皮の毛穴は直毛の場合、もともとキレイな円形をしています。キレイな円から生えている髪は、髪の断面も丸くダメージに強いんです。

しかし、クセ毛の場合は毛穴そのものが楕円形をしているので、髪の断面も楕円あるいはいびつな円形になり、ダメージを受けやすくうねりやすい形状になっているんです。

もともとはキレイな円形の毛穴だったとしても、

  • 髪の毛を強く引っ張る髪形を続けている
  • 乱暴なシャンプーやブラッシングで頭皮が傷ついている
  • 加齢による頭皮のたるみ・硬化によるもの
  • ストレス・産後によるホルモンバランスや自律神経の乱れ

などによって、頭皮の毛穴は歪んでしまいます。特に、加齢によって起こる頭皮の老化は誰にでも起こりうるもの。

顔の皮膚はシミだのくすみだのと、比較的若いころから躍起になって高いケア用品を使ったりしますが、頭皮に至っては無頓着、なんて人も多いのでは。

また、シャンプーやリンスなどのヘアケア剤のすすぎ残しや、余分な皮脂などの汚れが詰まり、毛穴の変形を起こしている場合もあります。

日常的な習慣に加えて、ヘアケア用品や使い方などもうねりの原因となっていることが分かりますよね。

乾燥や紫外線による髪の毛のダメージも、うねりの原因

髪の根っこともいえる頭皮と毛穴が原因、と先ほどは紹介しましたが、髪のうねりの第2の原因は、髪自体のダメージにあります。

髪の毛のキューティクルが乾燥や紫外線などのダメージにより剥げて、水分が毛の内側に入り込み、うねってしまうんです。

潤い不足の髪は、空気中から余分な水分を取り込んでしまいがちなので、タバコや脂のニオイもつきやすいんです。

髪のうねりもそうですが、「なんだかタバコや焼き肉のニオイが髪に残りやすくなっちゃったな」というのは、髪からのSOSサインかもしれません。

うねりの予防法いろいろ。頭皮と髪の両方にアプローチ!

毛穴のゆがみに、髪のダメージ、そして老化…もう髪がうねるのも仕方ない?いえいえ、大事なのは気づいた今から対策をすること。

毎日の習慣を少し変えてみたり、放りっぱなしだった地肌ケアを取り入れたり。湿気や紫外線などに負けないよう、今から簡単にできる対策をまとめてみました。

シャンプーを変えてみよう

髪のうねりの原因となる、頭皮や毛穴のコンディション。乾燥や余分な皮脂を防止し、健康な地肌の為に、自分に合ったシャンプー選びはマスト。

頭皮環境が気になる人は、頭皮を弱酸性に保って優しく洗い上げるアミノ酸系シャンプー・スカルプシャンプーがオススメです。

アミノ酸シャンプーとは
主成分がアミノ酸で出来ていて、低刺激。他シャンプーと比較すると若干洗浄力は弱めですが、頭皮に適度な油分を残して洗い上げるので頭皮環境を安定させます。

成分名を見ると

  • ココイルグルタミン酸
  • ココイルアラニン
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • コカミドプロピルベタイン

が水の次にに表示されているものが、頭皮環境にオススメのアミノ酸シャンプーです。

なんだかカタカナばかりで覚えづらいなあ、とも思いますが、これも健康な髪のため。「ココイル~・メチルアラニン・~ベタイン」がつくものが主成分とざっくり覚えましょう。

スカルプシャンプーも、ほとんどがアミノ酸を主成分としたものですので、アミノ酸系シャンプーと言っても良いでしょう。

でも、市販されているスカルプシャンプーは必ず女性用を使うようにしましょう。男性用は皮脂を取りすぎてしまうので、デリケートな女性の頭皮・毛髪には厳禁です。

髪の乾かし方とタイミングはひと工夫

朝起きると、髪のうねりが激しくてなおすのに一苦労…そんな人は、乾かし方も見直してみるといいかもしれません。

自然乾燥は避け、シャンプー後は時間をおかずに、ドライヤーでしっかりと乾燥させましょう。乾かす際、気を付けるのが根元部分。毛先ばかり乾かして根元をしっかり乾かさないと、うねりの原因に。

しっかりと温風を当てて乾かしたら、最後に冷風で仕上げましょう。熱で開いた髪のキューティクルを閉じ、髪をおちつかせてくれるので、ツヤのある仕上がりが長持ちします。

コーティングしてくれるヘアケア剤を使おう

すっぴんの髪の毛は、素肌と同じく外部からのダメージを受けやすくなっています。乾燥や紫外線などのダメージが原因でキューティクルの剥がれた髪は、空気中の水分をとりこんでうねりがち。

そこで、シャンプー後ドライヤーで乾かす前や、朝に髪をセットする際に、流さないトリートメントやオイルで髪をコーティングすることをオススメします。

ドライヤーの熱から髪を守りながら、しっかりと髪を補修してくれるもので朝スタイリングの下地を作れば、雨の日もセットのもちが良くなります。

余分な水分も吸わないようにしてくれるので、タバコや油のにおいがつきにくくなるのも嬉しい効果ですね。

頭皮マッサージを取り入れ始めよう

顔の皮膚と同様、頭皮も老化します。頭皮のゆがみは髪のゆがみと心得て、今日から頭皮のマッサージを取り入れてみましょう。

マッサージで頭皮の血行が良くなることで、髪の毛根にも栄養がいきわたり、健康な髪をつくります。

そのほかにも、顔のリフトアップや目の疲れ解消、ストレス解消など多方面に効果があるのでオススメです。

▼頭皮マッサージについてはコチラも参考にしてください!

頑固なうねり髪、縮毛矯正も考える?

それでも、どうしてもストレートヘアに憧れる!という人は、縮毛矯正という手段もあります。

とはいえ、薬剤と熱で髪をまっすぐに伸ばすので髪へのダメージはないとは言えません。また、人によってはトップのボリュームがなくなり、寂しい印象を与えてしまう可能性も。

生え際から新しい髪が生えてきてしまうので、2,3ヶ月おきにかけなおしをしないといけないというのも多少デメリットですね。

サロンによっては、気になる部分だけ、ストレートパーマをかけるという手法もあるので、顔まわりの毛のうねりが特に気になる、なんて人はいいかもしれません。

うねりの改善は、頭皮と髪の健康づくりで!

いかがでしたか?基本的には頭皮や髪の健康第一が、うねりを防止する最善策のようです。雨の日だから、クセが出ちゃうから…と、諦めちゃうのはまだ早い!

地肌のケアと、髪の毛の補修ケアがうねり改善のカギ。

いつもよりしっかりと丁寧に乾かすだけでも、翌日の仕上がりは変わってくるものです。「うねりやすい」髪を自分で招いていないか、日頃のヘアケアを見直してしてみましょう。

最後に、出先でうねっている場合、水をつけて直すのは逆効果なのでやめましょう。スプレータイプのトリートメントなどを用意し、手ぐしでのばすのがオススメです。

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ライター:もより

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