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症状が悪化する前に…引き始めの風邪をなるべく早く治す対策

Date:2017.06.01

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症状が悪化する前に…引き始めの風邪をなるべく早く治す対策|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/kazokukaze17856/

風邪に罹ってしまうと鼻水、喉の痛み、発熱などが続きます。なかなか治らなかったりすると辛いですし、何より周りの人に迷惑をかけてしまうこともあります。

また、仕事やプライベートでの大事な時に限って風邪を引いてしまった…なんてことも少なくありません。

しかし、風邪を早く治す方法さえ分かれば風邪を長引かせず、早いうちに完治することが可能なのです!

今回は引き始めの風邪を治し、長引かせない方法について詳しくご紹介します。


早めの対策がカギを握る!引き始めの風邪を治す方法

風邪は長引く前に治してしまうに越したことはありません。あれ?風邪かな?と感じたら試してもらいたい方法についてご紹介します。

身体を温めて、たっぷりの休養・睡眠を!

まず試してみて欲しいのは何と言っても、たっぷりと休養・睡眠をとることです。免疫機能を高めるためにもしっかりと体を休ませてあげましょう。

また、同時に体を温めることも忘れないようにしましょう。

体が冷えた状態が続くと菌が増殖し、長引く恐れがあります。そうならないためにも身体を温めてあげることが大事なのです。

睡眠中は喉が乾燥し、風邪菌がのどで増殖する恐れがあります。喉の痛みを感じる方は睡眠中、

  • マスクをする(濡れマスクだとより効果的だそうです)
  • 加湿する

等をして喉を乾燥させないように心掛けましょう。

加湿の場合は加湿器を使っても良いですし、ない場合は濡らしたタオルを枕元にかけておいても同様の効果が得られます。

睡眠前に充分な水分補給をすることも大事です。途中で起きた時にも水分を補給出来るようにペットボトルなどに水を入れて用意しておくのも良いでしょう。

寝ている間に体を温めることも大事ですが、起きている時も

  • 温かい食べ物、飲み物を口にする
  • 温かい格好をする
  • カイロを貼る

ことで対策をすることが出来ます。

ただ、熱がある時に無理に温めると逆効果になってしまう恐れがあるので、温めて不快感を感じるようであったら無理に温める必要はありません。

汗を掻いた場合はこまめに汗を拭き取るようにしましょう。拭き取らないと掻いた汗によってかえって体を冷やしてしまいます。

また、厚着をするよりも冷えやすい

  • 手首
  • 足首

の周りを重点的に温めてあげると効率良く体を温めることが出来ますよ。

一定の室内温度と加湿でウイルスを撃退!

今の時期はどうしても低気温と乾燥が気になりますが、風邪のウイルスにとってはこれらの条件は大好物。

そのため、部屋の温度を20~23℃に、湿度を40%以上に保つことでウイルスを減らすことが出来ます。

消化が良く、栄養価が高いものを食べる

体内に留まるウイルスを撃退するため、エネルギー消費の激しくなる、風邪を引いている期間。そんな時には出来る限り栄養価の高い食品を摂るようにしましょう。

以下が風邪の引き始めの際に積極的に摂りたい食品です。

タンパク質
エネルギー源となる大切な栄養素です。

魚介類、肉、乳製品など

ビタミンA
のどや鼻の粘膜の新陳代謝を活発にし、強くする働きがあります。

うなぎ、牛乳、レバー、卵黄、にんじん、トマト、モロヘイヤ、小松菜など

ビタミンC
ウイルスを攻撃する白血球の働きを強くし、免疫力を高める効果があります。

ただ、ビタミンCは摂取してから長時間体内に留まることが出来ません。そのため、2~3時間おきに摂るなど、こまめに摂取した方が良いでしょう。

アセロラ、いちご、レモン、キウイ、みかん、柿、赤・黄ピーマン、ブロッコリー、ほうれん草、パセリなど

ビタミンB群
疲労回復効果と代謝を活発にする働きがあります。

豚肉、レバー、あさり、大豆、落花生、バナナなど

必須アミノ酸
ウイルスと戦う免疫細胞を活性化します。

肉類、大豆、魚介類、卵、チーズなど

ビタミンE
抗酸化作用の他にビタミンCの効果を持続させてくれます。

モロヘイヤ、アーモンド、明太子、カボチャ、大根など

抗菌性のある食べ物、飲み物
生姜、ネギ、にんにく、はちみつ、大根、れんこん、緑茶、紅茶など

これらの食材は風邪の時には積極的に摂取するのが理想ですが、だからといって栄養が偏ってしまうのも良くありません。

栄養バランスのとれた食事を摂るようにしましょう。

食事だけで栄養を摂るのが難しい場合はサプリ等で栄養を補っても構いません。

ただ、サプリメントはあくまで食事での不足分を補うものであることを忘れないようにして下さい。

また、食欲がない時は無理に食事をする必要はありません。

確かに体が弱っている時には栄養のあるものを食べた方が良いですが、食べた後すぐに寝てしまうと眠りの質を下げて睡眠の妨げになることもあります。

逆に風邪を悪化させてしまう食べ物にも注意してくださいね!

▼風邪を悪化させる食べ物についてはコチラを参考にしてください!

食欲がない場合は栄養ドリンクを飲んでも!

食欲がない時におススメなのが栄養ドリンクです。栄養を補うものとして一役買ってくれます。

栄養ドリンクですが、風邪を引いた際には

  • 体が温まる成分
  • 抵抗力を高める成分
  • ビタミンB
  • ビタミンC

これらの成分が入っているものがおススメです。

  • 体が温まる代表的な成分には生姜、桂皮、甘草など
  • 抵抗力を高める代表的な成分にはジオウ、ニンジン、生姜など

があります。

栄養ドリンクといっても数多くのものがありますので、成分に注目して選んでみましょう。

栄養ドリンクは風邪薬と同様の成分が入っている場合が多々あります。

風邪薬を服用している際や併用したい場合には医師や薬剤師に相談してからドリンクを飲むようにして下さい。

また、栄養ドリンクには

  • カフェイン
  • アルコール

が含まれていることがあります。

風邪を引いている時にはカフェイン入りのものは睡眠を妨げてしまうことがありますので、出来れば避けた方が良いでしょう。

また、妊娠中の方やアルコールが気になる方もアルコール入り栄養ドリンクには注意するようにして下さい。

免疫力を高める生姜湯を飲む

生姜には免疫力を高める効果があるので、風邪を引いた時に生姜湯を飲めば治りが早くなります。

また、生姜には免疫力を高める他に

  • 体を温める
  • 咳を鎮める
  • 抗菌

などの作用がありますので、生姜湯は風邪の引き始めにピッタリです。

用意するもの(一人分)
  • すりおろし生姜 大さじ2分の1
  • 砂糖 大さじ1と2分の1
  • 水 200ml
  • 片栗粉 大さじ2分の1
作り方
  1. 鍋に水を入れ、煮立たせる。
  2. 水が煮立ったら砂糖を入れて溶かす。
  3. 生姜を入れて、片栗粉を同量の水で溶き、入れる。

これで完成です!飲むタイミングとしては朝と就寝前の2回飲むのが効果的でしょう。

もっと手軽に作りたい場合は全部の材料をマグカップに入れて混ぜ、電子レンジで1分半加熱してください。加熱したら取り出してもう一度混ぜ、さらに1分半加熱します。

風邪を引いてしまっても忘れずに!手洗い・うがいをする

風邪やインフルエンザ予防としてこの時期では多くの方が手洗いやうがいを実践していると思いますが、実は風邪を引く前だけでなく、風邪を引いている時にも効果があります。

手洗いやうがいをしないと新たな菌の侵入により、二次感染を引き起こす可能性があるのです。

そういった予防の観点からも手洗い、うがいは大変効果のあるものと言えます。

風邪を引いてしまったから関係ないと思わず、風邪を引いた時でも忘れずに行うようにしましょう。

手洗いは手の平や手の甲だけでなく、

  • 手首
  • 指と指の間
  • 指先
  • 爪の間
  • 親指

も洗うとより効果的です。

濃度0.9%が効く!食塩水を使ったうがい

先程、風邪を引いてしまった後にも手洗い・うがいを、とご紹介しましたが、より効果を高める方法として食塩水を使ったうがいがあります。

身近な調味料、塩には

  • 殺菌作用
  • 脱水作用

があるので風邪予防の他に風邪の引き始めにおける喉の痛みに大変効果的。食塩水でうがいをすると喉の水分が奪われ、痛みを和らげることが出来るのです。

一見、水分が奪われると聞くと大丈夫なの!?と思われがちですが、粘膜には影響ないので大丈夫です。

また、食塩水によるうがいは水分と一緒にウイルスも取り除くことが可能です。

塩の持つ殺菌、脱水作用から食塩水うがいは喉の痛みの他にも

  • 口内炎の改善
  • 口臭予防

としても使えるんですよ。

用意するもの
  • 塩 1g
  • 水 100ml
作り方

上記の塩と水を混ぜるだけ!たったこれだけです。

殺菌効果としては実は緑茶でうがいをした方が効果は高いですが、毎回緑茶を用意するのは大変ですよね。

食塩水うがいなら事前に塩の分量さえ量っておけばすぐに出来ますので、時間がない時などには試してみてはいかがでしょうか。

休養と同様の効果あり!有酸素運動をする

体が弱っている時は体を休めるという考えが一般的ですが、有酸素運動も同様に効果があるのをご存じでしょうか。

体が弱っている時に?と思うかもしれませんが、海外では風邪を引いた時に運動することもあるそうです。

ただ、正しいやり方をしないと逆に風邪が悪化してしまうこともありますので、これからその方法についてご紹介しますね。

まず、どうして風邪を引いた際に有酸素運動が有効なのかというと運動をして体温を上げることでウイルスの活動を抑えることが出来る点にあります。

発熱は体内に侵入したウイルスや細菌が感染症を起こしている時の防御反応ですので、運動をして熱を発生させることは防御反応を高めることになります。

風邪を引いた時に休養するのも、有酸素運動をするのも、どちらも風邪を治すという目的に適った正しい方法なんですよ。

しかし、ここで気を付けたいのが有酸素運動には注意点があるということです。

有酸素運動が有効なのは風邪の引き始め、それも

  • 鼻、喉などの首から上に症状がある場合のみ
  • 高熱がない
  • 体力に余裕がある

これらの条件が揃った時しか出来ません。

平熱より1℃上がった場合には熱がある状態と考えられますので、運動は控えた方が良いでしょう。

また、体力が低下している上にあくまで風邪を治すためですので、

  • 激しい運動
  • 長時間の運動

はしないようにして下さい。運動時間は長くても30分までが目安です。

そして、チームプレーが必要な運動は周りの人に風邪をうつす恐れがあるのでやめましょう。

忙しい合間に運動をするとその後充分な休息が出来ないため、こちらも避けるようにして下さい。

風邪の引き始めにおける有酸素運動のおススメとしては

  • ウォーキング
  • ヨガ
  • エアロビクス
  • 軽いジョギング
  • 室内の温水プールでの軽い運動(冬はNG)

などの軽い運動が適しています。

体が温まり、汗がたくさん出たら体温が上がった証拠ですので、運動を止めます。

運動後はすぐに汗を拭き取り、着替えます。この時、着替えないとせっかく上げた体温が低下してしまいます。

水分補給には

  • スポーツドリンク
  • ビタミンC入りの飲料、ジュース

が良いでしょう。運動後には必ず休息をとって下さい。

風邪に効くツボを押してみる

風邪を引いた際にはツボ押しも効果的。いくつかご紹介していきますね。

迎香(げいこう)
くしゃみや鼻水を和らげたい時に効果的なツボです。このツボは鼻孔のすぐ外側の小鼻の横にあります。迎香に中指をあて、15回くらいゆっくりと押します。小さな円を描くように押すと良いでしょう。

迎香のツボの場所

大椎(だいつい)
こちらのツボは首を前に倒した時に出っ張った骨のすぐ下にあります。大椎にカイロを貼ってあげることで風邪による寒気を回避出来ます。

大椎のツボの場所

天突(てんとつ)
鎖骨と鎖骨の間にあるツボです。まず、背中の周囲の皮膚をドライヤーやカイロで温めてからツボ押しに入ります。天突はのどに向かってまっすぐに押すというよりは鎖骨の裏側を押すように押しましょう。

天突のツボの場所

風門(ふうもん)
こちらも大椎と同じく背部にあるツボです。首を前に倒した時に突出する椎骨から指2本分下に下がり、そこから左右に指2本分外側にあります。中指を使い、左右同時にゆっくりと10秒くらい押します。効果を得るために、これを3回繰り返しましょう。カイロや蒸しタオルを当てても効果があります。風門は風邪の引き始めはもちろん、予防にも有効です。

風門のツボの場所

葛根湯を用いる

漢方薬の中でも有名なものとして葛根湯があります。葛根湯は体を温めて発汗を促し、免疫力を高めてくれる薬です。

しかし、葛根湯にも注意点があり、風邪の初期症状の

  • 寒気がする
  • 首筋や背中が凝る
  • 頭痛、筋肉痛がある

といった症状が出ている時に飲むのが一番適しています。そのため、熱が上がったりなど、風邪が重症化してから飲んでも効かなかったという方も。

葛根湯は風邪の初期だからこそ効果を発揮してくれるんです。

漢方薬は症状をピンポイントに抑える西洋薬とは違い、自然治癒力を生かして体の不調を治します。副作用も少なく、体に優しい薬です。

体が弱っている時こそ気を付けたい!風邪の際の注意点

一刻も早く風邪を治すための対策についてご紹介しましたが、逆に風邪を引いている時に避けるべき行動もあります。今度はそちらについて見ていきましょう。

激しい運動はしない

風邪を引いている際は体が弱っている上にエネルギー消費の激しい時。

上記でご紹介した有酸素運動程度の軽い運動は良いですが、激しい運動・長時間の運動は避けるようにしましょう。

長風呂はせず、浴室と脱衣所の温度差に気を付ける

風邪の時にもう一つ気を付けて欲しいのは長風呂です。

体を温めるために長風呂は良いと思われがちですが、お風呂に長く浸かると運動と同じく、体力を必要以上に消費してしまいます。

体が温まったら長風呂はせずに出るようにしましょう。

また、お風呂上りに体を冷やすきっかけにもなるので脱衣所はあらかじめ温めておくなど、浴室との温度差が開きすぎないようにしましょう。

高熱が出ている場合は医師に相談するなどしてから入浴するかどうかを決めて下さい。

人ごみへは行かない

最後に挙げられるのが人ごみの中へ行くということです。

人ごみの中に行くと風邪をうつしてしまうのはもちろんですが、他の人からの菌がうつり、風邪を悪化してしまう恐れがあります。

風邪を引いた時はなるべく人ごみは避けるようにしましょう。

まずは飲まないで治してみよう。市販の飲み薬は使わない

風邪を引いた時に市販薬を使う方は多いですよね。便利ですし、風邪のあらゆる症状を和らげてくれます。筆者も風邪の引き始めはよく市販薬に頼っていました。

しかし、風邪を引いたからといってむやみに市販薬に手を出すのは実はNG!なんです。

なぜ、市販薬が良くないのかというと市販薬は症状を緩和するのが目的であり、風邪を根本から治すわけではないからです。

また、薬を飲んで熱などの症状が緩和されると体が風邪菌を排除するのに必要な症状が緩和され、逆に風邪が長引くこともあるのです。

症状を緩和しないと辛い時には市販薬を使うのも良いですが、まずは自然治癒力で治すことを念頭に、頼りすぎないようにしましょう。

極力我慢を!タバコは吸わない

風邪を引いている時はタバコは吸わないようにしましょう。というのもタバコは体内におけるビタミンCを奪ってしまいます。

ただでさえビタミンCが必要な時ですので、喫煙で必要以上に失うことのないようにしましょう。

また、タバコの有害物質が気管支の繊毛上皮を傷つけ、ウイルスや細菌を体内へと侵入させやすくしてしまいます。

風邪の時には我慢をする、大変だとは思いますが、これも風邪を早く治すためだと思って乗り切ってみましょう。

風邪が長引くようなら無理せず病院へ

引き始めの風邪を治す方法としていくつかご紹介してきましたが、1~2週間ほど経っても治らない場合や日に日に症状が酷くなっている場合は病院で診察を受けるようにして下さい。

風邪以外が原因となっている可能性もあります。無理はしないようにしましょう。

体調管理をしっかりし、風邪に負けない体を!

風邪を治すなら引き始めが肝心。風邪かな?と思ったら上記の方法をぜひ試していただきたいです。

今回は引き始めの風邪を早く治す方法についてご紹介しましたが、出来れば風邪を引かないのが一番ですよね。

普段から体調管理に気を付けて、ちょっとした変化も感じられるようにしたいですね。

▼風邪をひきにくくする方法はコチラも参考にしてください!

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症状が悪化する前に…引き始めの風邪をなるべく早く治す対策|【女性の美学】
https://josei-bigaku.jp/kazokukaze17856/
ライター:もも

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