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覚えておきたい化粧品の使用期限。未使用でも保管方法に要注意!

Date:2016.11.10

shutterstock_487162342食べ物の賞味期限や消費期限。

少しの期限切れなら気にしないという人から、一日でも期限が過ぎたら嫌!という人まで、程度は様々ですが、私たちはその期限を一定の目安にしています。

期限切れの=体に良くない、健康を阻害する、ということを知っているからですよね。

では、化粧品にも同じように使用期限があるというのはご存知でしょうか?

期限切れの状態が悪くなった化粧品は、美しくなるどころか肌トラブルを招いてしまうことがあるのです。

古くなった化粧品はどんな状態か、また使用期限の目安、劣化状態の見極め方を紹介していきます。


古くなった化粧品はどういう状態?注意したいのは酸化と雑菌

食品には食品衛生法が適用されているように、化粧品には薬機法(旧薬事法)が適用されています。

ここで消費期限を記載しなければならないのは、製造から3年以内に変質することがある化粧品とされています。

逆にいうと、記載がないものは適切な保管条件のもとであれば3年はもつということ。ただし、これは未開封であることが前提です。

化粧品は開封して空気に触れることで少しずつ変質していきます。そして適切な使用期間を過ぎて劣化してしまった化粧品はこんな状態になってしまいます。

酸化が進む

リンゴを切ってそのままにしておくとどんどん茶色く変わっていきますよね。この現象を酸化と呼びますが、化粧品もこれと同じ。一度開封してしまったらその瞬間から酸化が始まります

化粧品には肌との密着性を高めるため、保湿の目的から多くの油脂成分(油分)が含まれています。

これが、空気に触れた瞬間から酸化していき、過酸化脂質という物質に変化して活性酸素を発生させます。この影響で肌に炎症が起きたり、色素沈着してしまったりするのです。

雑菌の増殖

一度開封した化粧品には菌が入り込みやすいのです。

バクテリアなどの細菌や健康な人の体に存在する常在菌などが手や指を介して開封した化粧品に付着し、中で増殖してしまうことがあります。

例えば下記のような常在菌です。

表皮ブドウ球菌
皮膚の表皮の常在菌です。肌を弱酸性に保ち、細菌から保護するなど、美肌に繋がる菌とされています。

黄色ブドウ球菌ほどではありませんが、体内に入ると病原性がみられることもあります。

黄色ブドウ球菌
手、指、鼻、耳、喉など広い部位に存在する常在菌。健康であれば特に影響はありませんが、傷などがあるとその体液を餌に増殖し化膿することもあります。

また、アトピーとも関連していて、この菌の増殖によってかゆみが増すとも言われています。

通常であれば悪さをしない常在菌でも、古い化粧品内で増殖してしまったらそれは残念ながら雑菌です。

古い化粧品を使うということは、雑菌を肌につけるようなもの!お肌にとって悪影響を及ぼす危険があるのです。

色素沈着、ニキビ、肌荒れ。劣化した化粧品が招く肌トラブル

酸化やしたり雑菌が増殖してしまった古い化粧品は、もはや化粧品としての効果どころではありませんよね。間違いなく肌にとっては悪影響です

具体的な肌トラブルとして起きやすいのはこのような症状です。

シミ、そばかす、色素沈着、肌のくすみ

活性酸素の影響を受けた肌はメラニン色素を過剰に生成します。排出されずに蓄積されたメラニン色素によって

  • シミ
  • そばかす
  • 色素沈着
  • 肌全体のくすみ

などが起きてしまうのです。美白ケアの大きな妨げになりますね。

ニキビや吹き出物

過酸化油脂が毛穴が詰まることでアクネ菌が増殖…結果、ニキビや吹き出物が出来やすくなります。

また、皮脂と混ざることでも毛穴詰まりが起きやすくなります。毛穴の汚れ、毛穴の黒ずみ…何かと毛穴トラブルにつながりやすい状態です。

もともと皮脂が多く分泌されるという方に出やすい症状です。

かぶれやかゆみなどの肌荒れ

成分の変質やバクテリアや雑菌の繁殖した化粧品によって

  • かぶれ
  • かゆみ
  • 肌荒れ
  • 炎症

を起こしてしまうことがあります。

風邪などで免疫力が低下したときに症状が出やすいようです。

使える期間は意外と短い!アイテム別化粧品の使用期限

化粧品と言っても、女性が使う化粧品は種類が豊富ですよね。

スキンケア、ベースメイクアイテムにポイントメイクアイテムなど…ここからは開封済みの化粧品について、アイテム別に使用期限を紹介していきます。

※紹介する期限はあくまで目安です。商品の容器や内容成分、保管状態などによって異なりますので、ご注意くださいね。

油分が多いものほど酸化しやすく、水ベースのアイテムであるほど菌が増殖しやすいので、そのようなアイテムほど使用期限は短くなります。

スキンケアアイテム

期限:半年以内

  • 洗顔料
  • クレンジング
  • 化粧水
  • 乳液
  • 美容液
  • クリーム

などがあげられます。

すっぴん状態のお肌に使うものなので、劣化した商品を使うとダイレクトに肌に刺激を与え、肌荒れに直結してしまいます

いくつかの商品を並行して使うと、その分使用期間が伸びるので、スキンケア商品はなるべく集中して使い切ったほうが良さそうですね。

ベースメイクアイテム

化粧下地、コンシーラー
 期限:半年以内
リキッドファンデーション
 期限:半年以内
パウダーファンデーション
 期限:1年以内

水分量が多いリキッド状のものほど使用期限は短くなるので、「去年の夏のリキッドファンデを今年の夏も使おう」と引っ張り出すのは避けたほうがいいかもしれません。

ベースメイクアイテム、特にファンデーションは汗をかきやすい春夏、乾燥しがちな秋冬、という季節の変わり目でリニューアルされることも多いアイテム。

そのタイミングで新しく切り替えるのが理想的です。

チーク

クリームチーク
 期限:半年以内
パウダーチーク
 期限:1年以内

基本的にはファンデーションの上から塗るのでそこまで神経質になる必要はないようです。

しかし、最近よく見られるクリームチークはパウダーチークに比べて水分が多く酸化しやすいため、期限には注意が必要です。

アイメイクアイテム

マスカラ
 期限:3か月以内
アイライナー リキッドタイプ
 期限:3か月以内
アイライナー ペンシルタイプ
 期限:1年以内
アイシャドウ クリームタイプ
 期限:半年以内
アイシャドウ パウダータイプ
 期限:1年以内

実は化粧品の中でも特に気を付けたいのがアイメイクアイテム

涙や汗などの成分は雑菌のエサになるので、粘膜や目の周りギリギリに使うアイメイクアイテムは何かと雑菌が繁殖しやすいもの。

さらに、目や目の周りはとてもデリケートな部分なので、雑菌による炎症が起きてしまった場合、ダメージもその分大きくなってしまいます

場合によっては目の充血や感染症や結膜炎など、深刻な症状に繋がる恐れがあります。

リップメイクアイテム

期限:3か月以内

リップクリーム、グロス、口紅など、つい色や種類を集めたくなりがちですが、実は使用期限が短いアイテム。

リップアイテムには食べ物やよだれが付着しがちなので、雑菌も繁殖しやすいのです。

また、唇の皮は薄くて荒れやすいので、炎症を起こしてしまうと厄介な場所です。

日焼け止め

期限:半年以内

そもそも日焼け止めは酸化や分離が早いもの。また、紫外線を跳ね返す目的から、肌への負担が大きい成分が含まれていることもあります

肌への刺激を考えても1シーズンで使い切るのが良さそうです。

オーガニックコスメや無添加の商品

期限:1か月~1年以内

ブランドや商品によって異なりますが、一般的な化粧品に比べて、とても短く設定されていることがほとんどです。

一般的な化粧品のように3年もつというものも少なく、ほとんどは自然の力を阻害しないよう、防腐剤や合成の化学成分が含まれていません。

早めに使い切るか、期限をしっかり確認することが大切です。

試供品

期限:未開封でも出来れば1年以内

基本的には化粧品の商品そのものと同じですが、容器が異なります

中には簡易包装のものもあるので、未開封であったとしても、出来れば1年以内に使うようにしましょう

パウチなどは開封したらその場で使い切り、保管するのは避けましょう。

期限内に使い切るには?清潔に保ち適切に保管することが大切

使用期限に注意して、化粧品が効果を最大限発揮できる状態のうちに使い切ることはもちろん大切ですが、これには普段の保管状態や使い方も大きく関わってきます。

衛生的に化粧品を使うためのポイントを紹介します。

保管は高温多湿、直射日光を避けて

一般的な化粧品の多くに使用期限が記載されていないのは適切な保管状態であれば3年の品質保証がされているから、ということは最初に説明しましたよね。

ただ、「適切な保管」という点では少々不安が残るのも事実です。

未開封、開封後、共通して気を付けるべき保管ポイントはこの2点!

高温多湿を避ける
ついお風呂場や脱衣所などの湿気が多い場所に置きがちですが、ここは湿度が高く、雑菌やカビが繁殖しやすい環境です。
直射日光の当たらない場所
日光によって化粧品の成分が分離してしまうことがあります。
万全な保存状態で初めて品質が保たれる化粧品。保存状態が悪ければ、使用期限も短くなり得るので気を付けたいですね。収納箱やドレッサーなどを利用して、適切に保管しましょう。

冷蔵庫保管のデメリット

温度が低くて暗いなら冷蔵庫は?と一見適しているように思えますが、実はデメリットもあるのであまりおすすめできないのが正直なところです。主なデメリットは2つ。

1つは冷蔵庫と外との温度差です。出し入れによる温度差が何度も繰り返されると、化粧品は変質してしまいます

場合によっては劣化のスピードをあげてしまうこともあるのです。

  • 早めに使い切る(通常より小さいサイズの商品を選ぶなど)
  • 出し入れは速やかに行う(適量取り出したらすぐに冷蔵庫に戻すなど)

など工夫が必要です。

2つめは食品への影響です。

通常、冷蔵庫には食品が入っています。野菜など容器に入っていないそのままの状態で保管しているものもありますよね。対して、化粧品はその容器の外側にも菌が付着しやすいもの。

同じ場所に保管するのであれば衛生的でないといけません

  • 食品とは場所を分け、接しないように保管する
  • 冷蔵庫内は常にきれいにしておく

食品を安全に保管するためにも必ず守るべき条件と言えますね。

このようなデメリットを考慮すると、一般的に「常温保存」とされているものについては、冷蔵庫保管は避けたほうが良さそうです。

もちろん、無添加や防腐剤フリーの化粧品や手作り化粧品などで、冷蔵庫保管を指示している商品は冷蔵庫で保管しましょうね。

清潔に使うことを意識して

雑菌の繁殖や混入を防ぐには、普段から清潔に使うことが大切です。

フタをしっかり締める
フタが開いているとそこから空気が入って、酸化が加速してしまいます。また、口の部分が汚れているとフタがしっかり締まりません。使ったあとは汚れがないか確認し、汚れがあればきれいに取り除いておきましょう
汚い手や指で直接触れない
化粧するときは清潔な手、指で行うこと。また、ジャータイプのクリームなどを使う際は、スパチュラを利用すると清潔です。
一度出したものは戻さない
つい手のひらに多く出してしまったクリームやファンデーション、容器に戻してしまっていませんか?手の平の菌も一緒に容器に入り、雑菌が繁殖してしまいます。
メイク道具は定期的に洗浄する
ベースメイク用のパフ、スポンジ、ブラシ、アイシャドウのチップ、リップ用のブラシ、クリーム用のスパチュラなど・・・実は多いメイク道具。汗や皮脂、涙や唾液など付着しやすく、そのままにしておくと雑菌が繁殖するので、使うたびにその雑菌を顔に付着させることになってしまいますよ。1週間に1回は洗って清潔な状態で使いましょう。

購入した日や開封した日を書いておく

購入した日、開封した日を油性ペンなどで本体に書いちゃいましょう!

期限を判断するもっとも簡単な方法です。何をいつまでに使い切ったらいいのかが一目瞭然で、化粧品を無駄にせずに、期限内に効率的に使い切ることが出来ますよ

あなたの化粧品は大丈夫?劣化を見極める3つのポイント

手持ちの化粧品の中には毎日使うものもあれば、たまにしか使わないものもありますよね。

これまで期限をあまり意識してこなかったという方は、一度手持ちの化粧品を一気に確認してみるのがおすすめです!

こんな状態になっていたら劣化してしまっている可能性が大!肌荒れや炎症が起きる前に、しっかりチェックし、状態によっては心を鬼にして断捨離してしまいましょう。

1.成分の分離や沈殿をチェック!

化粧水や美容液、乳液やファンデーションなど液体の化粧品を確認していきましょう。

※使う際に振って混ぜるタイプの元々分離している化粧品は除きます。

  • 分離してしまっているものはありませんか?
  • 白い浮遊物が沈殿していたりしていませんか?

2.臭いをチェック!

化粧品もともとの香りもありますが、それを考慮しても明らかに変な臭いがしたら腐敗している可能性があります。

  • 鼻にツンときたり咳き込むような刺激臭はありませんか?
  • 開封したときと違った臭いになっていませんか?

3.変色がないかチェック!

食べ物と同じように目で見て明らかな違いがあったら危険です。色だけでなく、透明度の変化も確認しましょう。

  • 購入時と色の違いはありませんか?(真っ白だったものが黄色みがかっているなど)
  • 透明だった液体が濁っていませんか?

化粧品は食べ物と同じ!新鮮な状態のうちに使い切って

化粧品の中には限定品や高額なものもあり、つい長持ちさせたくもなりますが、劣化して状態が悪くなってしまっては悪影響しかありません。それでは美容どころではなくなってしまいます。

化粧品は食べ物と同じ

体に取り入れるものであり、劣化していくものです。新鮮なうちに使い切ることがきれいにもつながりますし、化粧品本来の効果を感じられる一番の使い方ですよ!

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