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米ぬかパックのやり方と効果、米ぬかで美白しながらしっとり肌へ!

Date:2019.07.09

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米ぬかパックのやり方と効果、米ぬかで美白しながらしっとり肌へ!|女性の美学
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精米で玄米の表面の皮や胚芽を削った時に出てくる米ぬかですが、普段は使わずに捨てられてしまうことも多く、あまり注目される存在ではありません。

しかし、米ぬかには豊富な栄養素がギュッと凝縮されていて、実はお肌に嬉しい効果がたくさんあるのです。

最近は美意識の高い女性の間でも米ぬかパックの注目度が高まっているので、米ぬかパックの効果とやり方についてチェックしていきましょう!


保湿や美白に効果あり!米ぬかに含まれる栄養素とその効果とは

多くの穀物は外皮に栄養素がたくさん含まれていると言われていますが、米も同様で米ぬかにはたくさんの栄養素が詰まっています。米ぬかに含まれる栄養素とその効果を詳しくご紹介していきます。

ビタミンB群

米ぬかには、必須栄養素であるビタミンB1やビタミンB12などのビタミンB群が豊富に含まれています。

ビタミンB群は皮膚や粘膜の健康維持に必要な栄養素であり、そのほかにも血行促進効果や保湿効果を持つため、米ぬかパックでビタミンB群を取り込むことで肌のターンオーバーを促進することが期待できます。

ビタミンE・フィチン酸

米ぬかには強い抗酸化作用を持つことで有名なビタミンEや、同じくアンチエイジング効果を持つフィチン酸が多く含まれています。

ビタミンEの持つ強い抗酸化作用は、シミやシワなどの肌老化の原因となる活性酸素を除去して老化を防止します。

また、フィチン酸は細胞の酸化を防ぐだけでなくコラーゲンの減少を防ぐ効果を持つため、若々しいハリのある肌を維持する強い味方となり、米ぬかパックでのアンチエイジング効果に期待が高まります。

米ぬかセラミド

健康的な肌は外部刺激から肌を守るバリア機能を備えていますが、そのバリア機能に欠かせない必須成分がセラミドです。

角層細胞間にあるべきセラミドが不足してしまうと肌はダメージを受けやすく、シミやシワなどの肌トラブルの元となりますが、米ぬかに含まれる米ぬかセラミドが有効です。

セラミドは加齢とともに失われていきますが、米ぬかセラミドはスフィンゴ糖脂質と呼ばれる有効成分が含まれているため保湿を助け、肌のバリア機能を高めます。

オリザブラン

米ぬかには天然の保湿成分であるオリザブランとが含まれ、その高い保水力から肌に潤いやツヤをもたらします。

オリザブランは、その保水力の高さと水に溶けやすいという特徴から化粧水やシャンプーに配合されていることも多く、米ぬかパックで効率的に取り入れられるは魅力的です。

γ-オリザノール

γ-オリザノールは米ぬか特有のポリフェノールの一種で、食品の酸化防止剤として使われるほど強い抗酸化力を持つことが特徴です。

紫外線の吸収を抑えて活性酸素を除去したり、チロシナーゼと呼ばれる酵素を抑制してメラニン色素の生成を防ぎ、シミを薄くするなど美白への効果に期待できます。

また、γ-オリザノールはヒアルロン酸生成を促進したり自然治癒力を高める効果を持ち化粧品に配合されることが多い成分でもあるので、米ぬかパックで取り入れられるのは嬉しいですね。

フェルラ酸

フェルラ酸はγ-オリザノール同様にポリフェノールの一種で植物の細胞壁に含まれる成分ですが、イネ科の植物に多く含まれる成分で米ぬかにも豊富に含まれています。

フェルラ酸は紫外線吸収作用を持っていたり、メラニン色素を作るチロシナーゼという酵素に働きかけてメラニンの生成を抑制する作用を持つため、色素沈着を防ぎ美白効果が期待できます。

毛穴の黒ずみにお悩みの方にも!ピーリング効果も期待できる

米ぬかパックには余分な角質や毛穴の汚れを除去するピーリング効果もあるため、肌のざらつきや毛穴の黒ずみの改善に役立ちます。

他のピーリング剤と異なりパワフルな角質除去力と保湿効果を兼ね備えているのも嬉しいポイントでしょう。

肌をいたわりながらピーリングできるので、肌の露出が増える時期の肘や膝の角質ケアにもおすすめです。

米ぬかさえ用意すれば自宅で簡単にできる!米ぬかパックのやり方

米ぬかパックは米ぬかさえ用意すれば自宅で簡単に手作り可能です。また、基本の米ぬかパックに自然素材をプラスして更なる美容効果を狙っても良いでしょう。

基本の米ぬかパックのやり方

材料もつくりかたもシンプルですが、まずは基本の米ぬかパックの材料と作り方をチェックしていきましょう。

基本の米ぬかパックの材料
  • 米ぬか…大さじ2
  • 小麦粉…大さじ1
  • 水もしくはぬるま湯…適量
米ぬかは精米店や自然食品を取り扱う店舗で手に入る「生ぬか」とスーパーなどで簡単に手に入る「炒りぬか」がありますが、美容成分に大きな違いはないので手に入れやすい方法を選んで構いません。
基本の米ぬかパックの作り方
  1. 米ぬかと小麦粉をよく混ぜる。
  2. 水もしくはぬるま湯を少しずつ加えながら混ぜる。
  3. ダマがなくなり、クリーム状になったら完成。
使用部位に合わせて好みの量に調整可能ですが「2:1」の割合を基本として、よりしっとりとした使い心地を求める場合は米ぬかの分量を増やし、さっぱりとした使い心地を求める場合は小麦粉の分量を増やして調整してください。
基本の米ぬかパックの使用方法
  1. あらかじめクレンジングや洗顔で肌を清潔にし、水分を拭き取っておく。
  2. ペースト状の米ぬかパックを薄く塗って伸ばす。
  3. 5分ほど放置して米ぬかの美容成分を十分に浸透させる。
  4. 水もしくはぬるま湯で優しく洗い流す。
  5. 普段の洗顔後と同様にスキンケアをする。
放置する時間は長ければ長いほど良いというわけではないので、更なる効果アップを目指すなら入浴後や蒸しタオルで毛穴を開かせてから行うと良いでしょう。

自然素材をプラスして更なる美容効果に期待

基本の米ぬかパックに自然素材を加えると自然素材の持つ美容効果も一緒に得られるので、肌のコンディションに合わせてプラスすることもおすすめです。

はちみつをプラス
はちみつは保湿効果や鎮静作用を持つため、乾燥が気になる時やニキビが気になる時は米ぬかパックに大さじ1程度加えると良いでしょう。
キウイフルーツをプラス
キウイフルーツに含まれる酵素にはたんぱく質を分解する効果があるので、余分な角質を除去するスペシャルパックにはおすすめです。水の代わりに大さじ2程度のキウイフルーツペーストを加えて混ぜましょう。
酒粕をプラス
スーパーフードとして有名な酒粕はメラニン色素の生成を抑制する作用を持ち美白効果を高めます。酒粕を混ぜる場合小麦粉は不要で、板状の酒粕を使用する時は酒粕をペースト状にしてから米ぬかと混ぜましょう。
小豆パウダーをプラス
小豆にはアントシアニンやサポニンなどの抗酸化作用や、メラニン色素の生成を抑制する作用があるため美白効果を高めるためにおすすめです。小豆パウダーが便利ですが、ミルで小豆を粉状にしても使えます。
水の代わりにヨーグルトを
基本の米ぬかパックの水の代わりにヨーグルトを加えて作ると、ヨーグルトの持つ角質除去や保湿効果を得られます。
水の代わりに水分量の多い自然素材も使えますし豆乳や牛乳を代用することもできるので、肌のコンディションや気分に合わせてアレンジしてみましょう。

頻度は週1〜2回が目安!米ぬかパックを使用する時の注意点

さまざまな美容効果を持つ米ぬかパックですが、間違った使用方法では肌にダメージを与えてしまう可能性があります。使用する前に注意点を頭に入れておきましょう。

パッチテストを忘れずにしよう
アレルギーに気づかず使ってしまうと危険なので、米ぬかパックをする前に必ず二の腕などの肌でパッチテストをしてから使うようにしてください。
無農薬の米ぬかを使おう
農薬を使った米の米ぬかには農薬が残っていることがあるので、新鮮な無農薬の米ぬかを使うようにしましょう。
作り置きは不可
米ぬかは保存可能ですが水などと混ぜてパックにした後は保存ができないので、毎回使う前に使う分だけ作るようにしましょう。
頻度は週1〜2回が目安
米ぬかパックは角質や毛穴の除去効果が高いので、必要以上に角質を取りすぎてしまわないように週1〜2回のスペシャルケアに使いましょう。
肌に直接つけるものなので、米ぬかの安全性や米ぬかの保存にも気を配りましょう。生ぬかの場合は特に密閉容器に入れて冷凍庫での保存が安心です。

捨てるなどもったいない!米ぬかパックで美白と美肌を手に入れよう

日本人の主食の米ですが、精米して不要になった米ぬかを活用する人はあまり多くありません。

しかし、捨ててしまうのはもったいないほどの美容パワーを持っているなら使わない手はないですよね?

新鮮な米ぬかをパックにし、角質ケアや毛穴ケア、さらにはシミやシワを防ぐアンチエイジング効果を存分に得て、透明感のある美肌を手に入れましょう!

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ライター:Moe

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