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仕事も子育てもどっちも大事!お仕事ママのノルウェー流両立術を紹介

Date:2013.07.06

日本では出産を機に6割もの女性が仕事を辞めてしまうのだそうです。一方、ノルウェーでは6歳未満の小さな子どもを持つ母親の8割以上が働いています。

しかも会社の重役の4割は女性というほど、仕事で重要な役割を担っている彼女たち。一体どのようにして仕事と家庭を両立しているのでしょうか。

今回は働くお母さんにとって一番優しい国と言われているノルウェーの女性たちについてご紹介します。日本とは制度の違いもありますが、仕事と子育ての両立について参考にしたい点もたくさんありますので、読んでみてください。

仕事と子育ての両立を叶える制度が充実

女性が出産後も働くために一番ネックとなるのが「自分が働いている間、誰が子どもの面倒をみるのか」ということです。

日本でも「イクメン」という言葉が流行っているように、男性の育児休暇制度を認めている会社も増えてきました。しかし実際の取得率はわずか2,6%に過ぎません。子どもが満1歳になるまで取得することができますが、その間の給料は50%しか保障されません。

それに対して、ノルウェーの育児休暇は夫婦合わせて47週間(およそ11ヶ月)で、その間の給料は100%保障されます。そしてそのうちの12週間(およそ3ヶ月)は夫のみが取得できる仕組みになっています。

ですので、妻の仕事復帰と交代で夫が育児休暇を取るというのが普通なのだそうです。

しかし、12週間も休んだら元のポジションに戻れるのか?という心配もありますよね。その点ノルウェーでは、育児休業を取っても降格させてはならないと法律で定められているため、心配はないのです。

そして待機児童が2万5千人と言われている日本に対して、ノルウェーでは保育園の数が多いので会社の近くの園を選んで預けることができるのだとか。しかも待機児童はほとんどなし。この辺はなんとも羨ましい話ですよね。

ノルウェー企業の実情

ノルウェー企業の基本的な就業時間は朝8時~夕方4時まで。日本と比べて早いですよね。そしてランチタイムも30分と短め。

その分仕事をして少しでも早く帰って子どもとの時間と大切にするという考えが浸透しているため、仕事は時間内にきっちり終わらせ残業はしない女性が多いのです。

そして日本の企業では考えられないことかもしれませんが、ノルウェーの企業では女性が妊娠中に昇進することも珍しくないのだそう。

育児休暇明けに必ず復帰してくるとわかっているため、会社側も子どもがいるかいないかではなく、純粋に女性の能力で判断してくれるのです。

働くことに対する意識の違い

働くことで生き生きとして見えるノルウェーの女性たち。いくつまで働きたいですか?と質問されて40代の女性がこう答えていました。

「現行だと年金がもらえるのは67歳からだけど、私たちの頃にはきっと70歳からになっているでしょうから、70歳までは働くと思うわ。あと30年も働ける。楽しいことがたくさん待っているわ」

日本だったらあと30年も働かなきゃならないなんて…となりそうですよね。働くことは人生の楽しみ。そう思える女性たちが多いのは素敵なことですね。

学生出産を応援する制度も

ノルウェーには、まだ学生のうちから母親になるという選択をする女性もたくさんいます。ほとんどの大学の学費が、ゼロという国だからこそできることかもしれませんが(ただしこうした仕組みを支えるために、ノルウェーでは消費税が25%に設定されています)。

そしてキャンパス内に学生ママ専用の保育所が設けられていたり、専用のアパートがあったりと学生ママに対する手厚いバックアップ体勢も整っています。

しかしここでも仕事に対する意識の違いが表れています。ある学生はこう話しています。

「大学を卒業して仕事をするようになってから出産でキャリアを中断されるよりは、今のうちに子どもを産んでおけば、子どもが大きくなった頃に自分はキャリアを積むことに集中できるから」

学生のうちからここまで考えているというのもすごいことだなあと思ってしまいました。日本ではとりあえず就職することで頭がいっぱいで、いつ出産するとか、結婚後のプランまで具体的に考えている女性は少ないですから。

でも小さな子どもを抱えての就職活動は支障がないのでしょうか?ノルウェーの企業では就職面接の際、子どもがいるかいないかは問題ではないと言います。

むしろ子どもがいる女性の方が、子どもとの時間を取るために効率的に時間をやりくりして仕事をするため、信頼できるのだそう。社会全体に働く母親をバックアップするという考え方が浸透しているというわけですね。

ゆったり子育て&全力で一緒に遊ぶ

仕事をしているとどうしても時間に制約ができてしまいますので、子どもを急かしてしまうということも多いですよね。また仕事でストレスを抱えていて知らず知らずのうちに子どもに当たってしまうなんてことも。

でもノルウェーの女性たちは、仕事と家庭をしっかり分けていました。どんなに疲れていても子どもには手作りの料理をしっかり食べさせる。そして家庭ではできるだけ笑顔でいるために、あまり怒らない。

あるお母さんは、食事の時間に歌ばかり歌っていて全然食べようとしない男の子に優しく、「歌は食事が終わってからにしましょうね、あなたが歌がうまいのはママがよ~く知っていますからね」という感じで注意していました。

カリカリ小言を言うのではなくあくまでもゆったりと。ただ注意するだけでなくちゃんと子どもを褒めることも忘れていません。是非見習いたいですよね。

そしてさらに食事が終わるとノルウェーのお母さんたちは子どもと一緒に外に出て思いっきり遊びます。仕事とは違う「母親」を思いっきり楽しむのです。そんな母親の元で子どもたちはのびのびと育つんですね。

仕事も子育てもどちらも諦めない。「どちらも自分にエネルギーを与えてくれる大切なもの」と思っているからこそ、それぞれの時間にはそれぞれに集中することができるのかもしれませんね。

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