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30代でも現れる更年期障害…若年性更年期障害の症状と治療方法

Date:2017.01.20


近年、若い世代の雑誌やテレビでも更年期障害について特集されているのを目にします。

「私はまだ若いし、更年期障害なんて自分の母親世代のもの」と思い、あまり真剣に更年期障害について考えていないという女性が多いようです。

更年期障害は40代後半から気をつけていればいいと思っている人が多いようですが、現在ではそうでもないようです。

若い人では20代後半から、そして30代でも多くの女性が更年期障害の症状に悩んでいる女性が増えていると言われています。

まだ更年期障害から程遠いと思っていても、いつ自分にそのような症状が出るかわかりません。今から更年期障害についての知識を身につけておきましょう。

女性の更年期障害が起こる原因は「女性ホルモン」

「更年期障害」は起こるのでしょうか。それは女性ホルモンの減少が原因と言われています。

女性ホルモンには下記の2種類があります。

  • エストロゲン
  • プロストゲン

この2つのホルモンは排卵の時と排卵後では分泌される割合が変わり、それが妊娠などにも関係しています。

2つのホルモンのうちエストロゲンが急激に減少すると閉経、いわゆる更年期障害の症状が出てくると言われています。

エストロゲンは20代がピークで、40代になると急激に分泌量が減っていき、40代後半になると20代の半分以下にまで減少していきます。

多くの人が40代後半あたりから徐々に更年期の症状が出てきますが、これは急激なエストロゲン減少が原因の1つです。

閉経と更年期障害の関係性

上記でもありましたが、閉経すると更年期障害の症状を訴える女性が増えてきます。

閉経すると、女性ホルモンの分泌がごくわずかとなるため女性ホルモンのバランスが乱れることから、体調の変化や精神的なバランスが乱れてくるからです。

閉経の定義を知らない人も多いようですが、1年以上無月経状態が続くことを医学的に閉経と呼ぶようになっています。

閉経年齢は様々ですが、40代後半から50代に閉経を迎えるという女性が多いと言われています。

また、閉経には43歳以前に閉経する「早発閉経」というものもあります。その他、「続発性無月経」という半年近く月経が来ないというものもあります。

若くして月経のない期間が続くと早発閉経や続発性無月経の可能性もあるので、婦人科で調べてもらう必要があります。

30代から始まる「若年性更年期障害」が増えている

実は更年期障害の症状を訴える女性の年齢層が年々若くなっていると言われています。

若い世代に出る更年期障害のことを「若年性更年期障害」と言い、更年期障害とほぼ同じような症状を発症します。

若年性更年期障害が増えている原因には、どのようなものがあるのでしょうか。

その1.過度なストレスでホルモンバランスが乱れる

現代社会は、仕事や育児など様々なストレスをを抱える環境があるため、多くの女性がストレスを感じています。

女性の体はとてもデリケートなので、少しのストレスで女性ホルモンの分泌に影響を与えます。

実は女性ホルモンは卵巣だけではなく、自律神経の中枢でもある脳の視床下部の働きにも影響があると言われています。

視床下部の働きに影響が出ると自律神経の乱れにも繋がり、ホルモンバランスを崩す原因となります。

自律神経の乱れから起こる「自律神経失調症」も、若年性更年期障害の原因と言われています。

その2.規則正しい生活を送っていない

規則正しい生活を送っていると、ホルモンバランスも良く精神的・身体的に健康でいられると言います。

しかし、仕事などが忙しく規則正しい生活が送れないという人はたくさんいます。

  • 睡眠不足
  • 不規則な食生活
  • ヘビースモーカー
  • 過度の激しい運動

上記のような生活スタイルは、ホルモンバランスの分泌に影響を与えます。

特に慢性的な睡眠不足は成長ホルモンの分泌も悪くなるため、体の疲れが取れずストレスに繋がることもあります。

運動は健康に良いというイメージがありますが、過度の激しい運動が原因で卵巣機能を低下させたり、ホルモンバランスが乱れて更年期のような症状が出ることもあります。

その3.過度なダイエットによる栄養失調

女性の多くが、いつまでもスタイルよく綺麗でいたいためにダイエットをしています。

適度なダイエットはいいですが、早く結果を出したいと過度のダイエットをすると栄養が足りなくなり、栄養失調状態になります。

体の栄養が足りなくなると、体は命を守ろうとして月経をストップさせてしまいます。

これは痩せている人だけではなく、普通の体型の人でも食事が偏っていたりすると起こることがあります。

痩せると無月経になることを「体重減少性無月経」と言い、これは体の栄養が足りていないというシグナルでもあります。

また、急激に痩せるとホルモンバランスも乱れてしまうので無月経状態が長期間続く場合もあります。

その4.初潮年齢の若年化

最近、更年期の症状が早まっている原因の1つとして考えられているのが、初期年齢の若年化です。

閉経は、卵巣からの排卵が行われなくなることを言うのですが、この排卵される卵子の数というのは、生まれた時から決まっていると言われています。

女性は生まれた時、原子卵胞という卵子になる細胞を約200万個持っています。これが思春期には約20~30万個に減ってしまいます。

また、1回の生理周期で数百~数千個が減少していきます。その他、女性の体調や栄養状態でも卵子は減少していきます。

初潮が早い年齢から始まれば、排卵される卵子も早くなくなるため30代で卵子の数がゼロに近いということもあります。

最近では、早いと10歳に初潮を迎えるという女性も多くなっています。

そのうえ、仕事などで出産が遅くなったり出産回数が少なくなっているため、卵子の減りも早いのではないかと言われています。

産婦人科で、アンチミューラリアンホルモン検査というものを受けることができます。

これは、以前は不妊治療で原子卵胞の数を調べるために受ける検査でしたが、最近は自分の卵子の状態を知るために検査をするという女性も増えています。

「私はまだ若い」と思っていても、初潮が早かった人は20代後半あたりで1度残りの卵子の数を検査で調べておくのも更年期障害予防に繋がります。

要注意!こういう症状が出たら若年性更年期かもしれない

「更年期障害」というと年配の女性がなるものという認識があるせいか、自分が更年期のような症状が出ていると気づかない女性も多いそうです。

自分の生活を見直して、次の症状が自分に当てはまっていないか自己診断をしてみましょう。

  • 手足は冷たいのに顔だけ暑く汗が出る(ホットフラッシュ)
  • 些細なことでイライラする
  • 仕事や家事をするのが億劫になる
  • 笑うことが減り、気持ちが落ち込むことが多い
  • 人と関わることが億劫に感じる
  • 集中力がなくなってきた
  • 食欲がなくなってきた
  • 生理不順や不正出血、生理痛がある
  • 熱のない頭痛、めまい、耳鳴りなどを起こしやすい
  • 体の疲れが抜けない、常にだるい
  • 寝つきが悪い
  • 動機や息切れをすぐ起こす
  • 肩こり、腰痛がある

上記の自己診断で5個以上当てはまる場合、更年期障害と同じ状態が起こっている可能性が高いので、婦人科で調べてもらうようにしましょう。

20~30代の場合、上記のような症状があるからといってすぐに更年期障害と診断されるわけではありません。

病院で、卵子の状態や女性ホルモンの分泌状態を調べ病気なのか、それとも卵巣機能が低下しているのかが分かれば、どういった治療をすればいいのかも分かります。

また、卵巣機能ではなく精神的なものが原因で無月経になっている場合もあるので、しっかりと病院で調べてもらうことが大事です。

若年性更年期と他の病気では治療法が変わってくる

上記のような症状があった場合、病院で検査をしてもらいましょう。特に無月経状態が長く続くと、若年性更年期じゃなくても妊娠しにくくなることもあるので注意が必要です。

病院では採血をし、若年性更年期障害なのか、それとも違う病気なのかを調べます。

  • 早発閉経
  • 卵巣機能の低下
  • 自律神経失調症
  • 月経前症候群(PMS)

若年性更年期障害と似た症状を発症する病気もあるため、ここでしっかり診断してもらいましょう。

病院で早発閉経と診断された場合、治療をしても月経が戻ってくることはありません。そして、更年期障害の時と同じような体の変化が出てきます。

そのため、更年期障害の人と同じような治療法を行います。

その症状を少しでも抑えるために「ホルモン補充療法」というホルモン治療を行います。これは、薬などで体内に女性ホルモンを補充するという治療法です。

卵巣機能の低下の場合も、ホルモンの分泌量によってホルモン補充治療を行いますが、ホルモンの分泌量が戻ってきたら薬の処方もなくなります。

月経前症候群(PMS)の場合、生活習慣の見直しをまず行います。それでも症状が緩和されない場合は病院から漢方薬が処方されることもあります。

また、月経前症候群(PMS)の症状が重い場合は低用量ピルが処方されることもあります。

ピルは副作用もあるため、処方してもらう時はしっかりと医師と相談をして決めるようにしましょう。

自律神経失調症の場合、治療は心療内科や精神科になります。ここでは、生活習慣の見直しやカウンセリングで様子を見て、薬や漢方を処方することもあります。

若年性更年期障害になったらここにも注意!

早発閉経による若年性更年期障害の場合、上記のような症状だけではなく、健康面にもいろいろな症状が出ます。

若い頃にはあまり関係ないものなので、こちらの症状についてはしっかりと知識をつけておく必要があります。

その1.血液検査で注意が必要な値が増えてくる

健康診断で、血液検査を行うことがあります。若い頃は少し無理や不摂生をしても異常がなかったから今も大丈夫だろうと思っていたら大間違いです。

女性ホルモンの1つであるエストロゲンには血中コレステロールを正常に保ち、善玉コレステロールを増やしてくれる働きがあります。

このエストロゲンが減少すると血中コレステロールのコントロールをしてくれなくなります。

そのため、若い頃と同じような食生活を送っていると悪玉コレステロールが急増、高血圧や高脂血症などを起こしてしまいます。

体型や食生活が変わらないのに急激に血液検査で注意が必要な値が出始めた時は、もしかすると更年期障害が近づいている可能性もあるので注意が必要です。

その2.30代になったら健康診断と主に骨密度検査も受けよう

歳を取ると、ちょっとつまづいただけでも骨が折れることがあります。

特に女性の場合、エストロゲンに丈夫な骨を保つ働きがあるので、このエストロゲンが減少すると骨を守ってくれるものが減るので骨がもろくなるとも言われています。

エストロゲンが減ったからといってすぐに骨が折れるわけではありません。

骨密度が下がると骨が折れやすくなるので、骨密度の状態を知って予防をして多く必要があります。

骨密度を下げないために、カルシウムを含んだ食品などを日頃から積極的に摂るようにしましょう。

その3.若い頃に比べて太りやすく痩せにくくなるためメタボになる

若い頃は運動をすればちょっとした体重も落とすことができたのに、40代過ぎると本当に痩せないなんて嘆いている女性がいます。

これは代謝が落ちたことも原因ですが、実は女性ホルモンも影響していると言われています。

エストロゲンには内臓脂肪を減らす働きがあり、若い頃はある程度の内臓脂肪はエストロゲンで予防することができます。

しかし更年期障害が近づくと脂肪を減らす機能もなくなり、内臓脂肪を溜め込んでしまいます。

内臓脂肪をつけないためには適度な運動や食事制限も大事ですが、内臓脂肪がつかないように女性ホルモンのサプリメントやエストロゲンと同じような燃焼の働きがあるサプリメントを摂取するのもいいようです。

  • カルニチン
  • コエンザイムQ10

上記のサプリメントはドラッグストアなどで購入可能なのでオススメです。

若年性更年期障害はこうやって緩和する

更年期障害になるとちょっとしたことでもイライラしたり、落ち込んだりと気分の起伏が激しくなります。

その気分の起伏の激しさに自分がついて来れず、家でふさぎ込んだりする女性も多いと言われています。

もし自分に若年性更年期障害の症状が出た場合は、まず自分なりの緩和法を見つけることが大事です。

  • 無理をせずきつい時はしっかりと休む
  • 睡眠をしっかり取る
  • 仕事や家事などのストレスを溜めないようにする
  • 趣味などで自分の中のガス抜きができるものを作る
  • 適度な運動をして汗をかく
  • 女性ホルモンの代替品、イソフラボンを積極的に摂取する
とにかく無理をしないというのが1番の緩和方法のようです。更年期障害は周りから見ると怠けているようにしか見えないこともあります。

もし自分が更年期障害を発症した時は周りに隠さず、協力を得るようにしましょう。

若年性更年期障害は予防することもできる

早発閉経の予防は難しいですが、それ以外であれば予防することができます。

若年性更年期障害は、女性ホルモンの分泌が低下することによるものが主な原因です。

ホルモンバランスが乱れないようにするには、次のようなことに気を付けましょう。

  • ストレスを溜め込まない
  • 栄養バランスの良い食事を心がける
  • しっかりと睡眠を取る
  • 適度な運動をする
  • 過度なダイエットは避ける

また、女性ホルモンの分泌を維持したい場合は、大豆イソフラボンの含まれる豆乳や大豆製品を摂取するのも効果的です。

その他、きちんと排卵がされているかをチェックするために基礎体温をつけるのも予防に繋がります。

基礎体温をつけておけば、排卵がスムーズにいっていないことや月経周期の乱れにも気づくので、女性はできるだけつけるようにしたいですね。

更年期障害は女性なら誰でも発症する恐れがある

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更年期障害になるとどうしても周りに知られたくないと隠してしまう人がいます。更年期障害は女性なら誰でも発症する恐れのあるものです。

もし自分が更年期障害のような症状が出た時は、まず医師に診断をしてもらい、少しでも症状を軽くできる解決法を相談しましょう。

人によってはホルモン注射などで驚くほど症状が軽くなり今までと変わらない生活を送ることができることもあります。

酷い場合は入院が必要な場合もあるので、自分で抱え込まず周りや医師と相談をしながら上手に更年期障害と向かい合っていきましょう。

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コメント一覧

  • セルビアクリステイール

    30代で更年期があることを知ってやたらとイライラしたり顔がホテたりしてずっと前から気になっていました。
    みなさんは、更年期について辛い思いをされてきたと思います。まだまだ、未熟な私だけどもっともっと更年期についていっぱい知りたいと思います。

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