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口臭の原因となる食べ物と予防に役立つ食べ物は?選び方のコツ

Date:2018.04.24

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口臭の原因となる食べ物と予防に役立つ食べ物は?選び方のコツ|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/koushuukaizen51649/

一生懸命歯を磨いているのに、時々気になる口臭。

口の中の環境を良くする努力をしているのに口臭がするなら、それは食べ物が原因になっているのかもしれません。

食事の内容を見てみると、口臭を強くする原因となっている食べ物がわかってきます。

逆に、口臭予防に役立つ食べ物もあります。原因となっている食べ物を控えて、予防できる食べ物を増やすことで、口臭が気にならなくなるでしょう。


美味しい、だけど臭う。口臭の原因になる食べ物&飲み物

美味しいけれど口臭の元になってしまう食べ物があります。

でも、知っておくだけで、「これを食べたら口臭が出るかも」と対策の取りようがありますよね。

アリシンを含む香味野菜

香味野菜含まれる、アリシンという成分があります。

健康にはとても良い栄養素なのですが、独特な強い香りがあるので、口臭の原因になりやすいのです。

  • ニンニク
  • ニラ
  • ネギ
  • らっきょう

などに含まれています。

調理をしていない野菜からはそれほど臭ってきませんよね。それは、アリシンが「酸素に触れることで臭いを発する」という性質があるからです。

つまり、これらの香味野菜を食べた後に、それが口の中に残っていると、酸化して臭いがでてしまうということですね。

また、アリシンは体内にもその香気成分が残るという特徴があります。

食事をして消化吸収された後、アリシンが血液中に流れ込んで全身を巡り、汗などと一緒にでてくるんです。

焼き肉や餃子など、臭いの強いものを食べた翌日はなんとなく体臭もきつくなる気がしませんか。

それはアリシンが皮膚や息からでてくるからなんですね。

にんにくはおいしいけれど、口の中だけでなく、汗や息も臭ってしまうので注意が必要です。

インドールを含むアブラナ科の野菜

アブラナ科の野菜といわれてもあまりピンと来ないかもしれませんが、身近な野菜ばかり。

  • キャベツ
  • ブロッコリー
  • 小松菜

などの野菜にはインドールという成分が含まれていて、これが口臭の元になります。

これらの野菜を食べたら、口の中に食べカスが残らないようにすることが大事です。

納豆

納豆は栄養価も高く、毎日食べている女性も多いのではないでしょうか。

しかし、納豆の臭いの成分にはアンモニアの成分が含まれているため、口の中に納豆が残っていると口臭の原因になってしまうのです。

ネバネバしますし、納豆を食べた後は口をすすいだ方が良さそうです。

肉などのタンパク質

タンパク質は口臭を作る菌の大好物。

  • 肉類
  • 牛乳、チーズなどの乳製品

これらを食べた後に食べカスが口の中に残っていると、口臭を作り出す菌がタンパク質を分解し始め、どうしようもない腐敗臭を生み出してしまうのです。

お肉や乳製品が大好きな人は注意が必要ですね。

糖分がたくさん入ったもの

甘いお菓子や飲み物も口臭の原因になるのです。

砂糖が直接的に口臭の原因になるというよりも、糖分の多いものを食べると口の中が酸性に傾くからです。

特にコーラなどの清涼飲料水は口の中がかなり酸性になります。

そうすると、口臭を作り出す菌が活発になり、臭いがでやすくなるのです。

コーヒー

コーヒーの場合は、コーヒーの香りや味が問題なのではなくて、カフェインによる利尿作用が問題です。

唾液はそのほとんどが水分であるため、身体の水分が減ると唾液も減ってしまいます。

唾液が減少して口の中が乾燥すると口内環境が悪化して悪玉菌が増殖し、口臭がでやすくなります。

コーヒーに限らず、紅茶やエナジードリンクなどカフェインの含まれる飲み物は注意が必要です。

一緒にミネラルウォーターを飲むなど、水分補給を心がけてください。

アルコール

二日酔いになるほどお酒を飲んだ翌日は、口臭や体臭がきつくなると思います。

お酒の飲み過ぎはカフェインと同じく、利尿作用によって体内の水分が失われるため、唾液が減って口臭がでやすくなります。

また、アルコールが体内で分解される時に作られる、アセトアルデヒドが臭いの原因に。

アセトアルデヒドをさらに分解して酢酸を作り、それを排出することで酔いが醒めるわけですが、お酒を飲み過ぎるとこの分解が追いつかないんですね。

いつまでもアセトアルデヒドが体内を巡っている状態になってしまい、口臭だけでなく体臭まできつくなってしまうのです。

日本人は元々アルコールを分解する酵素が少ない人種ですから、臭いを気にするなら飲み過ぎは禁物ですね。

どうしても食べたい場合は、その日のうちに臭いを消す工夫を

口臭の原因になるとわかっていても、どれも美味しいものばかりじゃありませんか。全く食べないというのも難しいものです。

どうしても食べたい場合は、まず食べカスを残さないことが何より大事!

  • 歯をしっかり磨く
  • 歯間ブラシやデンタルフロスで歯の間も磨く
  • 唾液腺のマッサージをして口の中の環境を整える

など、口の中に食べカスが残らないような工夫をしてみましょう。臭いの強いものを食べる前には、牛乳を飲んでおくという方法もあります。

ちなみに歯を磨くタイミングは、食べてすぐの方がいいそうです。

口の中が酸性になっていると、歯のエナメル質が溶けやすくなっているため食後30分は磨かない方がいいともいわれますが、口の中の糖質を洗い流す方が先。

口臭が気になる時は、とにかく早く磨いた方が良さそうです。

口臭を予防するのに役立つ食べ物&飲み物

それでは、逆に口臭予防に役立つ食べ物や飲み物もご紹介しますね。

生野菜のサラダ

アブラナ科の野菜は口の中に残らないように注意が必要ですが、生野菜は酵素や食物繊維が豊富に含まれていますから、噛む回数を増やして唾液を増やすことにもつながります。

歯ごたえのある人参や大根などをスティック野菜として食べるのがおすすめです。

パセリ

パセリは付け合わせだけが仕事ではありません。濃い緑色にはクロロフィルという成分がたっぷり含まれており、これが口臭予防に役立ちます。

クロロフィルは熱に弱いので、加熱せずに出来ればそのまま食べて下さい。

ちなみにクロロフィルは海藻類にも含まれているので、わかめなども一緒に食べるといいですね。

リンゴ

リンゴにはリンゴ酸という成分が含まれていて、これが口臭予防に役立ちます。

特に、

  • 朝起きた時
  • 空腹時
  • 緊張した時

などの「生理的口臭」に良いとされています。

柿の渋味の成分は「タンニン」。柿タンニンには強力な消臭効果があるといわれ、体臭予防の石けんなどにもよく使われていますね。

ですから、もちろん食べてもその効果がえられます。口臭が気になる時には食後のデザートに柿ですね。

柑橘類

レモンやオレンジなどは、その酸っぱさで唾液が増えるので、消化をサポートし、口臭予防に役立ちます。

柑橘系の果物には酵素もたっぷり含まれているので、食べたものの消化も促進します。ですから、胃腸の不調からくる臭いの予防にも役立ちます。

タンパク質分解酵素を含むフルーツ

肉類や乳製品が好きな人は、タンパク質が口の中に残らないように、タンパク質分解酵素を多く含んだ果物を食べるといいでしょう。

  • キウイ
  • パイナップル
  • パパイヤ

などです。

タンパク質が口の中に残ると、歯の間の食べカスが臭いを発すると同時に、舌の上に「舌苔(ぜったい)」を作り出すため、それが口臭の原因になってしまいます。

舌苔とは下の上に出来た白っぽいもの。お肉が好きで舌が白い人は注意してくださいね。

舌苔を改善するには、これらの果物を口に含んで舌の上で転がすようにして舐めていてください。

1分もやっていると、タンパク質を分解して口の中もスッキリしますよ。

梅干し

梅干しもレモンと同様にクエン酸が豊富なので、消臭効果が高い食べ物。

唾液の分泌を促して口の中の食べカスを洗い流す働きもあります。

腸内環境を整える発酵食品

口臭の原因は様々ですが、腸内環境が悪化して便秘がちな人は口臭が強くなる傾向があります。

便秘が原因で口臭がするなら、便秘を解消するしかありません。

  • ヨーグルト
  • 味噌
  • ぬか漬け
  • キムチ
  • 納豆

などの発酵食品を積極的に摂って腸の善玉菌を増やし、口臭を予防しましょう。

ヨーグルト

ヨーグルトは腸内環境を整えるだけでなく、口の中の環境を良くすることでも知られています。

乳酸菌が歯周病菌などを防いでくれるのです。無糖のヨーグルトを歯ブラシにつけて歯を磨くなんて方法もありますが、まずは食べるだけでもいいでしょう。

デザートとして食べるなら無糖タイプのものを。柑橘類と組み合わせて食べると口臭予防効果が高まりますね。

ハーブティー

ハーブの中には、抗菌作用で口の中の菌を抑えたり、消化促進作用で胃から来る臭いを予防するものがあります。

  • ペパーミント
  • ローズマリー
  • レモングラス

などがスッキした香りで飲みやすいハーブティーですね。

または、クミンシードなどをそのまま食べるという方法も。

インド料理店などでは食後に出されることがありますが、香草をたっぷり使った料理を食べた後に、口の中の臭いを消してくれる効果があるからです。

トリプトファンを含む食べ物

ストレスが原因で起きている口臭にはトリプトファンで対抗しましょう。

トリプトファンは体内に入ると、ビタミンB6や炭水化物と結びついてセロトニンを作ります。このセロトニンがストレスを和らげるのに役立ちます。

トリプトファンは体内で作ることができないので、食べ物から摂るしかありません。

  • バナナ
  • 赤身の肉
  • カツオ
  • マグロの赤身
  • 大豆製品

などを積極的に摂ってみてください。

唾液の分泌を増やす硬いもの

硬いものを積極的に噛んで唾液の分泌を促進することで口臭を予防するという方法もあります。

  • ガム
  • するめ
  • 硬い煎餅

などがいいですね。

とにかく口をたくさん動かせば唾液の量は減るのですが、ずっと話していると疲れてしまいます。

唾液を出すために、ガムを噛んだりするめをつまんでみたりしてみてはいかがでしょうか。

ガムは無糖で、キシリトール入りのものにすれば、虫歯予防にも役立ちます。

緑茶

緑茶には、

  • 茶カテキン
  • フラボノイド

などの殺菌作用の強いポリフェノールが含まれているので、飲み物の中でも特に口臭予防に役立つお茶なんです。

ただ、緑茶にはカフェインも含まれていますね。コーヒーほどではありませんが、飲み過ぎて逆に体内の水分が排出されても困ります。

そこでおすすめなのが緑茶のうがい。歯磨きが出来ないときでも緑茶でうがいすれば大丈夫です。

朝起きたときや食事の後に緑茶でうがいするのを習慣にしてみてください。緑茶はわざわざ入れたものでなくても、ペットボトルのものでもOKです。

口の中の細菌が増殖するのを抑えて口臭を予防してくれるでしょう。

口臭予防には食べカスを残さないことが何より大事!

それを食べたらすぐに口が臭うというのような食べ物は、香味野菜くらいしかなくて、あとはたいてい食べカスが口の中に残ることが臭いの原因です。

口臭の原因といわれても、美味しいものはたくさんありますし、食べることを我慢したくはないですよね。

そんな時は、食べカスを残さないことと、口臭予防に役立つ食べ物を組み合わせて食べることで、少しでも臭いを予防できるでしょう。

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ライター:奈南有花

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