• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

薬膳でもおなじみの食材、クコの実の効能はまさにスーパーフード!

Date:2016.09.27

shutterstock_352803278中華料理のデザート、杏仁豆腐のトッピングでもおなじみのクコの実。

日本人にとってはそのぐらいしかなじみがないかもしれませんが、クコの実は単なる付け合わせではないんですよ。

今、アンチエイジングにもよいと海外セレブにも注目されるクコの実。実はものすごいパワーを持ったフーパーフルーツなんです。

薬膳料理でも使われるクコの実の効能をご紹介します。デザートだけでなく、もっと色々使ってみたくなるでしょう。


クコの実とはゴジベリーとも呼ばれるスーパーフルーツ

ナス科クコ属の植物で中国、東アジア原産といわれています。欧米では「ゴジベリー」とも呼ばれスーパーフルーツとして人気があります。

漢方薬としての歴史も長く、不老長寿、滋養強壮、疲労回復、精力増進効果があるとされ、中国では3000年も前から利用されてきました。

生薬として利用されることも多く、薬膳粥にも入っている素材です。

日本では平安時代から食べられている

日本での歴史も古く、平安時代にはすでに入ってきていたようです。

文徳天皇はクコの実専用の庭を持っていたそうで、薬効の高さが伺われますね。なんと120歳まで長生きした管理人がいるのだとか。

健康オタクだった徳川家康も愛用していたことで有名です。この頃のクコの実は高貴な人の利用するもので、庶民の口には入らなかったようですね。

クコの実はどんな味?

私たち日本人には、クコの実をそのまま「フルーツ」として食べる習慣がありませんよね。

クコの実ってどんな味?と聞かれたら、あんまり味の印象がないのではないでしょうか。

クコの実はそのまま食べるとちょっと独特なくせがあります。ほんのり苦味を感じる人もいるかも知れません。

そのせいで、甘いデザートに入れたりお酒に入れるという使い方が一般的になったようです。

使われるのは実だけではない

クコは実だけでなく、刃なども漢方に使われています。

  • 実は「枸杞子(くこし)」
  • 葉は「枸杞葉(くこよう)」
  • 根は「地骨皮(じこっぴ)」

などと呼ばれていて、余すことなく使われます。

クコの実に含まれている栄養成分

クコの実がスーパーフルーツといわれるのはその栄養価の高さです。

  • 100種類以上のビタミン、ミネラル
  • 食物繊維
  • ポリフェノール
  • カロテノイド類(β-カロテン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチンなど)
  • ベタイン
  • フィリイエン
  • 必須アミノ酸を含むアミノ酸18種

など、あの小さな赤い実にこれだけの栄養素が含まれているとは驚きですね。

漢方薬としても使われるクコの実の効能。美容効果抜群!

かの楊貴妃も1日3粒食べていたのだそうで、クコの実は健康効果だけでなく美容効果も高そうですね。クコの実にはどのような効果があるのかをご紹介しましょう。

ビタミン、ポリフェノールでアンチエイジング効果

ビタミンやポリフェノールは美肌を作る上で欠かせない栄養素ですが、クコの実にはなんとオレンジの100倍ものビタミンCが含まれているんですよ。

そして豊富なポリフェノールやカロテノイド類とともに、細胞の老化を防いでくれます。その強い抗酸化作用は、世界で最も強力だとされているのです。

活性酸素を吸収する能力を数値化したものをORAC値といいますが、スーパーフルーツといわれるアサイーベリーよりも高いんです。

食品名 ORAC値
クコの実 25300
アサイーベリー 18500
ブルーベリー 2400
ノニ 1560

これだけ比較しても、クコの実の抗酸化作用の強さがわかりますよね。抗酸化作用とは、活性酸素を除去して細胞を老化から守る働きのこと。

細胞の老化は

  • シミ
  • シワ
  • たるみ

の原因になりますから、抗酸化作用の高い食品を摂ることで、アンチエイジング効果が期待できるのです。

たっぷりのビタミンCで美肌効果

ビタミンCにはメラニン合成に関わるチロシナーゼという酵素の働きを抑制する作用があるといわれ、メラニン色素が作られないようにすることでシミ予防に役立つ栄養素です。

また、コラーゲン生成にも関わっていて、コラーゲン生成促進効果のあるヒドロキシプロリンを合成する働きがあるといわれています。

肌の弾力を回復したいならビタミンCは必須ですが、ビタミンCは水溶性なので尿などで排出されやすいのがデメリット。毎日継続して摂る必要があるのです。

だから毎日少しずつクコの実でビタミンC補給をするといいですね。

女性ホルモンのバランスを整える

クコの実に含まれるβ-シトステロールという成分には女性ホルモンのバランスを整える働きがあります。

女性ホルモンのバランスが乱れると皮脂が分泌されやすくなったりしてニキビや肌荒れの原因になりますから、このβ-シトステロールで整えたいものです。

もちろん、お肌だけでなく、

  • 生理痛
  • 生理不順
  • 更年期障害

など生理にまつわる不調の改善も期待できるでしょう。

血行を良くして冷え性の改善にも役立つ

クコの実は毛細血管を強化する、

  • ルチン
  • ヘスペリジン

を含んでいます。

これらのビタミンP類は血流を改善して血行を良くする働きがあります。冷え性の改善に役立つのはもちろんのこと、肌のくすみの改善にもよいでしょう。

ビタミンP類はビタミンCと一緒に摂るとビタミンCが酸化されるのを防ぐ働きがあるといわれています。

柑橘類などと一緒に食べるといいかもしれませんね。

鉄分も豊富で貧血の予防にも

ミネラルも豊富なクコの実ですが、女性に不足しがちな鉄分も豊富。

貧血の予防に役立ちます。貧血ぎみの方はどうしても肌が青白くくすんでしまうので、血行の良い肌にするためにも鉄分は必須です。

クコの実はダイエットにも~脂肪の蓄積を防ぐ

ベタインという栄養素はアミノ酸の一種で、甜菜、ほうれん草、イカやタコなどにも含まれている成分です。

保湿剤として化粧品にも添加されている成分で髪や肌に潤いを与える成分としても知られています。

ベタインには

  • 肝臓に脂肪が蓄積されるのを防ぐ
  • 糖の吸収を防ぐ
  • 血糖値の急上昇を抑える
  • コレステロール値の上昇も抑える

という働きがあります。

肝機能を高めて脂肪肝、肝硬変などの予防効果が期待できます。

また、糖の吸収を防いで血糖値を上げないということは、インスリンが分泌されないので中性脂肪が蓄積されるのを防いて肥満を予防する他、糖尿病の予防にもつながります。

ダイエットによいだけでなく、生活習慣病の予防にも適していますね。

ビタミンB群で代謝を良くする

脂質や糖質の代謝を助けるビタミンB群はレバーや肉類などの動物性食品に含まれていることが多い栄養素です。

クコの実にはビタミンB1、B2が含まれているので、基礎代謝をあげることにつながり、ダイエット効果も期待できるでしょう。

クコの実は飲む目薬とも呼ばれる

クコの実は飲む目薬ともいわれています。パソコンやスマホの見過ぎで目を酷使していませんか。

豊富なカロテノイド類が

  • 視力の低下
  • 白内障

など眼病予防に効果的です。

また、カロテノイド類は肌荒れ、肌のカサつき予防にもよい栄養素。目の疲労を取りながら肌もキレイになってしまうなんて嬉しいですね。

副作用はある?クコの実を食べるときの注意

そんなスーパーフルーツであるクコの実ですが、食べる際に注意することはあるのでしょうか?

もともと低血圧の人は注意する

クコの実には血圧を下げる作用があるので、もともと低血圧の人は食べ過ぎないように注意しましょう。

クコの実アレルギーでないか

あまり多くはないでしょうが、クコアレルギーを持つ方は食べないようにして下さい。

野菜や果物など植物性の食品にアレルギーを持っている方は、事前にアレルギー検査をした方がいいかもしれません。

食べ過ぎるとお腹がゆるくなる

クコの実は、

  • 胃腸が弱い人
  • 消化不良を起こしやすい人
  • 下痢ぎみの人

にはあまりむいていません。胃のむかつきや消化不良を起こしやすくなるためです。

食品なので1日の摂取目安量は決まっていないのですが、5粒程度から初めて徐々に増やしていくのがいいでしょう。

摂取量の上限は20粒程度とされていますが、自分の体調を見ながら食べるようにして下さい。

女性ホルモンのバランスを取るので妊娠中・授乳中は避ける

女性ホルモンのバランスをとる作用で月経を促進してしまうので、妊娠中はもちろん、授乳中も食べるのはやめておきましょう。

クコの実の美味しい食べ方と簡単レシピ

shutterstock_427125778
クコの実はあまり日常的な素材ではないので、杏仁豆腐以外に思い浮かばない、という人のために、クコの実の美味しい食べ方をご紹介しますね。

生でそのまま食べる方法

普通にスーパーなどで買えるクコの実は乾燥したものがほとんどですが、生で食べることも出来るんですよ。インターネット通販などで購入できます。

直径1cmほどの可愛らしい赤い実で、薄いトマトの味がするのだとか。その独特な香りは好き嫌いが別れそうですが、ヨーグルトに混ぜたりすると食べやすいでしょう。

ご飯と一緒に炊くクコの実ご飯

クコの実を入れてご飯を炊くだけの簡単薬膳レシピです。

材料
白米
2合
クコの実
40g
3つまみ

赤い色がとてもキレイなご飯です。特に手間もかからず、入れて炊くだけなので誰にでも出来る簡単メニューです。

彩りもキレイ!デザートに加える

女性に人気があるのはデザートに加える方法ですね。

  • 杏仁豆腐
  • ヨーグルト
  • グラノーラ
  • ゼリー

などに入れて食べると、彩りもキレイで見た目にも美しいデザートになりますし、デザートを食べながら美肌効果も得られます。

カレーやシチューなどに入れる

クコの実を食べたいけど独特の香りがいや、という人はカレーなどに入れるのがおすすめ!

カレーのスパイスの風味で、クコの実の味はほとんどしませんが、味や香りを消しつつ栄養を摂りたい人にはおすすめの方法です。

お湯を注ぐだけの簡単クコの実茶

クコの実茶というかクコの実湯というか、クコの実にお湯を注いで飲む方法です。もちろん、ふやけたクコの実も食べられます。

クコの実20gにお湯をそそいで数分おけば出来上がり!

それだけではあまり味がないので、

  • 紅茶
  • 緑茶

にクコの実を入れた方が、お茶としては美味しくいただけます。好みでハチミツを加えて下さい。

簡単なので、仕事の合間や寝る前などに取り入れてみてはいかがでしょう。簡単にクコの実の栄養が摂れますよ。

ジャムにして食べるのも美味しい

ちょっと手間はかかりますが、クコの実が余ってしまいそうなときはジャムにしてはいかがでしょうか。

材料
クコの実
100g
2カップ
砂糖
50g

砂糖の量は好みで加減して下さい。

パンにつけたりヨーグルトに入れるのもいいですし、紅茶に入れてもいいですね。赤くてキレイなジャムができます。

滋養強壮にクコの実酒はいかが

乾燥クコの実は1年中手に入るので、果実酒を作るのにも便利なんです。

材料
クコの実
200g
氷砂糖
150g
ホワイトリカー
1.8リットル
作り方

  1. 果実酒用の広口瓶を熱湯消毒してよく乾かします。
  2. ビンに材料をすべて入れ、3ヶ月寝かせます。

赤い色がキレイなお酒です。氷砂糖の代わりにはちみつを使うとまろやかになりますし、保存はあまりきかなくなりますが、白ワインを使うとフルーティーな味わいに。

おうちで簡単に薬膳酒が出来るので、ぜひ試してみて下さい。

美容効果を高めるクコの実との組み合わせ

どうせ食べるなら、さらに健康効果&美容効果を高める食材と一緒に食べてみませんか。簡単な組み合わせの例を紹介しますね。

  • ブルーベリーと一緒に食べて疲れ目改善
  • トマトサラダに入れて美白効果
  • ブロッコリーと組み合わせて免疫力アップ
  • クコの実茶に生姜をプラスして冷え性改善
  • クコの実ゼリーでコラーゲン摂取
  • 豆腐サラダに加えて女性ホルモンのバランスを取る
  • アサイーボウルに加えてアンチエイジング

そのまま食べてももちろん栄養価の高いクコの実ですが、様々な食材と組み合わせることで相乗効果が得られます。

乾燥していてパラパラ加えるだけでアレンジできてしまうので便利ですよ。普段から食べるものに気を使っている人なら、そこにクコの実を加えれば完璧ではないでしょうか。

杏仁豆腐だけじゃもったいない!クコの実で美肌作り

shutterstock_221198875
スーパーフルーツの中でもドライフルーツとして購入しやすく、しかもあまり加工の必要がないクコの実。

健康効果と美肌効果はおわかりいただけたと思うので、もっと日々の食卓に、小腹が空いた時のおやつに取り入れてみませんか。

美肌は1日にしてならず、ですが、毎日ちょっとずつ続けることで、きっと効果が実感できるはずです。

この記事をシェアする

関連記事