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スメハラになってない?体臭対策したつもりがスメハラ加害者に!

Date:2017.07.04

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スメハラになってない?体臭対策したつもりがスメハラ加害者に!|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/taisyuugakininaru63789/

暑くなると、汗や体の臭いが気になりだします。自分では自分の体臭に気づきにくい分、余計に気になってしまいますね。

体の臭い対策には、汗をこまめに拭いたり、臭いを抑える石鹸を使ったり、食べ物を改善して体の中から臭いを抑えたり。

いろいろな方法が挙げられますが、臭いを抑える対策ではなく、臭いを何かしらの香りでかき消そうとする方法を取る人もいるのではないでしょうか。

臭いを抑えようと思っても、抑えることができないくらい体臭がきついのかもしれませんが、臭いの上に香りを重ねると、消えるどころか、さらにひどい臭いになることもあります。

うまく強い香りで体臭を消すことができたとしても、臭い消しに使ったその香りがきつすぎて周りに迷惑をかけてしまうことも。

あなたの体臭対策は大丈夫ですか?周囲に迷惑をかけてはいませんか?


嗅覚はとても疲れやすい!「臭覚疲労」のせいで臭いに無自覚に

臭いの問題が怖いのは、自分が発している臭いに自分では気づくことができないということです。

嗅覚は五感の機能の中でも疲れやすく、すぐに「嗅覚疲労」を起こします。同じ臭いを嗅ぎ続けると、その臭いに対する感度が低下。臭いに慣れてしまって、その臭いを感じなくなってしまうのです。

どんな臭いに対しても鼻が利かなくなるなら本人も嗅覚の衰えに気づくのですが、嗅覚疲労は特定の臭いにだけ起こるものなので、自覚がない場合がほとんどです。

自分はきつい香りをぷんぷんさせているのに、人の臭いについてあれこれ言う人がいたら、嗅覚疲労を起こしていると考えてまず間違いないでしょう。

この記事を読んで「〇〇さんは臭覚疲労なのね」などと、人ごとのように思っているあなた!

あなた自身も、もしかすると自分の臭いに気づかずに、周りに迷惑をかけているひとりかもしれませんよ。

あなたは大丈夫?周りも注意してくれないスメハラ問題

自分の臭いは自分では気がつかないため、人から注意してもらうしかない体臭問題ですが、周囲の人が指摘してくれるかというと、これもなかなか難しいのです。

あなた自身、臭いが気になるからといって当人に向かって「臭いますよ」と言えるでしょうか。

もしかしたら、体臭を気にしているのに体質上、どうしようもないのかもしれないのです。体臭に気づいてないなら気づいてないで、指摘することによって相手を不愉快にさせてしまうかもしれないのです。

臭いの問題はデリケートすぎて、なかなか本人に伝えることはできません。誰からも何も言われないからといって安心はできないのです。

臭い対策のつもりがスメハラ加害者になることも

人は多かれ少なかれ臭いを発しています。夏場は特に汗をかくので、臭いを発するなという方が無理です。ただ、周囲に不快感を与えない程度には、臭いが届かないように気をつける必要があります。

女性の場合、この臭い対策の仕方に問題のあるケースがよく見られます。汗の臭いや体臭を気にするあまり、常にきつい香りをつけてしまう人たちがそうです。

元の臭いを絶たずに、上からさらにきつい香りのものをつけると、二つの臭いが混ざり合ってさらなる悪臭になることもあります。

うまく臭いが隠れたとしても、ひとつの臭いをかき消すほどの強い香りです。その香り事態が強烈すぎて、人を不快にすることになります。

残香性の強い海外製柔軟剤など、香りのきつい製品を使ってはいませんか?衣類に着いた汗の臭いや体臭が気になるからと、香りの強い柔軟剤を使いたい気持ちもわかります。

でも、日常的に香りを身にまとっていると、その香りに対して自分の鼻は馬鹿になっているかもしれないのです。

自分では「かすかな香り」程度にしか臭わなくても、顔をそむけたくなるくらいの臭いを発している可能性もあるのです。

きつい臭いで周りの人に不快感を与え続けることを、スメハラ(スメルハラスメント)と言います。

臭いの対策をしたつもりでも、その対策に使った香りがスメハラ扱いされるケースもあるので注意してくださいね。

自分にとって「良い香り」でもみんなそうとは限らない!

臭いの問題はとても難しいものがあります。人によって臭いの感じ方はさまざまで、「良い香り」「くさい臭い」の判断も人それぞれだからです。

そのあたり前の事実に気づかない人が、世の中にはたくさんいます。自分が好む香水やヘアケア用品・化粧品などの臭いを強烈に発している人がそうです。

本人は「良い香りをほんのり漂わせている」くらいに思っているのだと思いますが、臭覚疲労のせいで「ほんのり」どころではなくなっている場合も少なくありません。

「コスメティックバイオレンス」という造語までできてしまうくらい、被害にあっている人は多く存在するようです。香りも行き過ぎれば暴力の域なわけです。

香りぐらいで大げさなと思う人もいるかもしれませんが、香りが苦手な人の中には頭痛を起こしたり、気分が悪くなったりと、実際に香りが原因で体調を崩す人もいるのです。

女性は体臭を気にして「良い香り」を身にまとう人も多いですが、香りが苦手な人もいることを忘れないようにしましょう。

自分の臭いが周りに迷惑をかけていないかチェックするには

自分では気づけない、周囲の人は指摘してくれない。では、どうやって自分の発する臭いの度合いを調べれば良いのでしょうか。

遠慮なく助言してくれる人物に聞く

身近に遠慮なく発言してくれる人がいれば、その人に聞くのが一番手っ取り早いです。ただ、注意しなければならないのは、同居者は同じ臭いに鈍感になっている可能性があるということ。

できれば、

  • 同居していない家族
  • 長い付き合いのある友人

などに、臭いがきつくないか聞いてみてください。

シャワーを浴びた直後、臭覚がリセットされた状態で脱いだ服の臭いをかぐ、という方法でも体臭はある程度チェックできます。

ただ、体から出るくさい体臭はわかるのですが、芳香系の臭いは夜には消えていたり、服についた柔軟剤などの臭いは鼻が慣れすぎてしまってよく臭わないケースもあります。

自分ではない誰かに臭ってもらうのが確かです。

販売日が待ち遠しい!体臭チェッカー

口臭チェッカーはたくさん販売されていますが、体臭をチェックして数値化してくれるチェッカーはまだありません。

ただ、コニカミノルタがスマホアプリを利用した体臭チェッカー「クンクンボディ」を開発中とのこと。体験イベントはあちらこちらで行われているようですが、販売はまだのようです。

このチェッカーは3大体臭と言われる

  • 汗臭
  • ミドル脂臭
  • 加齢臭

を数値化するものです。

柔軟剤やコスメ系の臭いがきつすぎてもチェックはできませんが、体臭の有無がわかれば、過度な香りづけもしなくてすみますね。

汗の臭いや体臭対策は芳香ではなく消臭を心がけて

口臭・体臭・汗の臭い。人を不快にする臭いを気にする人が多いため、その対策商品もたくさんあります。

肌に塗ったり、スプレーしたり。サプリやタブレットなど食べるデオドラントも存在します。

その多くが何かしらの香りを伴うものですが、先に述べたように、香りの感じ方は人によって違うものです。できるなら、芳香ではなく消臭対策を。

衣類の臭いを消すにしても、香りが残らない微香タイプ・無香料タイプの衣類用除菌・消臭スプレーなどもあります。

ハーパーベンソンの「デオラボ イオンクリア」はまったくの無香料。臭いのしない衣類用除菌・消臭スプレーです。

衣類にスプレーしておくと、体から出る臭い物質が衣類を通過する際、臭わない状態に変化するのだそう!自分の服を防臭フィルターにしてしまえるスプレーというわけです。

服に隠れた部分しか防げないというのがネックですが、脇汗の臭いなどの体臭が気になる人にはおすすめですね。

無香料タイプではムリ、やはり香りがほしい!という人は、香りの量に気をつけて。

長く同じ香りで対策している人は、一度その香りをお休みして鼻を元の状態に戻してあげてください。

そして、香りを再開する際には、きちんと定められた容量を守るなどして、臭いがきつくなりすぎない分量を使うようにしてくださいね。

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ライター:iroha

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