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気をつけて!まつ毛を盛る前に知っておきたいマツエクのトラブル

Date:2017.07.19

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気をつけて!まつ毛を盛る前に知っておきたいマツエクのトラブル|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/matuekutoraburu95870/

気軽にまつ毛がたっぷり盛れると人気のマツエク(まつ毛エクステ)ですが、実はトラブルも続出しているようです。

ビューラーやマスカラなしでもまつ毛にボリュームが出るのが何よりの魅力ですが、リスクがあるということも知っておいた方がいいでしょう。

最近では非常に金額も安く、中高生までまつ毛を盛る時代ですが、それだけに技術の質もサロンによってかなり幅が出てきていますね。

せっかくキレイになるためにまつ毛を増やすのにトラブルが起きたら大変!どんなリスクがあるのかを知ってから施術を受けた方がいいと思いませんか。


目の病気に関するトラブル

ちょっとした目のかゆみから失明するかもしれない恐ろしいトラブルまで事例が色々あります。おかしいと思ったらまず眼科です。

目がゴロゴロする、違和感がある

つけた直後から目がゴロゴルするなどの違和感があれば、マツエクが原因かなと分かりやすいのですが、中には少し時間が経ってから感じることもあるので注意が必要です。

原因は接着剤、未熟な技術など色々で、数日で治まる場合にはそれほど心配がないかも知れません。

大きなトラブルにつながる前に、あまりに違和感が続く場合には、早急に眼科を受診しましょう。

めやにがでる、目が充血する

グルー(接着剤)の成分によっては非常に刺激が強く、まぶただけでなく目にもダメージを与えてしまうことがあります。

ホルムアルデヒドベースのグルーの場合、揮発した成分が目の周りを漂うだけで炎症を起こすことがあります。

接着剤が原因の結膜炎・角膜炎が増えているので、肌の弱い人やアレルギー体質の方は注意が必要です。目の異常を感じたら早急に眼科を受診しましょう。

まぶたがかゆい、腫れる

エクステのお手入れは非常に大変で、何もつけていない時のようにゴシゴシとタオルで拭いたりすることができません。

そのせいで目の周りが十分乾かずにまぶたに雑菌が繁殖したりすることがあります。

まぶたの炎症を眼瞼炎(がんけんえん)といいますが、

  • まぶたの縁が腫れたりかゆくなるのを眼瞼縁炎
  • まぶたの皮膚に炎症が起こるものを眼瞼皮膚炎

といいます。

これも放置せずにすぐに眼科を受診し、まつ毛も早急に取ってもらいましょう。炎症を放置すると傷が色素沈着を起こして跡が残ってしまう可能性もあります。

涙が止まらない

グルーは揮発性があるので、その成分が目にしみて、涙が止まらなくなったり痛みが出たりすることがあります。

揮発によるものであれば数日で治まる場合が多いですが、目に傷がついている可能性もあるので、あまりに涙が止まらない場合はすぐに眼科に行きましょう。

化学反応による火傷

グルーという接着剤は水に触れると化学反応が起きて熱を発することがあるのです。

そのため、グルーは絶対に肌につけてはいけませんし、目に入るなんてことがあってはいけません。

グルーがしっかり乾く前に汗や涙に触れると危険なので、決められた時間が経過するまで顔を洗ったりしてはいけませんし、水分に触れないよう注意が必要です。

最悪の場合、失明する可能性もある

目は角膜で守られていますが、その奥には強膜、ブドウ膜という膜があります。

中でもブドウ膜は虹彩部分や毛様体筋を守り、光の量やピントを調節したりするのになくてはならない部分です。

目に雑菌が繁殖すると、角膜を通り越してブドウ膜まで到達し、中で炎症を起こしてしまうことがあります。

そして「ブドウ膜炎」を起こすと、失明につながる恐れがあるので注意が必要です。目の違和感や痛みを感じたら必ず眼科を受診してください。

接着剤やエクステの毛に関するトラブル

病気とはいかないまでも、接着剤などが原因で皮膚のトラブルなども多発しています。目の周りのトラブルは見た目にも目立つので、気をつけたいところです。

グルーによるアレルギー

グルーは肌に直接つけるのものではなく、本来は皮膚から1~2mm離れたところに接着します。

ところが未熟な技術者が施術をするとグルーが皮膚についてしまい、アレルギー反応が起こることがあります。

かゆみやじんましんなどは、初めてだと起こらないこともあり、徐々に蓄積されることである日突然発症することもあるんです。

ですから、今までずっと平気だったからといって今度も平気だとは限らないんですね。特にホルムアルデヒドベースの接着剤を使っているとアレルギーを起こしやすいです。

  • アレルギー性の結膜炎
  • 肌のアレルギー反応

などが起こる可能性があります。

また、当日の体調にもよりますね。疲れがたまっていたり、生理前だと肌が敏感になっていることもあるでしょう。そのような場合は、いつもより過剰に肌が反応してしまうケースもあります。

毛が刺さってまぶたがチクチクする

マツエクの毛がまぶたに刺さっているか、もしくは非常に距離が近すぎて目を開けたり閉じたりした時にまぶたに触れてしまうためにチクチク感じることがあります。

正しく装着されていればマツエクの毛が肌に触れることは絶対にないのですが、これもアイリストの腕次第。下手な人に当たってしまうとこのようなことが起きるのです。

そのままではずっと痛い思いをするので、早めに外してもらった方がいいでしょう。

まつ毛付近の肌を傷つける

ピンセットで作業するので、未熟なアイリスト(技術者)だと傷つけてしまうことがあります。これも痛みを感じたり、チクチクすることで気づくと思います。

傷がついていると分かれば眼科を受診してみて、マツエクを外した方がいいといわれればその指示に従って、サロンで外してもらいましょう。

目立った傷がないけれどチクチクするという場合は、マツエクの毛が刺さっていることも考えられますが、これも放置せずに外した方がいいでしょう。

マツエクの毛が目に入る

マツエクの毛が目に入るとかなり痛いです。というのも、本物のまつ毛より硬いので違和感どころではなく痛いです。

眼球を傷つける恐れもあり、放置すると最近が繁殖して「角膜潰瘍」を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

綿棒などを使って早急にまつ毛を取り除きましょう。綿棒もしくはティッシュでこよりを作って、目薬か水を先につけます。

それでそっとまつ毛を取ってください。もしとれなかった場合、奥の方に入っていっても困るので、痛みがある時には眼科に行って取ってもらいましょう。

つけたばかりなのに取れた!

せっかく大金を投じてマツエクをしたのに、つけたばかりですぐにとれてしまった!というトラブルもよく見かけます。

これは取れ方次第で、サロンの問題なのか、自己責任なのかがわかります。技術者の腕の問題であれば、両目ともに一度に取れることが多いです。

だいたいマツエクは「お直し期間」というのがありますので、この場合はサロンに申し出れば直してもらえる可能性が高いでしょう。

ただし、片方だけ取れたとか、目尻だけ取れたなど、部分的なものはまつ毛のケア方法が間違えていた可能性があります。

  • 顔を洗う時にゴシゴシしてしまった
  • 横向きやうつぶせに寝てしまった
  • 目をこすってしまった

など、マツエクが取れる原因はなかったでしょうか。この場合は残念ながら有料でお直ししてもらうことになるかと思います。

▼マツエクを長持ちさせる方法についてはコチラも参考にしてください!

マツエクを長持ちさせる方法の記事のキャプチャ

まつ毛が抜けて生えなくなる

10人に1人程度との割合で、このようなトラブルも起きているようです。

1割が多いのか少ないのかは分かりませんが、まつ毛を増やしたかったのに逆に減ってしまうというのは悲しいことですね。

マツエク自体がまつ毛に負担をかけているために抜け毛が増えている可能性があるので、どうしてもマツエクをしたい場合は本数を減らすなどして様子を見ましょう。

マツエクでトラブルが起きたら

これらのトラブルが起きたら、どうすればよいのでしょうか。

まずは眼科を受診しましょう

いずれの場合も、マツエクの危害を放置してさらに状態が悪化したら困りますから、まずは眼科を受診しましょう。

そしてまぶたや目の状態を診てもらい、治療が必要であれば早急に治療を開始することが大切です。

国民生活センターによると、トラブルが起きたにもかかわらず医者にかかっていない人が35%もいるようですが、素人判断は危険です。

施術を受けたマツエクサロンでどのメーカーのグルーを使用したのか、配合成分を確認して眼科医に伝えると診察がスムーズにいきます。

また、次にマツエクをする時に、同じメーカーのグルーを使わないようにすることも必要ですね。

まつ毛も取ってもらう

まぶたの炎症などを眼科で見てもらったら、残念ですがサロンでまつ毛も取ってもらい、いったんリセットしましょう。

ここで気をつけて欲しいのは、間違っても自分でまつ毛を取ったりつけ直したりしないということです。

ご存知の通り、マツエクは美容師免許を持っている人しか施術できません。資格があっても技術力がなければトラブルが起きるのに、素人が自分でやるなど危険きわまりない行為です。

セルフケアで症状を悪化させたら困るので、必ずサロンでやってもらうようにしてください。

安心できるサロンと施術者を見つけよう

もったいないですが、トラブルが起きたらいったんマツエクをすべて外し、目やまぶたの状態を元に戻すことが大切です。

ちょっとかゆいくらい、なんて放置して症状が悪化したら取り返しのつかないことだってあるのです。

そのためにもトラブルは勉強だと思って、次からはそういったトラブルのないサロンを探すようにしましょう。

▼マツエクサロンの選び方についてはコチラも参考にしてください!

マツエクサロンの選び方の記事のキャプチャ
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ライター:奈南有花

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