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しんどい親子にならないために…「娘と母親」の確執

Date:2013.08.28

母親と娘の関係について

最近、「毒親・毒母」などという言葉を耳にする機会が増えました。親の接し方や育て方で、子供をがんじがらめにする親のことを指します。母親と娘はこのような、毒母とその娘になり易い傾向にあります。

母親と娘、この女性同士の親子関係は非常に密接になりやすいもの。そこで近付きすぎないように注意するべきなのは親の方。幼い頃からの接し方、距離感を弁えることは、娘にはできませんよね。

母親の接し方一つで一人の女性の一生が大きく変わってしまうケースは決して少なくありません。実は筆者も、毒母の影響でアダルトチルドレンになったうちの一人です。

まず、母親は女の子を産むと自分の分身のように感じることがあります。男の子だと性別が違うので、その子が育っていく姿を割と客観的に見ていきやすいでしょう。

しかし女の子となると、着る洋服、言動、習い事、友達や彼氏のこと、全てに自分の価値観を当てはめてしまう傾向にあります。

筆者の場合は、母親が自分の幼い頃出来なかったこと、夢だったことなどを全て投影されていました。習い事や学校の選択、着る洋服、思春期のプライベートのことなども母親の指示に従いながら生活してきたのです。

それは大人になっても影響が続き、誰かが決めたことに従う義務のようなものをずっと感じていました。

男性はたくましく育って欲しいという思いが強いですが、女性はやはり守られるべき存在という見方をしてしまう人が多いのです。すると、何でも母親が手出しをして、道を切り開いてあげるべきと勘違いしてしまう親も増えるのです。

女の子はしっかりしているからこそ危険!

幼少期から、女の子は男の子に比べて精神的に自立するのが早いと言われています。実際に子育てをしていると分かるように、男の子は家の外では格好付けるのですが、家では結構甘えんぼうでお母さんっ子だったりします。

一方女の子は母親離れが早く、自分のことは何でも自分でやりたがり、大人に憧れだすのも早いです。

ここで注意したいのは、母親が娘に精神的に頼ってしまわないようにということ。これも筆者が経験したことで、母親の愚痴を聞いたり、母親の家事の不届きを私が手伝ったりすることが日常茶飯事でした。

母親の完璧でない姿を見せるというのは、育児の中でも大事なこと。しかし、母親が精神的な面で娘に寄りかかってしまうのは危険です。時には権力ある親の顔を見せ、時には娘に甘える子供のような顔を見せる・・・。

これでは子供は困惑し、「親」というものがどういう立ち位置なのかが分からなくなります。

母親と娘の共依存関係って?

様々な依存症が知られる中、この共依存に関してはまだまだ認識が薄いように感じられます。共依存とは、他人に必要とされることで自分の存在価値を見出すということ。母と娘では、両者が共依存になってしまうケースがあるのです。

母親の理想の娘を演じること、母親のなぐさめ役になること、母親の機嫌をとりながら生活すること・・・。娘が母のために生活することで、見捨てられず愛してもらえるという「対価」を得ているという訳。

子供は無条件に愛されるという自信を持って育つべきです。母親のために生きることが自分の役割だと思って生きていく娘は、大人になっても自分の本音を出しにくくなってしまう可能性は非常に高いのです。

幼い頃からの積み重ねで共依存になってしまうと、そこから脱却するのはかなり長い年月が掛かります。

また、母親も同時に共依存に陥ってしまうことも。例えば夫婦関係や仕事、家庭内で何らかのストレスや欲求不満があると、子供に依存しやすくなります。

中でも夫婦関係が上手くいっていないことで、夫から得られるべき愛情を子供に埋めてもらおうとしてしまうことは稀ではありません。もちろん子供が成長していく中で、自分とは違う人間だということに気付ける母親もたくさんいます。

その一方で、成長して自分から離れていく寂しさから、より一層一体感を感じていたいと固執してしまうケースがあります。

自分の母が毒母だと気付いたら?

大人になって様々な人生経験を詰み、広い視野でものごとを考えられるようになると、自分の親について客観的に見ることができるようになってきます。筆者の場合は10代後半で母親の自由奔放さ、子供の自己所有物化に苦しめられてきたことに気付きました。

しかし場合によっては結婚し、子供を産むまで気付かないという人も多いです。

まずは自分の生き方について悩んだとき、自分の育ってきた環境や親の性格や言動などを客観視してみてください。そして、自分はどう生きていきたいのか、自分の本音はどうなのかを問いかけてみましょう。

長年に渡って親から刷り込まれてきたことは、マインドコントロールの一種。「あなたはこういう子」という固定概念を一度取り払い、自分は幼少期から何を思って生きてきたのか思い返してみましょう。

まずは本音を誰かに打ち明けること。それも相手は女性でなく、男性が良いでしょう。男性は母親との関係に適度な距離を保っている人が圧倒的に多いです。より客観的に親子関係を見てくれるはずなので、夫や彼などの信頼できる男性に相談してみましょう。

できなければ親を責める必要はない

ここまで毒母などという言葉を使ってきましたが、親を責めるべきと言っているわけではありません。それは、親を責めることができないというケースが非常に多いからです。

筆者は母親に怒りをぶつけることができず、それをやろうとすること自体がストレスであり、プレッシャーでした。しかし、距離を置くことはとても大事。実家を離れる、メールや電話に応じる頻度を考えるなどして少しずつ距離を置いてみましょう。

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