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硬水と軟水の違いとその選び方、それぞれのメリットやデメリット

Date:2018.03.15

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硬水と軟水の違いとその選び方、それぞれのメリットやデメリット|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/nansuikousuitansansui9733/

私たちが毎日飲んでいる水。コンビニの売り場だけでも、色々な種類を見かけますよね。その中でも、軟水と硬水の商品で迷ったことはありませんか?

もしくは、ついつい「いつものを…」と、見慣れたものを買っちゃう、硬水には何だか手を出しづらいなんて人もいるかと思います。

でも、味や飲みやすさ以外にも軟水と硬水では違いが沢山。飲むことで得られるメリット・デメリットも違うんです。今回は、軟水と硬水の違いや選び方について説明します。


軟水・硬水を分ける硬度とはミネラルの含有量によって決まる!

それでは、軟水と硬水は、何によって分類されているのでしょうか。
それはズバリ、硬度。

硬度とは
お水1リットルあたりに含まれる、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルの含有量(グラム)のことを言います。

日本では、

  • 硬度 ~100 を軟水
  • 硬度 101~300 を中硬水
  • 硬度 301~ を硬水

と分類しています。日本では軟水がお馴染みなのに対し、国によっては硬水が一般的、というところも。

ヨーロッパや北米は地層に天然水が留まる時間が長いので、ミネラルの含有量が多くなる傾向にあります。対して日本は、地層に長くとどまらずに水が流れ出てしまうので、ミネラル含有量は少なくなります。

一般に流通している軟水・硬水ってどんなもの?

それでは、コンビニなどで売っている商品で軟水・硬水はどんなものがあるのかを
簡単に見ていきましょう。

商品名 硬度
いろはす 27.7
南アルプスの天然水 30
クリスタルカイザー 38
ボルヴィック 60
エビアン 304
ゲロルシュタイナー 1302
コントレックス 1468

上記は、比較的目にすることが多いのではないでしょうか。
コンビニやスーパーで手軽に購入することが出来るので、参考にしてみて下さいね。

硬水のメリットとデメリット

では、まずあまり日本人には馴染みのない硬水からメリット・デメリットを紹介していきます。初めて飲んだ時は「げっなんだこりゃ」と思いますが、効果を考えれば仕方ないのかも?

硬水は、ミネラル豊富でダイエット・便秘解消効果も

硬水のメリットは、なんといっても豊富なミネラル。ミネラルには脂肪燃焼効果があり、基礎代謝をアップさせてくれます。
また、硬水に含まれるカルシウムには脂肪の吸収を抑えてくれる効果があるため、ダイエット中の人にはもってこいですね。

便秘の人にも効果が期待できます。というのも、硬水に含まれるマグネシウムには

  • 胃腸を活発にさせてくれる
  • 便を柔らかくする

効果があります。頑固な便秘に悩んでいる人は、朝起きたらコップ1杯の硬水を飲んでみるのもオススメです。

デメリットは、独特な味と、胃腸への負担が懸念されること

硬水のデメリット、それは飲んでみればわかりますが、まず独特な風味でしょうか。どうしても普段飲んでいる水とは違う為、慣れるまでは飲みづらさを感じるかと思います。

灰汁を出やすくしたり、麺のコシを出したりする働きがあるので、肉の煮込みやパスタ、パエリアなどの調理に力を発揮します。コーヒーや紅茶なども、使ってみるといつもと違う風味が楽しめるかもしれません。

逆に、繊細な味わいの和食やお米の炊飯、緑茶に使うのは、風味を損ねてしまうのでやめましょう。

ミネラル分を多く含むため、腎臓や胃腸が弱い人には向きません。お腹がゆるくなったりした場合は、飲むのを控えたほうが良いでしょう。

また、便秘に効果があるため妊婦さんも硬水を飲まれている方がいますが、胃腸への負担があるので朝の1杯だけ取り入れるなど、飲み過ぎは控えましょう。

軟水のメリットとデメリット

メリットもデメリットも併せ持つ硬水と比較すると、日本人お馴染みの軟水はやはりホッとするものですね。念のため、こちらもみておきましょう。

軟水は、料理も飲む人も選ばない、万能な水

軟水のメリットは、何といっても無味無臭なこと。そのため、和食や緑茶、出汁などの日本の風土に合った繊細な料理に適しています。

また、身体への吸収にも優れ、胃腸に負担がないので赤ちゃんや子供でも無理なく飲むことができます。

唯一デメリットと言えるのは、硬水のようにミネラルを含んではいないため、ミネラル補給はできないことです。

硬水とは違ってどんどん飲めてしまいますが、一度に大量を飲むのではなく、

  • 少しずつこまめに飲む
  • 喉が渇く前に飲む
  • 飲む習慣をつける

上記に気を付けることで、効果的に水分補給ができるでしょう。

身体の調子やシーンによって飲み分けてみよう

私たちの身体の約8割は水分で出来ている、だけど、普段飲む水には関心があまりないのは少し勿体ない気がしますね。

普段の水分補給には軟水、ダイエット中や便秘気味の時は硬水を飲んでみたり、硬水がどうしても飲みづらい時は、コンビニなどで買える飲みやすい中硬水から
始めてみるのもいいかもしれません。

皆さんの水に対する選択肢が、少しでも広がれば幸いです。

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硬水と軟水の違いとその選び方、それぞれのメリットやデメリット|【女性の美学】
https://josei-bigaku.jp/nansuikousuitansansui9733/
ライター:もより

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