夏でも忘れてはいけない!乾燥の対策を怠けると隠れ乾燥肌に!
Date:2015.08.18
秋冬は、女性の誰もが乾燥すると認識しているために乾燥対策をしっかりとします。しかし夏になると乾燥はしないと思いこんでしまい、乾燥対策がおろそかになります。
でも年中乾燥はするのです!なので夏もしっかりと乾燥肌対策することが必要です。
夏の乾燥肌対策をするためには何が必要なのでしょうか。肌が乾燥してしまう原因と夏に乾燥肌になる原因、対策を見てみましょう。
肌が乾燥してしまう仕組みから知ろう!
乾燥肌の対策の前にまず、肌がどうして乾燥してしまうのでしょうか。皮膚の表面には角層がありますが、わずか0,02ミリという薄さなんです。その角層が外からの刺激を守りつつ、水分が逃げるのを防いでいます。
更に皮脂、汗腺から分泌される汗が混ざり合って皮脂膜を形成して角層の中の潤いを保っています。簡単に言うと、皮膚は角層と皮脂膜によって守られていますが、
- 大気の乾燥
- 紫外線
- 洗剤類
- 摩擦
などによってダメージが加わると皮膚を守れなくなってしまいます。
そもそも夏って乾燥するの?夏に肌が乾燥する原因と対策
肌が乾燥してきたな!と人が実感するのはだいたい9月~3月ぐらいです。それは外の天気自体の湿度が少ないので、肌が乾燥すると実感します。
肌に良い湿度は65パーセント~75パーセントで、肌が乾燥する湿度が60パーセント以下です。
1年の湿度を月別で見ると、確かに10月~4月ぐらいまでは湿度が低く、乾燥注意報もよく出ます。逆に5月~9月はあまり乾燥注意報が出ることがありません。なので夏に「乾燥肌になってきた」と実感する人がどうしても少なくなってしまいます。
じゃあ夏は乾燥肌になんかならないじゃん!と思ってしまいがちですが、それが間違っているんです。湿度が65パーセント以上あっても、冬とは違う形で肌が乾燥してしまうのです。
夏には夏で肌が乾燥してしまう原因があります。
- 冷房、エアコンや扇風機
- 紫外線
- 洗いすぎ、体を拭きすぎ
この3つが夏に肌が乾燥してしまう理由なんです。
夏に受けたダメージが秋に出てきてその結果、秋にもの凄く乾燥肌に・・・。
ではこの3つの原因と、対策について詳しく見てみましょう!
冷房、エアコンや扇風機で乾燥になる原因
冷房、エアコンが乾燥肌の原因の理由が、部屋を閉め切った状態で風を吹き続けているので水分が奪われて部屋の中が乾燥してしまい、肌が乾燥してしまいます。
扇風機も同じで直接肌に風を吹き付けているので、肌の水分が奪われてしまいます。真冬に冷たい風が吹くと肌が乾燥しますよね!それと似ています。
そして夏の場合、外に出ると体が暖かくなって汗をかきますが、室内に移動すると冷房で汗が乾きます。汗が流れたと体で実感したときはタオルなどで拭くことができますが、汗を流したと体で実感していないときは自分で対応することができません。
これによって角層が崩れやすくなったり、崩れたりして乾燥肌へとなってしまいます。
冷房、エアコンや扇風機での乾燥を防ぐ対策方法
冷房が効いている部屋では、夏でもベタベタしないクリームを塗りましょう。特に会社内は冷房がついているところがほとんどなので、トイレや昼休憩にクリームを塗るなどの対策をしてください。
顔の場合は、保湿オイルなどを入れたスプレーボトルに入れて気づいたときに顔や首にしてください。
あと体の内側に水分を与えてあげることも大事なので、こまめにお水を摂取してください。
紫外線で肌が乾燥肌になる原因
紫外線が原因で乾燥肌になってしまう理由が、紫外線を浴びてしまうと表面の肌を守ろうと頑張りますが、そのせいで肌の内側はバリア機能が低下してしまい水分がなくなってしまい乾燥肌へとなってしまいます。
紫外線はコラーゲンやヒアルロン酸などの水分を、肌の内側に保つ大事な保湿成分を生成してくれる腺維芽細胞までも壊してしまい、全く保湿されない状態になってしまいます。
紫外線からの乾燥を守る対策方法
日焼け止めや日傘などの日焼け防止グッズを上手に活用して、直接肌に紫外線を浴びないように心がけて下さい。
でも日焼け止めは肌が突っ張ったり、逆に肌が乾燥してしまうから・・・。という女性には保湿力の高い日焼け止めを選んだり、肌を充分に保湿してから日焼け止めを塗って下さい。
このとき保湿と言ってもクリームを塗ってからすぐに日焼け止めを塗るのではなく、保湿クリームが肌に浸透してから日焼け止めを塗って下さいね。
洗いすぎ、拭きすぎで乾燥肌になる原因
どうしても夏になると汗をよく流すようになるので体を洗う回数が増えますよね!
汗を流した度にシャワーを浴びてボディーソープで体を洗ってしまう。そしてシャワーが終わればタオルで体をしっかりと拭く・・・。
でも、これは一見清潔そうに見えますがとても肌にダメージを与えています。
ボディーソープで体を洗うときに使うタオルがナイロンタオルの場合、思いっきりゴシゴシとこすって洗うと皮脂が必要以上に流されてしまい、角層を傷つけてしまい乾燥してしまいます。
そしてシャワーを浴びた後にタオルで思いっきりゴシゴシ拭くと、摩擦が生じてしまい角層にダメージを与えてしまい乾燥してしまいます。つまり体を洗っているときも拭いてるときもダブルでダメージが加わり乾燥肌へとなってしまいます。
洗いすぎ、拭きすぎによる乾燥の対策方法
汗をかいて、何度もシャワーを浴びたとしてもボディーソープで体を洗うのは1日1回にしましょう。この際にナイロンタオルで思いっきり体をこすらないようにしましょう。
そしてシャワーを浴びた後にタオルで体を拭くときは、思いっきり拭くのではなく優しく肌にタオルをあててお水を吸ってもらうようにしましょう。
人の肌は入浴前よりも入浴後のほうが肌が乾燥してしまうので、シャワーを浴びた後はボディークリームなどを塗りましょう。
夏も乾燥対策を怠ってはいけない!
夏だからと乾燥対策をせずに過ごしてしまうと、そのまま秋や冬の乾燥本番になって頑張って乾燥肌対策をしたとしてもダメージが残っていてなかなか乾燥肌を治すことができません。
なので夏はベタつきの少ない保湿で乾燥から肌を守り、冬はしっかりと保湿ができるもので乾燥から肌を守るなど、1年中乾燥肌対策を行ってくださいね!
Sponsored Link