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重症だと命の危険も… 原因と予防法を正しく知って、熱中症対策

Date:2013.09.15

毎年夏になると、気温の高い日には「熱中症で○人搬送」「熱中症で重体」といったニュースが聞こえてきます。特に7~9月の3ヶ月間は熱中症が重症化しやすく、消防庁の発表によると平成22年以降は約4万人もの方が緊急搬送をされているそうです。

搬送されているのは高齢者の方が最も多く、約4割を占めていますが、だからといって「若いから大丈夫」ということはありません。スポーツをしていたり、身体が頑丈な若者であったりしても、熱中症は危険です。また、「家で過ごす時間が長い主婦だから大丈夫」ということもありません。

熱中症は死に至ることもある重大な症状です。熱中症の原因と予防法を知って、熱中症から身を守りましょう。

熱中症のタイプは4種類

人の身体は、皮ふから熱を放出して体温の上昇を抑えたり、かいた汗が蒸発する際の気化熱を利用したりして体温が上がりすぎないように調節しています。
体温よりも気温が低い状態の場合はこのシステムが上手く稼働しますが、気温が体温よりも高くなってしまうと熱を放出することが難しくなり、体温を調節する機能が働かなくなってしまいます。

すると身体は体温が上昇し、めまいや身体のだるさ、吐き気や大量の発汗、けいれんや意識障害などのさまざまな異常が表れはじめます。こうした症状を総称して「熱中症」と呼んでいますが、実は熱中症は症状別に4タイプに分けられます。

熱射病

体温が上昇し、40℃以上になることもあります。吐き気や嘔吐、けいれんや意識障害などの症状が起こります。体温が高い状態が続くと体内のたんぱく質が変質し始めるため、内臓の機能が正常に維持できなくなります。死亡率の高い、とても危険な状態です。

熱失神

熱中症の初期症状です。皮ふの血管が拡張し、血圧が低下して脳への血流が減少することでおこります。呼吸が乱れ、顔色が悪くなり、めまいをおこして突然倒れることもあります。

熱疲労

体温は平熱ですが、脱水が原因による脱力感やめまい、頭痛や吐き気をおこし、夏バテのような状態になります。脱水症状が原因なので、水分を補給しましょう。

熱けいれん

大量に発汗をしているのに、塩分を摂らずに水分のみを補給していると、血液中の塩分濃度が低下してしまいます。すると、めまいや頭痛、吐き気などの他に、身体の筋肉に痛みを伴うけいれんがおきます。基本的に、体温は平熱です。

熱中症を予防するために

・睡眠はたっぷりと

睡眠不足が続くと、身体の免疫機能が正常に働かなくなるため、熱中症になりやすい状態になってしまいます。理想的な睡眠時間は、約8時間。夏は暑さによるストレスで疲れやすいので、普段よりもたっぷりと睡眠をとるようにしましょう。

・身体をしめつけない服装で

熱がこもりにくい、通気性のよい素材の服を選びましょう。色は、黒っぽいと熱を吸収しやすいので、白めの色を選ぶ方が良いと言われています。

また服は、ゆるめのものを。熱中症にかかった時の応急処置の1つに「着ている衣服のボタンを外してゆるめる」が挙げられます。服をゆるめた方が風通しがよくなり、涼しさを感じやすくなるのです。身体に沿うぴったりとした服よりも、ゆるめシルエットの服を着るようにしましょう。

・水分と塩分を補給する

自覚症状がなくとも、夏の身体は汗をかいて大量に水分を失っています。のどの渇きを感じる前に水分を補給するようにしましょう。
また上の章の「熱けいれん」の部分にも書きましたが、塩分を補給せずに水分だけを補給していると、血中の塩分濃度が低下して運動機能が低下してしまいます。熱中症の予防のためには、水分とともに塩分も補給することが重要です。

・スポーツの際は「熱中症予防のための運動指針」を参考に

日本体育協会は、温度に応じた「熱中症予防運動指針」を公表しています。例えば、体温より気温が高いようならば運動は中止、31~35度の場合は熱負担の大きい運動は避けた方が良い、などです。
どれくらいの気温だと危険なのかが一目で分かるようになっているので、熱中症を予防するためにも一度読んでおくことをお勧めします。

予防をしていても、予想外の暑さに熱中症になってしまうことは少なくありません。
異常を感じた場合は、すぐに応急処置を施し、それでも治らない場合は救急車を呼びましょう。

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