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自由に働くノマドワーカーとは?メリット・デメリットや向き不向き

Date:2018.01.15

働き方にもいろんな形が出てきた近年では、「ノマドワーカー」と呼ばれる人たちが増えています。「ノマド」とは「遊牧民」を現す言葉。

主にインターネットを介して仕事をする人たちなので、お気に入りのカフェを点々としたり、旅先でも自由に仕事ができるのがノマドワーカーの特徴です。まさに遊牧民のようですね。

一見魅力的なノマドですが、もちろんどんな仕事にだってメリット・デメリットはあります。この記事では、ノマドワーカーのメリット・デメリットについて見ていきます。ノマドワーカーに興味のある人は、ぜひチェックしてみてください。


あくまで働き方を指す言葉。ノマドワーカーとはどんな人?

「ノマドワーカー」と聞けばフリーランスで働く人をイメージすることが多いですが、実は会社員だってノマドで働くこともできます。

ノマドワーカーとは、働く時間や場所、環境が限定されておらず、自由に働く人たちのことを言います。

ですから会社に属している人でも、フレックスタイム制だったり在宅業務だったりすれば、ノマドに分類されることがあるのです。

逆に会社に属していなくても、フリーランスとしていろんな場所でお仕事をしている人たちもノマドに分類されます。

つまり「ノマドワーカー」とは働き方を意味する言葉で、「会社員」や「フリーランス」といった契約形態を意味する言葉ではないのです。

  • イラストレーター
  • ライター
  • 作家
  • コンサルタント
  • エンジニア
  • プログラマー

…などが、ノマドワーカー達の主なお仕事です。

とにかく「自由」が売り!ノマドワーカーのメリット

ノマドワーカーの中にはいろんな年齢層、性別の人がいます。中には子育てと仕事を両立するために会社を辞めたという、子育て中の人も少なくありません。

子育てとも両立できてしまうノマドワーカーには、次のようなメリットがあります。

1日の過ごし方がとにかく自由

会社員の人がノマドワーカーに対して抱く憧れと言えば、「自由度」が代表的ですね。

会社のように、決められた時間や場所、空間がノマドワーカーにはありません。そのため1日のスケジュールも予定も、全て自分で自由に決められるのです。

具体的には、次のような点で自由を感じられます。

タイムスケジュール
ノマドワーカーの人は、何時に仕事を始めても終えても構いません。他の人が出勤している時間に眠ったりのんびり過ごして、逆に他の人が退社する時間になって仕事を始める人もいます。

「やる気満々!」と感じたベストタイミングで仕事を始め、逆に「やる気出ないな…」と感じるときには自由に休むことができますよ。

仕事時の服装
会社によっては服装に規定がありますよね。制服や作業服を着る人もいるでしょう。対してノマドワーカーの人は、どんな服装で仕事をしたって構いません。極端な話ですが、お風呂で全裸のままPC作業をしたって良いのです。

その日の気分によって服装を変えながら仕事ができるのは楽しいですね。すっぴんでも盛り盛りメイクでも、誰にも文句を言われることなく仕事ができます。

仕事をする場所
ノマドワーカーという呼び方が定着したのは、場所の自由度が理由です。有名なのは、スタバなどのカフェで悠々とノートPCを開いて仕事をしている人たちの姿ですね。

お気に入りのカフェで優雅に仕事をしたり、公園やコワーキングスペースなど…ノマドワーカーは仕事の場所を選びません。仕事をする場所が選べると、モチベーションもアップします。

やり方の自由さ
仕事の内容にもよりますが、ノマドワーカーの人たちは自由なやり方で仕事をしています。納期や期限にさえ間に合うなら、簡単な仕事を先に済ませて難しい仕事を後回しにしてもOK。

マニュアル通りにしないと小言を貰う…といったことがありませんから、自分に合ったやり方で仕事を進めていけるのです。

人間関係のストレスがない

会社に属していると、仕事の内容よりも人間関係に対するストレスを感じることが多い、という人が多くいます。パワハラやセクハラ、職場いじめなどがその例ですね…。

ノマドワーカーは基本的に一人で淡々と仕事を進めていきます。周りの上司や部下、同僚などから何かを言われるような心配はほぼないのです。

職場での休憩時間に「誰かとお喋りするよりも一人でのんびりしたい」と感じている人や、集団行動の苦手な人ほど向いている働き方ですね。

会社では経験できないことが多い

ノマドワーカーになると、仕事をする上で発生する多くの業務を自分の手でこなすことになります。

  • 発注や受注
  • 事務作業
  • 経理(帳簿付けや確定申告など…)
  • 取引や営業

…などがその一例です。

会社だと役割が分担されて複数人で行っていることも、ノマドワーカーは全て一人でこなします。そのため、会社員だと別部署になるようなことを多く経験できるのです。

もしも今後ノマドをやめて再び会社員になるのだとしても、「経験の多さ」は書類選考や面接試験で強い武器になりますよ。

作業も営業も事務もできる人材として、自分を売り出すことができます。

効率が良ければ収入も増える

会社だと会社に合った効率で仕事を進めなければなりません。ところがノマドワーカーの場合は、自分さえ平気ならどんなハイペースでも仕事を進めることができます。

自分のペースに合った効率で仕事を進めると、会社員時代と比べて収入が大幅にアップすることもあるのです。

例えばアルバイトの人が時給900円で働いているとき、ノマドワーカーは1件3000円の報酬がもらえる作業を行うとします。

もしもノマドワーカーがこの作業を2時間で終えた場合には、単純計算で時給1500円(3000円÷2時間)の仕事をしたことになります。

時給や月給といった単位で収入が固定されている会社員やアルバイトに対し、ノマドワーカーは頑張ったら頑張った分だけ収入が増えるのです。

やりがいを感じる仕事が多い

基本的にノマドワーカーは、自分でクライアントからお仕事を貰います。作業をする自分と依頼主であるクライアントの距離感が近いのが、会社員との大きな違いです。

頼まれた仕事を自分でこなして自分で依頼遂行の連絡をしていると、クライアントの喜ぶ声や自分への評価を目の当たりにできます。

「自分はこのくらい頑張ったんだ」という達成感を直接感じられるため、ノマドワーカーの多くが自分の仕事にやりがいを感じているのです。

また、自分の得意なことや興味のある分野のことを仕事に出来ることも、ノマドワーカーのやりがいにつながっています。

「組織の一部」として誰かの下で働くことに疑問を感じている人は、一度ノマドで働いてみると価値観が一変しますよ。

オンとオフの切り替えが自由

例えば風邪を引いた日や急用ができた日などは、ノマドワーカーは自由に休むことができます。会社のように定休日や出勤日といった定めがないため、いつ休んでも働いても良いのが強みですね。

差し迫った納期がなければいつでも休日を取れますし、納期が迫っている場合でも交渉次第ではクライアントに納期を伸ばしてもらえます。

自分の行動次第で臨機応変な対応ができるため、子育てや介護、家事と両立しやすいのがノマドワーカーの魅力です。

自分で納期のスケジュールと作業量をコントロールしていけば、何日かにわたる連休をつくることもできます。旅行の計画も立てやすくなりますよ。

どこでも仕事ができる

インターネット回線が繋がる場所なら、ノマドワーカーはどこでだって仕事ができます。近所のカフェでも友達の家でも、実家でだって作業が進むのです。

やむを得ない遠出のときでも、移動中には電車の中で、宿泊先ならホテルの部屋で、ささっと仕事を進められますよ。

急な冠婚葬祭などで遠方に呼び出しがかかっても、会社員のように「上司に連絡して欠勤しなきゃ…」と気に病む必要はないのです。

最近では「どこでも仕事ができる」長所を活かして、観光地や宿泊施設の取材をするノマドワーカーもいます。旅が仕事になるなんて、旅行好きの人にはたまりませんね!

いろんな人脈が広がる

ノマドワーカーの多くが、単一のクライアントだけと仕事をしているわけではありません。もしクライアントが一つだけだと収入が安定しないため、複数のクライアントと取引をしているノマドワーカーがほとんどです。

いろんなクライアントと取引をする内に、ただの会社員では関わり合うことのなかったような人たちと知り合う機会が増えます。

  • 医療・芸術・アパレルなど、多様なジャンルで活躍する人達
  • 有名な企業で働いている人
  • フリーで働いている人
  • 事業に関係なく、個人的に依頼をしてくれる人

…などなど、ノマドワーカーが仕事でかかわる人たちは挙げればキリがありません。

いろんな人と関わる内に自分の人間性が豊かになって、経験や知見も伸びていきます。もしノマドをやめて就職するなら、就職先の企業と似た職種・業種に知見があると有利になります。

それに人脈が広がれば、思わぬところから声をかけてもらって新たなお仕事ができるチャンスもありますよ。

全部を一人でこなせる…?ノマドワーカーのデメリット

ノマドワーカーは会社員とは全然違う経験をすることになります。その中には冒険のようなスリリングな経験もありますから、人によってはデメリットに感じることもあるでしょう。

ノマドワーカーが抱えやすいデメリットは次の通りです。

確定申告は自分でやる

ノマドワーカーの多くがつまずいてしまうのが、確定申告です。会社員だと他の部署が総務処理を行ってくれますが、ノマドワーカーの場合は自力で行う必要があります。

領収書を整理して帳簿を作ったり、確定申告書を整理したり…税金や経費の計算を勉強をすることもあります。

もとから経理に知見のある人なら乗り越えられる壁ですが、全く畑違いの仕事をしていた人だと混乱させられることも多いでしょう。

確定申告については「慣れれば簡単!」と語る人も「毎年地獄のようだ…」と語る人もいます。ノマドに興味はあるけど確定申告が不安、という人は、一度ノマドワーカーに必要な申告の手続きについて調べてみると良いですね。

自分に甘い人ほど仕事が滞る

ノマドワーカーの最大の敵は自分自身です。自分のペースで仕事を進められるということは、自分のペースでいくらだって休めるということでもあります。

やる必要のあることを「後でいいや」と後回しにする癖のある人だと、納期に追われて大変な思いをしてしまいます。

学生時代、夏休みの宿題を8月の下旬になってから始めていたような人だと、ちょっと心配ですね。

自分でスケジュールを管理して、自分で決めた目標を自分で達成して…といった働き方は、自分に甘ければ甘いほど難しいものです。

特に好きな場所で仕事のできるノマドワーカーは、場所によっては仕事よりも楽しいことを見つけてしまって、全然仕事に身が入らないまま帰宅するといったケースも少なくありません。

自分で自分を統制できる人でなければ、クライアントからの信用を失って仕事が激減する事態に発展することもありますよ。

収入が不安定なことが多い

会社員と違って収入に上限も下限もないノマドワーカーには、毎月同じ額の収入を得ている人はそんなにいません。

仕事のない時期は月収が数千円ということもありますし、逆に多忙な時期には月収が数百万円を超すこともあります。

常に収入が不安定なノマドワーカーですから、収入が落ち込み過ぎて生活に不安を抱く人は多くいます。クライアントとのご縁がいきなりプツッと切れることだってあるのです。

スリリングな経済状況に陥ることもありますから、毎月安定した収入が欲しいという人には向かない働き方ですね。

どんな作業も自分一人で行う

確定申告だけではなく、ノマドワーカーは基本的にどんなことも一人でこなします。

  • 営業をかけてクライアントと契約
  • メールや書類作成といった事務的作業
  • 月々の経費や収入の管理

会社ならいくつかの部署に分けて複数人で行うことも、全部一人でこなさなくてはいけません。

会社員時代よりもやることが増えて日々勉強の連続ですし、一人で背負う責任も重たいものになります。

上司がいないということは、相談したり助けてくれる人もいないということです。やったことのないことを一人で行うのは、なかなかに心細いものです。

仕事が見つからないこともある

ノマドワーカーになりたてだと、会社員時代によほどの人脈を築いていない限りはなかなか仕事が舞い込んできません。

仕事を募集しているクライアントは多数いますが、自分のできる仕事を募集していて、且つ相性の良いクライアントと巡り合うのは低確率です。

自分で上手く仕事が見つけられないでいると、時間はあっても仕事がない日々が続いてどんどん気持ちも経済も追い詰められていきます。

また、単一のクライアントにばかり依存していると、そのクライアントとの契約が終了した時に仕事を失ってしまいます。

良いクライアントと長く付き合っていくには、周りよりも優れた技術や能力が必要です。何か売りになるものがなければあまり仕事がもらえない、というのがノマドワーカーの悩みの種ですね。

カフェ代金が意外とかかる

「ノマドと言えばカフェでお仕事!」というイメージが根強くついている今、ノマドワーカーになった途端PCを手にカフェに赴く人が少なくありません。

…が、カフェ代金は思ったよりもかかります。安いカフェでもコーヒー1杯で400円くらいしますし、高ければ1,000円以上はかかります。週に5日間カフェに通ったら、最低2,000円(400円×5日)はかかりますよね。

高いお金を払ってカフェで仕事をすると、差し引きすれば収入は思ったより低いものになります。そもそもカフェで仕事に身が入らなければ、収入にすらならないのです。

また、カフェ代金を経費として計上するときにも注意が必要です。

打ち合わせなどでカフェを使った場合は「接待費」で計上できますが、もとから家でできる仕事だったら「なんでわざわざコーヒー飲んだの?」と税務署からつつかれる可能性も考えられます。

実際に公園やコワーキングスペースなど…ノマドワーカーはカフェ以外で仕事をしていることも多くあります。「カフェでお仕事」のイメージだけがノマドワーカーではないのです。

忙しいときは全然休めない

いつ休んでもいつ働いても良いノマドワーカーは、オンとオフの境界線が曖昧です。「残業」という概念がないため、気がつけば夜中まで作業を続けていることもあります。

仕事や納期がある限り、下手をすれば週休0日のような生活を送ることだって有り得るのです。

例えインフルエンザにかかっていたとしても、間に合わせたい納期があるならベッドの中でPCを開く…といった人も実は少なくありません。

会社や企業ではないため、周りから見れば「ブラック企業だ!」と言われるような環境で働く場合も有り得ます。

電気が使えないと仕事ができない

ノマドワーカーのほとんどが、PCやインターネット回線を使って仕事をしています。「電気と回線があれば大丈夫!」というのは、つまり「電気と回線がなければ死ぬ…」というのと同じ。

PCやインターネットでの仕事は、急な停電や天災、機械の故障で一気に滞ってしまいます。

そうなると納期に間に合わないかもしれませんし、せっかく納品手前まで作っていたデータが消えてしまったり…酷い悲劇が起きることもあるのです。

ノマドワーカーをするなら、定期的なデータのバックアップや、予備になる電源や端末をしっかり準備しておかなければなりません。

社会の中で孤独を感じることがある

単独行動で自由なノマドワーカーですが、ふとした瞬間に孤独を感じることがあります。会社なら同僚や上司、部下がいますが、ノマドワーカーのほとんどが一人ぼっちです。

また、現在広まりつつはあるものの、世間のノマドワーカーに対する印象は賛否両論です。

  • 定職に就かずフラフラしている
  • フリーターの延長線上
  • 人生が安定していない
  • 社会不適合者なのでは?

…ネガティブなイメージも多く、会社員と比べるとノマドワーカーはまだまだ少数派です。

寂しがりやな性格の人だと、ノマドワーカーを続けていくうちに孤独感に打ちのめされることもあります。実際にテレビや街中で会社員を見ると、「人と働くのって安心しそう…」とうらやましさを感じることも。

社会的な孤独を耐え抜く精神力がないと、ノマドワーカーを続けるのは難しいです。

みんなで働く?一人で働く?ノマドも働き方の候補に入れてみて

「会社」という組織から一人で抜け出して活動するノマドワーカーは、いわば「一匹狼」です。群れで行動しないから、自分で自分の身を守る強さがなければ生き抜けません。

ですが、一人で行動するからこそ人生が自由なものになります。どんな生き方をしても自分で自分のことをこなしているから、誰にも文句を言われる筋合いはありません。

どんなことにだって賛否はつきものです。まだまだ少数派のノマドワーカーですが、人間関係や集団生活でストレスを抱えている人であれば、一人で仕事をすることは魅力的でしょう。

誰かと助け合いながら人と働きたいのか、それとも孤独で良いから自由に働きたいのか…。

自分の性格や能力、これからの人生設計を考えながら、ノマドワーカーも一つの働き方として視野に入れてみてくださいね。

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