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糖尿病や生活習慣病に繋がるペットボトル症候群の原因と対策

Date:2016.09.21

shutterstock_201198743ペットボトル症候群という病気は知っていますか?

普段、水分補給などで何気なく買って飲んでいるペットボトル飲料には、飲み過ぎると糖尿病を始めとする血糖値の上昇から起こる様々な病気を発症する危険性が存在しています。

この記事では、ペットボトル症候群はどんな原因で発症するのか、症状や対策・予防策についてご紹介していきます。

ペットボトル症候群とは?血糖値が上がる仕組みと症状について

ペットボトル症候群とは、糖質が多めに含まれているソフトドリンクや清涼飲料水をたくさん飲むことによって血糖値が上昇し、糖尿病を始めとする様々な病気にかかることを言います。

  • 急性糖尿病
  • ソフトドリンク・ケトアシドーシス

とも呼ばれています。

ペットボトルは、普段お店で売られている食品の中でも特にたくさんの人が手に取りやすいものです。

そのため、ペットボトル症候群になってしまう人も年々増えていっているのです。

ペットボトルに含まれている糖質の量

現在、ペットボトル飲料を買って飲んでいる人はとても多く、中には毎日のように買っているという人もいます。

ペットボトル飲料にはたくさんの種類があって、どれも美味しそうでついいろんな種類のものを試してみたくなりますよね。

しかし、ペットボトル飲料の中に含まれている糖分の量は思っているよりもずっと多いのです。

ペットボトル飲料の中に含まれている糖分の量は、
内容量(例:500ml)÷単位量(例:100mlあたり)×単位量に対する炭水化物の量(100mlあたりXg)
という式で表すことができます。

次の表は、一般的に多くの人が口にしているペットボトル飲料の500mlあたりに含まれる糖分の量をまとめたものです。

ペットボトル飲料 糖質量
ファンタグレープ 57.5g
コカコーラ 56.3g
オランジーナ 53.5g
C.Cレモン 50.5g
リプトン アップルティー 36g
紅茶花伝ロイヤルミルクティー 34g
ポカリスエット 31g
GREEN DA・KA・RA 24.5g
アクエリアス 23.5g

若干極端な例え方ですが、小さじに1杯分の砂糖が3gだとするならファンタグレープには約小さじ19杯もの砂糖が含まれていることになります。

どうしてペットボトル飲料には糖分が多いのか

ペットボトル飲料には、果汁を使ったものや甘い炭酸飲料など、様々な種類がありますよね。

そのどれもに共通して言えるのが「たくさんの種類のものを混ぜ合わせて作られている」ということ。

例えばオランジーナには

  • オレンジ・レモン・グレープフルーツなどの果物
  • 砂糖
  • 果実繊維
  • 炭酸
  • 香料

といった様々なものが含まれています。

しかし、それらを全て混ぜ合わせたところであまり良い味にはならず、お店で売られている商品のような味を再現することはできません。

人の味覚は2種類以上の味が同時に現れると、そのどちらかの味が弱くなったり強くなったりします。

そのため、ペットボトル飲料ではより甘い味を強調するために多くの砂糖が使われているのです。

ペットボトル飲料に使われている材料(果物など)の味が強ければ強いほど、その味に勝る砂糖を用意しなければなりません。

ですから多くの材料が使われているジュースには糖分が多く、逆に材料がシンプルだったり甘い味を必要としない水やお茶には糖分があまり含まれていないのです。

ペットボトル症候群の症状

ペットボトル症候群にかかると、血糖値が高くなることから糖尿病を患うケースがほとんどです。

症状は糖尿病と変わりはなく、

  • 喉が渇きやすい
  • 倦怠感がある
  • 尿意が近い
  • 意識がもうろうとする

といったものが挙げられます。気を付けて欲しいのが、症状が疲労や夏バテによるものと似ているという点です。

特に夏は暑さによる熱中症予防や脱水症状でペットボトル飲料を口にする機会が多くなります。

そのため、ペットボトル症候群の症状をただの夏バテと勘違いしてペットボトル飲料を飲み続け、自分でも気が付かない内にペットボトル症候群を悪化させてしまうケースも珍しくはありません。

また、血糖値が上昇することで肝臓や膵臓を含む様々な臓器に負担を掛け、糖尿病以外の生活習慣病(動脈硬化・肥満症など)も引き起こします。

症状で気が付くことが難しいのがペットボトル症候群の怖いところなのです。日頃からペットボトル飲料を飲む機会の多い人は、似たような症状があれば警戒してください。

日頃の癖や体質など…ペットボトル症候群になってしまう原因

ペットボトル症候群になってしまう理由は、ただ単に「ペットボトル飲料が好きだから」というだけではありません。

本人の体質が問題だったり、日頃の癖がペットボトル症候群を引き起こす原因になります。

血糖値が増せば喉が渇く

糖尿病の人の初期症状として有名なのがこの「喉が渇く」というものですが、どうして血糖値が上がると喉が渇くのかを知っていますか?

人間の身体は、血液の濃度を一定に保とうとする働きがあります。もしも血糖値が高く血液がドロドロの状態になっていたら、細胞の中にある水分が血液中に引っ張られていくのです。

血液に引っ張られていって細胞の中の水分がなくなってしまうことで、唾液の分泌量が減り口の中が乾き、脱水症状を起こします。

特にペットボトル飲料に含まれている糖分は噛む必要がなくただ飲み込むだけで体内に入っていく形なので、身体に吸収されやすくなっています。

そのためペットボトル症候群の人は血糖値が上昇しやすく、症状も顕著に出やすいのです。

多くの人は喉の渇きを潤そうとしてまた水分を摂ろうとします。このとき、ペットボトル症候群の人は

  1. ペットボトル飲料の飲み過ぎで血糖値が高くなる
  2. 血糖値が高いため喉が渇く
  3. 喉の渇きをペットボトル飲料で潤そうとする
  4. 1に戻る

といった悪循環に陥りやすくなっています。

甘いものを口にする癖がある

甘いものが好きな女性は多いですよね。甘いものを口に入れると疲れが癒されるし、頭もスッキリします。

しかし普段から甘いものばかりを口にしている人は、他の人と比べて血糖値は当然高くなっています。つまり喉が渇きやすくなっているということ。

喉が渇いたとき、甘いものが好きな人ほど飲み物を選ぶときは甘いペットボトル飲料を手に取ってしまいがちです。

甘いお菓子に甘いミルクティーやジュースを選ぶこと…ありませんか?

甘いものが好きな人は、当然飲み物だって甘い物を選ぶ癖が身についています。しかも糖分をたくさん摂っていることで血糖値が高くなっているわけですから、喉が渇きやすいという条件も整っています。

甘いものが好きな人ほどペットボトル症候群にかかりやすい状況下にいるわけですから、「何か1つ甘いものを口にしたら次は糖分を控えたものを選ぶ」といったようになるべく甘いものを摂りすぎないようにしましょう。

水分不足になっている

喉が渇くのは、もちろん血糖値だけが問題ではありません。日頃から水分補給を怠っていたり、熱中症になっていたりと様々な原因で人は水分不足に陥っています。

そうした水分不足のときほど、ペットボトル症候群になる危険性は高まっているのです。

喉が渇いた状態でいると、

  • 手軽に水分を摂ろうとしてペットボトル飲料を購入してしまう
  • 喉の渇きからお茶や水では物足りなく、スポーツドリンクなどの甘い飲料を選んでしまう
  • つい量の多い物を買ってがぶ飲みしてしまう

といった理由からペットボトル症候群になる原因をつくってしまいます。

「水分補給に」と身体に良いことをしているつもりでペットボトル飲料を購入しても、逆にそれが身体に危険を及ぼしている可能性だってあります。

水分不足を感じているときほど、ペットボトル飲料を購入するのには慎重になってください。

糖分が少ないから大丈夫?カロリーゼロ系のペットボトル飲料にも注意

例えばコカコーラが飲みたいとき、通常のコカコーラと「ゼロカロリー」と銘打ったコカコーラが並んでいたとします。身体の健康を考える人は、大体が「ゼロカロリー」を選びますよね?

でも、「糖分が少ないから」「カロリーが低いから」と言ってカロリーオフやカロリーゼロ系のペットボトル飲料を選ぶのにも注意が必要です!

「カロリーゼロ」と言って販売できる商品は、実は本当にカロリーが0kcalなわけではありません。

  • 「カロリーオフ」の商品は100mlあたり20kcal以下
  • 「カロリーゼロ」の商品は100mlあたり5kcal以下

という基準を満たしておけば、本当に0kcalでなくとも「カロリーゼロ」と言って販売できてしまうのです。

「ゼロカロリーだから」と言って油断をしてそればかりを飲んでいると、少量のカロリーが蓄積して膨大なカロリーを摂取することになっても本人は気が付きません。

また、ゼロカロリー系統のペットボトル飲料には人工甘味料と言って砂糖を使わずに人の味覚に甘さを伝える材料が使われています。

人工甘味料には

  • 満腹感を感じにくくなる
  • 味覚が鈍くなってより甘さを求めたくなる
  • 依存性がある

といった副作用があります。

カロリーゼロ系のペットボトル飲料も、他のペットボトル飲料と同様に飲み過ぎれば身体に良い影響を与えるものではないことを知っていてください!

血糖値の上昇を防ぐペットボトル症候群の予防・対策方法

知らない間に症状が深刻化していくのが恐ろしいペットボトル症候群ですが、日ごろからしっかり予防と対策をしておけば大丈夫!

ペットボトル症候群にならないための予防・対策方法をご紹介します。

ペットボトル飲料はお茶・水に絞る

ペットボトル飲料と言っても、中には糖分が一切含まれていないものだって存在します。それがお茶と水です!

お茶は糖分が含まれていないだけでなく、僅かながらに食物繊維が入っているので血糖値の上昇を下げる効果も期待できます。

また、水には糖分が一切含まれておらず、水分補給にも最適です。

もしもペットボトル飲料を購入するのであれば、お茶か水に絞ることでペットボトル症候群を防ぐことができます。

しかし、いくら「糖分が低いから」と言っても紅茶やコーヒーなどのカフェインが入っているものは禁物です!

カフェインには利尿作用があります。いくら水分を摂ったところですぐに排出されてしまうため、水分不足を起こしてしまいます。

水筒・タンブラーを持ち歩く癖をつける

普段、水筒やタンブラーを持ち歩く習慣はありますか?

外で食事を摂るときなど、お弁当は持っていても「飲み物は外で買えば良いや」という人は結構多いのです。

ペットボトル症候群を防ぐには、当然ですが、ペットボトル飲料を購入する機会を減らすことも大切です。

普段から水筒やタンブラーに飲み物を入れて持ち歩いておけば、外出先で飲み物を買う必要もなくなるし水分補給だってしやすくなります。

また、水筒やタンブラーを使うのならお茶や水を入れる人がほとんどです。わざわざ家から水筒やタンブラーにジュースを入れて外出する人もそうそういませんよね。

水筒やタンブラーを持ち歩くことを習慣化することで、ペットボトル症候群を防ぐ大きな一歩になります。

糖分の高い飲料を飲んだら運動をする

糖分の多く含まれているペットボトル飲料は、飲んだ後に血糖値が上昇してしまうことが原因で身体に害を及ぼしてしまいます。

でも、たまには甘いジュースを飲みたいですよね?そんなときは、飲料を飲んだ後に軽く運動をしましょう。

運動をすることで身体に入った糖分が消費され、血糖値の上昇を防ぐことができます。

血糖値を下げるには、

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • サイクリング

などの有酸素運動が効果的です。

30分~1時間継続して行うことで、血糖値の上昇を抑えることができます。

認知度の低さがペットボトル症候群を招く。深刻さを理解することが大切

ペットボトル飲料に多くの糖分が含まれていたことは知っていましたか?

知らなかった人は、「気が付かない間にこんなに糖分を摂っていたんだ」とちょっと怖くなってしまいますよね。

ペットボトル症候群はまだあまり人に知られていない病気で、そのため知らず知らずのうちに発症してしまっている人もたくさんいます。

もしもあなたの周りにペットボトル症候群のことを知らないままペットボトル飲料を飲んでいる人がいたら、是非この怖ろしさについてお話してください。症状の深刻さを理解することが、最も大切な予防策です。

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