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これって病気?生理の出血が少ない原因と経血量を正常化する方法

Date:2016.07.11

shutterstock_87638845生理の出血が多い日のはずなのに少ない…。

出血が少ないのはありがたいことのような気がしますが、急な変化はもしかしたら病気のサインかもしれません。

そもそも生理がどのようにして起きるのか、何の為に起きているのかなど、自分の体のことなのに意外とわかっていないことも多いのではないでしょうか。

生理の経血が少ないというのはどういうことなのか、その原因と対策などをご紹介します。

自分の体のことだから…まずは生理の仕組みを知ろう

毎月生理がくるのは「排卵」をしているから。卵を産んだけれども妊娠しなかった時に生理が来るのです。

その周期や仕組みについて改めておさらいしましょう。

正常な生理の周期は約28日ごと

生理の周期は女性ホルモンの分泌によってコントロールされています。卵巣から卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌されることにより排卵の準備を始めます。

子宮内膜も厚くなっていき、この期間がおよそ2週間。そして排卵が起きます。

その後、受精卵が着床しやすいようにさらに子宮内膜は厚くなり、妊娠維持のために黄体ホルモン(プロゲステロン)が多く分泌されるようになります。

この期間がおよそ2週間です。排卵された卵子が受精していなかったり、受精卵が着床しない場合は子宮内膜がはがれ落ち、生理が来るのです。

この一連の卵巣と子宮の働きが生理の周期でおよそ4週間ですが、もちろん多少の個人差はあります。25~38日くらいの周期であれば正常とされています。

自分の経血の量は多い少ない?経血が出る仕組みや経血の適正な量

経血の量が多いのか少ないのかはなかなか人と比べることが出来ませんよね。量については感じ方にかなり個人差があるので、病院でもなかなか判断しにくいところなのです。

ただ、経血の状態をしっかり把握しておくことはとても大切。

何か変化があった時にも気づきやすいので、毎回どのように経血が出ているかということは自分で知っておきましょう。

経血は血液だけではない~経血を出して子宮のお掃除

経血は血液そのものではありません。

経血には、

  • 子宮内膜、子宮からの分泌物
  • 酵素
  • 粘液
  • 老廃物

などが含まれていて、血液自体は10分の1ほどしかないんです。

体にとって不要なものを排出する機能が生理ですから、経血を残さず出して子宮の中をしっかりお掃除することがとても大事ですね。

平均的な経血量には多少の幅がある

生理が始まってから終わるまでの経血量の平均は、成人女性で120~140mlくらいだといわれています。

ただし、子宮の大きさは人によって違いますよね。大きさが違えばはがれてくる内膜の量も変わってくるので、当然経血の量も違います。

また、加齢によって子宮内膜も薄くなっていくので、だんだんと量が少なくなっていくのが普通です。一般的には30代頃から徐々に減り始めるようです。

通常は1~3日目が量が多く、トイレに行くたびに(1~2時間ごと)にナプキンを換えることが多いと思いますが、量が落ち着いてくればこの時間も空いてきますよね。

生理期間中を通してだいたい20枚程度のナプキンを使うのが平均的な量の目安と考えるといいでしょう。

かなり量が少ない過少月経は不妊の原因にも

生理はだいたい5~7日くらい続くのが普通ですが、

  • 2日以内で終わってしまう
  • ナプキンを使わなくても大丈夫なくらい量が少ない

などの整理の状態は「過少月経」「過短月経」と呼ばれます。出血量が30ml以下の場合は過少月経だと考えられます。

無排卵性月経になっていることもあり、放っておいてよいものではないのでなるべく早く病院を受診しましょう。放置すると不妊の原因になることもあるからです。

貧血を起こすこともある過多月経

逆に経血の量が多すぎるものを「過多月経」といいます。

「多い日用」のナプキンを使っても1時間と立たないうちに交換する必要があったり、すぐに漏れてしまうほどの経血量は通常よりも多いといっていいでしょう。

ときには貧血で倒れてしまうこともあり、とても辛い症状です。

また、8日以上だらだら続く生理は「過長月経」といい、両方とも子宮や卵巣に何らかの異常が起きていることが考えられます。

そのままではなかなか改善しませんので、早めに婦人科を受診しましょう。

経血の量が少なくなる原因と対処法

生理の経血が少なくなる原因としては様々なことが考えられます。病院での治療が必要な場合もありますから、放置しないで婦人科を受診しましょう。

大きく分けると子宮の発育が悪いなどの「器質性過少月経」、黄体機能不全などの「機能性過少月経」があります。

無排卵性月経である場合

基礎体温をつけているとわかるのですが、排卵後に高温期が来ない場合には「無排卵性月経」である場合が考えられます。

これも女性ホルモンが正常に機能していないことが多いのです。ストレスや過剰なダイエットでも起こりうる症状です。

病院では

  • ピル
  • 排卵誘発剤
  • 漢方薬

などが症状の程度に応じて処方されます。

妊娠を強く望んでいる場合には、初めから排卵誘発剤を使うことも多いです。

ホルモンバランスさえ整ってくれば経血の量も元に戻ってきますので、もちろん妊娠も可能です。

比較的改善されやすい症状だといわれているので、そのまま放置しないで早めに病院へ行きましょう。

妊娠しづらくなる?黄体機能不全である場合

これも基礎体温をみるとわかりますが、高温期が9日以内と短い場合は黄体機能不全の可能性があります。

黄体とは排卵後に卵胞が変化して出来るもので、そこから黄体ホルモンが分泌されることによって妊娠維持の役割を果たします。

ところが黄体の機能が低下していると黄体ホルモンが正常に分泌されず子宮内膜が十分な厚さを持てないことがあり、経血の量が少なくなるのです。

子宮内膜の厚みが薄いため、受精卵が着床しにくく妊娠しづらくなります。不妊症の原因のひとつさされていますね。

また、黄体ホルモンには子宮の収縮を抑える働きもあるので、分泌が少ないとせっかく妊娠したのに流産しやすくなる、という危険もあります。

経血が少ない?と思ったらまずは基礎体温をつけてみて、その結果を持って婦人科を受診してみましょう。

子宮自体の発育が悪いため

外からはわからない子宮の発育。過少月経の原因のひとつとされる子宮発育不全ですが、実は正式な「病名」ではなく、診断も難しいようです。

子宮発育不全という病名は、日本産婦人科学会用語集にも認められず、病名として確立されていないので、はっきりとした診断基準もない。子宮が小さいことや、子宮内膜の肥厚が不十分で不妊症や流産となる場合に、子宮発育不全という診断名を下されるようである。

先天的に子宮の形が正常でない場合もありますが、卵巣機能が不十分で女性ホルモンが不足する為に子宮が正常に発育できないという後天的な理由が大きいようです。

ホルモン療法が行われることが多いですが、重症でない場合は漢方などを使って体質改善から行っていくこともあります。

子宮腔癒着症という症状が原因

流産の掻爬手術などが原因で、子宮の内腔が癒着してしまう症状です。別名アッシャーマン症候群とも呼ばれます。

子宮内膜が癒着してしまっているので、生理の時に経血が少なくなったり無月経になったりすることがあるのです。

また、癒着を起こしているせいで子宮内膜が厚くなることが出来ずに受精卵が着床しにくくなるので、不妊症の原因ともなります。

子宮内膜症などの病気が原因で経血が少ない

子宮に何らかの病気がある場合にも経血が少なくなることがあります。

  • 子宮筋腫
  • 子宮内膜症
  • 子宮内膜炎

などは、経血が増える原因にもなる病気ですが、逆のケースもあるんですね。

いずれにしても、「いつもと違う?」と思うことがあれば、迷わず婦人科を受診して下さい。これらの病気は放置すれば不妊の原因になる可能性があるからです。

卵巣機能が低下するプレ更年期

更年期にさしかかる時にホルモンバランスが乱れて、女性ホルモンが正常に分泌されなくなることがあります。

すると子宮内膜が厚くならないので経血が少なくなりますね。年齢的には30代後半から40代前半に多く見られ、この状態を「プレ更年期」と呼ぶこともあります。

閉経に向けての本格的な更年期にさしかかり、急激に卵巣が老化しているわけではないので、機能の低下も緩やかなのが特徴。

加えてストレスによる自律神経の乱れによって更年期障害と似たような症状が出るのです。

このとき生理不順や経血量の減少なども起きやすくなるので、なんといってもストレスを溜めないことがとても大切です。

妊娠超初期の着床出血の可能性も

受精卵が子宮内膜に着床する際、内膜を傷つけて若干出血することがあり、これを着床出血といいます。

また、着床する=妊娠することによってホルモンバランスが崩れて子宮内膜が少しはがれ落ちることもあります。

この着床する時期が生理予定日の1週間前くらいから予定日前後である時期が多い為、「今月やたら経血少ないけど?」と生理と間違えてしまうこともあるのです。

妊娠初期の体調不良はないかと気づきにくいものです。妊娠の予定があった方は妊娠検査薬などを使ってみると着床出血なのか生理なのかはっきりわかるでしょう。

また、経血の色も、通常の赤黒い色ではなく、鮮血に近いような色のようですから、その違いによってもわかるかもしませんね。

基礎体温をつけていれば、高温期か低温期かで妊娠しているかどうかもわかりやすくなりますから、出来れば普段から基礎体温をつけて欲しいと思います。

まずは基礎体温を測ってみましょう

経血の異常などで婦人科を受診する場合には、基礎体温表があった方が医師も診察をしやすくなります。ですから、調子が悪いなと思ったら基礎体温をつけてみましょう。

出来ればきちんとグラフ化していくと先生も見やすいですね。基礎体温の変化を見れば、どんなことが原因で経血が少なくなっているのかなど、ある程度は推測が出来るからです。

少なければいいわけではない!経血量を正常化する為に心がけること

生理が軽くなるのはありがたいですが、経血は少なければいいというものではありません。

経血が少ないということは、子宮内膜がきちんと育っていない=卵巣機能の低下を表すからです。

ホルモンバランスを整えることが何より大事

私たち女性の卵巣はストレスの影響を強く受ける器官です。

卵巣機能を正常化し、ホルモンがきちんと分泌されるようになる為に、ストレスを上手に解消するようにして下さい。

ホルモンバランスが整ってくれば、だんだんと経血の量も元に戻るはずです。

身体を温めて冷え性を改善する

冷えは女性にとって百害あって一利無しです。子宮が冷えていると経血が排出されにくくなり婦人科系の病気の原因にもなります。

温かい格好を心がけることはもちろん、冷たいものをあまり摂りすぎないように。特に生理中は適度に白湯を飲むなどして、体の中から温めるようにして下さい。

白湯を飲むと内臓の機能も活性化され、老廃物も排出されやすくなります。デトックスにも効果的なので、ぜひ試してみて下さい。

しっかり睡眠を取って身体を休めること

1日何時間、睡眠時間をとっていますか?疲労によってもホルモンバランスは乱れます。疲れていると感じたらとにかく休むこと。

適正な睡眠時間は個人差がありますが、4~5時間ではやはり短いでしょう。

  • 12時前には寝る
  • 6~7時間は最低でも睡眠時間を確保する

これだけでもずいぶん身体を休めることが出来るでしょう。

漢方を利用してみるのもおすすめ

過少月経は、漢方の世界では「血虚」「血寒」などの状態とされ、血液が少ない状態だと考えられます。

  • 温経湯
  • 婦宝当帰膠
  • 四物湯加減

などの漢方薬がありますが、漢方は過少月経だけをとらえるのではなく、体全体を包括的に見ていくので、処方されるものは症状によって変わってきます。

オメガ3系脂肪酸を積極的に摂ろう

オメガ3系脂肪酸とは、

  • α-リノレン酸
  • EPA(エイコサペンタエン酸)
  • DHA(ドコサヘキサエン酸)

を指し、α-リノレン酸を摂取すると体内でEPAからDHAへと変換されていきます。

サバやマグロなど青魚に豊富に含まれている脂肪酸です。

青魚に含まれている以外にも、

  • 亜麻仁油
  • エゴマ
  • シソ油
  • チアシード
  • くるみ

などに豊富に含まれています。

オメガ3系脂肪酸には抗炎症作用と女性ホルモンの調整をする働きがあり、生理の正常化にも役立ちます。

酸化しやすく加熱に弱い成分なので、油であればそのまま食べるか、ドレッシングなど加熱しない料理に使うといいでしょう。

自分のために勇気を持って病院へ行こう

婦人科は女性が最も受診したくない診療科かもしれません。たしかに、妊娠しているかも?と嬉しいことでもなければ、できれば行きたくないところだと思います。

それでも身体のために受診してほしい。今は「子どもはいらない」と思っていても、いざ結婚してみたらやっぱり子どもが欲しい!と思うこともあります。

そのときになって、若い頃に適切な治療をしていなかったばかりに不妊症となっていたら、後悔してもしきれないでしょう。

何よりも、自分の身体を守ってあげられるのは自分だけです。子どもを産む、産まないに関わらず、自分の健康を守る為に、何かおかしいと思ったら勇気を持って病院へ行って下さいね。

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コメント一覧

  • 恭子

    私も、先月から経血量が減ってきたんです😆❤今月の卵胞期になったら、過度なダイエットと激しいスポーツをしてみようと思っています❗閉経近くまでピルを飲んでみようと思います❗

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