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他人を信用できないのはなぜ…原因と、スッと楽になる考え方のコツ

Date:2017.03.15

「他人のことを信じられない」と悩む人が増えているようです。

人間関係が複雑化している社会で、さまざまな経験をする我々にとって、それはある意味自然なことなのかもしれません。

裏切られたりひどい扱いを受けたりすれば、誰しも「もう誰も信じられない」と感じることはあります。

たいていは時間が経てば少しずつ心が回復してくるものですが、何らかの要因から、なかなか回復できず、長い間ずっと「他人を信用できない」と悩み続けることもあります。

「誰も信じられないことがつらい。本当は、信じられる人を求めている」

今回は、そんな悩みの深いループから抜け出すコツをお伝えします。


ステップ1:他人が信用できなくなった原因を把握

人は、最初から「誰も信用できない」なんて考えて生まれてきません。赤ちゃんは周りの大人に100%信頼を預けていますよね。

ではなぜ、「もう誰も信じられない」なんて考えてしまうようになるのでしょうか。

それは、「信じた結果つらい思いをした」という経験の積み重ねによるものです。

原因は一つではないことが多い

つらい思いをした経験とは、たとえば次のようなものです。

  • 影で悪口を言われた
  • 信じていた人に裏切られた
  • イジメの被害者になった
  • パートナーに浮気をされた
  • 失恋した
  • 幼少期の家族関係
  • 親などが裏切られる様子を見て育った

などなど。

経験の種類は無数にあり、また引き金は一つだけではなく、複数の経験が混ざり合っていることがほとんどです。

他人への根強い不信感は、こうした経験の積み重ねで少しずつ大きくなっていき、やがて心を縛るほど強大に成長してしまうのです。

「もう信じない」という気持ちにもメリットがある?

もともと、つらい思いをしたときに「もう信じるのはやめよう」「信じたくない」と感じるのは、人間の防御本能とも言えます。

人を信用した

その結果傷ついた

という流れを経て、私たちの心は「信用すると傷つく可能性がある」と学習します。それで、「次は信用しないようにしよう」という選択肢が提示されるのですね。

だから、他人が信用できないというのは、心があなたをガードしようと必死に守っているためなのかもしれません。

ステップ2:デメリットを把握してみる

無理やり他人を信用しなければならない、という決まりはありません。

信用しないというのは、言い換えれば慎重に相手を見極めようとしているということでもあります。詐欺などが横行する現代、そういった心構えは役に立つことだってあるのです。

とはいえ、本当ならば信用しても良い人まで「どうしても信用できない」と、かたくなに感じてしまったり、「油断すれば今にも傷つけられそうだ」と日常的にビクビクしてしまったりという状態では、自分自身がつらいですよね。

「周囲の全てが信用できない」という刷り込み、思い込みは、やはりさまざまなデメリットを招きます。

(1)深い人間関係を築けない

人と人とのつながりは、信頼を軸に成り立っています。誰かと深い交流をするには、その人をある程度信じることが必要です。

誰も信用できないという状態の人は、人に対して深く踏み込もうというつもりにはなりません。信じられない人のそばにいると緊張しますし、つらいので、自然と人から離れようとします。

人を信じられないというのは、人と深い人間関係を築くことができないということ。

そんなの分かってるし、問題ないと思う方もいるでしょう。でも、日々の生活や仕事には、多かれ少なかれ必ず人間同士の関わりが必要です。

もちろん関わる全員と深く付き合う必要などありませんが、誰とも関係を築けないのは、やはり不便で心細いことです。

(2)築いた人間関係が壊れやすい

人を信用できないと、もしも人間関係を円満に築けたとしても、自らそれを壊す行動に走りがちです。

というのも、人は信用できるかどうか迷う相手を「信用に値するかどうか試してみよう」と考えがちだからです。

相手がどこまで自分を認めてくれているのか、どこまで許してくれるのか、信じたいからこそ、つい試すような行動をとってしまいます。

逆の立場で想像してみましょう。誰かに「試されている」と感じたら、いい気持ちはしませんよね。

せっかく築いた人間関係も、信用できないことが原因で壊れてしまうことがあります。

そうした経験が重なると、よけいに「ほら、やっぱり誰も信用できなかった」と殻に閉じこもってしまう場合もあるのです。

(3)何を言われてもマイナスに感じる

褒められること、けなされること、日常ではどちらも起こり得ます。

他人を信用できない人が陥りがちな傾向の一つに、「褒め言葉は裏を読み、けなし言葉はそのまま受け取る」というものがあります。

たとえば仕事で上司や同僚に褒められると、とくに根拠もないのに「そんなこと本当は思ってないくせに」とか、「持ち上げて何か企んでいるのかも」とか、言葉の裏を勘ぐってしまうのです。

逆に怒られたりけなされたりすると、なぜかそれは言葉のまま受け止め、「やっぱり自分は疎まれているんだ」などと考えてしまいます。

この傾向は、自分自身を大いに苦しめます。プラスの評価もマイナスの評価も、本人にとっては全部マイナスに聞こえるのです。

相手は本心から褒めてくれたのかもしれないのに、です。

(4)周囲のサポートが得にくくなる

心理学では、自分の感情は面と向かっている相手にも鏡のように伝わると言われています。

つまり、好意を抱いてくれている相手のことは好きになり、敵意を抱かれていれば自然と「あいつ、なんだかイヤな感じだな」と感じるというのです。

人はお互いに印象を操作し合っている、と言えるかもしれません。

「他人を信用できない」と思っている気持ちは、口に出さなくても不思議と相手に伝わってしまうことが多いもの。

人間は、些細な仕草や声のトーンなどから、なんとなく相手の感情を感じ取ってしまうものです。

こちらが相手を信用していないという気持ちは、相手にもなんとなく伝わり、鏡のように投影されます。

誰のことも信じないというのは、誰からも信じてもらえないということに繋がりかねません。何も悪いことをしていないのに、信じてもらえないというのはつらいことです。

つらいだけでなく、日常生活や仕事に必要なサポートについても、やはり得にくくなる場面があるでしょう。

(5)自分自身が消耗する

何より大きなデメリットは、自分自身が消耗してしまうということでしょう。

上でも少し書きましたが、信用できない相手のそばにいると、「騙されるのではないか」「傷つけられるのではないか」と緊張して気持ちが落ち着きません。

信じられない相手の1人や2人は誰にでもいますが、通常ならばその相手から離れた瞬間ほっとしますし、心を許せる相手のもとで一緒に過ごし、精神的に回復することもできます。

でも他人が全て信用できないというケースでは、いつ、どこにいても緊張し、ビクビクし続けることになります。これは相当なストレスです。

ストレスがずっとかかっている状態は、自律神経のバランスを崩してしまいます。

1人になれば安らげると思っても、乱れた自律神経が興奮状態を持続させたり、逆に鬱症状を引き起こしたりするケースも多いのです。

いつもビクビク緊張している状態では、仕事や家事などにも全く集中できません。それが原因でまた人間関係がうまくいかず、ストレスを抱え込んでしまう可能性もあります。

ステップ3:まず、自分を信じてあげること

「他人を信用していない人は自分だけを信じている」と考える人もいますが、実際これは全く逆であることの方が多いです。

「他人を信用できない」と悩む人のほとんどが、自分自身を信じることもできずにいます。というより、自分自身を信じないからこそ、他人が自分にかける言葉も信じることができないのです。

裏切られたり騙されたりを繰り返すと、他人を信じられなくなるのと同時に、人は自分のことも責めます。

「あんなことをされたのは自分がダメなせいだ」とか、「自分に価値がないから裏切られるんだ」などと思い込んでしまうのです。

そうした気持ちも、経験の積み重ねでより強く、かたくなに、石のように頑固になっていきます。

自分を信じる気持ち、すなわち自分を肯定し認めてあげる気持ちが持てないと、他人が親切にしてくれたり好意を持ってくれたりしても、「こんな自分が認めてもらえるわけがない」と不信感を抱いてしまいます。

そして人に裏切られると「ほらやっぱり」と自分の価値にまた不信感を抱き、自分のことも他人のこともどんどん信じられなくなっていくのです。

ステップ4:他人も自分も信じられる!考え方のコツ7つ

他人や自分を信じられないまま生活するのは、つらいことです。でも、急に性格を変えるというのも無理な話。

そこで、他人と自分を信用できるようになるコツ(考え方や実践法)をいくつか実践してみましょう。

実践しながら少しずつ、心から余分な力を抜いていくようにしてみてください。

実践するのは、もちろん全部でなくてかまいません。どれか一つでも自分にできそうなもの、合いそうなものを選んで、とにかくやってみることが大切です。

また、自分に合うようにアレンジするのも、続けるコツ。心の負担をできるだけなくしながら、やってみてください。

(1)ありのままの気持ちを受け入れる

まずは、自分を信じることから始めましょう。難しいことのように思えますが、やってみると意外とすんなりできるようになることも多いです。

自分を信じるコツは、「ありのままの自分の気持ちを受け入れる」ことです。

具体的には、

  • イヤだと感じることはしない
  • 一緒にいたくない人から離れる
  • 好きなことやしたいことは、どんどんする
  • 自分を褒める(ぎこちなくてもOK)
  • 自分の好き嫌いを責めず、まずはいったん全部認める

といったことです。

ひょっとすると今あなたには、世の中の他人がみんな、強くて色々なことが出来るスーパーマンのように見えているかもしれません。

でも、じつはみんな、自分に不満や劣等感を抱いています。弱い部分や、悪いことを考える部分だって、誰の中にも存在します。

みんな自分と同じで、弱い部分を持っています。

だから、まずは「自分はダメなんだ、だから裏切られて当たり前なんだ」と思うのをやめましょう。

あなたは周囲の人と同じように、信用されるに値する人です。そしてもちろん、周囲と良好な関係を築いていく価値のある人なのです。

自分自身の心の声をよく聞いて、好きなことをする、イヤなことはしない、という生活を心がけてみてください。

これは遠回りのようで、着実な近道です。自分を認めることができると、自然と人を信用できるようになるものです。

(2)ほんの一部だけ信じてみる

相手のことを100%信じなくてはいけない、と思うと、「そんなに信用していい相手なのかどうか」とチェックする目がますます厳しくなってしまいます。

人間はそもそも、白か黒かでは分けられません。誰の中にも良い部分と悪い部分があり、信用できる部分とできない部分も混在しているのが普通です。

まずは、3%くらい信じてみるのはどうでしょう?それならできそう、と思える相手がいませんか?

3%の信頼で付き合ってみて、もし「もう少し信頼してもいいかな」と思えたら、10%にアップします。(もちろん口に出して伝えたりせず、自分の心の中だけでですよ!)

このとき、人によっては「こんな風に接するのは失礼なんじゃないか」と罪悪感を抱いてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。

よく知りもしない相手に、一気に全幅の信頼を置いてしまうのは、かえって危険です。人間関係はもともと、そうした小さな「3%」や「10%」の信頼の積み重ねで育まれ、少しずつ深まっていくものです。

最初からガードを解く必要はありません。白か黒か、決めなくていいのです。まずは3%の信頼から始めてみませんか?

(3)実際に傷つける相手からは、離れる

過去に実際、心を傷つけられた経緯のある相手からは、出来る限り本気で距離を置きましょう。

当たり前のことじゃないかと思われるかもしれませんが、じつはこれがなかなか出来ないことが多いのです。

とくに自己肯定感の薄い人は、傷つけられたことすら「自分が悪いのだから」と心のどこかで思い込み、相手の望むままそばにいることも、本当に多いもの。

でも、一度傷つけられた相手を信用するのは、赤の他人を信用するより難しいです。

だから、その人がそばにいる限り、あなたの心は「二度と人を信用してはいけない」と警報を鳴らし続けます。

他の、もっと良い人を信頼できる自分になるために、そうした相手からはきちんと距離を置くのが一番です。

罪悪感は不要です。だって、相手はあなたを傷つけた張本人なのですから。あなたは自分を守るために、当たり前のことをするだけです。

(4)紙の上に気持ちを吐き出す

「人を信じられない」というつらさが募り、押しつぶされそうになったときには、その気持ちを文字にして吐き出しましょう。

気持ちを文字にすると整理できる、というのは本当です。

各分野のセラピーでも使われる方法ですよね。胸の内でぐるぐる渦巻いている思いも、ただ紙に書きなぐるだけで、雲が引くようにスッと晴れることがあります。

おすすめは、要らない紙に手書きで書き付けることです。

まとまった文章なんかじゃなくてOK。単語だけでも良いですし、思いついた絵を子どものように書きなぐってみるのも効果アリです。

心の中身を吐き出したあとは、その紙をびりびり破ってゴミ箱にポイしてしまいましょう。

(5)「期待しない」を意識する

待ち合わせにいつも遅刻してくる人がいたとします。

もしもあなたが毎回「今度こそはきちんと来てくれるだろう」と考えていたとしたら、そのたびに裏切られ、怒りや失望感を味わうことになってしまいますよね。

この怒りや失望感を防ぐには、事前に「あの人はまた遅れてくるかもしれない」と予想しておけば良いのです。

遅刻してくるだろうなと予想していれば、その人にだけ早めの待ち合わせ時刻を伝えておくとか、遅刻されてもいいように読みたい本や仕事を持参する、などの対策ができます。

これを、人間関係全般に応用してみましょう。

何でもかんでも疑うということではなく、何か約束をする際に「もし守られなかったときはこうしよう」という自分なりの別案を用意しておくのです。

これは成功しているビジネスマンなどの多くも実践していることで、あらゆる事態への備えでもあります。失礼だなどと罪悪感を抱く必要もありません。

こうして別の案を準備していっても、毎回きちんと約束を守ってくれる人も、やはりいます。そうした人の誠実な対応に気づくことで、他人への信頼感を徐々に取り戻す手助けにもなるでしょう。

(6)たくさん本を読む

生身の人がなかなか信用できないならば、本を読むというのも良い手段です。

本の著者、それに物語の登場人物などは、一貫したひとつの理論や信念に基づいて行動しています。

こうした、「一貫したひとつの理論や信念」に触れる経験を積むことで、人の思考の一貫性を信じられるようになります。

読書では、どんな感想を持つにせよ、「何を考えているか分からない」「信用していたのに裏切られた」という思いはあまりせずにすむはずです。

また、さまざまな視点で物を見る練習にもなり、人を見る目を養うことにも繋がります。

(7)人と関わることをやめない

気持ちの調子が悪いとき、あまりにもつらいときには、一人きりの時間を大切に持ちましょう。

そしてそうでないときは、ほんの少しずつでも人と関わることを続けていきましょう。

人を信じる練習も、人を見る目を養うことも、人間関係を実践していく中でのみでのみ、できることです。

たとえどんなに細い絆でも、他人と繋がることをやめないことが大切です。

つらいときは無理をせず、そうでないときは自分なりのペースで、練習するつもりで人と繋がっていきましょう。

いつか出会える「信じられる誰か」のために

人間関係に対して慎重であることは、長所でもあります。自分がつらくないように、慎重さをコントロールしていくことがカギです。

「他人」の中にも、信頼に値する誰かは必ず存在します。

それさえ忘れなければ、徐々にコントロールするコツはきっと掴めていくでしょう。

そのときのための練習のつもりで、少しずつ、信じる気持ちを育てていきましょう。

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コメント一覧

  • チー

    初めまして。
    最近、鬱々としていて原因が何か考えていた時、ふとインターネットで検索しここにたどり着きました。

    「誰も信じられないことがつらい。本当は、信じられる人を求めている」

    この言葉をみて、先を読み進み、最近の自分自身の気持ちがやっと理解できました。

    半年前に職場で悲しい事があり、過去にも同じような経験をしていて、また同じかと人が信用出来なくなっていました。
    メンタルクリニックにも通い、最近は調子を取り戻していたのですが、最近、転職や結婚話と環境の変化もあり、イライラしたり、相手の方とも喧嘩が増えていました。
    そんな時に、家族とも喧嘩して(というより、私が一方的に連絡を絶って)しまい、もう誰も信じられない。これ以上、傷つきたくない。と、殻に閉じこもってしまいました。

    せっかく、これから新しい事が始まろうとしているのに、自分で全て壊してしまいそうな状況で、本当にどうしたらいいのか分かりませんでした。
    たまたま、このページに出会い、これからやるべき事、考え方など凄く分かりやすく書かれていました。自分の気持ちを理解する事ができ、本当に感謝しています。
    これから、原因を掘り下げ、デメリットを把握し、自分も他人も信じられるようになるようになりたいです。

    本当にありがとうございました。

    返信
  • ちゃん

    すこしでも自分を、他人を信じていこうと思います。ありがとうございます。

    返信

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