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舌にも正しい位置がある!小顔・快眠・滑舌を叶えるスポットとは

Date:2017.01.16

shutterstock_173411045今、あなたの舌は、お口の中のどこにありますか?

普段あまり意識していない「舌の位置」。そもそも舌の存在自体、口内炎で痛みでも表れない限りは気にしていませんよね。

でも、舌にも正しい位置があるってご存じでしたか?

長い時間、無意識にお口のどこかに置いている「舌」ですが、この位置が悪いと美容や健康に悪影響を及ぼす可能性が大です。

そこで今回は、

  1. 舌の正しい位置とはどこか
  2. 舌の位置が悪いとどうなるのか
  3. 舌を正しい位置に戻すトレーニング

を、一挙に解説していきます。

イメージと違うかも?正しい舌の位置はココ

何よりも、まずは正しい舌の位置について知っておきましょう。

1.舌の位置は「上顎にピッタリくっつく」のが正しい

何もしていないときと、何か物を飲み込むときには、本来舌の位置は、上顎にぴったりとくっ付いています。

もしもあなたがふと気付いたとき、舌が口の中で浮いていたり、歯と歯の間に挟まっていたりしたら、それは舌を動かす筋肉が少し弱ってきている証拠です。

そして、もしもあなたの舌がいつもだらりと落ちて下顎の方にくっついてしまっているとすると、それは舌の筋肉がかなり衰えてしまっている目安なのです。

2.舌先は「前歯にぎりぎりくっつかない」位置が正しい

舌の上下の位置は把握できました。今度は、舌先の位置を確認しましょう。

舌先は、本来口の中の「スポット」と呼ばれる少しへこんだ場所にすっぽりとおさまっているのが正しい位置です。

舌の位置 0116-2

実際に舌を動かしてスポットを見つけてみましょう。

舌の先で上顎の前歯の裏側に触れ、そのまま奥へゆっくりと滑らせてみてください。

歯に触れないギリギリのところに、ちょっとくぼんでいる場所がありませんか?舌を上顎にピタッとくっつけるとちょうど納まりのよい場所があるはず。

それこそが、あなたの舌先があるべき「スポット」です。

本来、何もしていないとき舌は、今あなたがそうしている状態でそこにあるべきものなのです。なので通常は「納まりがよい」感じがするのですが、もしもその状態を「疲れる」「なんとなく落ち着かない」と感じるのであれば、要注意

あなたの舌の筋肉は、本来の位置に舌をキープできないほど弱ってしまっている可能性が高いのです。

舌の位置 0116-1

舌の位置が正しくないと歯並びにこんな影響が……

舌を正しい位置にキープできず放置していると、身体にさまざまな悪影響が出てきます。とくに顕著なのが歯並びへの影響です。

(1)出っ歯になりやすい

物を飲み下す筋肉の力というのは、じつは結構強いものです。そして私たちはあまり意識していませんが、喉から物を飲み下すとき、舌の筋肉も一緒に動いています。

唾を飲んでみるとわかりますが、喉がごくっと飲み込む瞬間、舌はぐっと上顎を上へ押し上げていませんか?

人は無意識のうちに、1日に600〜2000回も、飲み下す動きをしているそうです。この膨大な回数分、舌は顎を上へ上へと押し上げ続け、圧力をかけているのです。

一回ずつの力はわずかなものでも、積み重なると相当なもの。舌が正しい位置にキープされず、歯に直接当たっていたりすると、この力がそのまま歯に加わります。

では舌先を歯に当てて、もう一度唾を飲み込んでみてください。

どうでしょうか?今度は、上ではなく前に押し出す感じがしませんか?

この動作が1日600〜2000回繰り返されているのです。骨格に負荷がかかり、前歯は徐々に前へ前へと押し出されていきます。

つまり、出っ歯になってしまう可能性が高いのです。

(2)受け口になりやすい

受け口になる可能性についても、同様のことが言えます。

舌の位置が口の中心より低く、常に下顎側にくっついている状態にあるとしましょう。舌を下顎にくっつけて唾を飲み込んでみてください。

先ほどと同じように、今度は下顎の前歯を前に押し出す感じがしませんか?

これもクセがつき長い期間放置していると、下顎が前に出ていわゆる「受け口」の状態になりやすいのです。

(3)歯並びがデコボコになりやすい

また、筋肉で正しい位置をキープできない舌は、いつも同じ場所にあるとは限りません。

舌の位置にムラがあり、かつ舌先が歯をランダムに圧迫し続けていれば、当然顎にはアンバランスな負担がかかり、歯並びがデコボコに乱れてしまいます。

歯並びが悪くなると噛み合わせも悪くなり、見た目だけでなく健康や生活に至るまでさまざまな影響が表れます。
  • 歯の隙間に食べカスが残り、虫歯や歯周病になりやすい
  • 食べ物が噛みづらく、胃腸などの消化系に負担がかかる
  • 自信が持てず人前で笑顔になりにくい

など。

舌を正しい位置に導くことで予防できるのであれば、早いうちにとりかかるべきです。

歯並び以外にも!舌の位置が悪いことでもたらす影響

歯並びへの影響以外にも、舌が正しくない位置にあることで、次のような影響が出てきます。

(1)口呼吸になる

舌が正しい位置にあると、人は自然と鼻呼吸になります。

鼻は一種の空気清浄機の役割を果たしています。吸い込んだ空気は鼻の中にあるフィルターで浄化され、ホコリや塵を取り除かれた状態で気管へと向かいます。

また同時に鼻は加湿器の役割も果たしており、乾きすぎた空気を吸っても適度に湿った状態で喉や肺へと届けることができるのです。

しかし、舌が正しい位置になく、筋肉が衰えて口の中ほどにとどまっている状態だと、口で吸った息をそのまま喉へ送る「口呼吸」をするようになってしまいます。

口呼吸のデメリットは意外と大きなものです。たとえば、

  • 喘息
  • アレルギー
  • 免疫機能の低下
  • 口臭の悪化
  • ドライマウス
  • 取り込む酸素が薄くなる

などの悪影響を身体におよぼします。

口呼吸にはいいことがありません。舌の位置を正しくキープし、鼻呼吸を目指しましょう。

(2)顔がたるむ・骨格が歪む

舌の筋肉が弱っているということは、噛む・飲み込むなどする機能だけでなく、表情をつくる機能も弱まってしまっていると思った方がよいでしょう。

顔の下側の筋肉が弱ることで、顔の肉は重力に引っ張られてどんどん下へ下がってしまいます。すると、具体的には

  • 顔がたるんで見える
  • 二重あごになる
  • 首が太く短く見える
  • 不機嫌そうに口角の下がった「ブルドッグ顔」になる

など、美容面において怖い影響が表れます。

また、正しくない位置にある舌に圧迫され続け、骨格まで歪んでしまうことも。すると顔が歪んで美しさが損なわれるだけでなく、肩こりや頭痛にも影響してくるのです。

(3)発音が悪くなる

舌の位置が正しくないと、美しい発音ができなくなります。

とくに問題が現れるのが

  • サ行
  • タ行
  • ナ行
  • ラ行

の4つ。

実際に発音してみると分かりますが、この4つはいずれも舌を上顎にくっつけて音を出します。

舌がいつも間違った位置にあることが習慣になると、これらの行を発音する際も舌の位置が歯の隙間などにずれ込んでしまうため、発音しづらくなるのです。

もちろん個人差はありますが、滑舌に悩んでいる方の中には「舌の位置」を正しい場所にキープするクセをつけることでかなり改善される場合もありますよ。

(4)眠りの質が悪くなる

舌の筋肉の衰えが最も舌に現れるのは、全身から力が抜ける睡眠中です。

筋肉による支えをなくすと、眠っている間の舌は喉の奥深くに落ち込み、呼吸の邪魔をしてしまいます。

すると息苦しさから自然と眠りが浅くなり、

  • 夜中に何度も目覚めてしまう
  • 朝起きても疲れがとれていない
  • スッキリと起きられない
  • 日中眠くて仕方ない

といった症状を引き起こしてしまうこともあります。

場合によっては強い眠気やいびきをともなう「睡眠時無呼吸症候群」にも繋がりかねません。これは命にも関わる病ですので、早めに対策していきましょう。

(5)集中力が低下する

筋肉の支えがなくなり舌が下顎側に落ち続けると、気管へ流れる空気の流れを阻害してしまいます。

結果、鼻で呼吸をしづらくなり口呼吸になるのですが、口呼吸では鼻と比べ充分な酸素を吸い込むことができません。

脳は、酸素をエネルギー源として動いており、酸素が薄くなると集中力がなくなりぼんやりしてしまいます。

とくに病気ではないにも関わらず、なぜか何かに集中しづらい、すぐにぼんやりしてしまうといった悩みがある方。それも舌の位置を正しく戻してあげることで、改善される可能性があります。

(6)舌を噛みやすくなる

上顎にピッタリと張り付いた本来の状態では、舌を噛むということはほとんどあり得ません。

が、口の中で浮いていたり、歯と歯の間に挟まっている状態だと、何かの拍子にすぐ舌を噛んでしまうもの。

もしあなたが「最近、なんだか舌を噛みやすいな」と感じているのであれば、舌の位置を正しくキープできているかどうか、念入りにチェックしてみましょう。

正しい位置に戻せます!舌の筋肉トレーニング法

さて、舌の位置が健康や美容におおいに影響を与えることが分かってきました。

では次に、どうしたら垂れてしまった舌を元の位置にキープできるようになるかを、ご説明しましょう。

舌を正しい位置にキープする鍵は、何と言っても「筋肉」です。舌の位置が正しくキープできないのは、舌を支える筋肉の衰えによるもの。

他の筋肉と同じように、舌にだって筋トレが必要というわけです!

正しい位置に舌を維持するため、簡単な筋肉トレーニング方法を3つご紹介します。

筋トレ1「ベロ回し体操」

お口周りのほうれい線に効果があると話題の「ベロ回し体操」(別名ゴリラ体操)は、舌の筋トレにも効果大です。

手順は簡単!

  1. 口を閉じた状態で、歯に沿ってベロを回します。ゆっくりと回すのがコツです。
  2. 左回りに20回、右回りに20回、くりかえし回しましょう。
  3. これを1日3セット行います。

いつでもどこでもできますが、人前では口元を隠せるマスクが必須ですね!

筋トレ2「オープン&クローズ体操」

「オープン&クローズ体操」は、舌を正しい位置にキープしたままお口をぱかぱかと開けたり閉めたりするだけの簡単なものです。

  1. まずは舌を正しい位置へ。舌先をスポットに付け、舌全体を上顎にべたっとくっつけます。
  2. 舌は正しい位置をキープしたまま、唇だけを開けたり閉じたりします。
  3. 1セット20回を目安に行いましょう。
テレビを見ながら、家事をしながら、気付いたときにやってみましょう。

簡単で疲れも少ない体操ですが、繰り返すことで舌の筋肉に正しい位置を覚えさせることができます。

筋トレ3「あいうべ体操」

こちらは舌を鍛えるだけでなく、顎のたるみを改善し、小顔効果も期待できる、美容にうってつけの「あいうべ体操」です。

  1. 声は出しても出さなくてもOKです。
  2. 口を「あー」と大きく丸く開きます。
  3. 次に「いー」と大きく横に開きます。
  4. 次に「うー」と唇を前に突き出します。
  5. 最後に「べー」と思いきり舌を前に突き出します。
  6. 1日30回を目安に行いましょう。

よく動かすことで表情筋がほぐれ、口角が上がり笑顔も素敵になりますよ!

舌の位置をキープするだけで今より美人になれる!

ちょっとした意識と知識の差が、美容と健康に大きな結果をもたらします。あなたの舌の位置はどうでしたか?

舌を正しくキープして、美しい笑顔と快適な眠り、そして何より、元気な毎日を手に入れましょう!

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