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結婚式の友人代表スピーチ、最低限押さえるべきマナーとNGは?

Date:2017.09.01

大事な友人の結婚式に、「友人代表スピーチを頼まれた」というあなた。

とっても名誉なことだし、嬉しくてたまりません。「でも、いったい何を話したらいいかわからない……」と悩んでしまっているのではありませんか?

結婚式の友人代表スピーチなんて、一生にそう何度も経験できるものではありません。慣れていないのが当たり前!そのつもりで、どんと構えていきましょう。

とはいえ、大事な友人のかけがえのない結婚式。失礼のないよう、きちんとお祝いの言葉を伝えたいですよね。

そこで今回は、【結婚式の友人代表スピーチ】について、

  1. 基本のマナー
  2. スピーチのコツ
  3. やってはいけないNG行動

などを分かりやすくまとめていきます。

スピーチなんてしたことない!という人も、この記事を読めば安心。マナーをしっかり把握して、自信を持って本番に備えましょう。


【1】6回もお辞儀する?友人代表スピーチの流れ

まずは、初めてのスピーチ。

マイクの前に立つところから、スピーチを終えて席に戻るまで。一連の流れをざっくり把握していきましょう。

(1)少なくとも6回ある「お辞儀」のタイミング

結婚式当日、友人代表スピーチは、司会者に紹介されるところからスタートします。

スピーチの際は、新郎新婦や出席者などに「礼(お辞儀)」をするタイミングが何度かあります。

この礼をするタイミング、少なくとも6回ほどあるため、緊張しているとついあたふたしておろそかになったり、忘れてしまったりしがちです。

当日慌てないために、しっかり練習して頭に入れておきましょう。

【礼をするタイミング】は、次のとおりです。
  1. 司会者に名前を呼ばれて立ち上がり、一礼
  2. マイクの前に立ち、新郎新婦・ご両親に一礼
  3. マイクの前で話し始める前に、出席者に一礼
  4. スピーチが終わったら、出席者に一礼
  5. マイクの前に立ったまま、新郎新婦・ご両親に一礼
  6. 席に戻り、座る前に一礼

何かアクションを起こす前・起こしたあとにはお辞儀を挟む、という感覚でいると良いでしょう。

礼をする際は慌てずに。両手を前で重ねて、腰から45度ほど曲げ、ゆっくり3秒数えてから身体を起こします。

45度のお辞儀の仕方09011

慌ててぺこりと頭を下げると、落ち着かずみっともない印象に見えてしまいます。意識してゆっくり行いましょう。

慌てず、ゆっくり。これはお辞儀だけでなく、全ての動作やスピーチにも通じるポイントです。速すぎるよりは遅すぎる方が良い、というつもりで行いましょう。

実際、せかせかと速いスピーチよりも多少のんびりした遅めのスピーチの方が、印象は良くなります。

(2)スピーチ時間は3分(原稿用紙1〜2枚)が適切

スピーチの時間は、3分間くらいがちょうど良い長さです。あまり長いと出席者がウンザリしてしまいますし、短すぎても失礼にあたります。

時間を計って原稿を読み、よく練習して長さの感覚を掴んでおくと安心です。

3分間のスピーチは、20×20字の原稿用紙でおよそ1〜2枚の範囲です。

エピソードのネタを書き出して内容を決めたら、挨拶や結びも含めてこのくらいの長さの文章にまとめましょう。

(3)スピーチの前に新郎新婦・ご両親に着席を促す

あなたがマイクの前に立ったとき、新郎新婦やご両親が壇上で立って待っていることがあります。

その場合は、スピーチ前に新郎新婦・ご両親に一礼したタイミングで、「皆さま、どうぞご着席ください」と声をかけましょう。

これは、緊張しているとどうしてもうっかり忘れてしまいがちです。自分が立たせたままでスピーチをしたあと、他の人が着席を促すのを見て「しまった」と青くなることも多いもの。

あなたのスピーチで友人(新郎新婦)の印象を下げてしまわないように、意識して覚えておきましょう。スピーチ原稿の最初にメモしておくのがおすすめです。

【2】「流れ」を守れば安心、友人代表スピーチの原稿・内容

スピーチ原稿なんて今まで書いたことない、という人がほとんどでしょう。でも大丈夫!

結婚式の友人代表スピーチには、じつはある程度の定型があり、比較的作りやすいのです。

(1)スピーチの流れは「挨拶・内容・結び」の3つ

スピーチは、ぶっつけ本番で挑むのではなく、事前にしっかり台本をつくり、充分練習して臨みましょう。

一般的に、【スピーチの流れ】は次のとおりです。
  1. 挨拶(お祝いの言葉・自己紹介)
  2. 内容(新婦もしくは新郎の人柄を表すエピソード)
  3. 結び(二人へのはなむけ・門出を祝す言葉)

これに沿って作れば、流れとしてはまず問題ありません。

禁句などの細かいNG事項はありますが、それは後ほどご紹介します。まずは、基本的な内容から見ていきましょう。

(2)「1.挨拶」で祝辞と自己紹介

まずは、冒頭の「挨拶」部分。

ここではまず真っ先に「新郎新婦やご両家へのお祝いの言葉」を述べて、それから出席者に自己紹介をします。

自己紹介といっても、自分についての詳しい情報は不要です。自分の名前をフルネームで述べ、新婦または新郎と自分の関係性についてのみ、会場のみなさんに手短に伝えましょう。

【例】
「(新郎)さん、(新婦)さん、並びにご両家の皆さま、本日は誠におめでとうございます。私は、ただいまご紹介に預かりました、新婦の友人で○○○○(フルネーム)と申します。僭越ではございますが、友人を代表してご挨拶をさせていただきます」

またこのときに、招待していただいたことへの感謝を沿えると、より丁寧で好感の持てる印象になります。

【例】
「(新郎)さん、(新婦)さん、並びにご両家の皆さま、本日は誠におめでとうございます。また、このようなおめでたいお席にお招きいただき、心より感謝申し上げます。〜以下略〜」

(3)「2.内容」はエピソードを1つに絞って

次に、真ん中の「内容」です。

こちらはスピーチの中心、屋台骨となる部分です。新婦または新郎との思い出の中から、その人の人柄が伝わるようなエピソードを選んで紹介しましょう。

【エピソードを選ぶ際のポイント】は、次のようなこと。
  • エピソードは1つに絞る
  • あたたかくて印象深いものを選ぶ
  • 一般常識で良しとされないエピソードは避ける
  • できるだけ具体的な出来事を選ぶ

まず、3分間という短い時間の中で紹介できるのは、1つの出来事が限界です。いろいろな思い出を語りたくなってしまいますが、そこはぐっと堪えて1つだけに絞りましょう。

何を話したらいいか分からないときは、「なぜ自分が友人代表に選ばれたのか」を考えると選びやすくなります。

「昔からよく知っている幼なじみ」だからだとか、「新郎新婦を引き合わせたのが自分だった」からだとか、理由を考えると何を話したら良いのかも自ずと絞られてきますね。

また、エピソードに選ぶのは悲しい出来事などは避け、聞いている人まで幸せになってしまうようなあたたかいものがふさわしいです。

そしてどんなに印象深くても、「家出してしばらくうちにいた」など一般常識で考えて良しとされないものは避けてください。

友人代表スピーチには、定型文の寄せ集めではなく、「新郎新婦と私との間に実際あった、具体的なエピソード」を選びましょう。

友人としての記憶から、新婦もしくは新郎の好ましい人柄が伝わるようなエピソードを選んで語ることこそが、友人代表スピーチの役割です。

【例】
・新婦とは学生時代、部活が一緒だった→頑張り屋の彼女に触発されて自分も頑張ることができた
・新婦とは職場で知り合い、親しくなった→仕事が忙しくてつらいとき、彼女のあたたかい人柄や言葉に励まされた

など、あなたと彼女(彼)のオリジナルのエピソードを語りましょう。

(4)「3.結び」で未来への祝福を

そして最後、「結び」の言葉でスピーチを締めます。

この部分では、新郎新婦の未来へのはなむけの言葉を述べたり、改めてお祝いの言葉を送ったりできれば、問題ありません。

【例】
「お二人で温かい家庭を築き上げていかれることをお祈りし、簡単ではございますがお祝いの言葉とさせていただきます」
【例】
「お二人の門出を心からお祈り申し上げ、私からのご挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます」

挨拶、内容、結び。この3つの流れを意識してスピーチを練り上げていきましょう。

(5)上級者向けのちょっとしたテクニック

「挨拶」と「結び」は礼儀正しくかしこまった言葉を選び、真ん中の「内容」だけ、ほんの少しくだけた感じの話し方にするのも、メッセージに温かみを持たせるのには効果的です。

【例】
「本日はこのようなおめでたいお席にお招きいただき、誠にありがとうございます。私は、(新婦)さんの友人で、○○○○と申します。〜中略〜(新婦)さん、と呼ぶのは少しくすぐったいので、普段どおりに(新婦)ちゃん、と呼ばせていただきますね。(新婦)ちゃんは……〜以下略〜」

コツは、あくまでも「ほんの少しだけ」手綱をゆるめること。

結婚式や披露宴は、新郎新婦だけでなく、ご両親やご親戚、職場の上司なども集まる席ですから、くだけすぎて失礼にならないよう充分注意しましょうね。

【3】要注意!やってはいけない「禁句」「NG行動」

結婚式という場には、決して言ってはいけないNGワード、やってはいけないNG行動が存在します。

友人代表スピーチで、もしそれらの重大なマナー違反を犯してしまうと、自分だけでなく友人である新郎新婦の株を下げてしまうことになります。

緊張してうっかりミスをしないよう、原稿チェックや事前練習をしっかり積んでおきましょう。

(1)言ってはいけないNGワード

結婚式は、二人の門出を祝う場です。

そのため、祝いの場にふさわしくない不吉な「忌み言葉」や、再婚を連想させる「重ね言葉」は、使うべきではないとされています。

【忌み言葉】
別れや不幸を連想させる言葉。「死」「病」などはもちろん避けます。他に代表的なのは、「終わる、切る、わかれる、離れる、破れる、冷える、消える、壊れる、失う、絶える、滅びる、欠ける、流れる、去る、帰る、苦しい、倒れる、負ける」など。
【重ね言葉】
繰り返しを連想させる言葉。再婚(つまり二人の別れ)のイメージに繋がるため、これも避けます。代表的なのは、「戻る、再び、繰り返し、再三、再度、相次いで」など。
また「かさねがさね、くれぐれも、しばしば、次々、重々、またまた」など同じ言葉が二度続く単語も対象です。

これらの言葉は、普段意識せず使っている分、いざ「使うまい」と思ってもなかなか難しいものです(この短い文章のうちにも「なかなか」という重ね言葉が入っていますね)。

忌み言葉や重ね言葉を使っていないか、スピーチ原稿はよくチェックしましょう。できれば、自分以外の人にも見てもらうのが良いでしょう。

また、これらの単語はスピーチでは他の問題ない言葉に置き換えます。たとえば、

  • 「スピーチを終わります」→「スピーチを結びます」
  • 「試合で負けたとき」→「試合で勝てなかったとき」
  • 「くれぐれも気をつけて」→「充分に気をつけて」

といった具合です。

(2)やってはいけないNG行動

友人代表スピーチは、友達同士の会話とは違います。

お祝いの場、また公の場として、「これはネタにしてはいけない」という話題があります。代表的なものをピックアップしたので、参考にしてください。

【スピーチとして採用してはいけない話題】

  • 過去の恋愛話
  • 悪口
  • 下ネタ
  • 内輪にしか分からないネタ
  • 新郎新婦の失敗談
  • 暴露話
  • ウケ狙い
  • 自分の自慢話
  • 仕事の宣伝
  • 政治
  • 宗教
  • その他信条に関わる話

結婚式の場には、いろいろな立場・年代の人が出席しています。どんな人が聞いても不快にならないような内容を心がけましょう。

また、主役はあなたではなく、あくまで新郎新婦です。無理に笑いをとって目立とうとしたり、結局自分の自慢話で終わるようなことがないように気をつけましょう。

新郎新婦の居心地が悪くなるような話は言わずもがな、言語道断です!

また、スピーチ中やスピーチ前後の行動として、注意すべきこともいくつかあります。

【スピーチ中やスピーチ前後に気をつけること】

  • スピーチ中はできるだけ前を向く(下を向かない)
  • ドレスは華やかなものを着る
  • 新郎新婦や両家を茶化すようなことを言わない
  • お酒を飲み過ぎない

スピーチ中やスピーチ前後に気をつけること09012

照れ屋や人がスピーチを頼まれることもあります。慣れない場で緊張して、思わず下を向いてしまうこともあります。

でも、スピーチの最中ずっと下を向いたままでは、声もよく聞き取れませんし、お祝いの気持ちも伝わりづらくなってしまいます。

恥ずかしさや照れくささはあると思いますが、がんばって顔を上げ、できるだけ前を見るようにしましょう。

なお、スピーチ原稿は全て暗記していたとしても、手元に持っておくのが安心できておすすめです。ただし、手元の原稿を見て読み続けるのではなく、友人である新婦または新郎に語りかけるつもりで話しましょう。

結婚式の出席者のドレスは、華やかなものを着ることでお祝いの気持ちを表すのがマナーです。

スピーチで壇上に立つならば、白や黒は避け最低限のマナーは守りつつ、友人代表としてできる範囲で華やかな衣装を選ぶと喜ばれます。

また、いくら親しみをこめてのことでも、新郎新婦や両家を茶化したりからかったりするような行為は、こうした場ではやはり失礼です。避けましょう。

そして、うっかりやってしまいがちなミスの一つが「スピーチ前にお酒を飲み過ぎる」ということ。これは、のちのちまで禍根を残す大失敗にもなり得ます。

普段は強くても、緊張しているとお酒の回りが早くなるケースもあります。

スピーチが終わるまでアルコールは控え、勧められたら「スピーチを控えているので」と言って断るのが、大人としてスマートです。

おわりに:上がり症でも「堂々として見える」コツ

人前に出るのが苦手、という方もいるでしょう。それでも大事な友人のためなら、とスピーチを引き受けたあなたの気持ち、本当に素晴らしいです。

人前でのスピーチに慣れていない場合、次のようなことを意識して練習すると、堂々として見え、好感の持てる素敵なスピーチになりますよ。

【堂々として見えるスピーチのコツ】

  • マイクに向かってまっすぐ立つ
  • 暗記していても原稿は手元に持つ(安心感を得られます)
  • できるだけゆっくり喋る
  • お腹から大きな声を出す
  • まっすぐ前を見る
  • 会場の後方をゆっくり見渡す(ふりをする)

堂々として見えるスピーチのコツ09013

とにかく、焦らず、急がず、一言ずつゆっくりゆっくり伝えるつもりで話しましょう。

もし上手にできなかったとしても、大丈夫。

口べたな人が一生懸命スピーチする姿には、ひたむきさがにじみ出ます。その誠意は新郎新婦や出席者にも必ず伝わり、感動的なスピーチとなることでしょう。

あくまで主役は新郎新婦。自分をよく見せようと気負わず、肩から力を抜いてください。

マナーを守って、お祝いの気持ちを伝えられれば問題なし!大切な友人の門出を、心から祝いましょう!

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