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若い人にも人気の「写経」で心と身体を癒す!脳トレ効果も期待できる

Date:2017.01.11

shutterstock_77684752ストレスの解消や心身のリラクゼーション目的で、今写経が注目されているのは知っていますか?

写経と聞くと、「別に仏教じゃないから」「字を綺麗に書けないから」などの理由から敬遠してしまう人が多くいます。

しかし写経をやるのに何か特別な経験は必要ありません!どんな立場の誰にでも気軽に取り組むことができます。

心をからっぽにして経文を書き写す写経は、心と身体の両方から疲れをとって癒してくれる効果があります。

この記事では、写経のもたらす具体的な効果や写経のやり方などについてご紹介します。


写経とは経文を書き写して自分の中に取り込み、功徳を積むこと

写経はお坊さんがやっているイメージが強くて、なかなか身近に感じる言葉ではありませんよね。

なんだか怪しい儀式のようなイメージを抱いている人もいれば、「そもそも写経って何?」という人も多くいます。

写経は貴重な経文の内容を広めることと、経文の内容を自分の手で書き写すことによって功徳(くどく)を得ることを目的として行われていた行為です

写経は仏教徒のための行為ですが、仏教は日本だけではなく中国やインドでも広まっている宗教です。

写経の由来は、日本の仏教徒が異国の経文を日本で広めるために経文の内容を書き写していたことです。

また、経文には人生についての思想を諭したり説いたりしたありがたい教えの文が綴られています。

それをただ読むだけではなく手ずから書き写して一文字ずつ自分の中に飲み込んでいくことで、功徳を積むことができるのです。

書くことで心や身体・脳にも良い影響をもたらす写経の効果

現在ではお寺などで写経会が行われていて、老若男女誰でも参加して写経を体験することができます。

また、一度写経を体験すると継続して写経をする人も少なくはありません。

写経にハマる人が増えている理由とは何なのでしょうか?写経の効果やメリットは次の通りです。

脳をたくさん動かして活性化させる

写経の代表的な効果が、この「脳の活性化」です。

少し前までは認知症の防止や老化現象の改善を目的として、写経に取り組む人の多くを高齢者が占めていたほど。

最近では年齢に関係せず若い人も写経に取り組んでいる姿が見られます。

若いからと言って脳を鍛えることをおろそかにしていませんか?

特に毎日同じことを繰り返す仕事をしている人などは、脳が使われず知らない間にどんどん衰えています。老若男女誰の脳にも効果を与えるのが写経の魅力です!

写経では、次のような作業を行うことになります。

  • 普段使わない文体や言葉を書く
  • 見たこともないような難しい漢字を書く
  • 書き慣れたペンではなく筆を使って文字を書く
  • 長時間、長い文を書き写す

これらは全て脳を使った作業になります。一字一句丁寧に経文を書き写すことで、普段生活している時よりもたくさん脳を動かすことができるのです。

脳を活性化させておけば、思考が冴えて人との会話がスムーズに進んだりアイデアが浮かびやすくなったりというメリットが生まれます。

また、若い内から脳を活性化させておくことで歳を重ねてから認知症になるリスクを減らすこともできますよ!

自然治癒力がアップする

「書くだけで自然治癒力?」と何だか怪しい気もしますが、これは本当です。

既述の通り写経では多く脳を動かすことになります。身体中の機能を統制している脳が活性化することは、自然治癒力のアップに繋がっています

脳は身体中のあらゆる場所と情報交換をしながらその機能を維持・調節しています。そのため脳が活性化されることで身体機能も活性化されます。

例えば風邪や怪我をしたときに免疫の瞬発力が向上したり、血流・血圧が改善されて臓器の調子が良くなるなどの効果が現れます。

ストレス社会とも言われる現代ではストレスによって脳が疲弊しやすくなっていますから、積極的に脳を鍛えておきましょう。

脳を鍛えれば自然と身体の調子も良くなりますよ!

無心になってリラックスできる

写経は仏教徒の修行としてポピュラーなもので、他の座禅などの修行と共通して「心を浄化する」という目的があります。

写経でよく用いられている般若心経は、経文の中でも短いためよく写経の初心者用に選ばれています。

しかし、そんな短い般若心経でも内容は262文字あって、写経にかかる時間は1~2時間ほどとされています。

長い時間をかけて経文を丁寧に書き写していると、次第に心の中がからっぽになって何も考えない状態…すなわち”無心”と呼ばれる状態になります。

無心の状態では、抱えている悩み事やストレスから切り離されて心をリラックスさせることができます

嫌なことがあったとき、良い解決策は「極力考えないようにする」「早く忘れる」というものですが、感受性の豊かな人や責任感の強い人ほどなかなかそれができないものです。

そんなとき、写経は心を無にしてストレスから解放されるための手助けをしてくれます。

また、写経を終えた後で改めて悩みやストレスと向き合ってみると、一度距離を置いたことで以前とは違った向き合い方ができますよ!

筆で書くことで集中力が身に着く

写経は「ただ文字をサラッと書き写す」だけではありません。一字一句丁寧に、それも墨と筆を使って書き写していきます。

PCの発達から手書きで字を書く機会すら減っている現代では、筆を使って字を書くことなんて滅多にありませんよね?

毛筆なんて学生時代の書写の時間以来、という人も珍しくはありません。

そんな慣れない筆による写経では、

  • 筆の打ち込み方を考えながら筆跡を整える
  • 筆に含ませる墨の量を調節しながら字を書く
  • 墨は鉛筆と違って間違えても消せないため丁寧に書き写す

といった作業を行います。常に気を抜けない・慣れない作業を長時間丁寧に続けて行うことで、集中力がグッと上がります

「精神統一」という言葉もあながち間違いではありません。常に指先に意識を集中させて行う写経は、散漫になりがちな精神を一点に集中させてくれます。

長時間書き続けることで忍耐力が身に着く

慣れない毛筆による写経は、決して短時間で終わるものではありません。むしろ長い時間をかけて行うものです。

「ただ座って字を書くだけ」と言えば楽な作業に聞こえるかもしれませんが、具体的には

  • 正座で背筋を伸ばした姿勢をキープする
  • 書き慣れない筆を使って部首のややこしく難しい漢字を何文字も書く
  • 視線は常に手元や用紙に集中させ続ける
  • 最中は一切何も喋らない・他のこともしない

といった状態を小一時間以上は続けなければなりません。なかなかに気の遠くなるような作業です。

写経会に出席すると、お坊さんや周りの人がいるおかげで「疲れた、もうやめる!」と途中で投げ出すことがありません。そのため集中して丁寧な作業を長時間続けられる忍耐力が身に着くのです

些細なことでイライラしたりちょっとの待ち時間にも気が急いてしまうような人は、是非写経で忍耐力を鍛えてみてください。

何事にも焦ったりせず堂々と待ち構えられる忍耐力がつけば、心も朗らかになって日常生活からストレスに感じるものが減ります。

難しい字を書くことで筆跡が綺麗になる

お習字の経験がある人は既に知っていると思いますが、字は書けば書くほど上達していきます。逆に書かなければどんどん筆跡が乱れて読みにくい字になってしまいます。

また、字の上達に欠かせないのが

  • 一字ずつ丁寧に書くこと
  • 集中して書くこと
  • 部首やとめ・はね・はらいを意識して書くこと

です。

写経には、この全ての点が揃っています。「字の練習なら写経でなくても…」と思う人もいるかもしれませんが、写経だからこそ現れる難しい漢字を書くことで、字のバランスや構成している部首をより意識することができるのです。

写経を続ければ確実に読みやすい筆跡になっていきますから、お手紙や書類などに手書きで字を書いたときも見栄えが全然違うものになっていきますよ!

綺麗な筆跡は誰にでも好印象を与えてくれるため、上達しておいて損はありません。

正座によって姿勢が良くなる

写経の基本は正座です。椅子やテーブルではなく、ほとんどの場合が畳の上で机に向かって正座をしたまま筆を握る形になります。

正座をして背筋をピンと伸ばした状態で長時間写経をしていると、自然と背筋が真っ直ぐになり猫背の改善や体幹トレーニング効果が現れます

女性は特に、姿勢が良くなればボディラインが美しく見えてとっても魅力的になります。

自信があるようにも見えて、人に与える印象も明るいものになります。猫背気味だな、と自覚のある人にもおすすめです!

願掛けやけじめになる

実は写経には、家内安全や無病息災などの大願成就といった目的もあります。「○○の経文を○枚写経したら願いが成就する」といったような願掛けも存在していて、何かの決意表明や人生の節目などに写経をすることもあります

実際、長い時間をかけて丁寧に経文を書き写し終えた後の達成感はとても清々しいものです。

「何かを成し遂げた」という気持ちが、抱いている願望を叶えるためのエネルギーになることもあります。

大きな決断をしたり、何かのけじめをつけたいときに写経をするのも良いですね。

お寺でも自宅でも始められる!写経を始める方法や用意したいもの

魅力がたくさん詰まった写経ですが、「実際どうやって始めたら良いの?」と思う人も多いですよね。仏教やお習字などと縁遠い人にはちょっと敷居が高く感じられます。

でも、写経を始めるのはとっても簡単で、誰でも気軽に取り組むことができますよ!写経の具体的なやり方は次の通りです。

お寺などの写経会に出席する場合

写経をするには静かで落ち着いた場所が望ましいとされています。写経会を開いてくれているお寺に行けば、自分で用意しなくても写経に最適な環境を貸してもらえます。

お寺によっては筆や用紙などを用意してくれているところもありますが、写経を長く続けるつもりなら自分専用の写経セットの購入をおすすめします。

写経セットにも種類がありますが、最低でも

  1. 筆(筆ペンではなく毛筆用の筆)
  2. 墨(墨汁ではなく擦るタイプのもの)
  3. 硯(大きいと墨が固まってしまうので小さめのものがおすすめ)
  4. 下敷き
  5. 用紙

は用意しておきたいところです。

写経会に出席したら、しっかりお寺の指示に従って写経に集中しましょう。

自宅で写経を始める場合

わざわざお寺まで出向くのが億劫な人は、自宅での写経がおすすめです。ただし、自宅での写経は自分で1から写経をする環境を整える必要があります。

自宅で写経をする場合は、当然ですが自分専用の写経セットを準備しておかなければなりません。

とにかく手軽・安価に済ませたいのなら、

  • 筆や墨を筆ペンで代用
  • 用紙をPDFでダウンロードして印刷

という方法もあります。しかし写経は集中して心を清らかにすることが重要ですから、硯に墨を擦って筆を浸して文字を書くという過程を全て省いてしまう筆ペンではあまり満足な効果は期待できません。

本格的に始めたいのなら写経セットを、とりあえず試してみたいなら筆ペンやダウンロード用紙をおすすめします。

書き写すお手本となる経文は書店などに売っています。初めてなら文字数の少ない般若心経がおすすめです!

静かな部屋と、出来れば正座をして写経が出来る机を用意すれば後は集中して経文を書き写すだけです。

「自宅だから気が緩んで集中できない」という人は、お香を焚いてみると雰囲気が出て気が引き締まりますよ。

書き終えた後の用紙の対処

完成した写経用紙ですが、いくら自分が書いたものとは言え元はありがたい経文です。

「書き終わったから捨てちゃえ」と粗末に扱うのはNG。箱などに入れてしっかり保管しておくのが無難です。

もし溜まってきたと感じたら、お寺に納経したり、合掌した後に焼却処分しましょう。間違ってもゴミ箱にポイなんてしないように注意してください。

誰でも気軽に始められる写経で疲れた心身をリフレッシュ

写経はスポーツやエクササイズと違って身体は動かしませんし、勉強のように深く頭を悩ませることもありません。

ただ座って書き写すだけ!これだけですが、心身はリラックスするし脳も鍛えられて良いことだらけです。

休日をついダラダラしてやり過ごしてしまう人や、「何か初めてみたいけど何をするのも億劫だ」という人は、写経を始めてみてはいかがでしょうか?

書き終えた後の達成感やリフレッシュ感で、必ず「やってよかった」と思えるはずです!

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