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タバコが肌に与える影響とは?タバコは百害あって一利無し!

Date:2017.08.07

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タバコが肌に与える影響とは?タバコは百害あって一利無し!|女性の美学
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タバコを吸っている人は、一服した時のリラックス感がたまらないのだと思うのですが、美容の面から見れば百害あって一利無しです。肌のためには全くいいことがありません。

しかも、煙草はやめても禁煙の効果がすぐに出るわけではなく、体内にはしばらく有害な物質が残っています。肌も肺もキレイになるまでにも何年もかかります。

将来後悔しないために、タバコの肌に対する影響を良く理解した上で、まだ吸うかどうかを考えてみてください。


スモーカーズフェイスの特徴

スモーカーズフェイスという言葉をご存知ですか?文字通り、タバコを吸っている人の衰えた顔のことを指す言葉です。

スモーカーズフェイスの特徴は、

  • 肌にハリがなくなる
  • 皮膚のたるみ
  • シミやシワが目立つ
  • 毛穴が開く
  • 目の下のクマが目立つ
  • ほうれい線、ゴルゴラインもくっきり
  • ニキビが多い
  • 肌が黄ばんでいる

などで、これを見ただけでも恐ろしくなりませんか。

喫煙者の肌と非喫煙者の肌は見た目ではっきり分かります。タバコを吸っている人で肌がキレイな人はいないと思ってください。

20代ならまだ若さでごまかせるかもしれませんが、年齢とともにそれは出来なくなっていきますよ。

ただでさえ加齢で肌が衰えていくのに、タバコの害でそれが加速するのですから考えただけでも恐ろしいことです。

タバコが肌にもたらす悪影響はこんなに!

タバコがなぜ肌を汚くするのか、それはタバコに含まれる成分に原因があります。

活性酸素の量が増えて肌の老化を促進する

タバコを吸うと活性酸素が体内に増えます。タバコの成分は体にとって栄養でも何でもなく、ただの害ですから、その害から体を守ろうとして活性酸素が増えるのです。

活性酸素が増えるとどうなるか、細胞を酸化させ、傷つけ、

  • シミ
  • しわ
  • たるみ

などを作り出します。

活性酸素が増えれば、肌を守るために「メラニン色素をたくさん作らないと!」という指令が出てどんどんシミが増え、コラーゲンも傷ついてしわが増え…美肌とは無縁の状態になりますね。

もちろん老化するのは顔だけでなく、体全体の細胞が老化すると思ってください。活性酸素は万病の元ですから、健康にとっても良くないのです。

ビタミンCを大量消費するので肌の弾力がなくなる

タバコを吸って活性酸素が増えると、それを除去しようとして体内のビタミンCが大量に使われることになります。

お肌のためにはビタミンCがいい!とよく聞きますよね。それは、この活性酸素を除去する働きと、コラーゲン生成などに関わっているからなんですね。

活性酸素を除去するためにビタミンCが使われてしまうと、コラーゲン生成の方に回らなくなってしまいます。

ただでさえ活性酸素でコラーゲンが破壊されているのに、新しいコラーゲンも足りなくなるのですから、当然肌の弾力は段々失われていきます。

酸素不足になって血色の悪い顔になる

タバコには、

  • ニコチン
  • 一酸化炭素
  • タール

などの私たちの体にとって有害な成分が含まれています。というよりも、有害なものしか入っていないと思ってください。

一酸化炭素は赤血球にあるヘモグロビンと結びついて酸素の運搬を阻害する他、血管を収縮させる作用があります。

つまり、タバコを吸うほどに血行が悪くなり、酸欠状態になるということです。

酸素が足りないと健康的な赤みのない、血色の悪い顔になってしまいます。血色が悪くなると肌ツヤも段々色褪せてきますから、実年齢よりも上に見えてしまうかもしれませんね。

栄養が不足して肌荒れがひどくなる

不足するのは栄養だけではありません。血液を通して酸素や栄養素が全身に運ばれていきますから、血流が悪くなると栄養も運べなくなります。

肌にいいといわれるスーパーフードなんていくら食べても、その栄養素がきちんと運ばれない、ということ。とてももったいないことだと思います。

栄養が行き渡らない肌はどんどん荒れていきます。特に皮膚や粘膜を保護するビタミンが足りないと、ニキビや吹き出物が増えて、肌も乾燥してきますよ。

新陳代謝が悪くなりキレイな肌に生まれ変わらない

キレイな肌は適度な潤いとハリがあって、つるんとしていますよね。それは新しい肌がどんどん生まれてくるからです。

しかしタバコを吸っていると酸素が不足します。酸素が行き渡らないということは、肌の新陳代謝が悪くなって、ターンオーバーのサイクルが乱れてくるということです。

新しい肌に生まれ変わるスピードが遅くなるので、肌はごわつき、かたくなり、黄ばんだり黒ずんだりしてきます。

しかも、弾力もないので毛穴も開いてきます。ゴワゴワした肌で毛穴も開いていると、メイクのノリも悪くなってイヤですね。

新陳代謝が悪いとニキビが増える

ターンオーバーが乱れ、古い角質層が残っていると、皮脂と混ざり合って毛穴を塞いでしまいます。それが角栓になります。

角栓が毛穴を塞いでしまうとそこにアクネ菌が繁殖しやすくなり、ニキビが出来やすくなるんですね。

角栓は毛穴の黒ずみの元にもなるので見た目にもあまりキレイではない上に、ニキビの元になるので溜めたくないですね。

肌のバリア機能が低下する

新陳代謝が衰えてして肌がごわついていると、肌の保湿力まで低下してしまうんです。それはすなわち、肌のバリア機能が低下するということ。

角質層のキメが粗くなって水分を溜め込んでおけなくなるので、肌は乾燥し、紫外線や乾燥の影響を受けやすくなります。

そうするとさらに乾燥が進むという悪循環で、肌はどんどん荒れていきます。

女性ホルモンが低下して肌の潤いがなくなる

タバコを吸うと女性ホルモンのバランスにも影響を与えるということが分かっています。女性ホルモンは肌の潤いを保つためにも必要なもの。

女性ホルモンがしっかり分泌できなくなってくると、肌の潤いは低下し、月経不順など身体にも影響が出てきます。

口の周りにしわが出来る

タバコを吸う時には口をすぼめますよね。1日何本吸うか分かりませんが、吸ってる数分間、唇を無駄にすぼめるという行動を繰り返すわけです。

これが積もり積もると、口の周りの縦じわにつながります。

まだ若いうちには目立たないかもしれませんが、それが40代、50代になってじわじわ現れてくると思ったら恐ろしくありませんか?

口の周りにしわがあるとまさにおばあちゃんの顔。それだけでかなり老けた印象になってしまいますよ。

喫煙者だけではない、タバコが肌に与える害

タバコの害を受けるのは、吸っている自分だけではありません。

  1. 自分が吸う煙は主流煙
  2. タバコが燃えた時に出る煙が副流煙
  3. 吸った後に吐き出す煙が呼出煙(こしゅつえん)

この3種類の煙のうち、タバコを吸わない人も吸ってしまうのが2番と3番です。

タバコを吸っていないのに、吸っているのと同じ状態になってしまうことを受動喫煙といいますが、主流煙よりも副流煙のほうが圧倒的に有害物質を含んでいるのです。

自分でタバコを吸う人は、フィルターを通して煙を吸っていますから、わずかとはいえタールやニコチンが減っています。

それに対して副流煙は煙草の葉っぱが燃えた煙そのままですから、フィルターを通さずにそのまま煙を吸い込んでしまうわけです。

例えば主流煙と比べた時の有害物質の含有量は、

  • タール 3.4倍
  • ニコチン 2.8倍
  • 一酸化炭素 4.7倍

となっています。他に含まれている物質も、軒並み含有量が増えています。

タバコを吸ったって、汚くなるのは私の肌だからいいじゃない!なんてことを言っている場合ではありません。

あなたのタバコの煙が家族や友人の肌にまで影響を与えてしまう可能性が高いのです。

もはやスキンケアでは追いつかない!今すぐ禁煙を

若いうちは何とかメイクでごまかせるかもしれませんが、タバコの有害物質は確実にあなたの肌を汚くします。

ストレスを解消するためにタバコを吸う人もいるかもしれませんが、ストレスはタバコ以外でも解消できるはず。もっと自分を大事にして欲しい、肌を傷めず、もっと楽しいストレス解消法を見つけて欲しいと思います。

肌に良くないことは健康にだってよくありません。タバコは様々な病気のリスクを高めるのですから、吸い続ける理由がないでしょう。

年齢を重ねてから後悔しても遅いのです。時間は取り戻せません。あなたの将来のために、今すぐ禁煙しませんか。

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タバコが肌に与える影響とは?タバコは百害あって一利無し!|【女性の美学】
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ライター:奈南有花

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