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その体臭、食べ物が原因かも!体の内側からニオイ知らずになる方法

Date:2017.05.22

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その体臭、食べ物が原因かも!体の内側からニオイ知らずになる方法|女性の美学
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友達同士でもなかなか話せない、ニオイのお悩み。人知れず気になっている方も多いのではないでしょうか。

近年では「スメルハラスメント」などという言葉も生まれ、ニオイのケアはマナーの一つとして確立されています。

しかし気になる体臭、実は食べ物に気をつければ、避けることができるってご存知でしたか?

口臭だけでない様々な体臭も、食事でかなり改善できるのです!

香水や拭き取りシートでその場をしのぐより、体の内側から根本を断って、ニオイ知らずの爽やかな女性になりましょう!


口臭だけではありません!食べ物が原因になる、様々な体臭

香りの強い食べ物を食べたりお酒を飲んだりすれば、お口からニオイがしてしまうのは仕方のないこと。しかしもっと深い要因を経て、臭いの原因を体の中から作ってしまうものがあるんです。

普段から口にしているものが、実は体臭の原因だったとしたら…!?恐ろしいですね!!例えばこんな食品も、ニオイの一因となるんです。

  • 肉類
  • 乳製品
  • ジャンクフード、外食、お菓子
  • ブロッコリー、キャベツ、白菜

これらは直接は臭うものではないので、特に気に留めたことがないという方がほとんどではないでしょうか。

それでは具体的に、どのようにして、体臭に影響してしまうのか見てみましょう。

お肉ばかりを食べ過ぎると、息や汗が酸っぱい匂いに!?

お肉といえばタンパク質ですよね。実はこのタンパク質に、様々な原因があったのです。

消化の際に汗をかいたり、体温が上がる

食事をした時に、暑くなったり、汗をかいたりすることってありますよね。食べたものを消化するのに臓器を活動させ、エネルギーを使っているため、そのような現象が起きます。これを食事誘導性熱代謝といいます。

そしてタンパク質はその食事誘導熱代謝がとても高いのです。脂質が約4%、糖質が約5%であるのに対して、タンパク質はなんと30%!ダントツの高さです。

そのためまず、汗からの体臭が発生する可能性があります。

アンモニアのニオイが発生する

さらに、タンパク質が分解される過程で、アンモニアという物質が発生します。

アンモニアは本来肝臓で尿素に変換され、排出されますが、肝臓や腎臓の機能が弱っていたり、便秘だったりすると、アンモニアや尿素が血中に流れてしまい、その結果汗や息のニオイとして放たれてしまうのです。

アンモニア臭は、疲労時に出る傾向があるため、疲労臭とも呼ばれます。酸っぱいニオイで、場合によっては鼻をつくようなツンとしたニオイがすることも…。

さらに脂肪も体臭の敵

焼肉や揚げ物など脂肪の多いものを食べた翌日、ニキビができたり、顔がテカりやすくなってしまうような経験はありませんか?

脂肪分の多い食事を摂ると、皮脂が増加します。皮脂は顔だけでなく、背中、頭、脇の下などいろいろな場所から分泌されています。

大量に分泌された皮脂が酸素に触れて酸化が起こると、体臭を引き起こします。

乳製品でお腹がゴロゴロする人は特に要注意!腸内環境の悪化が体臭を招く

乳製品もニオイの元になるとは意外です。特にヨーグルトはお腹にいいと聞きますが、なぜ匂ってしまうのでしょうか。

消化できない成分が腸内で腐敗してしまう

牛乳やヨーグルトでお腹がゴロゴロするという方も多いですよね。また普段は問題がなくても、たくさん摂取すればほとんどの場合、お腹に異変があるはずです。

それは乳製品に含まれている「乳糖」という成分が消化しきれていない状態で、乳糖不耐性と言います。特に日本人の体には欧米人に比べて乳糖を消化する酵素が少なく、また加齢によってもこの酵素は減少していくため、年々悪化する場合もあります。

分解されないままの乳糖は大腸内で腐敗し、有害物質が発生。さらに乳製品に含まれる脂肪は、腸内の絨毛に詰まりやすいため、滞って腐敗を後押しします。こうして腸内で発生した有害物質がニオイの原因!

有害物質が体内を回ってしまう

腸内が汚れていると、連動して肝機能が低下し、解毒作用も弱まり、血液に乗って体内に悪臭物質が増加してしまいます。

悪臭物質が増えたことでさらに肝臓での解毒が間に合わなくなり、どんどん増加するという悪循環。

そして悪臭物質を含んだ血液が全身に回っていることにより、汗や口臭として匂ってしまうのです。

さらに乳製品というのは高タンパク質、高脂質のものがほとんどで、先述の「肉類質が招く体臭」にも該当しますね。

ジャンクフード、外食、お菓子などは食品添加物がニオイの原因に!

ファーストフードやレトルト食品、ラーメン、外食など、すぐ食べられて美味しいものには食品添加物がたくさん使われていることがあります。

実はこの食品添加物が、体臭の一因となるのです!!

化学物質を体が異物と捉え、戦おうとする

食品を加工したり保存するために使われている、着色料、香料、防腐剤、保存料などの、いわゆる食品添加物。

多少であれば大きな影響はないと考えられていますが、物によってはかなりの量で使われていることもあります。

食品を腐らせないようにしたりするものですから、当然ながら化学的な物質。しかし化学物質は体にとっては異物なので、有害なものと認識して解毒作用を発動し、活性酸素を出して戦おうとします。

活性酸素は、私たちの体にウイルスや有害物質が入ってきたときにそれらと戦ったり、解毒するなど、非常に重要な役目をするものです。しかし増えすぎてしまうと体内へ蓄積され、必要な細胞まで攻撃したりなど様々な悪影響を及ぼします。

活性酸素が増えると、加齢臭が発生する

では活性酸素が増えすぎてしまうとどうなるのでしょうか。

活性酸素は体の細胞にも影響を及ぼし、細胞、血液、汗や皮脂など、体を作る要素が酸化されます。

ここでニオイと繋がるのが、皮脂の酸化。お肉のところでも話に出ましたが、皮脂腺から分泌される脂質が酸化することで悪臭が発生します。

健康な若い人の場合は皮脂が体外に分泌され、酸素に触れてから酸化が始まるため、強く臭うようなことはありません。

しかし体内ですでに酸化して、古い油のようになっていたものが表に出てくると、もともと臭う上にさらに酸化が進むので、とても強いニオイとなってしまうのです。これが加齢臭と呼ばれるものです。

加齢臭が気になる場所=皮脂の多いところなのも納得です。酸化した皮脂は、その後雑菌と混ざり、さらにニオイを増していきます。恐ろしいですね。

ブロッコリー、キャベツ、白菜も、食べすぎるとニオイの元になるなんて!

なんとブロッコリーやキャベツ、白菜などの食べ過ぎも体臭につながるというから驚きです。

しかしこれらはどちらかといえば淡白な味。ニオイの強い野菜ではないのに、なぜ体臭の原因になってしまうのでしょうか?

アブラナ科の野菜にはニオイの元がある

実はこれらの野菜はアブラナ科に分類される野菜です。

アブラナ科の植物に多く含まれる硫黄混合物には、強い刺激臭があり、摂取しすぎるとお腹にガスが溜まって硫黄の匂いになったり、汗や分泌物に含まれて排出されてしまいます。

特にこの硫黄臭は脇の下やデリケートゾーンに影響を与えやすい傾向にあるとのことなので、デートの前にたくさん食べることは控えた方がいいかもしれません!

しかしこれらの野菜は栄養も豊富なので積極的に摂りたいものでもあります。安心してください!普通の量であれば、毎日食べていても臭うことはありませんし、消化が終われば消える(6時間程度と言われています)ニオイです。

一度に大量摂取しないようにだけ、気をつけましょう。

逆に、食べることで体臭を抑えてくれる食べ物はないの?

お肉も乳製品も、体には必要な栄養ですし、食品添加物も完璧に避けるのは難しいもの。それでは反対に、食べると体臭を抑えてくれる食べ物を見てみましょう。

  • 腸内環境を整える食事
  • 抗酸化食材
  • フラボノイド食材
  • オレイン酸、αーリノレン酸を含む植物油
  • クエン酸

体臭を招く食べ物から考えてみると、腸をはじめとする体内の浄化、酸化を防ぐことが鍵と言えそうですね。では、順番に見てみましょう!

腸が綺麗なことが第一条件。腸内環境を整えましょう。

まずは腸をキレイに保つことが、体内浄化への第一歩ですね。

反対に腸内が悪玉菌ばかりだと、他でどう頑張っても台無しになってしまいますから、最も大切な場所です!

乳酸菌で、腸内に有害物質が作られるのを防ぐ

腸内環境といえばやはり乳酸菌。でも乳製品を控えながら乳酸菌なんて、どうすればいいの?とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

大丈夫、植物性乳酸菌があります!「乳」の文字からつい見落としてしまいがちなのですが、乳酸菌は乳製品だけではなく、植物性の発酵食品から摂取することができます!

植物性の発酵食品

  • みそ
  • 漬物
  • みりん
  • 甘酒

これらに含まれる乳酸菌は刺激に強いため生きたまま腸内に届き、さらにお腹がゴロゴロしたり、腸壁に脂肪が絡みつくこともなく、お腹をキレイにしてくれます!

乳酸菌飲料はヨーグルト系が多いイメージですが、最近では植物性の商品もたくさんあります。パッケージに植物性と記載がありますので、しっかりチェックして選びましょう。

食物繊維でニオイの元を絡め取って排出!

食物繊維は言わずと知れた、便秘の味方。食物繊維の多い食品は、皆さんすでに熟知されているのではないでしょうか。

その中でも特に体臭に効く食物繊維を含んでいるのが、海藻類です!

海藻類に含まれるフコイダンという水溶性の食物繊維が、体臭の予防に大きな効果を発揮してくれます。昆布やメカブ、もずくなどのヌルヌル成分がフコイダンです。

フコイダンの効能

  • 有害物質を包み込み、排出してくれる
  • ニオイ成分を包み込んで消臭しながら排出してくれる
  • 細菌から体の機能を守る
  • 血液をサラサラにし、肝機能を高め血液をきれいにする

さらに海藻はアルカリ性食品でもあるので、活性酸素で酸性に傾きがちなカラダを抗酸化してくれる作用もあります。

海藻類にはヨードや塩分など、摂りすぎに注意したい成分も含まれているため、毎日大量に摂取することは控えましょう。

抗酸化食材で活性酸素をやっつけよう。体臭だけでなく美容と健康にも効果てきめん!

活性酸素が増えると、体臭だけでなくシミ、シワ、たるみなどの肌の老化、免疫力やメンタルの低下など、体全体の老化現象を招いてしまいます。アンチエイジングの観点からも、抗酸化食材をどんどん取り入れましょう!

代表的な抗酸化栄養素と食材の例

  • リコピン:トマト、スイカ
  • ビタミンE:アーモンド、いくら
  • ビタミンC:パプリカ、キウイ、ブロッコリー
  • β-カロテン:にんじん、モロヘイヤ、緑黄色野菜
  • コエンザイムQ10:キャノーラ油、鯖
  • ポリフェノール:アサイー、大豆、ワイン、ゴマ
また、これらの食材はいずれも食物繊維を多く含んでいるので便通にもよく、腸内環境の改善にも大きな効果があります!

抗酸化の食材を取り過ぎても、体に必要な活性酸素が不足することはありませんので、積極的に食べていきましょう。

悪いニオイに直接働きかけてくれる、フラボノイド食材の消臭作用

フラボノイドはポリフェノールの一種です。ポリフェノールは抗酸化食材のところでも出てきましたね。

その中でも特にフラボノイド系の食材は、体内の抗酸化だけでなく、ニオイの成分を吸着して消臭したり、抗菌作用によってニオイのもととなる雑菌の繁殖を抑えるなどのさらなる働きがあり、消臭サプリメントなどにも多く使われています。

フラボノイドを多く含む食材

  • 緑茶
  • パセリ
  • マッシュルーム
  • 蕎麦
  • 銀杏

特に緑茶に含まれるフラボノイドであるカテキンは強力な効果があります。消臭剤がまだなかった昔の時代には、お茶をの出がらしを乾燥させて、消臭剤代わりに利用していたほどです。

お茶の成分は淹れるたびに薄くなるイメージがありますが、緑茶の消臭効果は、2杯目以降の方が高くなります。最初はカフェインやビタミンが多く抽出され、消臭効果のあるカテキン類はその後の方が良く抽出されるので、薄くなってもしっかり効果があります。

油モノが食べたければオレイン酸、αーリノレン酸。皮脂の酸化を防いでくれる!

さて、前章までのところで、皮脂腺から分泌された皮脂の酸化が悪臭を招くことはお話ししました。

しかし体内ですでに酸化している場合でなければ、皮脂は分泌されただけであれば臭うものではなく、その後酸化すると臭うようになり、さらに雑菌が増えることでどんどん強くなっていきます。

しかしオレイン酸やα-リノレン酸を含む植物油は酸化しにくく、同じ油ですが反対に体臭を防いでくれる作用があります。

多く含む食品

  • オレイン酸:オリーブオイル
  • α-リノレン酸:シソ油、ごま油

シソ油、ごま油はそれだけだと比較的酸化しやすい油なのですが、体内に入ると、酸化しにくいEPAやDHAに変わります。新鮮なうちにどんどん食べましょう。

同じ植物油でもリノール酸を多く含むサラダ油や紅花油は、血中の中性脂肪を増やして酸化させてしまう作用があります。名前も似ているので要注意!

クエン酸で血液サラサラ、疲れもニオイも溜めないカラダに!

クエン酸は、先に出てきたタンパク質に偏った食事による体臭の原因物質、アンモニアを排出しやすくしてくれる、すなわち加齢臭を軽減してくれる栄養素です。

アンモニアは通常肝臓で分解され、尿として排出されるべきものですが、それが滞ると血液に乗って体内を周り、汗や息に含まれて外に放たれてしまうものでした。クエン酸はこの肝臓の働きを高めてくれる効果があるのです。

クエン酸を多く含む食品

  • レモン、みかんなどの柑橘類
  • お酢
  • クエン酸パウダー
  • 梅干し

さらにクエン酸は血液をサラサラにする効能があり、疲労物質を素早く分解してくれるという特徴があります。また血流が良くなるため新陳代謝が上がり、冷え性改善や生理痛予防などさまざな効果が期待できますので、普段から摂るようにしましょう。

市販のクエン酸パウダー3gをお水500ccに溶かすだけで、爽やかなクエン酸飲料ができます。これなら手軽に飲めますね。

番外編:クエン酸は外用としても効果あり!

クエン酸は外部から使う事でもこんな効果があるので、食べるだけでなく入浴剤として使う事もできます。

  • 殺菌作用
  • 血行促進作用
  • 疲労回復作用

体臭予防の効果も期待できます。浴槽に大さじ3杯ほどのクエン酸を入れて入ってみましょう。爽やかな香りで、疲れもニオイも癒してくれます。背中のニキビなどの殺菌にも効果があります。

クエン酸は酸が強いため、直接塗布するのは刺激が強すぎるのでオススメしません。

バランスの良い健康的な食事であれば、ニオイの原因になることはありません!

いかがでしたでしょうか。普段よく食べる食品も、意外なところでニオイの原因を作っていました。

しかし原理を見てみるとわかるように、食べたから急に臭うというわけではありませんし、複合的に様々な食材を回避できることもわかりました。

問題は、それに偏った食事を続けたり、大量に摂取すること。

また栄養が偏ることで、内臓の機能が落ちたり疲れやすくなると、またニオイを作りやすくなるという悪循環に陥ります。

また、気にしすぎてストレスを溜めるのも免疫の低下につながり、良くありません。

バランスの良い適量の食事を心がけ、ニオイが気になる時だけ微調整するなどして、心も体も快適に過ごしていきましょう!

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ライター:Mizuki

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