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漢方で体臭を改善する方法。体の中から臭いの元を絶とう!

Date:2017.10.19

自分の体臭が気になっているという女性は意外と多いものです。制汗スプレーやデオドラント剤を使って、臭いを予防している、という人も多いのではないでしょうか。

しかしそれでは、出てきた臭いを防ぐという表面的な対策にしかなりません。

体臭を元から断つには体質改善が必要です。そのために、漢方薬を試してみませんか?

体臭の改善に役立つという漢方の種類をご紹介します。すべての体臭に当てはまるわけではありませんが、試してみる価値はあると思います。


漢方で体質改善をして体臭を防ぐ!

漢方の効果というと、風邪を治したり女性の不調を改善するなど、体調不良を良くするために飲むものだと思いますよね。

しかし、体臭も漢方の世界では体調不良の一つ。本来はしない体臭がするということは身体からの何らかのサインだと捉えます。

自分では気づくにくい体臭ですが、その元となっている原因を漢方で改善していくことで、体臭も防ぐことが出来ます。

多汗症の人には防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

汗が多いことが原因で体臭が出てしまう、という人におすすめなのが防已黄耆湯です。

体温調節のために出てくる汗はほとんど無臭に近いのですが、汗が出る汗腺には2種類あり、臭いがある汗が出るのはアポクリン腺という汗腺です。

ここから出てくる汗にはホルモンやタンパク質が含まれているので、臭いが強くなってしまいます。脇の下など特定のところから出てくる汗には臭いがあります。

防已黄耆湯は身体にたまっている余分な水分を排出する働きがあり、それによって汗を減らすことで体臭を予防できます。

防已黄耆湯は、やや肥満ぎみ、むくみぎみの方におすすめの漢方です。

ストレスの汗や寝汗の多い人は柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

汗はストレスなど精神的なものが原因でもたくさん出ることがあります。

柴胡桂枝乾姜湯は精神的な多汗症にも使われる漢方で、緊張しやすく、自律神経が乱れやすい人に向いています。

また、疲労やストレスがたまっているとゆっくり休むことが出来ません。緊張しやすい人は寝汗も多くなる傾向があり、そういったタイプの方にも柴胡桂枝乾姜湯は使われます。

漢方で気持ちを落ち着けることで大量の汗が出るのを防ぎ、体臭を改善していきます。

胃腸が弱っている時には黄連湯(おうれんとう)

内臓の働きが悪いことも体臭の原因になることをご存知でしょうか。胃の調子が悪い時など、消化不良を起こしていると口臭だけでなく体臭の原因にもなるんです。

黄連湯は内臓の不調を整えることによって消化を助け、体臭や口臭を予防します。

似ている名前の黄連解毒湯(おうれんげどくとう)は熱や炎症を抑える働きもあり、血圧が高めの人はこちらがいいかもしれません。

六君子湯(りっくんしとう)や補中益気湯(ほちゅうえっきとう)なども同じ目的で使われます。

肝機能が低下している時は加味逍遥散(かみしょうようさん)

肝機能が低下するのはお酒だけが原因ではありません。疲労やストレスによってもその働きが悪くなることがあります。

疲労がたまると肝臓が解毒装置としての役割を果たせなくなり、アンモニアが分解できなくなり、体臭が強くなってしまうんです。

つまり、疲労臭というのはアンモニア臭なんですね。疲れて身体からアンモニアの臭いがするなんて恐ろしいと思いませんか。

その肝臓の疲れを取ってくれるのが加味逍遥散です。肝機能をサポートし、アンモニアの分解を促すことで体臭を改善します。

▼疲労臭についてはコチラも参考にしてください!

疲労臭の記事のトップ画像キャプチャ
また、加味逍遥散は女性の不調にも役立つので、更年期障害によって加齢臭が出ている時にもおすすめの漢方です。

PMS(月経前症候群)による体臭には四物湯(しもつとう)

女性はホルモンバランスの影響も受けやすく、生理前になると体臭がきつくなる人もいると思います。

生理前にエストロゲンが減少し汗が出やすくなったり、プロゲステロンが増えて便秘がちになることで体臭がきつくなるんです。

こればっかりは生理現象で、どうにも防ぐのは難しいのですが、四物湯でホルモンバランスを整えていくことで、ある程度防ぐのは可能です。

他にも、女性ホルモンのバランスを整える漢方として

  • 加味逍遥散
  • 当帰芍薬散

なども適しています。

女性の加齢臭には当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

当帰芍薬散といえば、女性のための漢方として有名です。ホルモンバランスは加齢によっても乱れてきます。

更年期障害の症状の一つとしてホットフラッシュなど大量の汗をかく症状がありますが、それに加えて女性ホルモンが減るために、男性ホルモンが増えて女性でも加齢臭を発することがあります。

これも、臭いそのものを漢方で防ぐことは出来ませんが、ホルモンバランスを整えることで体臭を改善していきます。

便秘による体臭には大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)

便秘が続いていると腸内環境が悪化して、腸の中で有害物質が作られます。

腸で発生した有害物質は、血液を巡り巡って皮膚から排出されるため、肌荒れだけでなく、体臭の原因にもなります。

大黄甘草湯は、体力に関わらず便秘がちな人に向いている漢方です。便秘を改善することで体臭を防ぎます。

他にも便秘に良い漢方は色々あります。

  • 大柴胡湯(だいさいことう)は体力がある人
  • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)はのぼせがちな人
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅこつぼれいとう)はイライラなどストレスがたまっている人
  • 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)は脂肪も多く、ダイエットも兼ねたい人に

便秘は原因が様々なので、自分の体質に合わせて選んでみてください。

皮脂が多い人には半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

半夏瀉心湯は胃の不調によく使われる漢方なのですが、体内の熱を取る働きもあるんです。

脂性肌も原因が様々ですが、

  • べたっとした皮脂が多い人
  • ニキビが多い人

の体内の熱を取るために使われることもある漢方です。

皮脂が多いと、酸化して臭いを発することがあるので、普段から肌がべたついて毛穴が目立つような方におすすめです。

半夏瀉心湯は体臭だけでなく、口臭にも良いとされています。胃の不調からくる口臭が気になる方にもおすすめの漢方です。

漢方薬の効き目は穏やかでゆっくり

漢方即はゆっくり体質を改善していくことを目的とする薬なので、即効性は期待できないと思った方がいいでしょう。

しかし、副作用も少ないですし、臭いそのものを抑えるというよりは、臭いの元になっている体質から改善していくことが出来るというメリットがあります。

表面的に出ている不調だけでなく、他の体調不良も改善できる可能性もあります。

臭いの原因を元から断たないと効果半減

漢方で体質を改善していくと同時に、食事や生活習慣を見直すなど、汗や皮脂を減らしていく工夫も必要です。

  • 肥満ぎみの人
  • 肉が好きで野菜を食べる量が少ない人
  • 辛いもの、アルコールなどが好きな人

などは、体臭が強くなる傾向があります。

漢方の効き目は穏やかですから、大元の生活習慣を見直していかないと体質改善が追いつきません。

漢方を使う時に守って欲しい注意点

漢方は効き目が緩やかなので比較的安全な薬ですが、それでも薬は薬。津悪妻には守って欲しい注意点があります。

飲み方など、専門家の指示に従うこと

漢方は安全とはいっても、副作用がゼロではないということを覚えておきましょう。指示された服用方法は必ず守るようにします。

食間(食事と食事の間の空腹時)なのか食後なのか、飲むタイミングによっても効果が変わってきてしまいます。

ですから飲み方、飲む容量はしっかり守って、不安な点があればきちんと聞いてから飲むようにしてください。

しばらく試して改善しない場合は病院へ

もしかしたらその体臭の原因が病気である可能性も否定できません。

漢方を色々試してみても一向に何も改善されないという場合は、念のため病院で検査を受けてみた方がいいでしょう。

漢方で体質改善!専門家に相談してみよう

今回ご紹介した漢方はほんの一例です。専門家の見立てでは、別に原因があると考えられることもあり、どのような体臭が出ているのか、その症状によって全く違った漢方を処方されることもあるでしょう。

しかし、体臭がきつくなっているということは、身体が何らかの変化を起こしているということです。それを見逃さず、身体の中からしっかり対処してきたいものです。

原因を特定するのは西洋医学よりも東洋医学が得意とするところ。体臭は身体からのサインだと思い、臭いを元から断つためにも漢方で体質改善をしていきませんか。

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