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低血圧も予防と改善が必要!注意したい危険な低血圧の症状

Date:2016.01.15

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「高血圧は危険!血圧を下げよう!」と高血圧に対する危機管理や対策はよく耳にしますが、低血圧に対する危険を耳にすることはあまりないのではないでしょうか。

しかし「低血圧だから大丈夫」というわけではありません。低血圧も身体に不調をきたすことがあるので、低血圧のことを知って予防と改善をしましょう。

低血圧は危険じゃない?低血圧が危険視されていない理由

WHOによる世界共通の基準として血圧の正常値は下記の通りです。

最大血圧 100~130mmHg
最小血圧 61~89mmHg

この範囲を下回る

  • 最高血圧が100mmHg以下
  • 最低血圧が60mmHg以下

の場合を低血圧としています。

低血圧が高血圧のように危険視されていないのは、高血圧のように命に関わる危険が低いためです。

むしろ低血圧の人は、高齢になって血管の柔軟性が不足した時に正常値に戻る人もいるため、長生きする人が多いとも言われています。

あなたはただの低血圧?それとも低血圧症?低血圧症の症状とは

低血圧であっても、なんの症状もなければただ血圧が低いだけの人です。しかし血圧が低く、下記のような自覚症状がある場合は「低血圧症」という病気になります。

低血圧症の症状

  • 全身の倦怠感
  • 立ちくらみ
  • 冷え症
  • 肩こり
  • 動機
  • 寝つきが悪い
  • 食欲不振

低血圧であることが直接命に関わることはありませんが、こういった症状は日常生活に悪影響を及ぼします。

低血圧であっても何の症状もない人もいますが、はっきりとした理由もないのに“なんとなくしんどい、辛い”という人は、もしかしたら低血圧が原因かもしれません。

実は原因がわからないことも!低血圧症の種類と原因

低血圧には原因によって種類があり、その原因がはっきりとしているものと原因がわからないものがあります。

  • 本態性低血圧
  • 体質性低血圧
  • 起立性低血圧
  • 二次性低血圧

それぞれの原因や症状を見ていきましょう。

原因が分からない!?本態性低血圧と体質性低血圧の特徴

低血圧の原因となる疾患がないにもかかわらず常に血圧が低い状態の人を本態性低血圧といい、遺伝的な要因や神経・ホルモンの異常などが関係していると考えられています。

低血圧のうち約80%がこの本態性低血圧だといわれており、またこの本態性の人は無力性体質であることが多いです。

無力性体質の特徴

  • 痩せ型の体型
  • 筋肉が少ない
  • 疲れやすい
  • 青白い顔色
  • 虚弱体質
  • 神経質
  • 朝は弱く午後には調子が良い

一般的な低血圧の人のイメージは、この無力性体質の特徴と重なるものが多いのではないでしょうか。

無力性体質以外にも、本態性低血圧の人には先に上げたような立ちくらみや食欲不振などの症状がありますが、実際に血圧が低くてもそれらの症状が出るのは10%程度で症状のない人がほとんどです。

主に、下記のように分類されます。
低血圧症の症状を伴う→本態性低血圧
症状の伴わない→体質性低血圧

本態性低血圧の場合は原因となる疾患がないため、血圧を戻す治療はせず日頃の生活習慣の指導や精神療法など、症状に対する治療を行います。そして体質性低血圧の場合は“血圧が低い健康な人”という認識で治療の必要はありません。

急に立ち上がった時の眩暈やふらつき!起立性低血圧が原因かも

普段血圧が低くない人でも、急に立ち上がると重力に従って血液が下肢へ集まり溜まってしまい、血液が心臓に戻れず血圧が低下することで

  • 立ちくらみ
  • めまい
  • 失神

を起こしてしまうことがあります。それを起立性低血圧と言います。

正常な場合は体が血圧の低下にすぐに反応し、心臓が速く拍動したり動脈が収縮したりして血流を促しことで血圧を正常に保つのですが、その機能が鈍かったりうまく機能しなかった場合に立ちくらみやめまいと言った症状が起こります。

この症状は貧血と似ていますが、低血圧と貧血は別物です。

低血圧
血液が血管の中を押す力が弱くなり、脳や体の末端への血流が悪くなっている状態
貧血
血液が薄くなり細胞に酸素が十分に供給されないために、酸素不足を補おうとして心臓や肺に負担がかかっている状態

原因が低血圧か貧血かによって対策は変わってきます。貧血の場合は酸素を運ぶ血液を増やすために鉄分を補う治療を行いますが、低血圧の場合はそのような治療は行いません。

【起立性低血圧の対策】

  • 長時間立った状態でいない
  • 急に立ったり座ったりしない

また疲れている時や運動した時、アルコールを摂取した時などに症状が悪化するので、普段から体調に気を付けアルコールは控えるようにしましょう。

病気が原因で低血圧になる人も!二次性低血圧とは

血圧が低くなる原因となる病気がはっきりとしているものを、二次性低血圧といいます。二次性低血圧の場合は、原因となる病気の治療が必要です。

急激に低血圧になる場合
心筋梗塞、急性出血、激しい下痢・嘔吐、腸閉塞、急性中毒など
慢性的に低血圧になる場合
がん、慢性伝染病(肺結核など)、貧血、白血病、肝硬変など
二次性低血圧は原因となる病気を治療することで改善されるので、まずは原因となる病気を優先して直すことが大切です。

女性特有の低血圧症にも注意!女性と低血圧の関係とは

低血圧は男性よりも女性の方が多いと言われています。それは女性ホルモンに血管の拡張作用があるためだと考えられています。

また低血圧の女性にはさまざまな傾向があります。血圧が低いために全身への血行が悪くなりむくみや低体温、冷え症にもなっていることが多く、その性格にも特徴があります。

低血圧の女性の性格傾向

  • 生真面目
  • 心配性
  • 神経質

こういった性格から、仕事や家事などを一生懸命にやり過ぎてしまい、心身を酷使し気付かない内にストレスを溜めたり血圧を調整する自律神経に悪影響を与えたりしてしまうことがあります。

妊婦特有の低血圧による原因と症状が!妊婦の低血圧の影響と対策

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妊娠出産のときに高血圧であると様々なリスクが高まりますが、低血圧はさほど影響しないのでは…と思うかもしれません。

しかし低血圧による影響がないわけではありません。

妊娠初期に気を付けたい!妊娠初期の起立性低血圧の原因と予防

妊娠初期にはつわりなどで水分の摂取量が減り血液の量が減ってしまうため、血圧が低くなってしまうことがあります。

その時に起りやすいのが「起立性低血圧」です。立ち上がった時などにめまいやフラつくといった症状が起こります。

まずは水分を摂取することを心掛け、つわりがひどくて食べ物や水分を摂取できない時は、口を濡らす程度でもいいので少しでも水分を取るようにして下さい。

妊娠中期・後期に気を付けたい!仰臥位低血圧症候群の原因と予防

通常なら妊娠中期から後期にかけて血圧が上がりますが、中期から後期にかけても低血圧である場合があります。

妊娠中期・後期で特に気を付けたいのは、「仰臥位(ぎょうがくらい)低血圧症候群」です。仰向けで寝ることで、大きくなった子宮が背骨の右側にある下大静脈静脈を圧迫し血液の循環を鈍くしてしまうのです。

血液の循環が鈍くなると、血圧が低下し始めて母体や胎児に充分な血液が回らなくなってしまいます。
仰臥位低血圧症候群の症状

  • めまい
  • 嘔吐
  • 発汗
  • 呼吸困難

仰向けに寝て3~10分後に上記のような症状が起こります。

仰臥位低血圧症候群になると、母親の意識が遠のいて気絶する場合もあります。またこの状態が長く続くと、胎児の心拍数が低下し低酸素状態になってしまう危険もあります。

ですから妊婦の方は仰向けで寝ずに、自分の左側を下にして休むようにして下さい。どうしても仰向けになりたい場合は、背中にクッションやタオルを入るなどして少し角度をつけるようにして下さい。

そうすることで、仰臥位低血圧症候群を防ぐことができます。

病気でなければ治療の必要はないけれど…低血圧改善方法

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低血圧であってもはっきりとした原因が無い場合や低血圧症というほどの症状がない場合は、血圧を正常値に戻す必要がないとされ治療を行いません。

しかしはっきりとした自覚症状がなくても、身体のだるさや倦怠感、食欲が出ないなどの何気ない症状があるかもしれません。病院で治療をしなくても、そんな日々の低血圧による不快な症状を改善する方法があります。

低血圧改善方法

  • 朝方生活をする
  • バランスの良い食事を摂る
  • 筋肉を付ける
  • 水分を摂る

低血圧の改善には血圧を調整する自律神経を整えることと、体温を上げ血行を良くすることが大切です。

朝方生活で自律神経を整える!朝方生活をする

低血圧の人は朝が弱いと言いますが、それは血圧を調整する自律神経のバランスが崩れていることが原因かもしれません。

自律神経は身体の様々な機能の活動と休息の切り替えをしてくれる機能があり、通常は朝目覚めるときに交感神経が働き身体を活動状態にし、夜は副交感神経に切り替わり身体を休息状態にして自然と眠くなるようになっています。

しかしこの自律神経のバランスが悪くなると、朝起きるのがしんどくなったり夜寝付きにくくなったりしてしまいます。

自律神経を整えるには朝方の生活をするのが一番です。自律神経の切り替えをするために夜寝る前にした方がいいことと朝起きてからすべきことがあります。

朝方生活のために夜にすること

  • 寝る2時間前に38℃~40℃くらいのぬるめのお湯に浸かる
  • 寝る前の1~2時間はパソコンやテレビ、携帯を見ない

朝方生活のために朝にすること

  • 起床時間を決める
  • 二度寝をしない
  • 朝日を浴びる
  • 起きてから余裕をもって過ごす

最初は朝起きるのが辛くても朝方生活を続けることで自律神経が整い、自然とすっきりと目覚めることができるようになります。

また休日だからといって起床時間をずらしてしまうと、自律神経が乱れる原因になります。用事がない日でも毎日同じ時間に起きるようにしましょう。

食事で体温を上げて血行を良くする!バランスの良い食事を摂る

低血圧の人は食欲があまりわかないという人が多いですが、食事は少量でも3食摂るようにすることで生活リズムを作りやすくなります。

低血圧改善のための食事としては、温かくて消化が良い食べ物や滋養のある食べ物が適しています。特にタンパク質や亜鉛・鉄などのミネラル、ビタミンの摂取を心掛けて下さい。

低血圧に効果のある食べ物

  • 肉類(牛肉、豚肉、鶏肉)
  • 魚介類(干し魚、うなぎ、ホタテの貝柱など)
  • 野菜(かぼちゃ、ほうれん草、ニラ、ブロッコリー、キャベツ、人参など)
  • 大豆製品(豆腐、納豆、高野豆腐など)
  • ニンニク
  • 生姜
  • ココナッツ
  • チェダーチーズ

また、お茶やコーヒーなどに含まれるカフェインは血圧を上げる効果があります。しかし、冷たい食べ物や飲み物、糖分には体を冷やす作用があるので避けましょう。

また無理なダイエットにが原因で低血圧になることもあるので、妊娠中の過激なダイエットはもちろん禁物です。

水分摂取で血圧が上がる!水分の減る朝には特に注意!

水分を十分に摂取することで、血液の量が増え血圧も上がります。特に寝ている間は汗を多量にかく為、朝は必ず水を飲むようにして下さい。

ただし水分の取り過ぎには注意が必要です。むくみやすい人は無理に摂取せずに運動やマッサージなどでむくみを解消しながら量を調節してください。

筋力が低下すると体温も血圧も低下する!筋肉を付ける

血液を送る筋力の低下は低血圧を招きます。筋肉が少ないと末端に行った血液が心臓まで戻ってきにくくなり血液循環が悪くなってしまいます。

ですから、積極的に運動をして筋力をアップさせ衰えるのを防ぎましょう。特に下半身を鍛えることで血流も良くなるので、ウォーキングやスクワットがお勧めです。

運動の際には、脱水症状にならないように意識して水分を摂取するようにしましょう。

低血圧は長生きをする?でもいつまでも低血圧だとは限りません!

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低血圧によって起こり得る症状や病気の危険を紹介しましたが、実際には低血圧であっても病気である人よりも健康な人の方が圧倒的に多いです。

ですから体調で気になることがなければ、血圧が低いからといって気にする必要はありません。しかし今は低血圧でも加齢とともに高血圧になることもあるので、低血圧だからと不摂生をせず規則正しい生活を心掛けましょう。

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