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トマトジュースダイエットの効果とやり方。トマトの力で脂肪を燃やす!

Date:2018.03.01

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トマトジュースダイエットの効果とやり方。トマトの力で脂肪を燃やす!|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/tomatodiet54896/

美を強力サポートしてくれる真っ赤な野菜といえば、トマト。少し前には”トマトダイエット”というダイエットも注目を集めましたよね。

確かに、ダイエット中にフルーツ感覚で食べられるのは良いのですが、毎日食べるとなるとそれなりに大変です。一度に何個も食べられませんし、サラダにしたりアレンジしたりとレシピを工夫するのも長くは続きません。

ではトマトそのものではなくトマトジュースならどうでしょうか?

ドリンクなら摂取するのも簡単!包丁やまな板を使わないので忙しいときでも手軽に取り入れることができます。

今回はトマトダイエットのドリンク版、トマトジュースダイエットの効果とやり方についてのご紹介です。


▼動画で見たい方はコチラから

トマトジュースダイエットの効果!痩せ体質も美肌も手に入る

トマトジュースダイエットはどんな効果があるのでしょうか?

効果1.代謝があがり脂肪が燃えやすくなる

トマトが健康食材でダイエット向きと言われる理由は、トマトの代表的な栄養成分「リコピン」にあります。

リコピン
リコピンはカロテノイドの一種で、トマトやすいかなどに含まれる赤色の天然色素のことです。リコピンには強力な抗酸化作用があり、β-カロテンの2倍以上、ビタミンEの約100倍以上と言われています。
抗酸化作用とは体の酸化や老化、生活習慣病などの病気などの原因となる活性酸素を除去する働きのことです。

高い抗酸化力をもつリコピンが活性酸素を除去し血液中のコレステロールの酸化を抑えてくれるので血流が良くなります

血流が改善すると内臓や細胞の働きが活発になるので自然と代謝がアップ

  • 脂肪分
  • 糖分

などダイエットを阻むものがどんどんエネルギーとして消費されるのです。

リコピンを摂取することで脂肪が燃えやすくなりダイエット効果がでやすい体が作れます。

効果2.中性脂肪の排出を促しメタボを防ぐ

効率の良いダイエットを目指すなら脂肪燃焼しやすい体作りだけでなく体の中に脂肪を溜めこまないことも重要です。

実はトマトにはリコピン以外にも、「13-oxo-ODA」「ペクチン」など体内の脂肪にアプローチしてくれる成分が含まれています。

13-oxo-ODA
トマトに含まれる不飽和脂肪酸の一種で、2012年に脂質代謝異常の改善に有効な成分であることが発表されました。その後の研究で中性脂肪の減少に効果的であること、生のトマトよりもトマトジュースに多く含まれていることが分かっています。
ペクチン
ペクチンはトマトに含まれる水溶性食物繊維です。中性脂肪やコレステロールを包み込んだまま体の外に排出することができるので、脂肪分が腸で吸収されることを防いでくれます。
  • 中性脂肪
  • コレステロール

の増加や蓄積はダイエットを邪魔するだけでなくメタボや生活習慣病を招くなど健康を阻害する場合もあります。

脂肪を燃やすと同時に脂肪の排出を促してくれるトマトの成分はダイエット面でも健康面でも頼もしい成分と言えるでしょう。

効果3.デトックス効果で便秘やむくみも改善

「おなかが張って苦しい」「下腹部が重い」などダイエット中でなくても不快でつらい便秘。

トマトには水溶性食物繊維のペクチンが含まれていると説明しましたが、ペクチンはこの便秘の解消にも一役買ってくれるのです。

ペクチンは体内に入ると胃や腸の水分を吸ってジェル状に膨らみます。そうして腸を刺激することで腸の動きを活発にしてくれるので、大腸に溜まった便の排出を促してくれます

食物繊維と聞くとキャベツをイメージしますが、洗ったり切ったりと準備が必要なのが難点。それに比べてトマトジュースは飲むだけで良いので簡単に食物繊維を補えます。

また、トマトにはむくみの改善に効くカリウムも含まれています。

カリウム
体内の余分な水分や塩分を体の外に排出する作用があります。

ダイエットしながら便秘やむくみの改善も同時にできるのは嬉しいですね。

効果4.リコピンの抗酸化作用が美肌を作る

増えすぎた活性酸素は肌の美しさを阻害してしまうことはご存知の方も多いでしょう。

潤いやハリのある健康な肌は、

  • 表皮
  • 真皮
  • 皮下組織

の3層が正常な生まれ変わりを繰り返すことで作られます。

しかし、活性酸素が増えすぎると肌細胞にダメージを与え正常な肌サイクルを乱してしまいます。それがしわやたるみとなって肌表面に現れてしまうのです。

また、活性酸素はシミやくすみの原因となるメラニン色素の生成を促すという厄介な働きまでしてしまいます。

先述したようにトマトに含まれるリコピンは抗酸化力が強力です。

リコピンを摂取して活性酸素の働きを抑えることで、美肌・美白の両方の効果が得られるでしょう。

効果5.疲労回復をサポートしてくれる

なんとトマトジュースには疲労回復を手助けする効果もあります。

トマトジュースを運動前や運動途中に飲むことで、

  • アミノ酸
  • クエン酸

などの水溶性成分が血中の疲労物質の増加を抑制するためと考えられています。

また、トマトジュースに含まれる成分が、運動時に生成される”乳酸”の代謝をスムーズにしエネルギーとして効率よく消費するためとも言われています。

トマトジュースが疲れにも効果を発揮してくれるとは驚きですね。

赤=リコピン!トマトジュースのリコピンは生トマトの約3倍

トマトジュースの効果が分かったところで、「結局、生のトマトとトマトジュースのどっちが効果的なの?」と疑問に思う人もいるでしょう。

ここで生食用トマトと加工用トマトを比較してみましょう。

【品種・栽培・収穫の違い】

生食用トマト 加工用トマト
品種 ピンク系トマト 赤系トマト
栽培方法 露地やビニールハウスに支柱を並べて栽培する。 露地の畑で栽培する。茎は地を這うように横に伸びる。
収穫 1年中収穫できるが流通の都合上、完熟前に収穫する。 トマトの旬である8~9月に完熟したものだけ収穫する。

生食用トマトと加工用トマトでは、品種や栽培方法に大きな違いがあることが分かりますね。

ヨーロッパには「トマトが赤くなると医者が青くなる」という言葉があるほどトマトは栄養価が高い食材として知られています。

しかし、トマトの栄養分がピークを迎えるのは完熟して真っ赤になったトマトだけなのです。

生食用トマトは店頭に並ぶときに最も良い状態にする必要があり、完熟を待たずにトマトを収穫しなければなりません。一方、加工用トマトは畑で太陽の光をいっぱい浴びて完熟してから収穫されるので栄養価は最高の状態で収穫されます。

つまり、以下のように生食用トマトよりも加工用トマトの方が栄養価は高いのです。

  • リコピン:約3倍以上
  • βカロテン:約2倍
  • ビタミンC:約2倍
  • 食物繊維:約1.5倍

トマトの栄養成分を効率的に摂取するには、生のトマトだけを食べるのではなく、トマトジュースなどの加工品を上手に取り入れるのが良さそうですね。

トマトジュースダイエットのやり方と効果を高めるポイント

トマトジュースの効果を高めるための方法や注意点についてまとめました。

トマトジュースを飲む量は1日1本でOK

いくらトマトやトマトジュースが体に良くても摂取量は多ければ良いわけではありません。

一般的に健康や美容のための1日のリコピン摂取量の目安は「約15mg」と言われています。

生のトマトでその量を摂ろうとすると大体2~3個ほど食べなければなりませんが、トマトジュースなら100mlで10mgのリコピンが含まれています。

つまり、1日200mlのトマトジュースを1本飲めば十分ということです。

夜に摂取するとダイエット効果が高まる

トマトジュースをいつ飲むかということによっても効果に違いが出てきます。

ダイエット効果を高めたいなら

  • 夕食前
  • 夜寝る前

など夜に飲むのが効果的です。

夕食前
先述の通り、トマトジュースには水溶性食物繊維が含まれています。夕食前にトマトジュースを飲むと満腹感を感じやすくなるので食べ過ぎが防げます。
眠る前
エネルギー代謝を引き上げる、脂肪を分解する、肌の生まれ変わりを促す…など健康や美容に大きく関わる成長ホルモンは眠りについて約3時間後に分泌のピークを迎えると言われています。夜、眠る前にトマトジュースを飲んでおけば成長ホルモンのダイエット効果を高めることができます。
ただし、体内での消化吸収や代謝には1日の中でもリズムがあることがわかっており、リコピンが最も体に吸収されるのは朝という研究結果もあります。

目的や生活のペースに応じて飲むタイミングを選んでも良いでしょう。

トマトジュースは温めるか常温で飲む

キュウリやナス、トマトなど夏に旬を迎える野菜は体を冷やす性質があると言われています。

冷たいトマトジュースを飲みたくなるかもしれませんが、冷えやすい時期や冷え性の人などは冷たいトマトジュースはあまりおすすめできません

また、温めるとトマトの細胞膜が壊れてリコピンが体に吸収しやすくなるというメリットもあります。

トマトジュースを飲む時はレンジで温めるか、常温で摂取するようにしましょう。

オリーブオイルのちょい足しでリコピン吸収率がアップ!

トマトジュースが体に良い影響を与えてくれることは説明した通りですが、なんとあるものをプラスするとリコピンの吸収率がぐんとアップすることがわかっています。

そのあるものとはズバリ、オリーブオイル

トマトジュース200mlとオリーブオイル20gを同時摂取することでなんとリコピンの吸収率が約4倍にも高まったという研究結果が発表されています。

トマトジュースに限らず、生トマトや他のトマト加工品を食べる際にもオリーブオイルを加えるとやはり同じようにリコピン吸収率は高まります

トマト料理を使う時はちょっと意識してみると良いかもしれませんね。

ただし、オリーブオイルも油には違いありません。カロリーは大さじ1杯で大体120~120kcalあるとされ、1日の摂取量の目安は大さじ1~2杯程度と言われています。

1日にどれだけトマトジュースを飲むかにもよりますが、毎回オリーブオイルを加えているとカロリーを摂りすぎる場合があります

体に良いからと言って摂り過ぎずに、適切な量で美味しく飲むように調整しましょう。

トマトジュース、トマトの選び方

トマトジュースやトマトを選ぶときはこのようなことに気をつけてみてください。

無塩のトマトジュースを選ぶ
市販のトマトジュースには塩分が含まれているものもあれば無塩のものもあります。塩分が含まれていると飲みやすいのすが、塩分の摂りすぎはむくみの原因になります。日頃からむくみやすい人や気になる人などは無塩のトマトジュースを選びましょう。
トマトから作る時は真っ赤なトマトを使う
自宅でトマトジュースを作る場合は、トマトの選び方にも気をつけましょう。赤ければ赤いほどリコピンの含有量が多いので、生のトマトを買うときはできるだけ”真っ赤に完熟しているトマト”を選んでくださいね。

トマトジュースダイエットの効果は緩やか

トマトジュースの栄養価が高い分、効果に即効性を期待してしまうかもしれませんが、結論から言うとトマトジュースダイエットの効果はすぐには出にくいようです。

実際にトマトジュースダイエットをした人の口コミをみると、2~3ヶ月で効果を感じた人もいれば、逆にあまり変化が感じられなかった人もいて様々です。数日、数週間で体重が何キロも落ちたり、見た目に分かるほど痩せるといったことはないようです。

3ヶ月~6ヶ月、効果が実感できるまでは時間がかかるということを理解したうえで取り入れましょう。

「早く痩せたい」「今すぐ体重を落としたい」という人は、トマトジュースだけに頼らず

  • 運動を取り入れる
  • 食事内容にも注意する

など他の方法と組み合わせましょう。

トマトジュースの栄養素は優れていますが、食事や運動など生活習慣も含めて健康的なダイエットを心がけましょう。

トマトジュースで美味しく手軽にダイエット生活を始めよう

トマトジュースが好きな人にとってトマトジュースダイエットはこれ以上ない嬉しいダイエット方法ですよね。

普段、あまりトマトジュースを飲まないという人も試しにトライしてみてはいかがでしょうか?

市販のトマトジュースは種類が豊富で、食塩・砂糖が不使用のものや無添加のもの、国産のトマトにこだわったものなどがあります。

  • 酸味があるもの
  • 甘みが強いもの

など味にも違いがあります。好みに合うものを探すのも楽しいですね。

トマトジュースはダイエットだけでなく健康+美容のダブルで良い作用をもたらしてくれます

緩やかに現れる効果を楽しむつもりで生活に取り入れてみてくださいね。

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トマトジュースダイエットの効果とやり方。トマトの力で脂肪を燃やす!|【女性の美学】
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ライター:宮瀬 美嘉

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