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浴衣姿を洗練させる、着付け&仕草&メイクの7つのポイント

Date:2013.10.16

浴衣の季節ですね。折角着るなら、水際立って美しい浴衣姿になりたくありませんか?舞台女優には時代劇の際に気をつけているちょっとしたポイントがあります。見た人を虜にする一段上の演出で、気になるあの人や彼をハッとさせちゃいましょうか。

襟抜きのコツはなで肩を作ること

和服姿の一番の特徴は、襟足を見せることにあります。顔と手足の先以外はすべて隠しているのに、うなじだけを露出しているというのは、なんとも色っぽい美意識ですよね。襟をキレイに抜くことが、美しい姿を作るポイントです。

抜き具合の目安は、首の一番上のグリグリからこぶし1つ分のところですが、首の短めの人、太めの人は、もうほんの少し抜いた方がきれいに見えます。あまり抜きすぎると玄人さんぽくなるので、姿見や鏡を見ながらご自分の首がもっとも長く見えるポイントを探しましょう。

正面から見たときに襟から肩先までが、スーっと斜線を引いたようになで肩になっていれば、体に合ったいい位置で抜けています。

やはり胴回りの補正は大事です

バストトップとアンダーの差、ウエストのくびれは、和服のときには美しさを損なう元になります。ボンキュッボンの体型のままに着付けると、ロングドレスを着ているように見えてしまいますよね。

バスタオルなどを巻きつけて、ずん胴になるように補正しましょう。下腹が出てきたなという方は、胸下にタオルを仕込むだけでも大丈夫です。

バストトップとアンダーの差はなるべく無くしておくと、襟合わせもきれいに決まりますし、着崩れもしません。ということは当然、和装のときはノーブラです。

私は、補正には紐は使わず、薬局で売っているガーゼを巻きつけています。10メートルぐらいあるので、欲しい長さで自由に切れますし、胸下からおへその下まで、タオルの上から、いわゆるサラシを巻くような感じで使うと、薄さのおかげで調整ができてキレイな補正になります。

巻き終わりは撫で付けておけばくっついているので、ストレスの元になる紐を増やさずに済みます。

帯の高さで品格が決まります

若い娘は胸高 (むなだか)、年増は下目、というのが時代劇の際にキャラを出す帯の高さの決めどころです。

胸高というのは、バストのふくらみにちょっとかかるぐらい上目に締めるということです。襟合わせを鎖骨のくぼみの上でピシッと決めて、高めに締めた帯とのバランスを取ると、初々しくてきれいなものです。

逆に、大人の女性は気持ち下目に締めて、襟合わせを少しだけ深目にすると仇っぽい色気が出ます。これも限度はあって、鎖骨のくぼみの下、3センチぐらいまでが目安です。それ以上深いと極妻っぽくなっちゃいます。

帯は和装の要なので、ほんの少し位置が変わるだけでも印象がずいぶん左右されます。

和服に大股は禁物です

足の運びは、筒状の浴衣の裾が作る直径の範囲の中だけで動かしましょう。和服でのせかせかした歩き方は、洋服を着ているときよりも落ち着きのないイメージを与えてしまいます。

特に裾がバタバタ翻るほどになっていたら、周囲には自分が思う以上に乱れて見えていると思った方がいいですね。

露出が少ない分、浴衣の足元はとても目立ちます。裾の円周に沿わせるような足運びをすると、自然に内股になると思います。内向いた素肌のつま先からは、女性らしさが匂い立つようです。

そこは充分に意識して、優雅に歩きましょう。浴衣の時は彼にもゆっくり歩いてもらうといいですね。

歩くときには上前を押さえて

上前 (うわまえ=前身ごろのこと) を右指で軽く抑えながら歩くと、手の置き所も美しく決まり、進むたびに裾が余計にはだけるのを防げます。

昔の女性は下着を着けていなかったので、歩いているときに風にでも吹かれて裾がめくれ上がったら大変なことになってしまいます。そうならないために上前を押さえるのですが、これをすると必然的に膝が開かなくなります。

内股に緊張感を持って歩くと、自然と女っぽさが滲み出るのです。実はこれは、タイトスカートの時などにも言える意識なんですけどね。

座るときは日舞のような優雅さで

和服でキレイに座るのはけっこう難しいですよね。床への直座りでも椅子の場合でも、基本はお尻を突き出さないように気をつけることです。前屈みになるときには、背筋を伸ばすことを意識しましょう。

屈んだときにお尻の下に両手を軽く当て、浴衣がお尻のラインに沿うように下にスッと捌きます。そのあとすぐ、左手で上前の端、右膝の上のあたりを少し押さえ、これも下にスッと捌きながら腰を落とすと、優雅な動きになります。

上前を捌くのは、着物が開いて汚く見えることを防ぐためです。これは、一連といった感じの早い動きです。座り切るまでに、ス、スッと流れるように流麗な動作を作るようにします。

和の装いならではのメイクを楽しみましょう

舞妓さんや芸者さんの目元は色っぽいですよね。あれは目尻に紅が入っているからです。折角の和の装いですから、これを真似しちゃいましょう。

私は、普段浴衣を着るときも、目尻のアイラインの下に、筆で口紅を細くスーっと引くことをしています。目が動くたびに、ヒラリヒラリと鮮やかな色が垣間見えてキレイですヨ。

同じ紅を指にとって、下まぶたの目尻よりに、ごくほんのりとぼかすと、これはかなり色っぽい目元になります。

洋服では浮く化粧も、和服では見栄えがするから不思議です。同じように、耳たぶもうっすら染めると、アップにした首のラインが色白に見えます。紅入れはさりげなくが基本。口紅と同じ色を使います。

***

浴衣は、芝居がかった仕草がちょうどいいぐらいのパワーのある装いです。この機会に自信を持って、普段は見せないたおやかな女っぽさを、ぜひアピールしてみてください。イメージチェンジにはベストの季節を、はんなりと美しく、満喫しちゃいましョ。

~舞台女優が教える美のレッスン

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