• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

日本古来のお香が持つ様々な効果とは?香りを楽しむだけじゃない!

Date:2017.06.20

この記事のタイトルとURLをコピーする
日本古来のお香が持つ様々な効果とは?香りを楽しむだけじゃない!|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/aromaokou63547/

アロマオイルの香りも素敵ですが、日本古来のお香も素敵です。お香というと、奥深い香りで心が落ち着きますね。

気持ちに余裕がないときほど、お香でリラックスして心を落ち着けて欲しいと思います。

お香にはどのような効果があるのかということはあまり知られていないかもしれないですね。

火を使って香りを漂わせるお香には、お香独特の効果があるんですよ。


様々な穢れを落とすお香の浄化効果

お香の煙には浄化効果があるとされています。ですから香りを楽しむだけでなく「この部屋を清めたい」と思った時に焚くなどして浄化アイテムとしての使い方もあるのです。

ただ、浄化というと何やらスピリチュアルなものだと思って敬遠する方もいるかもしれませんが、神社やお寺に行くのと同じようなものです。

これまで1度も寺社仏閣に行ったことがない、という日本人はおそらくいないのではないでしょうか。

神社やお寺にお参りするのは日常の穢れを落として浄化してもらう、という意味がありますし、厄年には厄払いをしてもらったという人も多いと思います。

また、日本人はお酒や塩でも空間の浄化をしますが、お香は香りや火、煙の力で浄化が出来ると考えられているのです。

お香の火で空間を浄化する

お香は基本的に火を使うので、悪いエネルギーを燃やすことで部屋の中を浄化するという効果があります。

の4つの宇宙の元素の中で、唯一物の姿を変化させられるのは火だけですから、古代から火には強力な浄化作用があると考えられてきました。

お香も、元々は香料を固めたものではなく、香料を直に火にくべて使われていましたし、香りと火はセットで浄化作用を発揮していたんです。

火は見ているだけでも心の浄化につながりますし、悪いものを取り去るためにもお香の浄化力を使いたいですね。

特に嫌なことがあった日は、そんな気分を一掃するためにもお香で浄化してみてください。

梅雨のじめじめした空気も浄化

湿度が高い時期は陰気がたまりやすい時期でもあります。お香を焚くことで部屋の湿気を吸い取り、快適な空気を作り出します。

日本は特に高温多湿の気候ですから、それを払いのけるためにも昔からお香が重宝されてきたのかもしれませんね。

煙はネガティブなエネルギーに集まる

お香を焚いていると煙が出ますが、この煙自体ににも浄化作用があります。ですから、お香を焚いている時に煙が進んでいく方向を見てみてください。

お香の煙は邪気や悪いエネルギーに向かって集まるといわれています。そこに向かっていくことで、せっせと悪いものを浄化してくれるんですね。

お香の煙がいつまでも自分に向かってきたら少し怖いですけれど。

運気の悪い家は火が消える!?

そんな恐ろしいことを言われると火をつけるのが怖くなりそうですが、運気の悪い家は湿気がたまっているので、お香を焚こうとすると火が消えてしまうことがあるそうです。

もし火がなかなかつかない、ついてもすぐ消えてしまう場合は、しっかりつくようになるまで浄化しましょう!

どんなお香でも浄化は出来る

高価なお香でなければ浄化が出来ないとか、浄化のパワーが弱い、ということはありません。お香は宗教との結びつきが強く、神様や仏様に捧げるものです。

神様や仏様の声を聴くために、身を清めて心を落ち着けるためのものですから、この香りでないと効果がない、ということはないので、好きな香りを使って大丈夫です。

お香がもたらす心への効果

お香は空気を浄化するだけでなく、気持ちを落ち着けるなど心に対しても効果があります。

気持ちを落ち着けて瞑想したい時

西洋のアロマテラピーもリラックス効果の高いものですが、和のお香にも十分心を癒し、リラックスさせる効果があるのです。

お香の奥深い香りは、単にリラックスするというよりも、心を落ち着けて瞑想したいときなどにおすすめです。

奥ゆかしく上品な香りは心の奥深くに届き、静かな時間をもたらしてくれます。

気持ちをリフレッシュ&リセットしたい時

例えば勉強していて疲れてしまった時、頭が煮詰まって仕事がうまく進まないな、という時に気持ちを切り替えて頭をリセットするのにもお香は役立ちます。

部屋のエネルギーをアップするので、思考を切り替えるのにもいいでしょう。

ストレスを和らげて心の疲れを取る

香りは脳に直接届きます。脳の奥深く、大脳辺縁系というところに届き、気持ちをリラックスさせる働きがあります。

心というものは目に見えませんが、心=脳です。ストレスも楽しいこともすべて脳で感じていること。だから脳を癒してあげればストレスも和らげることが出来ます。

お香を焚くことで香りが脳の奥深くに届いてストレスを和らげることが出来るんです。

どんな香り?初めての方におすすめのお香

お香にはそれぞれ香りによって様々な効果があります。初めてでも使いやすいお香をご紹介します。

女性に人気のサンダルウッド(白檀)

古代から宗教儀式などにも使われてきた香りで、女性にも人気が高い香りです。サンダルウッドの香りには喉の痛みを和らげたり、呼吸器系の不調を改善するという働きもあります。

サンダルウッドの木は成熟するまでになんと60年もかかります。インドのマイソール地方のものが最高品質と言われているのですが、採れる量が少なくなっているせいか、最近ではオーストラリア産のものも出回るようになってきました。

リラックス効果が高く、瞑想タイムにおすすめの香りです。心を落ち着けて精神のバランスを保ちたい、という時に使ってみてください。

聖書にも登場・フランキンセンス(乳香)

こちらも古代から使われてきた香りで、聖書にも登場するほど古いものです。樹脂から採れる香りで、心を深く落ち着け、和ませてくれます。

女性には特に人気のある香りですね。呼吸器系の不調にも良い効果があるので、風邪気味のときなどにも使ってみてはいかがでしょうか。

奥深い香りの沈香(じんこう)

木には樹液が固まった樹脂というものがありますが、長い時間をかけてこの樹脂が化学変化を起こして独特な香りをはなつようになったものを沈香といいます。

どのような変化を起こしてこのような香りが出来るのか、というメカニズムがまだすべて解明されていないので、人工的にこの香りを作るのは極めて難しいとされています。

樹脂の割合が多いため、普通の木よりも比重が重くて水に沈むことからこの名がつきました。

沈香の元となる木が成長するまでに20年、そして沈香が出来るまでは50年もかかるといわれています。

最高級のお香・伽羅(きゃら)

50年もかかって出来る沈香の中で最も質の良いものを伽羅といいます。最高品質のものは、100~150年かけて出来ているものもあります。

これぞお香、という深みのある香りです。ベトナムを中心とした東南アジアで採れる香木で、香りの熟成には非常に長い年月がかかるのでとても貴重なお香です。

伽羅はワシントン条約の第2種に指定されていることもあり、許可がないと輸出入が出来ないほど手に入りにくいものです。

浄化パワーNo1・ホワイトセージ

パワーストーンの浄化などにもよく使われる、お香の中でもポピュラーなものです。

ハーブティーなどに使われるセージとはまた別のもので、セージの中でも特に神聖な種類であるとされています。

手で摘み取り、たっぷりと日光を当てて乾燥させたものです。ネイティブアメリカンの集会や儀式で使われてきたもので、パワーストーンの浄化以外にもお部屋の空気の浄化や心身のヒーリングにも使えます。

その他花やハーブの香り

お線香っぽい香りじゃなくて、もっと華やかな香りがいい!という方は、

  • ローズ
  • イランイラン
  • ラベンダー

など、花やハーブの香りのお香もあります。これらの香りはアロマオイルと同じような感覚で使えるので、ちょっとした気分転換にも向いています。

あらゆる邪気を払うお香の風水効果

お香には空気を浄化する働きがありますから、家の中のあらゆる邪気を払ってくれます。それぞれの場所で使うとどのような効果があるのかをご紹介します。

お香を玄関で使う

玄関はすべての気の通り道なので、風水でも最も大切な場所とされています。まずはキレイに掃除をすること。散らかった玄関にいい運はやってきません。

掃除をしてからお香を焚いて空気を浄化し、その場を清めれば悪い気を取り除いてくれるでしょう。

柔らかいお香の香りでお出迎えすれば、お客様へのおもてなしにもなりますね。

洗面所は美容運がアップする

洗面所は水も使いますし、鏡もあるところですね。鏡は邪気をはねとばし、良い運気を呼び込むアイテムですから、しっかり磨いてキレイにしてください。

その上で、お香を焚きましょう。洗面所をキレイにすると美容運がアップするといわれています。掃除をしてからお香を焚けば、美に磨きがかかるかも!?

邪気のたまりやすいトイレ

トイレは邪気が多い場所ですから、掃除をした後にお香を焚いておくと空気の浄化ができます。

トイレにはお金の神様がいるといわれていますよね。ですからここでお香を焚くことは金運アップに持つ上がります。

とはいえ、ずっと見ているわけにもいかないので、火を使わないタイプの粉末のお香などを置いておくといいでしょう。

もしくは、とても狭い空間なので、コーンタイプなどを置いておくだけでお十分香りは楽しめます。

リビングに集まった邪気を払う

リビングは人が集まる場所。その分、邪気も多くなります。特に来客が多いお宅では知らず知らずのうちに邪気がたまってしまっていることも。

リビングはリラックスしてくつろぐ場所ですから、常に落ち着ける環境を保てるように、お香を焚いていい運気を呼び込んでください。

集中力アップに!勉強部屋・仕事部屋

空気が淀んでいる部屋では、いい考えなんて浮かんできません。頭をスッキリさせて仕事や勉強の能率を上げるためにも、まずはお香で空気を浄化しましょう。

集中力を高めて眠気防止にも役立ちます。

寝室で焚いてエネルギーアップ

寝室は心身を休めて明日へのエネルギーを補給する場所です。淀んだ空気のままでは良い眠りにつくことができません。

お香の香りには安眠効果もあるので、疲れている時ほど効果を実感できるでしょう。

寝る前に自分が好きな香りを焚いて、1日の疲れを取ってから眠りにつきましょう。伝統的なお香でももちろん良いですし、花の香りなどリラックスできるものもおすすめです。

火をつけたまま寝てしまうと危ないので、しっかり火を消してから寝る、これだけ気をつけてください。

▼お香の使い方についてはコチラを参考にしてください!

和の香りで自分だけの癒し空間を

お香には煙の揺らぎを眺めたり、ゆっくりと燃えていくお香の姿を見たり、西洋のアロマテラピーとはまたひと味違った癒し効果があります。

空気を浄化し、心身ともにスッキリさせてくれますから、何か気の巡りが悪いなと感じたら是非やってみてもらいたいと思います。

その巡りの悪さを感じる感覚も、お香を使うことで研ぎ澄まされていくでしょう。

お香を焚くということは自分の心や身体と対話することです。時には日々の喧噪を忘れ、自分だけの癒し空間を作って心をリセットしませんか。

この記事のタイトルとURLをコピーする
日本古来のお香が持つ様々な効果とは?香りを楽しむだけじゃない!|【女性の美学】
https://josei-bigaku.jp/aromaokou63547/
ライター:奈南有花

この記事をシェアする

関連記事

コメント