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アロマオイル | 女性の美学
https://josei-bigaku.jp/beauty/aroma-oil/

アロマオイルを使いこなす!効果を知って肌も心も健康になろう

アロマ

1日の疲れを簡単リセット 人気アロマオイルの使い方

最近「はぁ~、疲れた…」が口癖になっていませんか?

特に何があるわけじゃないのに毎日仕事や家事や育児にと時間に追われ、忙しい日々を過ごしているなら、ぜひアロマオイルでリフレッシュしてみませんか?

『アロマオイル』って聞いたことはあるけど実際使い方が良く分からないとか、色々準備が大変そうとか思っている方にアロマオイルの基本を簡単に紹介します。

お気に入りに1滴で、あなたの1日をグッと充実させましょう。

そもそもアロマオイルって何?

アロマオイルと一言にいってもその種類は数百もあります。

色々なタイプの商品がアロマオイルと呼ばれている場合もありますが、ここではアロマテラピーに使用できるエッセンシャルオイル(精油)のことをアロマオイルとします。

では、そのアロマオイルとはどのようなものでしょうか?

簡単に言うと、100%植物由来の香料です。植物には花、葉っぱはもちろん茎や皮や根に至るまでありとあらゆるところに香り成分が凝縮されていて、それを抽出したものがアロマオイルとなります。

アロマオイルの種類とその効能

100%植物由来、何か良さげだなと思って買ってみようと思っても数百もあると果たしてどれが自分に合うのか探すのがちょっと大変そうですよね。

そこで、どんなアロマオイルがあるのか代表的なものをピックアップしてご紹介します。

ローズマリー 

・スーッとする強いハーブ系 

気分をすっきりさせてくれるので勉強など何かに集中したいときにおすすめ。眠気覚ましにも。

ユーカリ

・刺激の強い樹木系

抗炎症作用、殺菌効果があり鼻づまりやのどの炎症を抑える。頭をすっきりさせてくれるので車の運転におすすめ。

ゼラニウム

・バラのようなフローラル系

ホルモン分泌量を調整するので生理不順や更年期障害に効果あり。利尿効果で老廃物を出しデトックス効果も。落ち込みそうな気持ちを前向きに。

ヒノキ

・懐かしさを感じる樹木系

森林浴効果で心を落ち着かせてくれリラックス効果抜群。血行促進効果で冷えやむくみ解消にも。

ラベンダー

・ふんわり甘いフローラル系

自律神経のバランス整える作用あり。安眠を促す。痛みを和らげる鎮痛作用もあり、頭痛や生理痛のときにおすすめ。

ローズウッド

・バラっぽくスパイシーな樹木系

活性と鎮静2つの効果がありリフレッシュ&リラックスしたいときにおすすめ。免疫力を高める効果あり。風邪予防。

ローズマリー

・フレッシュな刺激のあるハーブ系。

頭がすっきりし集中力や記憶力向上し、気持ちを立て直してくれる効果があるため仕事場におすすめ。

ローズマリーカンファー

・ちょっとツンとするハーブ系。

ローズマリーの成分中カンファーが多く含まれるものがローズマリーカンファー。交換神経を刺激するので、やる気が出る。

とっても簡単!初心者でも出来るアロマオイルの使い方

ほんの一握り挙げてみましたが、「あっ、これ良いかも」って思ったアロマオイルはありましたか?

お気に入りを見つけたら、次はどのように使えば良いのか?ですよね。アロマ初心者におすすめの簡単な使用方法をご紹介します。

まずは一番簡単に始められるのが芳香浴です。

芳香浴とはオイルの香りを空気中に拡散させそれを吸い込むことです。

アロマを嗅ぐには何かしらのグッズが必要と思っている人も多いかもしれませんが、特別な何かがなくても簡単に始められます。

ティッシュに含ませる

誰の家にも必ずあるティッシュに1~2滴落とす。ただそれだけです。

家にいる時は机の上に置いておくと良いですね。枕元に忍ばせておいてお気に入りの香りに包まれて眠りにつくなんて、すごくリラックスできそうですね。

外出する時はカバンや化粧ポーチの中に入れておくと、ふとした瞬間に自分のお気に入りの香りが漂ってきて気分が良くなります。

温めたりしていないので香りの広がりを感じられにくいときは、ティッシュを直接嗅いでみるのもおすすめです。

深呼吸とともに思いっきり好きな香りを吸い込むと心身ともにリラックスできること間違いなしです。ティッシュだと匂いが消えてしまった後はすぐに捨ててしまえるところも良いですよね。

ハンカチやタオルでもOKですが、その場合使うアロマオイルによってはシミになってしまう場合があるので、注意しましょう。

お湯を入れたマグカップの中に数滴落とす

こちらも特別に用意しなくても家にあるもので大丈夫です。

お湯を入れて、1~2滴のアロマオイルを落とす。ただそれだけです。

自分のお気に入りの香りがついた蒸気を思いっきり吸うときっと一瞬にして幸せな気持ちになれそうですよね。

お湯の温度は沸騰したものよりは低めの75度前後がおすすめです。

お湯が冷めてきたら香りが広がらなくなってきますので、その都度お湯を足していきましょう。

使用後は洗えば問題ないのですが、洗っても匂いが取れないもしくは取れにくいものもありますので、できればもう使わなくなってしまったマグカップをアロマ専用として使用することをおすすめします。

扇子やうちわにもアロマオイルを

暑い季節には、扇子やうちわに1~2滴、お気に入りのオイルを垂らして見ましょう。あおぐ度に自分の好きな香りが漂ってくると、それだけで暑さも半減するような気がします。

ただ、好きな香りと言ってもいつも同じとは限りません。

その時の体調や気分によって心地よいと感じる匂いが違ってくるので、例えば100円ショップで何本か扇子を用意して匂い別に使ってみたりするといいかもしれませんね。

知っておきたい注意点

使い方によっては癒し効果抜群のアロマオイルですが、使用時の注意点ももちろんあります。

なんといっても一番気を付けたいのが、原液をそのまま使用しないということです。

特にお肌に直接つけるのは絶対NG。

アロマオイルの原液は濃度が高くそのまま使用すると身体に害を及ぼす場合がありますので注意が必要です。

妊娠中に使用しても大丈夫?

普段の生活でもストレスを感じることが多い毎日ですが、それが妊娠中となるといつもにも増してリラックスしたいと思う人も多いのではないでしょうか?

アロマで癒されたいとは思っても、アロマって妊娠中でも使用して大丈夫かどうか心配ですよね。実際のところ、専門家でも意見が分かれていて絶対ダメとも大丈夫とも言えません。

しかし、使わない方が良いといわれているものはやはり使わない方がいいかもしれません。

先ほど紹介した代表的なアロマの中で妊娠中に使用してはいけないとされているのは、

  • ローズマリー
  • ユーカリ
  • ゼラニウム
  • ヒノキ
  • ラベンダー
  • ローズマリーカンファーです。

つまり、ローズウッド以外は使用しない方が良いとされています。

妊娠中はダメと言われているのは基本的にアロマバスなど肌から直接吸収する場合をさすことが多く、芳香浴なら特に問題ないとされている場合もあります。

しかし、妊娠中は大変デリケートな時期ですので、自分の体調と相談しつつ、専門家などの意見をその都度取り入れるのが良いのではないでしょうか。

赤ちゃんや子供に使用しても大丈夫?

これも妊娠中の使用と同じように、OKという意見とNGという意見があります。

赤ちゃんは嗅覚が鋭くそれによって母親を認識するといわれていて、アロマの匂いは母親を認識するときの邪魔になってしまい赤ちゃんの不安をあおることになってしまいます。

それにアロマオイルは成分がぎゅっと凝縮されているため、赤ちゃんにとっては刺激が強すぎるようです。

少なくとも6か月になるまでは使用は控えた方が良いでしょう。6か月以降はラベンダーやカモミールなどは使用しても良いとされています。

使用方法は妊娠中と同じように芳香浴のみOKです。赤ちゃんの成長に合わせ大きくなってくれば徐々にいろんなアロマが使えるようになりますが、子供の間は使用量を大人の半分にするなどの配慮が必要です。

加湿器に入れちゃっても大丈夫?

アロマオイルを買って家に加湿器があるとつい1滴入れてみようかなって気になっちゃいますよね。

でも、ダメなんです。通常の加湿器の水にアロマをたらしても、効果はありません。

ないどころか、フィルターの目詰まりを起こしたり、カビが発生したりと故障の原因になりますので加湿器でアロマを楽しみたい場合はアロマ専用加湿器の使用をおすすめします。

どうしても家にある普通の加湿器を使いたい場合は加湿器の形状にもよりますが、蒸気が出る口の近くにアロマを数滴たらした小皿を置くことをおすすめします。

蒸気がアロマをかすめると、部屋全体にアロマが広がります。

もしくは、水溶性のアロマがおすすめです。水溶性とはいえ溶けきらない場合もある為こまめな掃除など、清潔に使用することを心がけましょう。

水溶性のアロマを使用する場合、逆にアロマ専用の加湿器では使用できない場合があります。アロマ専用加湿器ではエッセンシャルオイル(精油)=100%天然のものを使用するよう説明書に書かれている場合がほとんどです。

水溶性のアロマオイルは溶けやすいよう天然ではない成分が配合されていますので、その場合はアロマ用加湿器では使用できません。

一番安心安全に加湿器でアロマを楽しむには加湿器を買ったお店でセットでアロマオイルを購入するのがベストです。

そうでない場合も、必ず説明書に沿った使用で心地よい空間を楽しんでくださいね。

癒し効果だけじゃない!アロマオイル使用による効能

アロマオイルは正しく使うと気分のリフレッシュやリラックス効果だけではなく様々な効能があります。

体調が悪いけど眠くなっても困るし薬は飲みたくない時や、薬を頼らずに体調を改善したい時などに無理をしない範囲でアロマを取り入れてみてはいかがでしょうか?

ストレス社会では乱れがち!自律神経を整える

自律神経はちょっとしたストレスや不規則な生活、偏った食生活などですぐ乱れてしまいます。自律神経が乱れると不眠、めまい、肩こり、頭痛、耳鳴りなど様々な症状が出てきてしまいます。

自律神経には交感神経(動)と副交感神経(静)がありこの2つがバランスよく働くことで調子の良し悪しに影響するのです。

ストレス社会と言われている現代では、交感神経の働きが活発になりがちで、バランスが偏ってしまい、調子が悪くなってしまいます。

そこで、アロマの出番という訳です。アロマを使って副交感神経の働きを活発にしバランスを整えることで様々な症状が緩和されていきます。

  • ラベンダー
  • オレンジ
  • ヒノキ
  • イランイランなど。

上記がリラックス効果のあるアロマオイルです。これらを使用して、過敏になってしまった自律神経を整えましょう。

すっきりさせたい花粉症

春先になると鼻がむずむず、目がしょぼしょぼと花粉症に悩まされる人も多いと思いますが、なんとアロマにはそんな症状を緩和する効果もあるんです。

「そもそも鼻が詰まっていると匂いなんて分からないのに効果があるの?」と思いますが、問題ありません、大丈夫です。

匂いが効くのではなくそのアロマの持っている成分が体に吸収されることにより、効果を発揮するのです。

  • ラベンダー
  • ユーカリ
  • ティーツリー
  • ペパーミント

など、スーっするタイプのものがお勧めです。

長さより質にこだわりたい睡眠

体調不良の原因を考えた時、そう言えば、夜あまり眠れてないかもなんて時ありますよね。

睡眠時間は足りているのに何かすっきり目覚められないとか、寝つきが悪いとか、疲れているのに眠れないなど、睡眠に関する悩みも人それぞれだと思います。

ここで良質の睡眠に効果を発揮するのが、アロマなんです。

  • ラベンダー
  • カモミールローマン
  • オレンジスイート
  • ネロリ

など、鎮静効果のあるものが眠りには効果的です。

頭痛のどんなタイプ痛みにも効果あり!

頭痛持ちの女性って多いですよね。頭痛と一言で言ってもいろいろなタイプがありますよね。大きく分けると偏頭痛緊張性頭痛でしょうか。

まず、頭痛全般に効くものとして、

  • ペパーミント
  • ローズマリー
  • カモミールローマン

などがあります。

偏頭痛の場合、頭が痛いのは血管の広がりが原因です。その場合は、血管の拡張を抑える作用のあるアロマがお勧めです。

  • ユーカリ
  • マジャラムなど。

一方、緊張性頭痛は血行不良が原因となりますので、収縮した血管を広げる作用のあるアロマが有効です。

  • ゼラニウム
  • ジュニパー
  • ラベンダーなど。

そのほか貧血や筋肉痛、冷え症、高血圧、喘息、更年期障害さらに最近では認知症にも効果があるとされています。

アロマオイルで人気の香りは?

ここまで何種類かのアロマオイルを紹介してきましたが、実際お店に行って匂いを嗅いでみることにしても何十種類も試しているとよくわからなくなってくるかもしれません。

そこで参考までに効能とは別に人気のアロマのご紹介です。

ラベンダー
一番人気は何と言ってもラベンダー。とにかく万人受けがよく受け入れやすい香りが人気。
オレンジスイート・グレープフルーツ
柑橘系は普段馴染みある香りなので、初心者にはうってつけ。
ローズマリー
お料理にも使われるハーブ。始めて買う人でも試しやすい。

ワンランク上の楽しみ方 ブレンド

使用に慣れてきたらアロマアイルをブレンドするのも楽しいです。

多くの香りの中から単品を選ぶだけでも大変なのに、ブレンドとなるとどれとどれを組み合わせたら良いのか迷ってしまいますよね。

そこで人気のブレンドをいくつか紹介します。

ブレンドの基本

洋服でも迷ったら無難に同系色でまとめることってあると思います。

アロマも同じで、まず基本は同系統です。

  • 柑橘系&柑橘系
  • ハーブ系&ハーブ系など。

その中でも一番簡単なのは、柑橘系ではないでしょうか。

オレンジやレモンなど日常生活で馴染みのある香りなので、ブレンド後の香りも想像しやすいですし失敗することも少ないです。

人気の組み合わせ
柑橘系 グレープフルーツ✕レモン
ハーブ系 ローズマリー✕ミント

同系統のブレンドに慣れてきたら、別系統でのブレンドにもチャレンジして自分だけのアロマブレンドを作ってみるのも良いですよね。

ブレンドの基本は同量ずつですが、種類だけではなく配分量を変えることで同じブレンドでも違った香りを楽しむことができます。

ちなみにここまで登場回数の一番多いラベンダーはどの系統のアロマとも相性が良いとされています。

どれを選ぶ?アロマグッズも色々あります

今回はティッシュやマグカップなど家にあるもので簡単に楽しめる方法を紹介してきましたが、もう少し本格的にアロマを楽しみたい人にはやはりアロマグッズがお奨めです。

アロマディフューザー

加湿器と混同しがちですが、加湿器は部屋の加湿を目的に、アロマディフューザーはアロマを霧状にして部屋に広げることが目的です。

パッと見似たように見えますが、その目的は全然違うんですね。

加湿効果はあまり望めませんが、アロマディフューザーはアロマの効果を得るには最適です。

アロマポット/アロマランプ

小皿の水にオイルを垂らして下からキャンドルで温めます。

寒い冬の夜にゆっくり揺れるキャンドルの炎を見ながらお気に入りの香りに包まれる…。あ~、想像するだけで癒されそうですよね。

癒し効果は抜群のアロマポットですが、火を使うことと、空焚きに気を付けなくてはいけなかったりと安全面で少し不安があるかと思います。

そんな人には電気式のアロマランプがお奨めです。

コード式やコンセント式など色々な商品がありますので、お部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選ぶところから楽しみたいですね。

アロマキャンドル

オイルとそれを焚く道具両方を揃えるのは面倒くさい。でも、アロマを楽しみたい!そんなあなたにはアロマキャンドルをお勧めします。

キャンドルに火を灯すだけで、お部屋が一気に癒しの空間に早変わりです。

一番大事なのは自分が好きな香りと思えること

匂いの感覚というのは人それぞれです。効能で選ぶというのも大切ですが、アロマオイル選びで一番大切なのは好きな匂いを選ぶ!ということです。

人間というのは不思議なものでその日の体調や気分によって好きな匂いも変わってきます。そんな場合に備えて何種類か自分のお気に入りの香りを揃えておくといいかもしれませんね。

難しいことは考えず自分の嗅覚の従ってお気に入りの香りを見つけて、「はぁ~、疲れた」と言う毎日に癒しの1滴を是非取り入れてみてはいかがでしょうか。

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