意外と臭ってる?!口臭対策をするなら食べ物と生活習慣を見なおそう
口臭について気にしている人はいませんか?女性は自身の匂いに対して敏感ですが、意外と自分の口臭には気付きにくく、そのまま放置している人も多いでしょう。
口臭の原因や対策方法はさまざまで、早めに直さないと自分のイメージも悪化し続けます。全身の匂いをケアしたいなら、口の中まで意識してくださいね。
口臭の原因は3つ!口の中が臭うなら気をつけること
口臭の原因も細かく挙げるとキリがありませんが、口の中が臭うという人は主に以下の3つが原因でしょう。
- 食べ物
- 歯磨き
- 内臓
どの原因であっても口の中は臭うのですが、直し方はそれぞれで全く異なるため、正しい改善方法を知る必要があります。
とくに内臓の場合は病気の可能性もあるため、内臓が原因の口臭をほかの方法で直そうとしたら、病気が侵攻する一方ですね。
もちろんほかの原因でも口の中が臭いままなので、思い当たる節をしっかりと意識しつつ、それぞれの改善方法を見ておきましょう。
悪いものだけでなく改善するものも?口臭と食べ物の関係
口臭の原因としても思い当たりやすい食べ物ですが、臭いを悪化させるものばかりではなく、実は口臭を改善する食べ物も存在します。
口臭の原因になる食べ物には栄養面にて優れたものも多く存在するため、それらを良く食べるなら口臭を防ぐ食べ物も併せて摂取するのが大事です。
臭うもの=体に悪いものというイメージが強いですが、発酵食品の多くは体に良い影響を与えつつも臭うため、完全に臭うものを断つ必要はありません。
そうした食生活のバランスを保つためにも、臭う食べ物と改善する食べ物を把握しておきましょう。
食べ物自体が臭う!?口臭につながりやすいものとは
口臭につながりやすい食べ物は『食べ物自体が独特の臭いを放っている』という場合も多く、そうしたものを避けることで予防もしやすいでしょう。
- ニンニク
- 発酵が進んだ漬け物
- 納豆
- チーズ
口臭につながる食べ物には『しばらく臭いが残るもの』と『比較的早く消えるもの』の2種類があり、厄介なのは前者のほうですね。
上の例でいえばニンニクや漬け物は肺から臭いが出てくるため、食べる量によっては数日間ほど残る場合もあります。逆にチーズや納豆は食べ物自体が臭うもののすぐに消えやすく、一時的な口臭ケア用品でもカバーできるでしょう。
ただ、先ほども触れましたが『臭うものには健康面で優れた食品も多い』ように、上記の食品はどれも健康維持に役立ちます。したがって、これから説明する『口臭が予防できる食品』と併用すれば、臭いを補いつつ健康も維持できますね。
無理なく口臭を予防できるおすすめの食べ物紹介!
口臭が予防できる食べ物には飲料も多く、臭う食べ物と一緒に摂取しやすいのがポイントです。
- ココア
- 緑茶
- 牛乳
- レモン
ココアと緑茶にはカテキンが含まれ、牛乳とレモンはアルカリ性食品であるのが口臭予防のポイントです。
カテキンといえば市販の消臭剤にも使われているように、元々臭いの原因に強いとされます。正確には抗酸化作用なのですが、健康にも良く口臭を改善できるとあれば、積極的に摂取しても問題ありません。
また、食品はアルカリ性と酸性がありますが、酸性食品(肉や砂糖など)は臭いの原因になるものが多く、アルカリ性(野菜や果物など)はその逆である場合が多いです。酸性の食品を多く摂取する際は、アルカリ性の食品を一緒に摂れば口臭の中和につながるでしょう。
こうした口臭予防ができる食べ物を活かし、バランスの良い食事を継続してください。
意外と知らない正しい歯磨き方法と口臭の関係
口内を綺麗にする歯磨きを怠れば、虫歯になるだけでなく口臭の原因にもなります。しかし「磨いた直後は良くても、すぐに口臭が発生する…」という場合、正しい歯磨き方法を実践していないのが原因です。
そもそも歯磨きといえば『歯ブラシ』と『歯磨き粉』さえあれば十分だと思うのが間違いで、口臭と虫歯を予防するならほかのアイテムも欠かせません。
こうしたオーラルケア用品は集めるとキリがありませんが、以下の2つは口臭予防の観点でも用意しておきたいです。
- 糸ようじ
- 洗口剤
どちらも普通の歯磨きしか知らないと使わないので、詳細を知るついでに使い方も覚えておきましょう。
歯の隙間を綺麗に!糸ようじで口臭を防ぐコツ
歯ブラシを使うだけでは、歯の隙間に残った歯垢も取れません。これが残り続けると歯石になるだけでなく、口臭を発する原因になります。
こうした歯ブラシでは取れない歯垢を取るのが糸ようじで、使い方はとても簡単です。
最近は歯の隙間を意識した細い毛先の歯ブラシもありますが、糸ようじほどの除去力はありません。
糸ようじは歯ブラシよりも消耗が激しいですが、値段もその分安くなっているため、お好みのメーカーの製品を購入しておきましょう。そして毎食後とはいかなくとも寝る前だけでもしておくと、気持ちの良い目覚めが迎えられますね。
なお、糸ようじを強く動かすと歯茎を傷つけるため、慣れるまでは慎重に動かしましょう。
人と会う前にもおすすめ!洗口剤は手軽に口臭を防ぐ
糸ようじを使えば歯垢もかなり取れますが、細かな雑菌はまだ残っており、それらも口臭につながります。
そしてこうした雑菌に効果的なのが『洗口剤』でして、その手軽さもあって利用価値が高いです。
歯ブラシや糸ようじに比べて携帯しやすく手間も少ないため、外出先でも口臭予防がしやすいのもポイントです。
たとえば「これから人と会うから、歯ブラシはなくとも手軽に口臭を防ぎたい…」という場合、洗口剤を使えば効果が期待できます。もちろん歯が磨けるならそのあとが好ましいですが、洗口剤だけでも口の中の臭いはかなり違うでしょう。
以上を踏まえた正しい歯磨き手順をまとめておくので、参考にしてください。
1.水で軽くうがい
2.歯ブラシに歯磨き粉を付けてブラッシング
3.うがいをして歯磨き粉をはき出す
4.糸ようじにて隙間の歯垢を落とす
5.水で軽くうがい
6.洗口剤でうがい
実は胃じゃない?口臭に関係する内臓について
昔から『口臭がきついときは胃が悪い』と言われていましたが、それは単なる俗説です。
もちろん胃が弱ったまま放置するのは良くありませんが、口臭が気になる際に胃ばかり気にしていても、臭いはなかなか改善できません。
実際に内臓が悪くて口臭の原因になっているとしたら、以下の部位が怪しいでしょう。
- 肝臓
- 腸
こうした部位が悪いと口臭だけでなくさまざまな悪影響があるので、早めに対策をしましょう。
まるでアンモニア!?肝臓が悪い際の口臭について
もしも肝臓が悪くて口臭が発生すると、アンモニアのような臭いになります。
肝臓の病気は強烈な口臭を出すだけでなく、日常生活に支障をきたすほどの状態になりかねないため、口臭が出る前に予防しなくてはいけません。
そんな肝臓が原因の口臭を防ぐなら、以下のようなことを実践しましょう。
- お酒はできるだけ飲まない
- 食べ過ぎは禁止
- ストレス解消はこまめに
- できれば毎日運動しよう
肝臓は暴飲暴食や運動不足から病気につながるため、自制できるかどうかが口臭予防につながるでしょう。
おならが口から!?腸が原因でも口臭が出るワケ
胃とも関係が深い腸が悪くて口臭が発生すれば、おならのような臭いが口から出てくるかもしれません。
おならが臭うと腸内環境が悪いとされますが、それを放置すると口臭にまで発展するため、早めの対策が望ましいです。
腸内環境の改善は近年注目されていますが、具体的な方法が分からない場合、以下のような対策をおすすめします。
- 肉などのたんぱく質を控える
- 善玉菌を増やす食べ物(ヨーグルトや納豆など)を食べる
- 食物繊維をしっかり摂る
昔に比べて腸内環境が悪化したのは『食事内容の欧米化(肉食化)』が原因と指摘されています。そこで日本古来の和食にシフトすれば腸内環境が良くなるので、併せて意識してみましょう。
香水では誤魔化せない!口臭のケアは別途行おう
たとえば体臭がちょっと心配な場合、「制汗スプレーや香水で誤魔化そう…」と考える女性は多いですし、体臭ならばそれでも良いでしょう。
しかし、その方法では口臭の誤魔化しはできません。
とくに女性が出かけるなら誰かとおしゃべりに興じることも多く、その際に口臭があれば台無しですね。
その人から香る匂いはイメージを左右するため、マイナスイメージを払拭するためにも口臭ケアは欠かさないでください。
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