ペディキュアで足元のおしゃれを楽しもう!綺麗な爪の育て方
手の爪はネイルサロンも多く、セルフネイルのグッズも充実しています。
ところでもう一か所、足の「爪」はどうしていますか?見えない部分も美しくあるのがイイ女の条件の一つ。
今回は、ペディキュアの簡単な塗り方から綺麗な爪の作り方までをお教えしちゃいます。
ペディキュアって足の爪の事だけじゃない?
正式にはペディキュアとは足のケア全体の事をさします。
ネイルをする事だけではなく、踵や足の裏などのお手入れも含めてペディキュアなんです。
ちなみに足の爪のネイルはフットネイルと言われています。今回はペディキュアの中でもフットネイルを中心に、塗り方やお手入れ方法を書いていきます
足と手の爪って違うの?
手の爪は10日で1mm程伸びますが足の爪の延びる速度は手の半分程。つまり足の爪は3週間でやっと1mm伸びる位なんです。
また、カットの仕方や靴の履き方などで巻き爪などのトラブルを起こすことが多いのも足の爪ですが、定期的にやすりをかけたり、オイルなどでケアをする事でベストな長さを維持しやすいのも足の爪です。
爪を整える時に左右の角を無くしたり、丸く形を作ると、巻き爪をはじめとした様々なトラブルのもとになる場合があります。
●綺麗のポイント●形はスクエアに整えるのが正解
整える時は、ストッキングなどを履く時に引っかからない程度のスクエアになる様に気を付けてください。
あまり短く切ってしまうと、爪が伸びる時に指の両側に食い込んでしまう事があります。指先が見えない程度の長さで、こまめに長さを整えてあげましょうね。
フットのネイルは下準備が大切!
最低限準備するもの10点はこちら
- トゥセパレーター
- オレンジスティック
- ネイルカラー
- 爪磨き(ネイルファイル)
- 甘皮用のはさみ
- ベースコート
- トップコート
- コットン
- リムーバー
- 保湿オイル
※トゥセパレーターはコットンをたたんで足の指の間に挟んでも代用できます。
※オレンジスティックは甘皮処理に使う他にも、コットンを巻いてはみ出したネイルカラーを拭うのにも使えます。
いよいよお手入れ開始です!
それでは、さっそくお手入れの仕方を見て行きましょう!
1. 爪の状態を丁寧にチェック
縦にスジが入っていたりささくれが出来ていたりしていませんか?
まずは一本ずつ爪と指の状態を見てください。スジが入っている場合は爪磨きで表面が平らになる様に磨いていきます。
この時あまり磨き過ぎると爪の厚さが無くなり、ひびが入る等の原因になります。
ある程度磨いても平らにならない時は途中でやめて、ベースコートを厚めに塗って平らな状態に近づけましょう。
ささくれが出来ている場合は指先で触ったりせずに、オイルなどで保湿し悪化しない様にしましょう。
●綺麗のポイント●爪磨きは自爪用の目が細かいものを選んで
2.甘皮の処理をする
オレンジスティックでそっと甘皮を優しく押上げハサミでカットします。
手の爪と違い足の甘皮はしっかりとついている場合がありますので、無理はせず出来る範囲で行ってください。
無理にカットをすると炎症を起こす場合などがあります。
フットバスやお風呂に入ってからお手入れをするのがおススメですが、その後すぐにネイルカラーを塗ると爪が膨張した状態なのでせっかくのネイルがはげにくくなります。
少し時間を置いて爪が落ち着いてからお手入れを再開してください。
●綺麗のポイント●甘皮ケアは出来る範囲で優しく行う事
3.表面の汚れを取る
爪磨きで出た粉や、目に見えない油分を取ります。
直前にリムーバーを使用した場合もネイルが安定しにくくなりますので一度綺麗にふき取りましよう。
●綺麗のポイント●艶やかなネイルを作るためには下地を整える事
4.ネイルを塗る
トゥセパレーターをセットしてネイルを塗っていきます。
指同士が重ならない様にしてネイルを塗りやすくするのが目的なので、トゥセパレーターが無い場合はコットンを丸めて指と指の間に挟んでもOKです。
まずはベースコートを塗っていきましょう。最初に綺麗に平らに出来なかった時は、ベースコートをたっぷりと多めに塗って平らになる様にしてみてください。
塗る順番はカットした爪の断面→爪の先→中央→両端です。
特に、爪の厚さがあると爪の断面は意外と目立つ部分なのでしっかりと塗り残しが無いようにしましょう。
また爪の端の部分も見られている場所です。指の端を少し広げるようにして爪の部分を出すようにしながら塗っていくと、塗り残しが無く、端まで綺麗に塗る事が出来ます。
ベースコートが十分に乾いたらネイルカラーを塗っていきます。塗る順番はベースコートと同じ要領です。
5.デコレーション
全体を塗り終わったら乾くまで一休み。ネイルカラーだけでも十分ですが、親指の爪など面積の広い部分は色々とデコレーションするのに最適なパーツです。
後で紹介する手軽なものを使ったデコレーションをぜひ試してみてください。
6.トップコートを塗る
デコレーションが終わったらトップコートを塗ります。
このひと手間が、ネイルのモチやデコレーションのパーツが取れる事をかなり防いでくれるんです。丁寧にコーティングするように塗っていきましょう。
7.オイルでお手入れ
トップコートが乾いたら、保湿オイルやトリートメントを使ってマッサージするようにお手入れします。
爪だけでなく周囲も揉み込むようにしてお手入れしてあげてください。
特に甘皮の部分などは爪が伸びてくる大切な部分なので、丁寧にケアしてあげると綺麗な爪が育ってきますよ。
●綺麗のポイント●定期的にオイルやトリートメントで健康な爪作りを!
簡単デコレーションで個性を出す!
- マスキングテープ
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斜めに爪に貼った上から最初に塗ったカラーと別の色のネイルを塗ればあっという間にツートーンネイルが出来上がります
- 洗顔ネット
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白いネットを爪のサイズにカットしたらカラーを塗った爪の上にのせます。
その上からトップコートを多めにのせて固定した後、爪の形にぴったり合うようにネットを整えるようにカットすれば出来上がりです。使う機会の無くなった網タイツでもセクシーな爪先を演出できますよ。
- パンチ穴シール
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オフィスで書類をファイルの穴を保護する時に使われる、丸い穴がついたシールがデコレーションに使えます。
爪の先から数ミリ下にぺたりと貼って爪先にベースカラーと別の色のネイルを塗るだけでフレンチネイルが出来上がります。また真ん中の穴を使えばドットに、シールを左右にずらしてアシンメトリーなカーブラインも作れます。
- スポンジ
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ファンデーションなどで使用するスポンジを小さくカットしてネイルをつけたらポンポンと爪に叩くようにします。
ランダムに色をのせると独特のカスレが雰囲気を出します。
色の組み合わせは無限大
- 赤
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定番の色ですが、例えばマスキングテープを使って上は黒みがかった濃い赤、下はクリアな発色の赤にするなど色味を変えるとそれだけで一気に個性的になります。
面積の広い親指だけでも変えると手がかかっている印象がアップしますよ。
- 青
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ターコイズブルーからネイビーまで様々なバリエーションがあります。
親指をターコイズブルーから始めて、小指はネイビーになるように縦にグラデーションを作ると綺麗な足先になります。
またネイビーは他の色との相性が良いので最初に全体を塗る時に迷ったらおススメの色です。
- ゴールド
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薄く塗るとベージュやピンクのように馴染み過ぎてしまう事があるので、思い切ってラメをたっぷり入れるなどしてキラキラを楽しんでみてください。
ポイントとしても使用できるインパクトのある色なので一本持っていくと便利に使えます。
少し伸びて来たら?
別のカラーを塗る
爪先がはげた場合や、根元の部分が気になる時に簡単にフォローできる方法です。
ラメを厚めに爪の上にのせるように塗ると、ポイントが出来てイメージチェンジにもなります。
丸シールを使ってフレンチネイル風にしたり、マスキングテープを使って思いきったツートンカラーにするなども良いですよ。
ラインストーンを使う
気になる部分にポイント使いでラインストーンをのせていきます。
今はシール状になっているものもあるので、使いたい範囲分だけカットして貼ったり、大粒のものをいくつか載せれば完成です。
トップコートを厚めに塗っておけばモチがよくなりますよ。
フットケアも合わせて行うと綺麗な足に近づきます
踵は軽石でこすった後、必ずオイルやクリームで保湿をしてください。スクラブを定期的に使用しても効果が出ます。
角質が残っていると匂いの原因にもなりますから、フットネイルの印象を台無しにしない様に綺麗な足元作りをしましょうね。
綺麗な爪は健康な足元から
丁寧にケアをするとしっかり答えてくれるのが爪です。
お気に入りのネイルカラーを楽しむためにも、しっかりと事前のケアをして綺麗な足をゲットしてくださいね。