健康のためだけじゃない!抱き枕を使うことで得られる効果
Date:2019.05.26
普通に寝ると、何だか体勢がしっくりこなかったり、ぬいぐるみを抱いてないと眠れないという人はいませんか?
最近は、足の間に何かを挟んでいないと足の置き場が分からなくなるという人もいると言います。
寝る体勢がしっくりこなかったり何かを抱かないとダメという人の間でよく使われているのが抱き枕です。
抱き枕は雑貨店で取り扱っていたり、広い世代で使えるようにキャラクターがプリントされているものや、人気アーティストの等身大抱き枕なんてものも販売されています。
形も様々で、どういうものを使うのがベストなのか、そして寝る時に抱き枕を使うとどういう嬉しい効果が期待できるのかについて紹介します。
この記事の目次
使う前に選び方!自分に合った抱き枕の選び方
抱き枕は基本的に寝る時の姿勢を楽なものにしてくれる働きがあります。
そのため、自分がどういう形で寝ているのかで選ぶ形も違ってきます。
抱き枕には大きく分けて、次のような形があります。
- ロング円筒タイプ
- 三日月形
- ぬいぐるみタイプ
- 波形タイプ
「抱き枕ならどれでも違いないだろう」とかわいさや値段で選ぶ人がいますが、寝る時の姿勢によって適した形は違ってきます。
自分に合った抱き枕を選ぶ時は、1度横になってどのタイプが自分にしっくりくるか試す必要があります。
布団やベッドを取り扱っているところでは試して選ぶことができるようになっていますが、雑貨店や通信販売の場合は自分に合うものを選ぶことができないので、注意が必要です。
また、素材も様々なものがあります。
- 羽毛
- 低反発ウレタン
- 極小ビーズ
- ポリエステル綿
素材によって抱き心地も全く違うので、自分の肌にどれが合うかを選ぶのも重要です。
効果その1.ストレス改善・リラックス効果
抱き枕の1番の効果は、ストレス改善・リラックス効果です。
抱き枕がどうしてストレス改善やリラックス効果があるかというと、抱き着くことで安心感を得られるからです。
何かに抱き着いて眠ると体が自然とお腹の中にいる時のような体勢になるため、心がリラックス状態になります。
よく安心感を得るためにぬいぐるみを抱いて寝るという人がいますが、それと同じように抱き枕を抱くことで安心感を得てストレス改善・リラックス効果に繋がります。
ストレス改善・リラックス効果には安心感が大事で、心が緊張状態だといくら寝てもリラックスしません。
自分が1番楽な体勢で、何かに抱きつくことで安心感を得られることができます。
効果その2.安眠効果・不眠症改善
ストレス改善・リラックス効果が得られると、自然と安眠効果に繋がります。体がリラックスしていないと、いくら寝ても安眠できません。
安眠するには、セロトニンの分泌が必要です。
このセロトニンはお母さんのお腹の中にいるような状態になると分泌が良くなるといいます。
その体勢を取るには抱き枕を使って寝ると取りやすくなるため、なかなか眠れないなという時には抱き枕に抱きついて眠るといいかもしれません。
また、よく眠れないという人はうまく寝返りができていない可能性もあります。
寝返りがうまくできていないと、安眠できないだけではなく体の痛みにも繋がります。
抱き枕を使うことで寝返りができなくても体重の分散がうまくできるので、痛みや疲れもないのでゆっくりと眠ることができます。
効果その3.いびきの予防・改善
自分では寝ている時に気づいていないけれど、「いびきかいているよ」と言われることはありませんか?
疲れている時はいびきをかきやすいと言いますが、寝方によっていびきをかきやすいとも言われています。
特に仰向けやうつぶせで寝ると、舌が落ち込んで普段よりも気道が狭くなることでいびきに繋がります。
抱き枕に抱き着いて眠ることで、仰向けやうつぶせ寝を予防することができます。そうすることで、いびきも予防することができます。
いびきをかきやすい人は抱き枕を使って自分に合った寝姿勢を見つけると、いびきの改善にもなります。
効果その4.肩・腰・首などの痛み・こり予防
朝起きた時に体が痛いことがあります。そこには次のような原因があります。
- 寝具が合っていない、硬い
- 背骨が曲がって寝ている
- 仰向け、うつ伏せで寝ている
上記のようなことで肩・腰・首が痛くなる場合は、寝具を変えたり寝方を変えないと常に痛みが伴います。
その時に使うと楽になるのが抱き枕です。
抱き枕は、自分の体勢が楽になるように抱き着くので腰だけではなく首や肩も楽になります。また、体重分散にもなるので体が重いと感じた時にも効果的です。
体が痛い時はマットレスなどを交換するのがいいと言われていますが、なかなか難しいので抱き枕を1つ持っておくだけでも便利です。
効果その5.足などのむくみ予防・改善
ただ寝ていただけなのに起きたら足がむくんでいたという経験をしたことはありませんか?
特に足が疲れている時などはむくみやすくなります。むくみは、血流やリンパの流れの悪さからくる症状です。
女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、足が疲れていたり立ち仕事が長くなると血流が悪くなりむくみが出やすくなります。
むくみを予防するには足を高くする必要がありますが、思ったように高くできずに結局むくんでしまったという人もいます。
抱き枕の場合、枕に足を絡めて寝るため楽な体勢になり血流も改善されてむくみを予防・改善することができます。
効果その6.体の歪みを予防し正しい寝姿勢を保つ
何気なく寝ていますが、起きた時に寝たのに体が痛いと感じることはありませんか?
これは寝姿勢が悪いからです。
寝姿勢が悪いと、首や腰が痛かったりすることがあります。
そういったすぐに出る症状もありますが、寝方にクセが出てくると片方の体に負担がかかって体に歪みが出ることもあります。
体に歪みが出ると、慢性的な肩こりや腰痛を抱えてしまうこともあるくらい体への負担が大きいものです。
自分の寝姿勢を保つためにも抱き枕を上手に使うことが大事です。
効果その7.妊婦さんの体の負担を軽減する
妊娠するとお腹がまだ大きくなっていない時は、普通に寝ても体への負担はあまり感じないのですが、お腹が大きくなるに連れて寝るだけでも疲れてしまうことがあります。
特に、腰まわりの負担は大きくて何をしても痛くなってしまいます。
抱き枕を使うことで、腰への負担を軽減させてくれるだけではなく、寝やすい体勢を見つけることができるのでしっかりと睡眠を取ることもできるようになります。
妊婦さんの場合、お腹の張り出し具合や腰への負担は個人差があるので、口コミで選ぶのではなく自分に合ったものを選ぶようにすることが大事です。
効果その8.布団の中の温度を一定に保ってくれる
布団に入っても適度な温度にならずに眠りづらいということはありませんか?
抱き枕は、布団の中の温度を一定に保ってくれる働きがあります。
夏などの暑い時期は、抱き枕を使うことで抱きついた部分に適度な隙間ができて風の通りが良くなります。
風の通りが良くなると汗もかきにくくなるため、快適な状態で眠ることができます。
冬は隙間ができると寒くて眠りづらくなりますが、抱き枕をしっかりと抱いて布は団を被ると熱が布団の中で滞留するので温かさを保つことができます。
また、抱き枕によっては湯たんぽを入れることができるものがあるので、そういうものを利用するとさらに温かさを保つことができます。
抱き枕を使うことで体に負担のない質の良い睡眠ができる
抱き枕を使うことでどんな効果があるの?と思う人もいますが、抱き枕には嬉しい効果がたくさんあります。
安眠効果はもちろん、リラックス効果やストレス改善、そして腰痛や肩こり、首のこりの予防になります。
眠ると腰が痛いという人も、抱き枕を使うことで軽減することができます。
体がきつくて眠れない、足がむくんで眠ると痛いという時も抱き枕を使うことで軽減することができるので1つ持っておくと便利です。
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