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ノンアルコールビールは太る?選び方や飲み方のポイント

Date:2019.11.05

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ノンアルコールビールは太る?選び方や飲み方のポイント|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/caloriezero35642/

お酒が苦手な人でも気軽に飲める、ノンアルコールビール。近年は種類も増え、さまざまなノンアルコールビールを楽しめるようになりました。

アルコール入りの一般的なビールは太りやすいため、ダイエット中は控える人もいます。では、ノンアルコールビールなら、飲んでも太らないのでしょうか?

そこで今回は、ノンアルコールビールを飲むと太るのか解説します。太らないためのノンアルコールビールの選び方や飲み方もご紹介するので、普段よく飲む人はぜひチェックしてみてくださいね。


ノンアルコールビールの特徴。アルコールを含んでいることも

ノンアルコールビールは、アルコールが含まれないビールとは限りません。まずは、ノンアルコールビールの特徴を詳しく見てみましょう。

ノンアルコールビールはアルコール分1%未満の飲料

ノンアルコールビールはアルコール分を含まない、またはアルコール分が1%未満のものを指します。

これは日本で定義されている値で、国ごとで数値は異なります。アメリカでは0.5%未満と日本よりも低く、EUでは1.2%未満と高めです。

ノンアルコールビールは他にも、

  • ビール風味飲料
  • ビールテイスト飲料
  • ビアテイスト飲料
  • ノンアルコールビールテイスト飲料

などと呼ばれることもあります。

アルコール分1%未満でもノンアルコールビールと呼ぶため、以前はアルコールを含んでいるものが多くありました。しかし、アルコールを全く含まない、ビール風味のものも発売されるようになりました。

飲酒運転への罰則が強化されたことや、アルコールを飲めない人からの支持などにより、消費量は年々伸びているようです。

アルコール分0.6~0.9%だとローアルコールビールと呼ぶことも

前述したように日本では、アルコール分1%未満ならノンアルコールビールと呼びます。

全くアルコールを含んでいないノンアルコールビールと区別するため、アルコール分0.6〜0.9%の飲料をローアルコールビールと呼ぶ場合もあります。

もし0.9%のローアルコールビールを5杯飲めば、アルコール分4%のビール1杯分に相当します。お酒に弱い人は酔ってしまう可能性があるため、注意が必要です。

妊娠中や授乳中、運転手はアルコール度数0%か確認を

ノンアルコールビールは、アルコールが必ずしも0%とは限りません。お酒に弱い人やアルコールを飲めない体質の人はもちろん、

  • 妊娠中
  • 授乳中
  • 運転手

こういった方も、ノンアルコールビールのアルコール度数が0%かどうかしっかり確認してくださいね。

お店でノンアルコールビールを頼む時に確認したり、購入の際に表示をチェックしたりし、予期せぬ影響を防ぎましょう。もし0%だと確認できない時には、飲まない方が無難です。

ノンアルコールビールを飲むと太る原因。糖質や人工甘味料に注意

ノンアルコールビールは、アルコール分が1%未満という点が大きな特徴です。アルコールが含まれない、または低いため、たくさん飲む人もいるでしょう。

しかし、ダイエット中の人はノンアルコールビールを飲んで太るのか、気になりますよね。

先に結論を述べると、ノンアルコールビールは飲むと太る可能性があります。なぜ太るのか、原因をお伝えします。

糖質を多く摂取すると太りやすい。何杯も飲む人は要注意!

糖質制限ダイエットが流行り、糖質は注目を浴びるようになりました。

糖質を摂取して血糖値が上がると、血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは血糖値を下げるだけではなく、糖分を脂肪に変え、体に溜めるよう働きます。

糖質をたくさん摂取してしまうと、血糖値が一気に上がり、インスリンが過剰に分泌されます。すると、糖分が脂肪に変わってどんどん体に蓄積され、太る原因になります。

ノンアルコールビールの中には、アルコール分が0%であっても、糖質は0%ではない飲料も販売されています。

一般的なビールに比べると糖質の量は少ないですが、1日に何杯もノンアルコールビールを飲む人は要注意です。

炭酸には食欲を増進する効果が!血行が良くなり食欲が増進する

ビールを飲むと食事が進み、おつまみをつい食べすぎてしまう人も多いでしょう。実はノンアルコールビールにも、食欲を増進する効果があるとされています。

食欲が増える原因は、ノンアルコールビールにも含まれている炭酸です。炭酸が体内に入ると、二酸化炭素が血管内に入り込みます。

二酸化炭素の濃度が増えると、脳は酸素不足だと勘違いし、血管を広げてより多くの酸素を送ろうとします。血行が良くなることで胃や腸が活発になり、食欲増進につながります。

また、炭酸飲料を飲むと、食欲を増進するグレリンというホルモンが分泌されるという研究結果も発表されています。注目したいのは、糖質ゼロの炭酸飲料であってもグレリンの血中濃度が高かった点です。

糖質ゼロのノンアルコールビールを選んでも、炭酸が含まれているので、食欲が増進して太る可能性があります。

人工甘味料は満腹感を得にくいため、食べ過ぎる可能性が

糖質ゼロやカロリーゼロのノンアルコールビールには、人工甘味料が大きく関わっています。

人工甘味料とはその名の通り、人工的に作られた甘味料です。天然にはない甘味成分を含む添加物で、砂糖の数十倍から数百倍の甘さがあり、カロリーは砂糖のおよそ半分〜数百分の1という点が特徴です。

少量で砂糖よりも甘くでき、原価も安いためによく使用されるのがアセスルファムKとステビアです。

しかし、人工甘味料を摂ると血糖値は緩やかに上昇するため、満腹感を得にくいとされています。ノンアルコールビールを飲んでも満腹感がなければ、おつまみなどを食べ過ぎて太る可能性が高まります。

糖質やカロリーがゼロのノンアルコールビールでも、人工甘味料が含まれていれば、食べ過ぎや飲み過ぎにつながるでしょう。

太らないためのノンアルコールビールの選び方・飲み方

ノンアルコールビールはアルコール分が少なくても、糖質や人工甘味料によって太る可能性があります。

つまり、糖質ゼロのノンアルコールビールを選ぶといった工夫をすれば、太りにくくなります。

ここからは、太らないためにノンアルコールビールを飲むにはどうすれば良いのか、選び方や飲み方のポイントをご紹介します。

糖質ゼロのノンアルコールビールなら太りにくい。成分の確認を

ノンアルコールビールを飲んでも太らないためには、糖質ゼロのものを選びましょう。アルコールがゼロでも、糖質が含まれていれば、太る原因になってしまいます。

ただし、「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」と大きく書かれていても、注意が必要です。糖質や糖類が完全にはゼロでなくても、次の条件を満たせば「ゼロ」と表示できます。

  • 糖質ゼロ…100mlあたりの糖質が0.5g未満
  • 糖類ゼロ…100mlあたりの糖類が0.5g未満
糖類は糖質の一部で、砂糖やブドウ糖、果糖などが挙げられます。糖質はでんぷんや人工甘味料など、炭水化物から食物繊維を除いた成分の総称です。

つまり、ノンアルコールビールに「糖質ゼロ」と表記されていても、完全にはゼロではない可能性があります。しっかりと成分表示を確認してから選びましょう。

ビールに比べると糖質が入っていても少量ですが、太る原因を取り除くなら、糖質がないノンアルコールビールを選ぶのが賢明です。

アルコール分0%でカロリーゼロのノンアルコールビールなら安心

アルコール自体にカロリーがあり、アルコール1gあたりおよそ7kcalといわれています。ノンアルコールビールでアルコール分0%なら、カロリーゼロのものが大半です。

アルコールが含まれると、カロリーは少なからずあります。ローアルコールビールとも呼ばれるアルコール分0.6〜0.9%のノンアルコールビールは、9〜15kcal前後のカロリーが含まれています。

ビールや発泡酒などに比べればカロリーは低いですが、太ることに敏感な人はカロリーゼロのノンアルコールビールを選ぶと安心です。

しかし、「糖質ゼロ」のように、カロリーゼロの表記にも注意しなければなりません。100mlあたりのエネルギーが5kcal未満なら、「カロリーゼロ」と記せるためです。しっかり表示をチェックしましょう。

体が冷えると脂肪がつきやすい。冷やして飲む人は要注意!

体が冷えてしまうと、血液の循環が悪くなります。すると老廃物が溜まりやすくなって代謝が落ち、脂肪がつきやすい体になってしまいます。

アルコール分がゼロ、または少ないノンアルコールビールでも、毎日たくさん飲めば体が冷え、太る原因につながります。飲みすぎないように注意しましょう。

特に、ビールのようにノンアルコールビールをキンキンに冷やして飲んでいる人は、太りやすくなります。冷やす方が美味しいとは思いますが、代謝が落ちやすくなるので控えましょう。

おつまみは低糖質やタンパク質が豊富な食べ物がおすすめ

前述したように、炭酸や人工甘味料は食べ過ぎの原因になるとされています。

糖質ゼロやカロリーゼロのノンアルコールビールを選んでも、おつまみなどを食べ過ぎてしまい、太る可能性はあるのです。

おつまみで糖質を多く摂取すれば、脂肪が蓄積されやすくなります。もしおつまみを食べるなら、糖質が少ないものを選びましょう。

さらに、タンパク質が豊富なら腹持ちが良く、満腹感を得やすいので、おつまみに適しています。以下はおすすめのおつまみです。

  • 枝豆
  • チーズ
  • 塩味の焼き鳥
  • 刺し身
  • ソーセージ

フライドポテトやスナック菓子、ご飯、麺類は太りやすいので、おつまみにはおすすめできません。よく食べている人は控えましょう。

ノンアルコールビールの嬉しい効果。太りにくいものも!

ノンアルコールビールはアルコール分がない・少ない以外にも、メリットがあります。

中には、脂肪を燃焼しやすくするノンアルコールビールもあり、より太りにくい効果が期待できます。

ノンアルコールビールの嬉しい効果についてもご紹介します。

トクホや機能性表示食品のノンアルコールビールで脂肪を減らす

トクホ(特定保健用食品)に指定されたノンアルコールビールもあります。

トクホとは、健康に特定の影響を与える成分を含んでいる食品のことです。臨床試験で有効性や安全性を示し、消費者庁に認可されると、トクホのマークを表示できます。

以下に挙げるノンアルコールビールは、トクホの認可を受けています。

  • サッポロプラス(サッポロ)…糖の吸収をおだやかにする
  • ヘルシースタイル(アサヒ)…食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする

どちらも太りにくくする効果が期待できるので、ダイエット中の人におすすめです。

また、機能性表示食品のノンアルコールビールも販売されています。

機能性表示食品は消費者庁に必要書類を提出すれば、「機能性表示食品」と記せます。科学的根拠に基づき、健康への働きを示しています。

次のノンアルコールビールは機能性表示食品です。

  • からだを想うオールフリー(サントリー)…内臓脂肪を減らす
  • カラダFREE(キリン)…お腹まわりの脂肪を減らす
  • パーフェクトフリー(キリン)…脂肪の吸収を抑える・糖の吸収をおだやかにする

脂肪を減らす効果が望めるのは嬉しいですよね。ぜひノンアルコールビールを選ぶ時の参考にしてみてください。

コラーゲンが配合されているノンアルコールビールも!

ノンアルコールビールの中には、コラーゲンが配合されているものもあります。コラーゲンは皮膚や骨などに存在し、摂取すると美肌効果も期待できます。

しかし、コラーゲンは分子が大きく、そのままだと吸収されにくいという特徴があります。

サントリーの「オールフリーコラーゲンリッチ」には、60分の1ほどに小さくしたコラーゲンが2,000mg入っており、吸収されやすくなっています。

女性にとって、コラーゲン入りのノンアルコールビールは嬉しいですよね。気になる人はぜひ飲んでみてくださいね。

アルコール分が少ないため、肝臓の負担を減らすことができる

アルコールが体内に入ると、大半が肝臓で分解されます。アセトアルデヒドや水素に分解し、不要なものは水と炭酸になり、排出されます。

アルコールを摂取し過ぎて肝臓の処理能力を超えると、アルコールの分解を優先しようとします。脂肪の代謝は後回しになり、肝臓に脂肪が溜まりやすくなります。

ノンアルコールビールはアルコールが少ない・全くないため、肝臓の負担を減らすことができます。脂肪が蓄積されにくいので、太る可能性も低いといえます。

寝る前にノンアルコールビールを飲むと睡眠に良い効果が!

ノンアルコールビールは、睡眠に良い効果をもたらすという実験結果もあります。

スペインの研究によると、寝る前にノンアルコールビールを飲んだところ

  • 眠りにつく時間が短くなった
  • 睡眠中に動くことが少なかった

という結果が報告されています。

これは麦芽に含まれているギャバ(GABA)という成分が関係しているといわれています。ギャバにはリラックス効果があり、摂取すると質の高い睡眠を得やすくなります。

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、脂肪を分解してくれます。しかし、睡眠時間が短い、眠りが浅い場合には、成長ホルモンの分泌量は減ります。

ノンアルコールビールはビールよりもギャバが豊富です。ノンアルコールビールを飲んで睡眠の質が高くなれば、ダイエットにもつながります。

ノンアルコールビールの選び方に注意して、太る原因を減らそう

ノンアルコールビールはお酒が弱くても飲めるので、重宝している人も多いでしょう。しかし、ノンアルコールビールに入っている炭酸や人工甘味料により、太る可能性もあります。

中にはアルコール分が含まれ、糖質やカロリーがゼロではないものもあるため、注意が必要です。

食欲を増進する効果により、おつまみを食べ過ぎる場合もあるでしょう。太らないために、タンパク質が豊富で低糖質の食べ物を選ぶと安心です。

太るのが気になるなら、トクホや機能性表示食品の表記があるノンアルコールビールを選ぶのもおすすめです。脂肪を減らす、糖の吸収をゆるやかにするなどの嬉しい効果が期待できます。

ノンアルコールビールの選び方や飲み方に気を配れば、太る可能性は減らせます。飲む前に成分表示をしっかりチェックし、飲み過ぎにも注意してくださいね。

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ノンアルコールビールは太る?選び方や飲み方のポイント|【女性の美学】
https://josei-bigaku.jp/caloriezero35642/
ライター:さより

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