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市販のヘアカラーで失敗したくない!ムラなくキレイに髪を染めるコツ

Date:2017.04.04

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市販のヘアカラーで失敗したくない!ムラなくキレイに髪を染めるコツ|女性の美学
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美容院で染めてもらうよりも市販のヘアカラーを使って自宅で染めた方がお財布には優しいのですが、自分でやるとうまくいかないことも…。

思った通りの色に染まらなかったり、染めむらが出来てしまったり、イメージとちょっと違った仕上がりになってしまったという経験はありませんか。

自宅でカラーをする際に、ムラなくキレイに染めるためのコツをご紹介します。


自宅でのヘアカラーで失敗しないためのポイント

ヘアカラーやおしゃれ染めをセルフで行う場合の注意ポイントです。

色ムラが出来てしまうと補正するのは難しいので、失敗のないように丁寧に作業を行っていきましょう。

キレイに染めるにはブロッキングが命

ブロッキングとは髪を小分けにすることです。キレイにムラなく染めるにはこのブロッキングがとても大切なんです。

ブロッキングしないでそのまま上から薬剤を塗っていくと、奥まで浸透せずに色ムラの原因になります。髪が長くても短くても、ブロッキングは絶対にやってくださいね。

髪を4〜5つのパーツに小分けにしていきます。

  1. まずは鼻から頭頂部を結ぶラインで左右に分けましょう。
  2. それから耳の付け根を結んだラインで前後に分ける 

髪の毛の量が多い場合には、さらに後頭部で(耳と後頭部を結ぶラインで)2つに分けてもいいかもしれません。

ブロッキングをしておくと、塗る作業もスムーズにできるので余計な時間をかけずに済むというメリットも。

塗る時に手間取ると、最初に塗ったところと最後に塗ったところにかなりの時間差ができてしまうため、塗りムラが出来しまうのです。だからブロッキングは大事なんですよ。

薬剤はたっぷり使うこと

髪に塗るというよりも乗せるくらいのイメージで薬剤をケチらずに使った方がキレイに染まります。

途中で薬剤が足りなくなるというのが最悪のパターンなので、髪がセミロング~ロングの場合は2箱以上用意しておきましょう。

1度やってみれば、この長さでこのくらいの量を使うなということが分かるでしょう。

塗る順序を守って薬剤を均一に伸ばす

1本の毛でも、場所によって染まり具合が違うのです。キレイに染めるためには塗る順番がありますから気をつけてくださいね。

温度の低い毛先の方が染まりにくいので、ヘアカラーは下から塗っていくのが基本です。

  • 毛先
  • 襟足
  • 耳の周り
  • 後頭部

などは、染まりにくく、色ムラが出来やすい部分なので、ここから先に塗っていきましょう。

最後に、

  • 根元
  • 生え際

などを塗ります。

ここは色が入りやすい場所なので、最初に塗ってしまうとそこだけ明るくなってしまいます。

ただし、カラーリングを繰り返して染まりやすくなっている人は、毛先を最後にした方がいい場合があります。何度もヘアカラーをしてしっかり色が入っている時は、毛先は最後にしましょう。

数センチ伸びてしまっている時も同様で、根元を1~2cm残して染まっていない部分を先に塗ります。それから毛先や襟足などを塗って、最後に根元を塗ってください。

シャワーキャップなどをかぶって温度を上げる

シャワーキャップでもラップでもOKですが、頭の温度を上げる工夫をすることで、薬剤の浸透が良くなります。

ヘアカラーは暖かい部屋で塗るのが基本です。室温は20〜25度くらい、温度が高い方がヘアカラーは染まります。

真夏でもエアコンが効いていると室温が低くなっていることがありますね。シャワーキャップなどで頭の温度を上げた方がキレイに染まります。

メーカーの指定時間を守る

基本的には指定の放置時間を守ってください。時間をおくほどよく染まるので、放置しすぎると思ったよりも明るくなってしまう可能性があります。ただし、

ただし、部屋の温度が20度以下で寒い時は、5~10分長めに放置するとよいでしょう。

最後に乳化させて色持ちを良くする

時間が経ったらヘアカラーを流しますが、「乳化」という作業が必須です。少量のぬるま湯をかけて丁寧に乳化させていきます。

ぬるま湯をかけて、マッサージのようにして泡立つまで念入りに洗うことでキレイに染まるんです。

この作業を丁寧にすることで色の持ちが良くなりますから、くれぐれもそのまますぐに洗い流さないように!

付属のトリートメントでアフターケア

市販のカラー剤は美容院のものと比べると、素人が手軽に染められる分、髪には刺激が強い成分が配合されています。

しかも、一時的にキューティクルを開いて色を入れていますから、髪には少なからずダメージを与えてしまいます。

髪のダメージを少しでも抑えるために、必ずトリートメントでアフターケアをするようにしてください。

ヘアカラーを自宅でやる時の注意

安全に正しい方法でヘアカラーを楽しむための注意ポイントもお伝えします。

入浴しながらやらないこと

後で髪を洗うから、と入浴中にやることだけは避けてください。これが一番守って欲しいポイントです。

蒸気で薬剤の効果が薄れるという理由もありますが、何より液ダレが心配です。汗で薬剤が流れてきて、目に入る恐れがあります。顔につくのももちろんよくありません。

しかも浴室は温度が高いので、化学反応が早くなって染まりすぎるというデメリットもあります。

使いやすい種類のものを選ぶ

ヘアカラーには色々なタイプがありますので、どんなものを選んだら良いのか迷ってしまうと思います。

泡タイプは手で揉み込むようにして使うので、初心者でも使いやすいでしょう。初めてやるときにはおすすめなのですが、ただ髪へのダメージが大きいというのがデメリットです。

  • 液タイプ(乳液、ジェル)
  • クリームタイプ

などは、慣れないと塗るのがちょっと難しいのですが、髪へのダメージは少ないというメリットがあります。

  • 一連の作業に慣れるまでは泡タイプ
  • 慣れてきたら液タイプ

と、使い分けてもいいですね。

髪質によっても放置時間が違う

先ほどは時間を守る、と言いましたが、髪質によっては放置時間を変えた方がいい場合もあるんです。

  • 細くて柔らかい髪
  • パーマがかかりやすい髪

は色が入りやすいので、思ったよりも明るく仕上がってしまう可能性があります。ですから5分ほど短めにしてみた方がいいかもしれません。

逆に、髪が太くて染まりにくい人は5〜10分くらい放置時間を長めにした方がしっかり染まります。

シャンプーを直前にしない

ヘアカラーは頭皮にとってとてもダメージの大きなものです。ですから、少しでもそのダメージを減らすためにシャンプーを直前にするのは避けましょう。

直前にすると、シャンプーの時に頭皮が傷ついてしまうこともあり、傷のある頭皮に薬剤を塗るのはおすすめできません。

シャンプーは前日にすませておき、シャンプーのみにしておくのがポイントです。

コーティング剤がついていると色ムラの原因になりますから、洗っただけの、何もつけていない状態で行いましょう。

髪は乾いた状態で行う

ヘアカラーは洗った直後の濡れた髪ではなく、乾いた状態で行います。キューティクルが開いた状態だと髪が傷むので、きちんと乾かして、キューティクルが落ち着いている状態で行います。

ただし、製品によっては濡れた髪でも使えると書いてあるものもあります。自分の髪の健康状態を見ながらやってみてください。

必ずパッチテストをする

ヘアカラーを自分で行う場合には、毎回必ずパッチテストをしてください。え、前やったけど大丈夫だったから、なんて思わずに、炎症が起きてからでは遅いのです。

お肌と同じ、頭皮も体調や季節によってコンディションが違います。以前は大丈夫だったとしても今回も大丈夫だとは限りません。

体調の変化によってかぶれたりすることがありますから、パッチテストは必須です。

実際に塗るものと同じテスト液を作り、綿棒などで腕の内側など皮膚がやわらかところに塗って放置します。洗い流さないように気をつけて、48時間後の皮膚の状態を確かめてください。

縮毛矯正などはセルフケアが難しい

縮毛矯正、デジタルパーマなど熱を加えるタイプのパーマをかけている場合は非常に染まりにくいとされています。

ですから、縮毛矯正などをしている場合は自分で思い通りの色に染めるのはちょっと難しいかもしれません。

その場合はパーマをかけてもらった美容院で相談してみるといいでしょう。

自宅ヘアカラーで失敗しないための色選びのポイント

ヘアカラーの失敗の7割は色選びの間違いともいわれます。自分の肌と瞳の色にあった色味を選ぶと失敗が少ないですよ。

誰でも似合いやすいベージュ系

明るい茶色で顔色も明るく見せる効果がありますし、日本人の肌色にも合いやすい色です。

瞳がブラウン系の人に特に似合う色ですが、黒い人でもベージュ系にすることで全体的に柔らかい印象に仕上げることが出来ます。

落ち着いた雰囲気のブラウン系

いわゆる焦げ茶ですね。落ち着いた品のある雰囲気に仕上げたい人におすすめです。瞳が黒い人にも似合う色味ですね。

また、髪質が太くて硬い人は、仕上がりに赤みが出やすいので、ブラウン系にするとナチュラルな色味に仕上がります。

透明感の出るアッシュ系

軽い感じが人気のアッシュ系は、髪がグレーっぽい色味になり髪に透明感も出て見えます。

色落ちが早いというデメリットもありますが、上品でクールな感じに仕上げたい人におすすめです。

柔らかい雰囲気になるピンク系

肌色がピンク系よりの方、瞳がブラウン系の方にはピンク系の温かみのある色味が似合います。

可愛らしい雰囲気でふんわり感のある髪に仕上がりますね。

地毛の色とあまりかけ離れていない色を選ぶ

元の髪の色をベースに考えるのもいいでしょう。というのも、こまめにカラーを出来ればいいのですが、あまりに地毛と違う色にすると落ちし始めた時に差が目立ちます。

色によっては俗にいう「プリン状態」になってしまいます。会社に行くにはあまりいい状態ではありませんね。

メイクをする時と同じ、ワントーン明るいくらいの色味がちょうどいいのではないでしょうか。

黒染めヘアカラーを自分で上手にする方法

黒染めとは元の黒髪に染め直すこと。ヘアカラーは1度ブリーチしてからカラー剤で色を付けますが、黒染めとはブリーチはせずに髪の芯まで黒い色素を入れることです。

1度黒くすると、すぐには明るい色に戻せないので、ある意味ヘアカラーよりも慎重に行う必要があります。

薬剤をケチらずたっぷり使うこと

色ムラにならない大事なポイントとしては、薬剤をケチらずにたっぷり使うこと。

全体を黒くしたいなら泡タイプが使いやすい安いでしょう。手で全体に伸ばしてから櫛で伸ばしていくとムラなくキレイに黒くなります。

生え際は最後に塗ること

根元や生え際は体温の影響で染まりやすい、というのは黒染めも一緒です。そこばかり真っ黒にならないように、ヘアカラーと同じ順序で染めていきましょう。

指定の時間を守ること

黒染めの場合、表示時間以上おいたからといってより黒くなるわけではないので、表示時間は守りましょう。

アルカリ剤なので、時間をおきすぎると髪のダメージが進んでかえって汚くみえてしまいます。

一時的に黒くするならスプレーも

黒塗りは慣れないとなかなか技術が難しく、色ムラになりやすいというデメリットがあります。しかも失敗した場合、美容院に行ったとしてもすぐには明るい色に戻せないのです。

もし「今日1日だけ黒くなればいい」という場合は黒染めスプレーを使うのもおすすめです。これなら、表面的に黒く見えればいいので、それほど失敗がありません。

白髪染めを自分で上手にする方法

白髪染めの場合はヘアカラーとは逆に、しっかり染めたいので、目立つところから塗っていきます。白髪は染まりにくいので、やり方にはちょっと注意が必要です。

たっぷり押し込むように乗せる

黒い髪の毛よりも染まりにくいので、カラー剤はたっぷり使いましょう。

塗るよりも押し込むイメージでしっかりと塗り込んでいきます。量が多いほどきちんと染まるので、ケチらずにたっぷり使うのが上手に染めるコツです。

白髪の目立つところから塗る

ヘアカラーとは逆に、

  • 分け目
  • 生え際
  • 顔回り
  • 襟足

など、白髪が目立つところから塗っていきます。

ポイントを押さえれば自分で上手にできる

初めてヘアカラーをやる時は、どうやればキレイにできるんだろう?と不安に思うかもしれませんが、今回したご紹介したやり方のコツを押さえておけば上手にできますよ。

ポイントは

  • 塗る順番
  • 薬剤の量
  • 温度
  • 時間

です。

染まりにくいところからたっぷり薬剤を使い、部屋を適温にしつつ、シャワーキャップなどを使って温度を上げて表示時間を守ることです。

このポイントに注意して、思い通りの色に仕上げてくださいね。

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ライター:奈南有花

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