アイライナーの種類と特徴を知って、理想の目元を手に入れる!
Date:2018.06.14
顔の印象を左右するアイメイク。
その中でも種類が多く、使い方や使い分けに悩んでしまうのがアイライナーではないでしょうか。
日本でよく使用されているものでも、リキッド・ジェル・ペンシル3つのタイプのアイライナーがあります。
さらに、あまり使用されていないケーキタイプも合わせると4種類になり、調べれば調べるほど悩んでしまいますね。
そこで、よく使用されている3種のアイライナーのメリットデメリット、アイライナーの性能や使い分けのポイントを紹介していきたいと思います。
アイライナーの種類別、メリットデメリット
まず各アイライナーのメリットデメリットを確認しましょう。
ペンシルアイライナー
繰り出しタイプと鉛筆タイプがあります。
アイライナーの種類の中では一番昔からあるタイプで、カラーバリエーションも豊富です。製品によって硬さが異なるため、書き心地のよいものを探してみてください。
- メリット
- ラインを引くときに安定感があるので、簡単にアイラインを書くことができます。少しずつ、何回も繋げながら引くことができるので、まつ毛の間を埋めるのにも使いやすいです。濃度調整や長さ調整も簡単にできるので書いたあと微調整できます。さらに仕上がったあと、綿棒を使ってぼかすと自然な仕上がりになるところも魅力です。
- デメリット
- ハリウッドスターのような濃いアイラインを引きたい場合、色が強く出ないため物足りません。また細いラインが書きづらいため、目尻をハネさせるラインを引きたい、といった細かいラインは引きづらいです。製品や肌状態によりますが、メイク持ちがあまり良くなく、滲みやすい傾向があります。
リキッドアイライナー
筆ペンタイプとフェルトタイプが多いですが、製品によってペン先は異なります。はっきりとした色が出るものが多く、くっきりとしたラインを書くことができます。
- メリット
- 均一に書くことができるため色ムラができにくいです。また、少しずつラインを太くしていく等、ラインの太さ調整が簡単に出来る点は魅力的です。
- デメリット
- 修正がしづらいため、慣れるまでテクニックが必要です。注意すべき点はリキッドライナーが乾くまでまばたきは控えること。書いた直後、乾く前にまばたきをすると、まぶたにアイライナーがついてしまいます。そのため、乾いたかどうかしっかりと確認する必要があります。また、色付きがよい反面アイラインをぼかしたり、色を調整したりといった微調整には不向きです。
ジェルアイライナー
繰り出しタイプとジャータイプがあります。
ジャータイプとは小瓶に入ったアイライナーを専用の筆にのせて書くタイプのことです。柔らかいテクスチャーのものが多く、なめらかな書き心地が特徴です。
- メリット
- 少しずつ引くことができるためくっきりとした線が書けます。なおかつ、ぼかすことも出来るため濃度調整が行いやすく、幅広いニュアンスに対応できます。ジェルが固まった後、キープ力が高いのも魅力です。
- デメリット
- 成分として油分が多いため、肌の状態によっては滲む可能性もあります。また、ジャータイプのものは乾燥すると固くなり使用できなくなるため、素早く使い切る必要があります。この乾燥すると固くなる特徴はラインを書いた後の調整にも影響するポイントです。書いた後、調整できる点をメリットとして紹介しました。しかし「ジェルが乾いた後」重ねてジェルライナーをひくとポロポロと落ちてしまいます。
メリットを活かせ!アイライナー3種を仕上がり別に比較
よく使用されているアイライナー3種のメリットデメリットが確認できました。それぞれの特徴から目指す目元の雰囲気によって、使用するアイライナーを選んだ方がよいことが分かります。
そこで、アイライナー3種のメリットをナチュラル系・セクシー系・ラブリー系・クール系の仕上がりで比較し、おすすめのアイライナーの種類順に表示しました。
ナチュラル系:自然な仕上がり
- ペンシルアイライナー
- ジェルアイライナー
- リキッドアイライナー
自然な仕上がりにはアイライナーを「ぼかす」というテクニックが必要です。
そのためラインを引いたあと、少し調整できるペンシルタイとジェルタイプがおすすめです。特に初心者さんでも簡単に始められるペンシルタイプはジェルタイプに比べ使いやすいため、ペンシルアイライナー、ジェルアイライナーの順に記載しました。
セクシー系:色艶のある仕上がり
- リキッドアイライナー
- ジェルアイライナー
- リペンシルアイライナー
セクシー系のアイメイクでイメージするのはハリウッド女優のように大きくラインの入ったセクシーな目元ではないでしょうか。
はっきりとしたラインにはリキッドアイライナーがおすすめです。太さも調整できるため、まぶたの上を太くライン見せ、目尻を細く流すといったラインにも対応できます。
リキッドが苦手という方は、ペンシルで薄くイメージするラインを書いてからリキッドをのせると書きやすくなりますよ。
ラブリー系:愛らしく可愛い仕上がり
- ジェルアイライナー
- ペンシルアイライナー
- リキッドアイライナー
可愛い雰囲気のメイクにはっきりとしたラインは必要ありません。ただ、アイライナーが作る陰影によって大きく見える瞳は、メイクに可愛らしさを加えてくれます。
そのためペンシルライナーよりも濃い色を出すことが可能なジェルアイライナーが一番のおすすめです。
- ジェルアイライナー
- リキッドアイライナー
- ペンシルアイライナー
知性的な目元に求めるのは「きちんと感」です。
そのためにはアイメイクが崩れ、パンダ目になってしまうことは避けたいですね。パンダ目を防ぐには、皮脂に強く崩れにくいジェルアイライナーとリキッドアイライナーがおすすめです。
ジェルライナーの方がラインを引いたあとに微調整可能なため、リキッドアイライナーよりジェルアイライナーをおすすめします。
まだまだ注目したいアイライナーの性能
アイライナーには種類の他に、耐水性や速乾性といった性能という一面もあります。簡単にご紹介しますので、アイライナーを選ぶ際の参考にしてみてください。
- ウォータープルーフタイプ(耐水性)
- 油成分を多く含み、水や汗に強い特徴があります。
汗や雨、涙といった水分に対して強く、水で崩れてパンダ目になることを防いでくれます。
- お湯で落ちるタイプ
- ウォータープルーフとは反対に落としやすさにこだわっているタイプです。メイクを落とす際の目元への負担を減らしてくれます。このタイプはお湯(38℃~40℃)で溶けるように作られているため、ウォータープルーフほどではありませんが、水分で滲むことはありません。
- 速乾性
- 早く乾くタイプです。そのため、アイライナー引いた後まぶたについたり、にじんだりするトラブルを避けることができます。
- ペン先の種類
- 筆先の形がフェルトペンタイプのものと筆ペンタイプのもので大きく2種類あります。
- フェルトペンタイプ…安定した太さの線が書きやすく、アイライナーが苦手な方でも綺麗なラインが書けます。
- 筆ペンンタイプ…太さを変化させることができるため、繊細なラインを表現できます。
ポイントをおさえて運命のアイライナーを見つけよう!
なりたい目元の雰囲気や、使用するシーンによっておすすめの種類や性能が変わる化粧品、それがアイライナーです。
失敗しないためにも、選ぶときはしっかり「理想の目元」をイメージして選びましょう。
メイクが成功すると気分がよくなる女性は多いはずです。
記事を参考に「理想の目元」をつくるアイライナーを是非見つけてください。きっと毎日のメイクが楽しくなりますよ。
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