肥満気味の子供向け、オススメのダイエットおやつ

親の責任が大きい子供の肥満。ダイエットさせないとと思っても、子供にあれもこれも食べちゃダメ、我慢しなさいと食べ物の制限をするのはかわいそうですよね。

まずは、食生活を見直し運動を取り入れて生活してみましょう。もちろん、おやつも見直さなければなりません。

スナック菓子やチョコレートなど好きなだけ食べさせていませんか？子供のおやつは、大人のおやつと違い嗜好品ではなく栄養補給の食事の一環として考えなければならず、ただお腹をふくらますだけのおやつでは、カロリーを過剰に摂取するだけになり肥満を助長してしまいます。

つまり、ダイエットをしている時の子供のおやつも、食事の一部として一日の食事全体を考えて与えなければならないのです。

肥満気味の子供にオススメダイエットおやつ６選

子供にとっておやつは、楽しみでもあり栄養補給の一つでもあります。カロリーだけを気にするのではなく、栄養があってヘルシーなものをおやつとして考えなければなりません。

ここでは、子供の食欲を満たしつつストレスをためないダイエットを成功するためのおやつをご紹介しましょう。

果物

果物は、甘味もありビタミン、ミネラル、食物繊維と栄養も豊富で、栄養を補うおやつとして最適です。自然の恵みや四季の変化も感じられて情操教育にもなりますよね。親子で一緒に旬の果物を食べて楽しい会話をすることも食育にも通じます。

果物100％のジュースでもいいの？と思われるかもしれませんが、噛むことで満腹感も得ることができるので、新鮮な果物そのものを味わわせることが大切です。

乳製品

ヨーグルトやチーズなどの乳製品には、カルシウムやタンパク質が豊富に含まれており、子供の成長段階で重要な筋肉を作ったり、骨や歯を丈夫にしたり、乳酸菌が腸の働きを整えてくれてダイエット効果を高める働きをもしてくれるのです。

おしゃぶり昆布

カットした昆布を味付けした食品で、低カロリーなおやつとして女性に人気です。1袋100円ほどで購入できるのも魅力の一つですね。

食物繊維やカルシウムも摂取でき、さまざまな味付けがあり飽きることなく続けることができますよ。自然と噛む回数が多くなり、満腹感を得やすく小腹を満たしてくれます。

スルメ

スルメは、噛めば噛むほど味が染み出ていつまでたっても食べ終わらないイメージですよね。噛み応えがあるスルメは、咀嚼回数を増やし満腹中枢を刺激して空腹感を和らげます。

また、噛むことであご周りの筋肉を鍛えて、しっかりとしたあごを作り噛む力をつけます。噛む力がつけば、精神をリラックスさせて集中力が養え情緒も安定します。よって、過剰な食欲を抑えるなど、食欲をコントロールすることができるようになる効果もあるのです。

枝豆

枝豆は、畑の肉とも言われている大豆になる前の豆ですが、大豆と違う点はビタミン類を多く含み豆類ではなく野菜類に分けられるということ。植物性のタンパク質が豊富で、食事で不足しているタンパク質を健康的に補えます。

湯がいておけば、冷蔵庫で保存も可能ですし、気軽に食べることができますね。ただし塩で味付けしない方が塩分も取り過ぎにならずに続けられるので、そのままの枝豆の風味を味わうようにしましょう。

干し芋

甘いイメージの干し芋ですが、栄養価が高く食物繊維も豊富でダイエットに向いているおやつなのです。普通のサツマイモよりもビタミンB群が多く代謝を促進してくれるのです。

また、血糖値の上昇率が低いので、お腹が空いた時に食べても太りやすくなる血糖値の急上昇がなく、安心して食べさせることができます。

【簡単手作りレシピ】ヘルシー栄養たっぷりおやつ＝ダイエットおやつ

市販品のスナック菓子やファストフードなどは、高カロリーで高脂質なのでオススメできません。そこでオススメなのは、手作りのおやつです。

手作りなので添加物の心配もありませんし、砂糖の量を調整したり、中に入れるものもわかっているので安心安全ですよね。

「手作りってハードルが高い」と思われるかもしれませんが、ここでは簡単にパパッと作れる手作りのダイエットおやつをご紹介しますね。

揚げない大学芋

サツマイモには、食物繊維が豊富でビタミンも含まれており、お菓子よりもカロリーが低いのでダイエット時のおやつに適しています。

1. 皮ごとのサツマイモを乱切りにして、水にさらす。
2. フライパンに油を入れて熱する。
3. 水気を拭いたサツマイモをフライパンに入れてフタをし、弱火でやわらかくなるまで蒸し焼きにする。
4. サツマイモに火が通ったら、砂糖・水・塩少々・黒ゴマを入れて炒めて出来上がり。

栄養たっぷりスムージー

果物がたくさん摂れて、甘みもあり満腹感もあるので、腹持ちも良く満足できるおやつになります。中身を変えていろいろな味を試せるので、飽きることなく続けることができますよ。

1. 好きな果物や野菜をジューサーに入れる。
2. 水or牛乳or豆乳を入れて、スイッチオン。
3. 甘味が足りなかったら、はちみつやオリゴ糖などの甘味を入れて混ぜ合わせて出来上がり。

バナナやリンゴを入れると甘味がなくても自然の甘味がでるので、オススメです。

コーンチーズじゃがもち

子供の大好きなものが詰まったもちもち食感で満足感のある野菜のおやつです。

1. 皮をむいたじゃがいもをすりおろして、そこにコーンとピザ用チーズ、片栗粉を加えて混ぜる。
2. 平べったく形を整えて、熱して油をしいたプライパンで片面2-3分焼く。
3. しょうゆ1/2・みりん1を加えて絡めたら出来上がり。

味付けは色々してみてもOKです。そのまま食べてもじゃがいもやコーンの甘味、チーズの塩気で美味しく食べられますよ。

揚げないレンコンチップス

市販のポテトチップスの代わりに、揚げないヘルシーなチップスです。サクサクな食感がポテトチップス大好きな子供の欲求を満たしますよ。

1. 皮ごとレンコンを1-2㎜の輪切りにして、酢水に5分さらしアクを抜く。
2. 水気を拭き取り、オーブンシートを敷いた天板の上にオリーブオイルを絡めたレンコンを重ならないように並べる。
3. あらかじめ余熱しておいたトースターでパリッとするまで約7分焼いて出来上がり。

そのまま食べても良いですし、塩や粉チーズ、カレー粉などをふりかけてバリエーション豊富に楽しめますよ。レンコンの代わりにゴボウでもおすすめです。

海苔チップス

ミネラルが豊富でカロリーが低い海苔も、少しの手間で美味しいチップスになるのです。

1. 焼き海苔を5cm角くらいに切る。
2. それを、ごま油を敷いたプライパンで炒める。
3. 最後に、塩とゴマをふりかけて出来上がり。

味海苔は、カロリーが高くなるので焼き海苔を使用しましょう。

親の努力があれば、子供は健康的にダイエットできる！

以上のように、おやつだけでも見直せば、ダイエットの効果が現れるかもしれません。その他にも規則正しい食事と、運動を取り入れて肥満を解消するように努めましょう。

子供のダイエットは親のサポートなくしては、達成できません。休日は、なるべく外に連れ出して一緒に楽しんで運動したり、普段からヘルシーな食事やおやつを増やすことによって、無理のないダイエットができるのです。

「肥満気味？」と気づいた時が始め時です。子供の生活は大幅親が管理するので、ダイエット効果は早くに現れるはずです。無理なく楽しみながらおいしいダイエットおやつで、肥満を解消しましょう。