ジェイック(JAIC)の就職カレッジの評判は?やばい・やめとけ・最悪、は本当?
株式会社ジェイックが運営する「就職カレッジ」は、フリーター就職や第二新卒転職を対象とした、20代の若者向けの就職支援サービスです。
社会人としての基本的なことを学べる研修があるのが最大の特徴で、80%以上もの高い就職成功率を誇っています。
一方で、ジェイックについてネット検索すると出てくるのが「やばい」「やめとけ」などという不穏なワード。「実際に利用した人の評判はどうなの?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、就職カレッジの評判や口コミについて紹介します。合わせて、利用のメリット・デメリット、利用の流れなどについてもたっぷり解説しています。
最後にジェイック併用できる転職エージェントおすすめも紹介しているので、就職・転職活動を検討している人はぜひ読んでみてください。
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ジェイックの就職カレッジは未経験から正社員を目指す人のための就職支援サービス
就職カレッジは、20代の就職・転職に強いサポートサービスです。紹介求人のすべてが正社員で、非正規の仕事がないのが魅力です。
主な対象は18~34歳のフリーター・大学中退者・第二新卒・高卒などの方々。社会人経験が少ない人や未経験からの正社員就職を応援していて、以下のように高い実績を誇っています。
- 就職成功率…81.8%以上
- 入社後の定着率…92.2%
ジェイックでは就職・転職前の研修に力を入れており、以下のように利用者の年齢や状況に応じて選べる「就職支援講座」に3つのコースを設けています。
コース | コースの特徴 | 利用者の特徴 |
---|---|---|
就職カレッジ | 最もスタンダードなコース | ・18~34歳の男女 ・就活初心者 ・社会人未経験者 |
女子コース | 女性にオススメな総合職、事務、販売職などを紹介 | ・第二新卒 ・早期退職、転職 |
中退者コース | 中退者を採用したい成長企業を多数紹介 | ・大学・大学院を中退した人 ・社会人経験が少ない人 |
就職支援講座は、ビジネスマナーや履歴書・面接対策まで、就職に関わる様々な知識を学べる講座です。無料で5日間の研修を受けることができ、その後2日間の面接会を実施。なんと最短2週間で内定を獲得することも可能なのです。
就職後のアドバイザー相談も無料でできますから、就職活動~就職後まで少しでも不安のある方におすすめと言えます。
各コースによって紹介求人の傾向が異なるので、自分に合ったコースを選ぶと良いでしょう。
ジェイックの就職カレッジ最大の特徴、研修プログラムについての評判が知りたい!
就職カレッジの最大の特徴と言えば、充実した研修プログラムです。
まずは、研修プログラムにフォーカスして評判や口コミを調べてみました。
ジェイックの就職カレッジの研修プログラムについて良い評判
最初に見ていくのは、実際に研修に参加した人からの肯定的な口コミです。
- 社会人経験がなく不安だったが、社会人の基礎を学べるのが良かった
- 履歴書の書き方やビジネスマナーなど、基礎をしっかりと学ぶことができて自信につながった
- ビジネスマナー、履歴書の書き方、面接の心得などの講座を無料で行っていて、もう一度基礎を学べて助かった
- 研修が充実していて実際に仕事で活かせる技術を学ぶことができた
- 社会人のマナー講習を受けられたおかげで無事に就職できた
- 面倒見が良かった
良い口コミの傾向としては、社会人経験が少ないことによる知識不足を補える研修内容に満足しているという声が多く見受けられました。
ジェイックの就職カレッジの研修プログラムについて悪い評判
続いて、研修プログラムに関する否定的な口コミを見てみましょう。
- 考えを押し付けてくる
- 体育会系の雰囲気が苦手だった
- 体育会系のノリで頑張り過ぎて体調を崩した
- 無駄に大きな声を出させられる
- 怪しいセミナーで洗脳でもされている気分だった
また、研修の内容について言及している次のような口コミもありました。
- 実習は大変だったが、充実した研修内容だった
- 内容はとても厳しいものだったが、研修をやり遂げたことで自信が持てるようになった
- 厳しい指導もあったが、大学の就活センターとは比べものにならないほど、手厚いサポートだった
悪い口コミとして目立っていたのが、ジェイック独自の研修内容に強い拒否反応を示した人の意見です。なかには「宗教的「洗脳」と感じた人もいました。
また、結果的に研修内容に満足している人でも「大変だった」「厳しかった」などと振り返っていることからも、就職カレッジの研修が容易いもの、楽なものではないことが想像できますね。
ジェイックの就職カレッジ研修についていけない人もいる
就職カレッジの研修プログラムについての評判・口コミからわかるのは、研修が合う人、合わない人の差が激しいということです。
ジェイックのサービスそのものがフリーター・大学中退者・第二新卒・高卒を対象としているため、研修ではそうした人たちの「社会人経験の少なさ」を補える内容となっています。
就活のプロから社会人としての心構えなどを教えてもらえるので、社会人経験が無い人や「今さら人に聞くのが恥ずかしい…」という人にとっては、特に得るものが多い研修と言えるでしょう。
しかし、研修そのものの雰囲気は体育会系で熱量が高いので、そうした雰囲気や空気がそもそも苦手な人にとっては苦痛かもしれません。
また、研修内容は決して楽なものではなく、場合によっては「過酷」と感じることもあります。
ジェイックの就職カレッジの求人や担当アドバイザーについての評判をチェック
研修プログラムについての評判を理解したところで、次に研修以外の評判・口コミについてチェックしていきましょう。
ジェイックの就職カレッジの求人やアドバイザーについての良い評判
- 関東圏を中心に幅広いジャンル・職種の求人があった
- 希望していた事務職をたくさん紹介してくれた
- 案件が豊富にあり、就職したいと思える会社が見つかりやすかった
- メーカーや商社などのほか、設立年数が長い企業が多くて安心できた
- 書類選考なしの集団面接会で一度にいろいろな企業の方と話せたので、自分に合う会社がすぐに見つかった
- 最後まで専任の担当スタッフが個別サポートしてくれた
- 就職後、ビジネスマナーや仕事の進め方などの面でも継続サポートしてくれた
- 希望を伝えたらしっかりと聞き入れてもらえた
- アドバイザーに不安点やわからないことなどなんでも相談ができた
- 就職後でもアドバイザーに相談できるので安心感がある
紹介求人、企業、サポート体制、アドバイザーの人柄や対応などさまざまな部分で満足しているという意見が見られました。
特に目立っていたのは、充実したサポート体制を評価する声です。
研修プログラムの評判でも触れましたが、社会人経験が少ない利用者にとっては、ジェイックの一人ひとりに合った手厚いサポートやそれらを就職後も受けることができるといった点に満足している方が多いようです。
就職カレッジの求人やアドバイザーについての悪い評判
- 求人がブラックばかり
- スタッフの対応は良いが、紹介企業の質をあげてほしい
- 紹介求人のほとんどが営業職で、もっと幅広い職種を扱ってほしかった
- 求人の紹介をしてもらえなかった
- 担当者が怖かった
- やりたいことを頭ごなしに否定された
- 個人面談でキツいことを言われた
- 資料が送られてこない、返信が来ないなど、担当者の対応が不十分だった
悪い口コミでもっとも多かったのは先ほど紹介した研修内容に関するものでしたが、他にも求人と担当アドバイザーに対する不満の声もありました。
アドバイザーの威圧的な態度についての意見のなかには、「担当アドバイザーに脅されるような形で仕方なく入社を決めた」という口コミもありました。
就職カレッジの求人や担当アドバイザーに不満を感じた際の対処法
利用者の年齢や状況、希望の条件にもよりますが、期待するような求人の紹介を受けられない場合は、就職カレッジ以外の就職支援サービスにも登録することをおすすめします。
サービスにはそれぞれの特徴や強みがあるので、自分の希望にマッチしたサービスを選ぶと良いでしょう。
また、担当アドバイザーの人柄や対応に不満がある場合や合わないと感じた際には、担当者の変更をお願いするのもひとつの方法です。
たしかにアドバイザーは就職支援のプロですが、実際に企業に就職して働いていくのは利用者本人です。アドバイスを参考にするのは良いですが、言いなりになる必要はありません。
入社したあとで「こんなはずじゃなかった…」「アドバイザーが言ったからそうしたのに…」など後悔しないためにも、自分自身の希望や考えも大切にして就職・転職活動を進めていきましょう。
就職カレッジの「やばい」「やめとけ」という悪評は本当なのか
ジェイックの就職カレッジをネットで検索すると、「やばい」「やめとけ」「最悪」「しつこい」「炎上」などといった不穏な言葉がヒットすることがあります。ジェイックの利用を検討している人にとっては引っかかるワードですよね。
また、さらに数年前まで口コミをさかのぼると「研修で飛び込み営業をさせられた」という体験談を投稿している方もいました。
就職カレッジについて「やばい」と言われるのはこうした口コミや過去の情報から来ているようです。
たしかに、ジェイック独自の研修に抵抗がある人もいるでしょう。しかし、それはジェイックに限ったことではありません。転職エージェントの特徴がその人に合うか合わないかには個人差があります。
また、研修での飛び込み営業は以前は実施していたようですが、現在は行っておらず、座学での講座に変わっています。
このように、一部ネガティブな口コミ投稿も見受けられますが、就職カレッジならではの研修やサポート体制を評価する意見も非常に多く、「研修を受けたおかげで内定が獲得できた」というポジティブな口コミのほうが多いのもまた事実です。
就職カレッジのメリット5つ!社会人の基礎力が身につく
ここからは、ジェイック独自のプログラム、就職カレッジのメリットとデメリットについて解説していきます。まずは、5つのメリットから見ていきましょう。
ジェイックでは就職カレッジで社会人としての基本が学べる
就職支援サービスのなかには、単に求人を紹介するだけのところもありますが、就職カレッジでは独自の研修プログラムを実施しています。
特に力を入れているのが、社会人の基本的な部分。既卒やフリーターなど社会人経験が少ない人でもスムーズに就職できるよう構成されており、研修ではプロの講師のもと、以下のような内容についてしっかり学ぶことができます。
- 社会で働くうえで身につけておくべき考え方
- 挨拶の仕方
- 身だしなみ
- ビジネスマナー(電話・メールの方法)
挨拶や身だしなみ、電話応対の仕方などは、就職活動で会社の担当者と実際にやりとりする前に身につけておきたいマナーです。
「今さら人に聞くのが恥ずかしい…」というような社会人としての基本的なことを改めて学べるので、自信を持って就職・転職活動に臨めるでしょう。
ジェイックの就職カレッジで自分のやりたいことや強みがわかる
就職カレッジでは、次のような自己分析も行うので、「自分がなにをやりたいのかわからない」「自分の強みがわからない」という就活初心者でも安心して参加できるでしょう。
自己分析 | ・自分のやりたい仕事 ・自分の強みや長所の見つけ方 |
---|---|
企業選定 | ・働きやすい会社とは? ・自分に合う企業の選び方 ・会社で自分の強みや長所を活かす方法 |
就職カレッジで自分自身にじっくり向き合うことで、志望動機の伝え方や企業選定などその後の就活がぐっとスムーズになるはずです。
就職カレッジで内定に直結するさまざまなスキルが学べる
ジェイックでは社会人としての基本的なことだけでなく、希望の企業から内定を獲得するために必要な就活スキルについてもしっかり学べます。
企業研究/応募 | ・求人票の見方やチェックすべきポイント ・良い印象を与える履歴書の書き方 |
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面接 | ・良い印象を与えるスーツの選び方 ・採用につながる自己アピールの方法 ・オリジナルの逆質問の作り方 ・名刺交換のやり方 ・面接官のチェックポイントについて |
書類作成や面接に自信がない人でも、プロの指導を受けることで自信を持って選考に臨めるでしょう。
就職カレッジで書類選考なしで約20社の企業と面接できる
就職カレッジの利用者は、未経験者の採用に積極的な考え方の企業、約20社との集団面接が可能です。
万全の対策を取ったうえで面接ができます。
また、どの企業もジェイックが訪問・取材をして選定した優良企業なので、安心して自分に合った企業を見つけることができるでしょう。
就職カレッジは就職後も手厚いサポートが受けられる
就職支援のゴールを「就職後も安心して長く働き続けられること」と考えるジェイックなら、就職・転職をしたあと1年間は引き続き無料で専任アドバイザーのサポートが受けられます。
アフターフォローが1年間有効というのは、就職支援サービスのなかでもトップクラスの長さです。
内定獲得後の各種手続きに関することだけでなく、入社してからの悩みや不安など、さまざまな相談にいつでも乗ってくれるので、初めての就職・転職をする人も費用の心配をすることなく安心して利用できます。
就職カレッジのデメリット3つ!利用が難しい場合がある
数々のメリットがある就職カレッジですが、3つのデメリットもあります。
ジェイックの就職カレッジは地方に住んでいる場合は利用が難しい
ジェイックは、国内の主要都市を中心に7拠点で開催されており、期間限定で地方での開催もあります。
しかし、大手の就職支援サービスに比べると、残念ながら地方でのサポートは弱いと言えるでしょう。
以下に、就職カレッジを通年開催している拠点と不定期開催の拠点(出張所)をそれぞれまとめたので参考にしてください。
東京本社(神保町)・東北支店(仙台)・大阪支店・名古屋支店・広島支店・九州支店(福岡)・熊本オフィス
札幌・大宮・千葉・神戸
ジェイックの就職カレッジは自分のペースで就職活動したい人には不向き
就職カレッジで求人の紹介を受けるには、専門アドバイザーによる講座や研修をすべて受講する必要があります。
研修プログラムの日程に合わせて自身のスケジュールを調整しなければならないので、働きながら転職先を探したいという人ではそもそもジェイックへの参加が厳しい場合もあるでしょう。
また、他の就職支援サービスと併用するときも、アドバイザーとの面談日や企業との面接日などと重ならないように注意しなければなりません。
ジェイックの就職カレッジは人によって物足りない可能性もある
ジェイックの求人の多くは、20代の若者や未経験者向けのものです。そのため、次のような方だと「魅力的な求人がない」「求人内容が物足りない」と感じることもあるでしょう。
- 年収アップやキャリアアップを目指す人
- 専門性の高い職種に就きたい人
- 管理職に転職したい人
就職カレッジの利用方法は?申し込みから就職までの流れを解説
次に、ジェイックの利用の流れについて見ていきましょう。
ここではコースのひとつ、就職カレッジの基本的な流れを解説します。
- ジェイックで就職カレッジに申し込む
- 担当アドバイザーのキャリアカウンセリングを受ける
- 無料就職講座を受講する
- 面接会に参加する
- 内定を獲得し就職・転職活動が終了する
まずは「就職支援サービスお申込みフォーム」にアクセスして、就職希望エリア、生年月日、現在の状況、住んでいる都道府県などの必要情報を入力します。
登録後、担当のアドバイザーから連絡が入り、後日キャリアカウンセリングを行います。面談ではやりたい仕事や就活の進め方について、一緒に決めていけるので、安心して参加しましょう。
就職講座をすべて受講したら、書類選考なしで約20社の企業との面接を行います。希望の企業から内定が獲得できたら就職・転職活動の終了です。
新型コロナウイルスの影響により、キャリアカウンセリングはオンライン面談、無料就職講座はオンライン講座、面接会はオンライン面接という形でそれぞれ実施しています。
オンライン面接に不安がある場合も、アドバイザーが成功のコツをしっかりと教えてくれるので、安心して面接に臨めるでしょう。
就職カレッジを上手く活用するコツを紹介
ジェイックの就職カレッジを最大限に上手く活用するコツを紹介します。
キャリアカウンセリングで就職カレッジの受講を見極めよう
就職カレッジに登録後、就職支援講座を受講する前に担当のアドバイザーのキャリアカウンセリングを受けます。
そのカウンセリングで自分にとって就職カレッジの研修プログラムは必要か、合っているかを見極めておくとよいでしょう。
自分の経歴や経験を踏まえて、以下の観点から担当アドバイザーに話を聞いてみましょう。
- 自分にとって有益な情報は得られるのか
- 受講後、希望の求人は紹介されそうか
求人紹介をしてもらうためには就職カレッジの受講をしなければならないため、自分にとって就職するためには何が必要なのか、どのようなサポートを受けたいのかを明確にしておきましょう。
就職支援講座には本気で参加しよう
2016年頃までの就職支援講座は営業職に特化したプログラム内容でしたが、現在は自分のキャリアプランや将来なりたい自分を考え実行できる主体性のある社会人への成長をサポートするカリキュラムに変更されています。
しっかりと研修に取り組めば、社会人としての基礎や企業が求めている必要なスキルや知識を身に着けることができるのです。
また、無料で受けられる上に受講後には書類選考なしの企業との面接が確実に待っているため、真剣に取り組む姿勢で参加しなければなりません。
面接会に参加する企業は、ジェイックの研修を信頼して自社に合った人材を探しに来ているということも忘れてはいけません。
担当アドバイザーが合わない場合は変更申請しよう
ジェイックに登録すると、一人ひとりに担当アドバイザーがつきます。
転職エージェントを効率よく利用するには担当アドバイザーとの相性はとても重要です。
よって、少しでも「合わないな」「違うかも」と思ったら、躊躇せずに担当アドバイザーの変更を申請しましょう。
無料だからと言って担当アドバイザーの変更申請を遠慮する必要はありません。
もちろん、「希望の求人を探そうともしない」「企業に交渉してくれない」「親身に話を聞いてくれない」など転職活動に支障が出るようなアドバイザーは、早めに変更することをおすすめします。
担当者の変更申請は、下記に電話してください。
ジェイックのお客様サポート
企業に提出する推薦書は必ず確認させてもらおう
ジェイックから応募した企業には、履歴書や職務経歴書と併せて担当アドバイザーが作成した推薦書が送られます。
この推薦書とは、担当アドバイザーが企業に求職者を紹介する書類であり、企業は他の書類と併せて推薦書も選考の材料にするもの。
担当アドバイザーによっては職務経歴書を映しただけで企業側にアプローチが薄い場合もあるため、応募する際に担当アドバイザーに確認したい旨伝えてみましょう。
推薦書は企業側が目を通す書類であるため、自分の強みがきちんと伝わる推薦書になっているか、自分の目で確認することをおすすめします。
他の転職エージェントと併用しよう
ジェイックの他にも第二新卒・既卒・フリーターを対象とした転職エージェントは存在します。
転職エージェントにはそれぞれが持つ独自の求人や強み・特性があるため、ジェイックだけでなく複数の転職エージェントを併用すれば、それだけ多くの選択肢が見つかるはずです。
ジェイックが持っていない業種や職種の求人に出会えることやジェイックにはないサービスを受けられるなど、転職活動の幅が広がるでしょう。
また、求人の数や質、エージェントのサポート力やフォロー力などを比較することができるため、2-3社登録することをおすすめします。
就職カレッジを利用する前に把握しておきたい注意点
ジェイックの就職カレッジを利用する前に知っておきたい注意点を紹介します。
【注意点1】研修が厳しい、キツイと感じる可能性あり
2018年ころまでは飛び込み営業の研修や体育会系の雰囲気の研修がありましたが、2019年以降には座学中心の研修が行われています。
先述の悪い評判にあるように、集団で大きな声を出すなど体育会系のノリは多少残っており、そのような雰囲気が苦手、合わないという人も多いでしょう。
結果的に研修を受けてよかった、ためになったという人も「厳しい指導もあった」「実習は大変だった」と感じています。
社会人の基礎やビジネスマナーなど実践的な知識を短期間に習得させるプログラム内容であるため、決して楽なものではないと認識しておきましょう。
【注意点2】就職カレッジ利用にはまとまった時間が必要
ジェイックの就職カレッジに登録したら研修プログラムである「就職支援講座」に必ず参加しなければなりません。
5日間という時間をかけて以下の習慣を取り入れたジェイックオリジナル研修を学ぶことになります。
- ビジネスマナー
- コミュニケーション
- 分析力・論理性
- 考え抜く力
- 主体性
- 俯瞰的な思考
研修に最後まで参加しなければ企業面接会には参加できません。
求人紹介の前には研修参加は必須なため、まとまった時間が用意できなければジェイックのサポートを受けることができないのです。
【注意点3】ジェイックの求人は営業職がダントツに多い
ジェイックの求人は営業職だけでなく技術職や人事・総無職など幅広い求人紹介が可能になったため、「営業カレッジ」という名称から2018年に「就職カレッジ」という名称に変更されました。
とは言え、やはり営業職の求人が大半を占めており、メーカーや商社の営業職が中心の求人紹介になると認識しておきましょう。
ジェイックの求人は、営業職6割、エンジニアなど技術職が2割、販売職や事務職が2割となっています。
【注意点4】ジェイックが紹介した求人以外のサポートは難しい
就職活動をしていると紹介以外にも自分で求人を探すこともあるでしょう。
もちろん自分で応募すればよいのですが、転職エージェントによっては保有している求人以外の求人であっても間に入ってサポートをしてくれる場合があります。
しかし、ジェイックは保有求人以外の求人への支援は行っておらず、自分が見つけてきた求人へのサポートは期待できません。
もし自分で見つけた求人に応募する場合は、転職エージェントで学んだ転職活動のノウハウを使って自力で活動を続けるか、保有求人以外のサポートも行ってくれる転職エージェントに依頼してみましょう。
【注意点5】確認できる求人が少ない
ジェイックの就職カレッジを利用しての転職活動を行う場合、基本的には集団面接会を通して企業から内定をもらうシステムになっています。
面接会に参加する企業は約20社であるため、他の転職エージェントと比べると確認できる求人は少ないです。
また、離職率の高さから外食業界・投資用不動産業界・アミューズメント業界の求人が省かれていることからも選択肢が狭まっていると言えるでしょう。
ただし、一回の面接会で納得できる企業に出会わないとしても、一回就職講座を受講していれば何度でも書類選考なしの面接会に参加することができます。
第二新卒・既卒・フリーターにおすすめ!就職カレッジと併用できる転職エージェント
ここまで、就職カレッジについて詳しく説明してきましたが、より就職・転職活動の成功率をあげたいなら、他の就職支援サービスも併用して利用するのがおすすめです。
サービスによって強みやサポート内容、扱っている求人が異なるので、ぜひ自分に合ったサービスを見つけてみてください。
キャリアスタートは若手に特化したサービスが魅力的
キャリアスタートは、若手に特化した転職支援サービスを提供するのが特徴の転職エージェントです。
1万人の実績をもとに作り上げた転職メソッドを活用して、専属の転職エージェントがあなたの気持ちに寄り添いながら転職活動のサポートをしてくれます。
- 転職のコツが詰まった「転職成功BOOK」のプレゼント
- 「転職交流会」を毎月開催
- 新型コロナ就職支援サービス
など
20代がおすすめする転職支援会社No.1を獲得した実績もあり、充実したサポートにより満足のできる転職活動ができることでしょう。
ハタラクティブは未経験の20代に強いサポートが受けられる
ハタラクティブは、20代の若者や未経験者向けの就職支援サービスです。
主な対象は、第二新卒・既卒・フリーター・ニートなどで、経歴や状況をふまえたプロによるアドバイスをはじめ、未経験に特化した手厚いサポートが受けられるのが魅力です。
次のように学歴、職種、スキルに自信がない人でも最短2週間で内定の獲得が目指せます。
- 未経験の業界・職種に就きたい人
- 正社員としての就業経験がない人
- 中卒・高卒・大学中退など学歴に自信がない人
就職Shopは大手リクルートが運営する若手社会人向け転職サイト
就職shopは、大手の株式会社リクルートが運営する、就職・転職支援サービスです。
主な対象は、20代の新卒、第二新卒、フリーターなどで学歴・職歴社会人経験の求人を豊富に用意しています。
また、登録企業はすべて就職Shopが直接訪問、取材して選定した企業なので、職場の雰囲気や仕事の環境など、ネットだけではわからないリアルな情報がつかめるのが魅力です。
疑問を解決!ジェイックの就職カレッジに関するよくある質問と回答
ジェイックの就職カレッジを利用する際によくある質問と回答をまとめています。
気になる点や疑問に思っている点は、登録前に解消しておきましょう。
就職カレッジ利用は本当に無料なの?
A:本当にすべてのサービスが無料です。
ジェイックの就職カレッジの転職支援サービスは、完全無料です。
就職カレッジで転職が決定すれば、企業から手数料が支払われるため、利用者には費用がかかりません。
企業側は求人掲載料の他、採用者が決定した場合、年収の約20%~30%程度の報酬を就職カレッジに支払う仕組みになっているのです。
これまで紹介してきたサポートが無料で受けられるのは、企業の採用活動の費用が転職エージェントの運営に回っているからなのです。
また、求職者から職業紹介に対しての報酬は基本的に受けてはならないと職業安定法で定義されています。
(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
② 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
引用元:職業安定法32項の3第2項
このように転職エージェントは求職者から紹介手数料を受け取ってはいけないという法律があるのです。
就職カレッジ利用に学歴は関係あるの?
A:学歴関係なく利用できます。
就職カレッジでは、学歴よりも人柄やポテンシャルなど将来性を踏まえての採用に力を入れている企業の求人が多いため、高卒や大学中退、社会人経験なしの人でも求人の紹介が可能です。
就職カレッジの講座で学べる「社会人としての基礎力」を重視している求人が多く、学歴にとらわれない転職活動ができるのです。
就職カレッジ独自の講座や研修を高く評価し、就職カレッジ卒業生の採用に積極的な企業の求人の他、挫折や苦労を経験し新卒とは異なる「意欲」や「心構え」を持った中退や早期退職した人、学歴に負い目がある人などを積極的に採用しようとしている企業の求人が揃っています。
就職カレッジに登録してから内定が決まるまでどのくらい?
A:最短で3週間以内に内定をもらえる可能性が高いです。
就職カレッジの研修から最短3週間で内定をもらったケースがあります。
また、中退者の場合は、離職してから研修を受講し集団面接会に出席し、平均1週間で採用が決まると公式ホームページに記載があります。
書類選考なしで面接まで進めることや集団面接会に出席している企業が就職カレッジの人材を信用しているためでしょう。
就職カレッジは限られた期間に集中して行うため、スピード感ある転職活動ができるのです。
相談や受講はオンラインでできるの?
A:コロナウィルスの影響からオンラインでも対応しています。
地方に住んでいる場合はサポートが弱く利用しにくいとされている就職カレッジですが、電話やオンラインでの面談やオンラインで講座を受講するシステムが整っています。
就職カレッジに登録後すぐのカウンセリングも就職支援講座の受講もセミナー参加もオンラインで済ませることができるのです。
また、就職支援講座受講終了後の集団面接会もオンライン面接が実施されています。
担当アドバイザーとも電話やメール、チャットなどオンラインツールを利用して気軽にやり取りできるので、気になる些細な悩みも気軽に相談できるのもオンラインならでは。
飛び込み営業の研修があるって本当?
A:現在は廃止されています。
就職カレッジの就職支援講座は2005年から「営業カレッジ」としてスタートし、2016年頃まで営業職に特化した講座を開講していたため、2週間の研修の内2日間飛び込み営業の研修がありました。
しかし、現在は自身のキャリアプランや将来なりたい姿を考え・実行できる、主体的な社会人に成長するカリキュラムに変更され、2018年から「就職カレッジ」への名称を変更したのです。
よって、当初の「営業カレッジ」で行われていた飛び込み営業の研修は現在では廃止されました。
営業職対象の就職支援講座から、「スタートキャリアを支援する」というコンセプトに変更され、「初めての正社員就職を目指すフリーターや大学中退した方」や「初めての転職を成功させたい第二新卒、高卒の方」を対象にしたサポートとなっています。
就職カレッジを退会するにはどうしたらいい?
A:メールや電話で退会する旨を連絡しましょう。
就職カレッジを退会したい場合は、メールや電話で退会したい旨を伝えれば退会可能です。
その際、引き止められたり他の勧誘が行われたりすることはありません。
申し込み内容の変更、削除、サービス利用の中止
申し込み時の個人情報、及び付随する内容について変更が生じた場合には、速やかにその旨ご連絡ください。 また理由の如何を問わず、申込者本人からの申し出によってサービス利用の中止、及び申し込みの取り消し(削除)を行うことができます。
引用元:JAIC「利用規約」
このようにジェイックの利用規約に記載がある通り、利用者の一存で退会できます。
研修の途中であっても辞めることはできるので、担当講師やアドバイザー、オフィスに連絡しましょう。
また、選考中の企業はないか確認しておきましょう。
就職カレッジのサポートを上手く活用して転職成功へ
社会人経験や正社員での就業経験がない人が自力で就職・転職活動を成功させるのは大変ですが、就職カレッジに登録すると、社会人としての基本的なことを学ぶ機会が得られます。プロの手厚いサポートを長期的に受けられるということもあり、安心して就活を進められるでしょう。
また、アドバイザーと二人三脚で進めることで視野が広がって、自分では気がつかなかった「やりたいこと」や「強み」が発見できるかもしれません。
もちろん、ジェイック以外にも多数の転職エージェントがあるので、希望の求人に出会えそうなサービスには積極的に登録してみることをおすすめします。
転職エージェントのサポートを上手に活用して、正社員就職を成功させたいものですね。
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