足のカサカサ解消法。足の保湿もしっかり行って粉吹きを防ぐ!
Date:2017.12.04
乾燥肌の人は、中でも特に足の乾燥に困らされた経験があるのではないでしょうか?「足の乾燥」と言えばかかとやひざが思い浮かびますが、その陰に隠れた
- ふくらはぎ
- すね
- 太もも
も乾燥しやすいため要注意です。
この記事では、ふくらはぎ、すね、太ももを中心とした足の乾燥を解消する方法についてご紹介します。
この記事の目次
足全体に共通。日常で実践できるカサカサ足の解消法
かかとや足裏、膝…といったピンポイントな部分であればケアのやり方も数ありますが、ふくらはぎやすね、太もものような広範囲な部分の乾燥だとケアも大がかりになります。また、範囲が広いため原因も様々です。
まずは広範囲にわたる足のカサカサを解消する方法について見ていきましょう。
お風呂はぬるめのお湯に浸かる
熱いお湯をたっぷり張った湯船に浸かっていませんか?特に寒い季節だと、ちょっと熱めのお湯に浸かりたくなる気持ちはわかります。
ですが、温度の高いお湯は必要な分の皮脂まで落としてしまいます。そのため乾燥を招きやすいのです。
湯船に張るお湯の温度は、あまり高すぎない方が良いですね。どんなに熱くても40℃以下のお湯が理想的。それ以上温度の高いお湯に浸かると、入浴後に肌の乾燥が激しくなってしまいます。
また、極端な長風呂にも注意してくださいね。お湯で皮膚がふやけてしまい、乾燥を招いてしまいます。
足は部分的にしか洗わない
「清潔にしたいから」と毎日全身をくまなく洗っていませんか?実は毎日身体を洗うと、肌が乾燥しやすくなってしまいます。
足のふくらはぎやすね、太ももなどは、毎日洗わなくて大丈夫です。洗うにしても2~3日置きくらいでOK。
毎日洗うのは
- おしり
- 足の裏
- 足首付近
くらいで充分なのです。特に元から乾燥肌の人は、身体を洗うことで余計に乾燥を悪化させてしまうため注意してくださいね。
毎日洗わないと不潔に思うかもしれませんが、太ももなどは外に晒されることも少ないですからそんなに汚れも溜まっていません。
石鹸やソープは弱酸性のものを使う
身体を洗うときに使う石鹸やボディソープは、弱酸性のものを使うようにしましょう。刺激の強いものだと皮膚にダメージを与えたり、皮脂を落とし過ぎたりしてしまいます。
できればボディソープよりも石鹸がおすすめですね。
- 合成界面活性剤が使われていない
- 無添加である
- 刺激成分が含まれていない(着色料や人工香料、ラウリン酸、アルコールなど…)
- ソープなら泡で出てくるタイプのもの
石鹸や液状のソープを使うなら、必ず泡立ててから使うようにしてください。直接肌にこすり付けると、皮脂が剥がれて乾燥を招く要因になります。
間違っても「皮脂をごっそり落とす!」という文句で売られているものは使わないでくださいね。また、女性が男性用の石鹸・ソープを使うのもNGです。
ローションやクリームで保湿をする
乾燥を防ぐなら、ローションやクリームによる保湿がオーソドックスな解消法ですね。肌水分を保つことで、直接的にカサカサを解消することができます。
足は範囲が広いですから、容量の多い化粧水をパシャパシャ使うのもおすすめです。ミストタイプの化粧水なら、広範囲を一手間で保湿できますね。
もちろん乾燥の度合が酷いようなら、専用のボディローションがおすすめです。足の保湿に使うスキンケア用品はたくさんありますから、
- 足のどの部分の保湿がしたいのか
- 元から乾燥肌なのか
- どのような乾燥の症状があるのか
(カサカサするだけor粉がふいているor皮が向けているorかゆみがある…など) - 乾燥は慢性的なものなのか
…など、自分の乾燥の悩みに合わせたものを選んでみてくださいね。
室内では加湿器を使う
足に限らず、肌のカサカサは乾燥によるものです。ローションなどによる肌の保湿も大切ですが、外気が乾燥していては保湿も意味がありません。
50~60%くらいの湿度を目安に、加湿器を使って室内の乾燥を防ぎましょう。部屋には加湿器と一緒に湿度計を置いておくと良いですね。
寒さや暑さの厳しい季節だとエアコンを使うことがあると思いますが、エアコンの機能は室内を乾燥させてしまいます。もし長時間エアコンをつけた空間にいる場合は、特に注意して加湿器を使いましょう。
水に浸けるだけのペーパー加湿器などもありますから、外出先での乾燥対策も万全に整えておきたいですね。
綿素材の肌着を着用する
足の広範囲にわたる乾燥は、着用している肌着に問題があるケースも考えられます。例えばタイツやストッキングなどが例ですね。太もものカサつきであれば、ガードルやスパッツなども関係しています。
足の肌に直接触れるような肌着は、化学繊維は避けてなるべく綿繊維の素材を選ぶようにしてください。
化学繊維の肌着は毛羽立ってチクチクし、肌が刺激を受けてしまいます。また、吸水性や通気性も劣るため、乾燥をはじめ様々な肌トラブルを招きがちです。
ストッキングやソックスなど…足を覆うような肌着を購入するときは、なるべく素材に注意して選んでみてくださいね。
こまめな水分補給を心がける
暑い夏と比べて、冬は寒いためなかなか脱水症状への危機感が高まりません。そのせいで水分補給を怠ってしまい、脱水症状を起こしてしまうことが多くあります。
体内で水分が不足すると、皮膚のうるおいを保つための水分までが不足してしまいます。そのため、身体の皮膚が乾燥してガサガサになってしまうのです。
特に足は血流が悪くなれば、水分をはじめ栄養や酸素が運ばれにくくなってしまいます。範囲も広いですから、もともと乾燥しやすい部位なのです。
- 起きた後
- 眠る前
- 入浴の後
- 何かの作業中
…など、小まめにタイミングを見計らって水分補給をしておきましょう。特に睡眠や入浴は身体から水分が蒸発しやすいので、これらのタイミングに合わせて水分補給をしておくと良いですね。
ふくらはぎのカサカサにはむくみの解消でアプローチ
足全体の乾燥を解消するのも重要ですが、特にふくらはぎの乾燥をピンポイントで解消したい、という場合もあるでしょう。
ふくらはぎの乾燥になやんでいる人は、ふくらはぎのむくみ解消を目指してください。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも言われるほど、血液の循環に関わっている部位です。このふくらはぎの血流が悪くなってむくんでしまうと、「下肢静脈瘤」と言って足の血管が広がったり折れ曲がったりしてしまいます。
- 足のむくみ
- 足の肌のつっぱり
- 足の肌のかゆみ
- 足のだるさ
ふくらはぎのむくみを解消するなら、マッサージやストレッチが有効的です。アキレスけん伸ばしのように、前後に足を広げてふくらはぎをグッグッと伸ばすだけでも血流が良くなります。
また、お風呂に入ったときにふくらはぎをよく揉むなどして、血流を改善しましょう。血流が良くなれば栄養や酸素が肌に行き届きやすくなって、足の乾燥も緩和されていきますよ。
ムダ毛処理のポイントを押さえてすねのカサカサを解消
足のすねと言えば、ムダ毛処理で触る機会の多い場所ではないでしょうか?すねが乾燥してしまうのには、すねのムダ毛処理が影響していることもあります。
- 最初に蒸しタオルで毛穴を広げる
- オイルやクリームを使ってからムダ毛を処理する
- 処理した後は化粧水やローションで保湿をする
といったポイントを徹底しましょう。
ムダ毛を処理すると、皮膚や毛穴に負担がかかるため想像以上に肌が乾燥しやすくなります。日常的な習慣になっているムダ毛処理に気を使えば、すねの乾燥を解消する糸口になりますよ。
もちろんすねだけではなく、太ももやふくらはぎのムダ毛処理をするときも同様の注意が必要です。ただ、すねは皮脂線が多い場所であるため、より乾燥に気を使う必要があるのです。
ガードルやスパッツは太ももを保湿してから履くのが正解
太ももの肌がカサカサに乾燥してしまうときは、ガードルやスパッツ、タイツなどの肌着が太ももと摩擦している可能性が考えられます。
太ももと密着するような肌着を身に着けるときには、まず太ももに保湿剤を塗ってみましょう。クリームやローション、化粧水などでもOKです。
そんな太ももと肌着が摩擦して余計なダメージを受けないように、あらかじめ肌を保湿しておくのがポイント。ある程度のうるおいがあれば、肌のバリア機能を高めて摩擦から守ることができます。
化粧水をスプレーボトルに入れておくと、時短で太ももを保湿できておすすめですよ。また、タイツやストッキングを履くときは、太ももに限らずふくらはぎやすねも一緒に保湿しておくと乾燥を緩和できます。
ガサガサな足は致命的。全体的にがしっとりの美脚を目指して
どんなに髪や顔の綺麗な人でも、足元を見たときにガサガサだったらちょっと幻滅してしまいます…。足のガサガサが気になって露出度を下げると、ファッションにも制限ができてしまいます。
もちろん見た目だけの話ではありません。足の乾燥は靴下やタイツ、ストッキングが引っ掛かって痛い思いをすることだってあるのです。
かかとや足裏、膝といった部分だけではなく、足全体でのうるおいをキープしましょう。
足全体の肌がしっとりうるおえば、足に自信が出てファッションの幅も広がります。
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