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褒め方次第で子供は変わる!「良い褒め方」と「悪い褒め方」

Date:2018.11.12

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褒め方次第で子供は変わる!「良い褒め方」と「悪い褒め方」|女性の美学
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「褒めて伸ばす子育て」と「ほめ殺しでダメにする子育て」と結果は両極端です。前者も後者も子供を褒めていることは同じですが、『褒め方』が違うのです。

つまり、『褒め方』によって子供の成長のサポートになり得る反面、逆効果の可能性もあり、『褒め方』次第で結果が変わるということなのです。

『悪い褒め方』は、子供のやる気をそいでしまったり、自尊心を傷つけてしまうだけでなく、親子の信頼関係までも悪くなる可能性があります。

一方『良い褒め方』をすれば、子供のやる気を生み出し、子供の自信にもつながるだけではなく、親子の強い信頼関係も築き上げることができるのです。

では、子育てを左右する『良い褒め方』と『悪い褒め方』との違いを見ていきましょう。


今すぐ実践しよう!子供が伸びる『良い褒め方』

「すごいね!」「偉いね!」とワンパターンに口先だけで褒めても何の効果もありません。むしろ親子関係がしらけるだけかもしれません。

どうせなら心の底から褒めてあげてください。できることなら今すぐにでも『良い褒め方』を実践してみてください。

ここぞという時に褒める

なんでもかんでも褒めるのではなく、ここぞという時に褒めるように心がけましょう。

例えば、「積み重ねた努力の成果が実った時」や、「がんばって苦手な食べ物を食べることができた時」、「いつも習い事中にできなくて悔し涙を流してしまうのに、泣かないで終えた時」など、普段からがんばっていてもここぞという時に褒めたたえてあげましょう。

子供をきちんと見ているならば、どのタイミングかはきっと判断できるはずです。

認める褒め方をする

「すごいね!」「偉いね!」というワンパターンの褒め方ではなく、「キレイにお片付けできてるね。」「ちゃんと残さず○○も食べたんだね。」というように子供の行動を認める具体的な声掛けをしましょう。

あなたをきちんと見ているよ、という証拠であり、褒められた子供は自信を持つようになります。

結果ではなく、過程を褒める

すばらしい結果をとることは親としても嬉しいですが、その結果を褒めるのではなく結果を出すための過程を褒めてあげましょう。

やり抜く力や努力といった本人次第のコントロールによって導くことができることを褒めるのです。

「一生懸命毎日練習した成果が出たよね。」「毎日ドリルをがんばってやった意味があったね。さすが!」というように結果ではなくその過程を褒めて、この先のやる気につなげましょう。

具体的に褒める

「すごいね!」「偉いね!」というマンネリな褒め方ではなく、実況中継のように具体的に褒めてみましょう。

「落ちてたゴミを拾ってくれたのね、ありがとう。」「お料理運んでくれてママ助かるわ~。」「お野菜全部食べれたじゃん、すごーい。」など、目で見たそのままを具体的に実況中継するのです。

見たままの行動を褒めれば良いので、難しく考える必要はなくなりますね。

もしかしたらやっているかも?!子供が伸び悩む『悪い褒め方』

褒めることに悪い褒め方ってあるの?と思った方、もしかしたら『悪い褒め方』をしているかもしれませんよ。今すぐチェックして、『褒め方』の考えを変えてみましょう。

なんでも褒める

大したことではないことで褒めすぎると感覚が麻痺してしまい、褒め言葉が当たり前になってしまいます。「すごいね!」「偉いね!」を連呼しているとまるで社交辞令のようになってしまい、本当に褒めてあげたい時に効力がなくなってしまいます。

褒められるハードルが低いと、褒め言葉がうさん臭く感じられ信頼関係にまで影響を及ぼしかねません。適当な褒め言葉はNGです。

人と比べる

「△△ちゃんよりもできたね!」「○○ちゃんよりすごいね!」と人と比べて褒めるのをやめましょう。次のやる気へとつながれば良いのですが、長い目で見たらあまり良い褒め方ではありません。

「次もその子よりもできなくてはならない。」という気持ちになり、次はもっとがんばらなければならないというプレッシャーになる可能性があるのです。

また、友達の良い所を認めたり、成功を喜ぶことができなくなり劣等感や妬みの気持ちが芽生える可能性があります。

比べるならば「一ヶ月前は2回しかできなかったのに、今は5回もできるなんて上手になったね。」というように、過去のその子自身と比べるようにしましょう。

条件付きで褒める

「一位をとって偉いね!」「100点とれるなんてさすがね!」というように、すばらしい結果に対して褒めることをすると、その結果に価値があって褒められると思い、「一位以外をとったらダメなんだ。」「100点以外は意味がない。」と思うようになるかもしれません。

親としても「○○だからスゴイ!」と条件付きでほめてしまうと、そうではない時に褒める材料がなくなってしまいます。すばらしい結果のみを褒めるのではなく、子供がその結果につながる行動をしたことを褒めてあげましょう。

その時の感情で褒める

同じことをしても、昨日は褒められて今日は褒められないなどのムラがあると、子供は困惑してしまいます。あれ?あれ?と思いながら、親の顔色をうかがって行動するようになる可能性があるのです。

その場の感情で褒めたりそうでなかったりと、気づかないで行っている方も多いでしょう。褒める基準をきちんと決めておき、適当な褒め方はしないようにしましょう。

子供の健やかな成長を育むために心を込めて褒めよう

褒めて育てることは、叱らないことではありません。叱るべき場面では叱り、褒めるべき場面では褒める、どちらも心を込めて行うべきです。

子供は親が自分を見てくれているかどうか本能的にわかるものです。叱る時も褒める時も心を込めて行えば子供への愛情が伝わり、親の言葉を素直に受け入れることができるようになります。

子供を褒める時は片手間に行わず、真正面に向き合い心を込めて愛情たっぷりに褒めてあげましょう。愛情たっぷりに褒めて育てられた子供は、心身共に健やかに成長するに違いありません。

もちろん『良い褒め方』で実践してみてくださいね。

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ライター:はるか

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